関西つけ麺史を作ろう! メモ


今まで寄せられている情報を暫定的にメモにしてみました。
順次更新予定。
ver.012 (2011/07/29)

引き続き情報をお寄せ下さい!

表の説明:
【区分】欄
「メ」はメニュー確認。この時期にメニューがあったことは確認されている。いつ頃からなのか不明(なので情報が欲しい)。
「雑」は雑誌で紹介された。
「開」は開店。
【ひや/あつ】欄
ひや=H、あつ=A。順番は「麺/つけ汁」。
情報提供者名はとりあえず略します。


月日
メニュー
ひや/あつ
麺上トッピング
自家製麺
備考
雑誌・書籍
1952
以前
大貫本店(1912開店) 冷麺(つけ麺) HH 1952年に神戸から尼崎に移転。現存最古のラーメン店。冷麺(つけ麺)は夏季限定。尼崎への移転以前からのメニューだがいつからあったかは今ではもうわからない……とのこと。
なお、移転した年(1952年)からサイタンメン(タンメンを自家製ポン酢につけて食べる。あつひや)の提供を開始している。
1957 大貫本店(1912開店) サイタンメン(つけ麺)
エビ天タンメン(つけ麺)
AH 移転後に2代目(先々代)が始めた。エビ天タンメンはサイタンメンにエビ天、メンマの天ぷらを乗せたもので、同時期に提供を開始している。サイタンメンは「菜湯麺」と書き、スープに醤油を使わない。味はかなり薄く、タンメンの具や麺を自家製ポン酢につけて食べる。発想は鍋物からとのこと。
1973 北京料理 王府 ロイヤルホテル店(2006年閉店) 王府麺 AA × 「王府麺」は王府の名物だった。つけ汁が3種ついてきて、大皿から麺を取り分けて食べる。『ラーメンのおいしい店200軒』(1999/01/01)ではひらのまち店(1979開店)の「王府麺」を紹介しており、価格は「昼¥1000、夜¥1200」。
「王府麺」をつけ麺と考えるなら、関西で初めてつけ麺を出したのはここか。
 
1991 マリオ 釜揚げラーメン AA 現まりお流ラーメン。移転前。  
1995 04/30 剛力(1993開店) つけ麺¥750 HA 『ぴあMOOK本当においしい店1 ラーメン101店』(ぴあ/1995/07/10発行 1995/04/30現在)掲載
開店年は『ぴあランキン'グルメ シリーズ2』より
 
1995 つるめん本店 つけめん¥480 HA ×(きざみ海苔のみ) 「関西初のつけ麺専門店」(『関西ウォーカー』)
「従業員に中野大勝軒に居た中国人の従業員が働いていた」との証言
 
1997 山長(1996開店) ひら麺冷¥600 HH × ※「ひら麺(冷)は創業からありましたよ」と女将からの言葉アリ(PAPUAさん)。

ひら麺は夏限定のため、少なくとも1997年夏には提供を開始していたもよう。山長は1996年のいつ頃開店したんだろう?
1997 07/10発行     剛力ラーメン(つけ麺¥750) 『ぴあMOOK本当においしい店1 ラーメン101店』(ぴあ/1995/07/10発行 1995/04/30現在)
紹介101店中、つけ麺の紹介はこの1店のみ。写真はなく、その他メニューとして文字のみ。
1996 らーめん風土記 ごまだれつけめん¥880 HH
1996 ニンニクげんこつラーメン花月(2001年閉店) 和風つけ麺¥620
1997 1/15 ちりめん亭(1994開店) 和風ざるらーめん¥450 HH 開店年は『ぴあランキン'グルメ シリーズ2』より
「スープ割りがなかった」との証言
 
1997 3/25発行     剛力ラーメン(ホンシャブつけめん¥750)、
王府 ひらのまち(王府麺¥1200)
ちりめん亭長居店(和風ざるらーめん¥450)
『ぴあランキン'グルメ シリーズ2』(ぴあ/1997/03/25 1997/01/15現在)。
つけ麺の紹介はこの3店のみ。
1997 12/24発行     つるめん本店(ツケダレラーメン¥480) 『うまラーメン関西版』(1997/12/24)
つけ麺はつるめん本店の1店のみ。
1998 09/30 らーめんランド彦根店 しょうゆつけ麺¥650   『ラーメンポッポッ』(1998/11/05発行 1998/09/30現在) 掲載  
1998 09/30 力雅(1986開店1994改装) 風流ざるラーメン¥700 HH 『ラーメンポッポッ』(1998/11/05発行 1998/09/30現在) 掲載
開店年は『ぴあランキン'グルメ シリーズ2』より
 
