Is it a Sony?
ソニーの株価、年初来安値を更新……。
例のリチウムイオン電池の回収コストと、PS3発売価格の引き下げ&ヨーロッパでの発売開始延期あたりが原因とのこと。
いやマジでヤバいちゃうか、ソニー。
PS3はソニー本体にとっても最重要の戦略商品だ。単なるゲーム機ではなく、リビングの中心に据える機器として、お茶の間でゲームや映画、音楽をインターネットからダウンロードして楽しむというAV(音響・映像)戦略の「要」の役割を期待している。 : ソニー本体は19年3月期にゲーム部門で約1000億円の赤字を見込む。外資系証券アナリストの多くもPS3にかかるコストを1台あたり700~800ドル程度と推定。つまり、PS3はもともと「赤字覚悟」で発売する商品だ。販売が軌道に乗ってソフトが売れ、期待通り「リビングの中心」に育ってこそ投資を回収できる。 : |
↑は値下げを発表した時の記事ね。
その時に私は「ピピンアットマークを思い出す」って書いたけども、もちょっと書いておこうかと。
単なるゲーム機ではなく、リビングの中心に据える機器として、お茶の間でゲームや映画、音楽をインターネットからダウンロードして楽しむというAV(音響・映像)戦略の「要」の役割を期待している。
こういうね、「●●の枠を超えた、リビングの中心機器」的なものを目指して、どれだけの商品が砕け散ってきたことか。
絶対アカンと思う。
そういうものを目指すということは、つまり、ゲームをしない人も買ってしまうようなものを目指すということ。
ゲーム人口は減少してるそうだから、そういう方向を目指したい気持ちはわかる。
でも、絶対アカンと思う。
「いや、例えばPS2が売れたのはDVDが見られたってことも大きいわけだし」
なんてことを言うかもしれない。
それはきっと、その通りだ。
でもね、それとこれとは話が違う。
PS2を買った人の中で
「うーん、今度のPS2、どうしようかな~。え? DVDプレイヤにもなるの? そしたら思い切って」
という人は結構いただろう。実際にその頃、DVDプレイヤはまだ普及してなかったし。
でも、
「別にゲームはやらんけど、DVDプレイヤとしてPS2を買おう」
と思って買った人が何人いるだろう。
あるいはmp3プレイヤ機能がついているからとauのケータイを選ぶ人はおっても、
「俺、電話としては使わんけど、mp3プレイヤが欲しいし」
なんていってauケータイを買う奴がおるのかと。
単にDVDプレイヤ、mp3プレイヤが欲しい人は、ゲーム(とか電話)とかついてないのをフツーに選びますよ。
DVDプレイヤが欲しいだけなのに、膨大な開発費と不必要に性能の高いMPUやグラフィックチップ代を上乗せされた機械を買うなんて、あり得ない。
つまり、多機能なんていうのはあくまでメインの機能のオマケでしかないのだわ。
これはきっと、PS3だって同じことだよ。
ゲームが不要な人にとって、PS3のゲーム機能は無駄な過剰性能以外の何者でもない。にもかかわらずPS3の値段のほとんどはゲーム機能を実現するためのものなわけだ。
ゲームが不要な人がもしもそういうもの(映画、音楽をインターネットからダウンロードして楽しむ)が欲しくなったら、そういう余分なコストがかかってない単体機能モノを選びますよ。適正な値段のね。
結局、ソニーが描いてみせるPS3の夢はあくまでもメーカー側の傲慢な儲け話にすぎんちゅうわけですわ。
はよ気づけソニー。手遅れになる前に。
突然食いたくなったものリスト:
- 本物のわらび餅
本日のBGM:
Overnight Success /TERI DESARIO
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