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デオキシリボアロマテラピー

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 香水屋さん?とかの宣伝で、「あなたにピッタリのオリジナル香水を調合します」みたいな文句を聞いたりすることがある。

 アロマテラピーだとかなんだとか、いろいろ駆使するんだろうけど。

 でもやっぱりこの作業の第一段階はその人の体臭を測定するってことなんだよね?

 某K先生のところで話題になってる話。

 どこかで女性天皇を否定する理由として、男系の「万世一系」継承は神武天皇のY遺伝子を継承するためだから、というのを挙げた学者がいたらしい。

 で、K先生は、そういうところに科学を持ってくるのは反則だろう、と。

 天皇家の「万世一系」自体が物語に過ぎないのだから、それをY遺伝子のようなものを持ち出してしまうと、問題を物語から科学に下ろしてこなくちゃ行けなくなって、そうなると困るのは言いだした当の本人だろう、というオハナシ。

 確かにそのとおり。

 ただ、私はこの学者が「これまで、そしてこれから」の話の始点として「神武天皇」を持ち出したのはマヌケだったというのは確かにそうだとしても、「これから」の話としての「万世一系」、そして「Y遺伝子」であれば、それはそれで効果ありなのかも、と。

 「万世一系」が物語だってのはK先生の言うとおり。

 わかりやすい南北朝の話なんてのは典型だし、より「正統」を求めるなら後醍醐天皇から連なる 南朝 → 後南朝 → 熊沢天皇 が、北朝系統の現皇室に比べてまさに「天皇適格者」なわけだが、世論は彼の血統が本当に「そう」なのかにはほとんど興味は示さなかった。

 いくら彼が現皇室よりも「正統」な血統であったとしても、昨日まで金物屋のオヤジだった人に天皇になられちゃ、国民は困ってしまうわけだ。

 どうして困るんだろう?

 つまり「正統」「血統」なんてのは、結局はあくまで「物語」を補完するための入場整理券にすぎないわけで、なくちゃ困るけれどメインは別のところにあると。

 はっきり言うと、「生まれた時から皇室ってのがあって、みんな皇室として扱っている」という単純かつなし崩し的な事実。

 これこそがメインなんだろうな。

 そしてそれが歴史があり、そして「努力などによってはひっくり返しがたい“血統”という高貴さがある」という「物語」によって補完されている、と。

 一旦それを受け入れてしまえば、理由はあくまで「安心」の材料にすぎないわけね。

 で、「Y遺伝子」の話だけど、結局今ある「物語」(現天皇制)を受け入れている人にとっては、「Y遺伝子」もまたこれからの「物語」を補完する材料にすぎないわけですな。これが(既に受け入れてしまっている)過去のことについてはあまり関係がない。

 K先生が仰ることは論理的には正しいけれど、これを受け入れようとする人たちの心情は、そういう論理性とはまったく別のところにある、と。

 だから「Y遺伝子」を持ち出した誰かさんの「神武天皇」の物語もまた、普通にこの現状を受け入れている人にとっては「どっちでもいいけど、ちょっと違うよな」という話に過ぎないのよね。「熊沢天皇」と同じく。

 でまあ、自分たちが受け入れた現皇室を、これまでのことはあんまり関係なく、これから維持するために「Y遺伝子」のオハナシは便利なわけで、なら使ってもいいかな、ということなんじゃないかなあ。

 これまでは確かに「万世一系」は物語だったかもしれないが、これからは本当に万世一系にすることが可能、ってことでね。

 皇室といえば、現在の若貴抗争は、皇太子・秋篠宮の代理戦争か!? とか……。

 いやいや単なる冗談ですので、そんなに熱くならないでお願い。

 なんだろね、F-1。

 とほほのほ。

突然食いたくなったものリスト:

  • トマト(青じそドレッシング)

本日のBGM:
Dr.Siegel's Fried Egg Shooting Machine /FRIED EGG

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このページは、hietaroが2005年6月14日 01:43に書いたブログ記事です。

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