1998 11/05発行     力雅(ざるラーメン¥700)、
ちりめん亭長居店(和風ざるらーめん¥470)、
らーめんランド彦根店(しょうゆつけ麺¥650)
『ラーメンポッポッ』(1998/11/05発行 1998/09/30現在)
1999 1/1発行  
北京料理 王府(王府麺 昼は¥1000、夜は¥1200)、
つるめん本店(味付け玉子入りつけだれラーメン¥530)
『ラーメンのおいしい店200軒』(成美堂出版/1999/01/01発行 1999/10現在)
つけめんは2店のみ。
1999 9月19日 純情屋 つけ麺¥550 HA
1999 10/26発行 『KANSAI1週間』(1999/10/26)「突撃!うまいラーメン100店」
つけめんの記述なし。
『KANSAI1週間』(1999/10/26)「突撃!うまいラーメン100店」
つけめんの記述なし。
1999 10/30発行     山長(ひらめん¥600)、
つるめん(つけめん¥580、特製つけめん¥1000)、
力雅(ざるラーメン¥700)
『らーめん大好きMINI』(日本出版社/1999/10/30発行 1999/08/31現在)。つるめんは「自家製、中太ストレート」
2000 1月27日 ほんまの老麺屋 つけ麺¥680 HA
2000 熊五郎(1970開店) ごまだれつけめん¥530
2000 7~8月 月光仮面(1994開店) ほうれんそう麺もりそば¥600 『うまラーメン関西版 改訂版』(2000/09/30)掲載
『関西激うまラーメン』(2003/01発行 2002/08現在)掲載
「麺にホウレン草を混ぜこんだもりそばがあり、ゴマ風味のつけダレはクセになる味だ。」
2000 09/30発行     月光仮面(ほうれんそう麺もりそば¥600)、
山長(ひらめん(冷)¥650)
『うまラーメン関西版 改訂版』(2000/09/30)
つけ麺はこの2店のみ。オリジナル版(『うまラーメン関西版』(1997/12/24))に掲載されていたつるめん本店@鶴橋は掲載されず。
2000 11/20発行 『伝説のラーメン』(2000/11/20発行 2000/09/01現在)
紹介132店中、つけ麺はなし。
『伝説のラーメン』(2000/11/20発行 2000/09/01現在)
紹介132店中、つけ麺はなし。
2001 4月2日 西宮大勝軒 特製もりそば¥600 HA × 「關西にとつては黒船襲来の樣なもの」
豚骨魚介についてココがポイントだとの指摘。「最初のポイントはここだと思います。しかしながらフォロワーが無く孤軍奮闘の状態にあり流行の火付け役とまではいかなかった感は否めず」
 
2001 6月 あじゅち屋(1999.11.01開店) HA ○(ゆで玉子、きざみ海苔) いつ頃からつけ麺¥650を提供しだしたか不明。
2001/06に訪問した時にあったという証言あり。 『伝説のラーメン』(2000/11/20発行 2000/09/01現在)にはまだつけ麺の記述なし。
2000/09~2001/06の間に提供を開始した?
 
2001 8月1日 秀次郎 -- -- -- --
2001 8月4日 辛来人(からくり) つけ麺レギュラー¥780 HH ○(蒸し豚、キュウリ、キャベツ、ネギ、パプリカ、ごま) 広島風つけ麺の店。メニューはつけ麺のみ。
京都初のつけ麺専門店かも?
関西で初めて広島風つけ麺を出した店かも?
⇒広島風つけ麺はもっと早く出していた店があったという証言有り
関西初のつけ麺のみの店かも?
 
2002 3月1日 秀一らあめん つけ麺¥600 HA つけ麺は少なくとも6月26日には存在を確認。開店当初は太陽製麺の麺を使用、5月には自家製麺となっていた模様。  
2002 4月6日 麺乃家 つけ麺¥700 『週刊現代』2002/07/13「うまいつけ麺東西ベスト30」掲載。
開店当初からつけ麺を提供していた模様。「特注の太麺」(同書)。
2005年7月から自家製麺開始。同年12月から黒豆つけめん提供開始。
 
2002 4月30日 満月西宮店 ざるらーめん(醤油ダレ、味噌ダレ¥750) HH 『あまから手帖』「ヘンコツラーメン」(2003.03)掲載
東京赤羽「満月」の二代目と義弟夫婦による。青竹打ち麺
 
2002 5月1日 楼蘭 つけ麺¥700 『週刊現代』2002/07/13「うまいつけ麺東西ベスト30」掲載。
開店から間もない時期につけ麺の提供を開始していた模様。
『関西激うまラーメン』(2003/01発行 2002/08現在)掲載
「関西では珍しいつけ麺もある。ラーメンと同じベースを使うつけ汁が美味。」
 
