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ムサイは腹立たしい!

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 買いそびれていた『THE BIG ISSUE』の63号を購入。

 この号はほしかったんだけど、年末に買いそびれて、年が明けたらいつも買う販売員が変わってて……という感じでそのまま来てた。

 これに載るインタビューはなかなか面白いのが多いんだよね。

 この号の表紙はシャアとガンダムなんだよ。

 つまり、ガンダムがらみのインタビューがあると。

 まあ例えばソレ系の雑誌なんか読んだらそういうインタビューとか腐るほどあるんだろうけど、私は読まないので。

 インタビューは(ファースト)ガンダムの監督、富野由悠季氏。

 ある世代には「神」とも言える存在。

 しかし私はよく知らないんだよね。

 ひょっとしたらマニアさんたちには聞き飽きた話なのかもしれないけど、このインタビューはとても興味深かった。

「ファーストガンダムは、あくまでもスポンサーであるオモチャ屋の宣伝番組。最初からリアルな戦争や人間ドラマを描こうなんて、100%考えていません」

 との富野監督の第一声から始まるインタビューは、とても面白かった。

「僕の理想からすれば、デザインは最低でも『スターウォーズ』か『2001年宇宙の旅』。なのに、ガンダムでは船の形をしたホワイトベースが宇宙空間に浮かぶ。そんなの、僕にとっては許しがたい暴挙なんです。ムサイなんか、もう本当に腹立たしい。冗談じゃないよ、こんなもん世に出せるか!って。……」

「あー大衆とかオモチャ屋に迎合するっていうのはこういうことか、大衆娯楽なんていうのはこんなレベルなのか、ほんとに嫌だよね、と思ったのが僕にとってのファーストガンダムだったんです」

 なんてセリフには、ただただ「へえええええ」と。

「メガヒットした後からだと、なにか制作現場に新しいロボットアニメをつくろうという熱気があったようにいわれるけど、そんなのは一切ありません。実際は30代半ばのいい大人が、なんとかしてオモチャ屋から脱出を図るために、オモチャ屋を適役のジオン公国に見立てて、彼らを黙らせるために1つひとつ手を打ちながら、口出しできないまでにリアルなフィクションワールドを成立させていった。ただ、それだけのことです」

 とはいいつつ、

「こちらが紙芝居のような陳腐な物語と思っていても、どうしても騙されて観てしまう子供たちはたくさんいるんです。それなら、騙されて見る子供たちに、せめておもしろいとか、タメになるお話はつくって見せたい。……」

「僕は個性を全否定するんです。いきがって好きだけで作品をつくるなと。世の中には1つの個性だけでつくって許される才能というものがあるんだ。それは天才だけなんだって。どだい自分の世界観なんてたかがしれている。自分1人の個性だけでつくったような映画はその時代だけで終わる。ファーストガンダムから、僕はそういうことを教えられました」

 なんて話になっていく。

 このインタビューだけで200円の価値アリだ。

 町で販売員を見たら、買ってみ。

 ファーストガンダムを作った当時、富野監督は37歳だったのだと。

 うーむ……。

突然食いたくなったものリスト:

  • 純情屋の焼きラーメン

本日のBGM:
艶姿 /東京エスムジカ


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コメント(1)

ぴっけ :

ガンダムは、長じてた私にとって、ニュータイプが、新鮮でした。
37歳だったら、充分にオッサンですね。
「王立宇宙軍 オネアミスの翼」の例を取るまでもなく。

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このページは、hietaroが2007年5月17日 00:31に書いたブログ記事です。

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