麺屋花星@尼崎市
名前だけは何度か聞いていて、ポジティブな印象のあった店。
これまでも何度かツアーの候補に挙がったもののなかなか行く機会がなく、この日、やっと行くことができた。
夜で、しかもたまたま店に向かった前後の数時間だけ大雨。(T-T) そのおかげでちょっと迷ったのだけども、まあそれは運が悪かっただけだろう。

麺屋花星@尼崎市
入ってすぐに感じたのは「床がヌルヌル」ってこと。雨が降ってたことも関係するのかもしれない。まあラーメン屋では珍しくないことなんだけど、佇まいのこざっぱりさとのアンバランスで、妙に印象に残っている。
この店の標準の味はしお味としょうゆ味で、みそラーメンもちょこっとある。
店内に貼ってあった雑誌?の記事を参考に、鶏そば(¥850)を頼んだ。鶏そばはしお味しかない。
ちなみに標準のらーめんはしお味、しょうゆ味ともに¥650。

鶏そば(¥850)@麺屋花星
具はネギ、もやし、煮玉子、かまぼこ、蒸し鶏。
麺はやや細めのストレート。
スープは鶏を中心とした動物系と魚介系のWスープっぽい。
数年前から関西でも一大潮流となった「Wスープ」というのは、動物系のスープと魚介系のスープを別々にとり客に出すときに合わせるというもので、動物系と魚介系の材料を同じ鍋に入れて作るのとは違う。
こうするとそれぞれのスープのエッジが立つというか、それぞれの主張がはっきりと出て、味や風味にメリハリが出る。
おそらくこの店のスープもそうだと思うけど、確信はもてない。貧弱舌なので。(^^;
丁寧に作られたラーメンだというのはよくわかる。
スープの味がそうだし、蒸し鶏もいい感じね。関西では案外使われないかまぼこも、悪くないバランス。
ただ、インパクトがなさ過ぎる。いや、アクセントと言うべきだな。引っかかりがないのだ。
塩ラーメンというのは香りと麺で食うものだと思ってる。
このラーメンはフシ系の香りがまず飛び込んできて心地いい。鶏中心のスープもうまく取れていて味がしっかりしている。丸鶏を使ってるのは好みが別れるところかもしれない。塩加減ははじめ「ちょっと物足りないか?」と思うくらいで、これまたちょうどいい。
ここまではなかなかの塩ラーメンなんだけども、うーん……。

鶏そば近影
「ちょっと物足りない」が最後まで続くというのはちょいとやりすぎ。(^^;
塩ラーメンがそこまであっさりでOKなのは、もちろんラーメン全体のバランスが整っての話。つまり麺や具がしっかりしてないとダメってこと。それじゃ単なる「変な具の入った薄味のスープ」になってしまう。
ここの麺はその意味では力が足りず、とても残念。
店側の「飽きのこない味を」という姿勢はよく伝わってくるのだけども、これだと記憶にすら残らないかも。
麺がもう少しよくて、具(肉類)に1つでもちょっとしたアクセントを感じさせるものがあればいいんだけどなあ。
……まあこれは鶏そばを頼んじゃったから余計に感じることだろうとは思うけども。でも蒸し鶏だって、中華で凄い歯ごたえがいいやつってあるじゃない。ああいうのだったらそれだけでかなり印象は変わるんだけどなあ。(ここの主人は中華もかじったことがあるそうだし)
まあ当然、しっかりした麺なら何でもいいというわけじゃない。このスープに麺哲の麺なんて入れても今度は麺が勝ちすぎてダメだろうし。
要はバランスなのだ。やっぱり。
いいスープなのに、惜しいなあ。
メニューにはつけ麺(¥850)もあるんだけども、同じ麺なのかな。
つけ麺があるってことはそこそこ麺に自信があるってことだと思うんだけども、もしこの麺でつけ麺だと、どうなんだろうな。美味しいかもしれんが、過度の期待は禁物だろうなあ。
次行く時は塩らーめん(¥650)、もしその次があるならつけ麺(¥850)だろうか。
余談ながら。
一緒に行ったQ氏によると、この店で妙に気になったのが、床のヌルヌルともうひとつ、店主の「すみません」という言葉だそうだ。
「ありがとう」の代わりに「すみません」と言う人、いるね。
謙虚なのはわかるけど、やっぱり「ありがとう」は「ありがとう」という方がいいのではないか、というね。
わかるなあ。
……といっても私自身は後でQ氏に言われるまで気づいてなかったけどね。先に言われてたら気になって仕方がなかったと思う。(^^;
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これは立花のやつか?
そうそう。あれ。