2002 5/14号 『関西一週間』「ラーメン大賞」つけめん部門無し
2002 5月24日 味濱家 つけ麺¥700 「兵庫県内の店でつけ麺系がよく話題になるのは、西宮の大勝軒と手打ラーメン満月、そしてこの味濱家です」(かもねぎさんサイト)  
2002 6~9月 楼蘭 つけ麺
2002 6/25号     西宮大勝軒(「大勝軒」でのエントリー)(もりそば¥600) 『関西ウォーカー』「熱いぜ!ラーメンWalker杯」
予選リーグ 全国有名店の関西進出店グループに「大勝軒」名で西宮大勝軒がエントリー。この号でのつけ麺もやはりここ1軒のみ。
2002 07/13 尾道ラーメンめんくい つけ麺¥600 『週刊現代』2002/07/13「うまいつけ麺東西ベスト30」掲載
2002 07/13 麺飯 つけ麺¥600 牛バラ肉のつけそば¥880 『週刊現代』2002/07/13「うまいつけ麺東西ベスト30」掲載
2002 07/13 小坊主 特製冷麺¥780 『週刊現代』2002/07/13「うまいつけ麺東西ベスト30」掲載
2002 07/13 彩色ラーメンきんせい 冷やし麺¥700 『週刊現代』2002/07/13「うまいつけ麺東西ベスト30」掲載
2002 7/13号  
楼蘭(つけ麺¥700)、
麺乃家(つけ麺¥700)、
尾道ラーメンめんくい(つけ麺¥600)、
麺飯(牛バラ肉のつけそば¥880)、
小坊主(特製冷麺¥780)夏季限定、
ほんまの老麺屋(つけ麺¥680)
純情屋(つけ麺¥550、担々つけ麺¥800)、
秀一らあめん(つけ麺¥600)、
彩色ラーメンきんせい(冷やし麺¥700)、
つる麺(つけめん¥550)
『週刊現代』2002/07/13「うまいつけ麺東西ベスト30」。
関西の選者はPAPUAさん。
関東は東京19店、神奈川1店、関西は大阪10店。
楼蘭、麺乃家は開店当初からつけ麺を提供していた模様。
全国誌で採り上げられることからして、東京では既に黎明期は脱し「雨後の筍」期に突入した頃か。関西ではタマ数がまだ多くなく、黎明期の末期という頃か。
2002 08/20 あじゅち屋 つけ麺¥650 HA 『関西ウォーカー』「真夏のパワフルグルメ四天王が集結だ!!」(2002/08/20号)掲載
『関西激うまラーメン』(2003/01発行 2002/08現在)掲載
「冷水でしめた麺をあたたかいスープでいただく」
2002 08/20 キム商店 冷やし麺¥700 『関西ウォーカー』「真夏のパワフルグルメ四天王が集結だ!!」(2002/08/20号)掲載
この店の詳細不明。
2002 08/31 本黒門らーめん 黒小麦つけめん¥800 『最強のラーメン』(2002/08/31現在)巻頭につけ麺特集掲載
「関西では珍しい塩つけ麺として紹介。写真も掲載されている。
2002 8/20号     大勝軒西宮店(特製もりそば¥600)、
つる麺(つけ麺¥550)、
あじゅち屋(つけ麺¥650)、
キム商店(つけ麺¥600)、
辛来人蛸薬師本店(つけ麺レギュラー¥780)
『関西ウォーカー』「真夏のパワフルグルメ四天王が集結だ!!」(2002/08/20号)
「冷麺」枠でつけ麺紹介(「冷麺」枠では他に冷やしラーメンと人気アジアン麺が特集)。「スープも麺も個性派ぞろい!!ついにつけ麺ブームがやって来た!! 東京や広島で人気のつけ麺が、関西でもジワジワと浸透中!今までにない麺のツルツル感と濃厚でアツアツのつけダレで、味にうるさい関西人の舌をも魅了するつけ麺の名店はココだ!!」現状確認できる雑誌での関西で初めてのつけ麺特集か?
2002 8月 龍旗信(2001.01.20開店) 龍旗信つけ麺¥800 HA × 『関西激うまラーメン』(2003/01発行 2002/08現在)
「冷たい麺を温かいスープにつけて食べる塩つけ麺がルーキーとして参入。」とあるので、この頃に提供を始めたのではないか。
『ラーメン3/4×100』(京阪神エルマガジン社 2002/11発行)掲載
2002 9月22日 京都百年屋 つけ麺 HA 熊五郎系。庄司氏プロデュース。オープン時からつけ麺をメニューに入れていた。  
2002 11月発行     麺屋 楼蘭(つけめん¥700)(文字のみ)
龍旗信(龍旗信つけ麺¥800)(文字のみ)
山長(ひら麺¥650)(文字のみ)
京都百年屋(和風あっさりつけ麺塩¥700)(小写真)
大勝軒(特製もりそば¥600)(メイン)
あじゅち屋(つけ麺¥650)(小写真)
『ラーメン3/4×100』(京阪神エルマガジン社 2002/11発行)
2002 12月16日発行     いちばん(中華ざる(つけ麺)¥550)文字のみ
京都百年屋(つけ麺 塩 名古屋コーチン煮たまごのせ¥800、つけ麺(醤油)¥700)メイン写真
『京都ラーメン物語』(京都新聞出版センター 2002/12/16発行)
掲載80軒中、つけ麺は2店。いちばんの中華ざるはおそらくざるラーメン。
2003 1/1発行     あじゅち屋(あじゅち屋つけ麺¥650)、
本黒門らーめん(黒小麦つけめん¥800「関西では珍しい塩つけ麺」)、
純情屋(つけ麺¥550)、
西宮大勝軒(特製盛りそば¥600)、
ほんまの老麺屋(付チャーシュー¥800)
『最強のラーメン』(2002/08/31現在)巻頭につけ麺特集
2003 1月発行     麺屋楼蘭
月光仮面
龍旗信
紀州和歌山ラーメン あじゅち屋(つけ麺¥650)
大勝軒(特製もりそば¥600)
『関西激うまラーメン』(昭文社 2003/01発行 2002/08現在)
つけ麺が載っているのは5店。うち写真付きでその店のメインとして紹介されているのは大勝軒のみ。
2003 3月号     満月(ネギ肉ざるらーめん[醤油ダレ]¥830) 『あまから手帖』「ヘンコツラーメン」。
つけ麺の紹介は満月のみ
2003 4月5日 魔法堂 道頓堀店 付け麺¥700 『噂のラーメン 関西版2004』(2003/09/30)掲載  
2003 4月16日 ラーメンみなとや 冷やしつけ麺¥500 『噂のラーメン 関西版2004』(2003/09/30)掲載  
2003 4月28日 玄麦らーめん亜門 せいろらーめん¥800、鴨せいろらーめん¥1000 石臼挽きそばの店「春知」オーナーによる店。
『週刊ポスト』2003/08/15「激うま!つけ麺の名店30」掲載
『噂のラーメン 関西版2004』(2003/09/30)掲載
 
2003 4月16日 東池袋大阪大勝軒 HA ×
2003 5/27号   大勝軒西宮店(の名称で掲載) 『神戸ウォーカー』
つけ麺部門がある。グランプリは大勝軒西宮店(の名称で掲載)。 関西情報誌のランキング企画でつけ麺が独立部門化されたのはこれが最古か? しかしながらエントリーは「大勝軒西宮店」1軒のみでグランプリもヘッタクレも無い状態。 2003年現在の阪神間のつけ麺事情を映し出しているといえる。
2003 6月9日 麺屋其の一 つけ麺¥800 『噂のラーメン 関西版2004』(2003/09/30)掲載
2003 6月24日 らーめん屋段七 太平つけ麺¥700 『噂のラーメン 関西版2004』(2003/09/30)掲載
2003 06/24 らぁ麺屋 一之助(2003.02.23開店)         『関西一週間』「スクープ!夏ラーメン」(2003/06/24号)掲載。
旧「千里熊五郎」千里中央店がリニューアル
 
2003 06/24 ペギィ・スゥ(2002.12.02開店)         『関西一週間』「スクープ!夏ラーメン」(2003/06/24号)掲載。  
2003 06/24 らーめん海老蔵(2002.09.20開店)         『関西一週間』「スクープ!夏ラーメン」(2003/06/24号)掲載。  
2003 6/24号     一之助、ペギィスゥ(高麗橋)、秀一、海老蔵 『関西一週間』「スクープ!夏ラーメン」
ラーメン大賞の企画はこの年は無く1年開けてから再企画。
2003 7月11日 麺乃家 ひやあつ十八番 HA × ○(2005/07より自家製麺) 提供開始時期は未確認。  
2003 8/15号  
麺乃家(ひやあつ十八番¥700、ひやあつ十六番¥700)、
玄麦らーめん亜門(せいろらーめん¥800、鴨せいろらーめん¥1000)
楼蘭(柚子塩つけ麺味玉入り¥850、醤油つけ麺¥700)
龍旗信(塩つけ麺¥800)
純情屋(つけ麺¥550、担々つけ麺¥800)
辛来人(つけから麺¥780)
大勝軒(特製盛りそば¥650)
『週刊ポスト』2003/08/15「激うま!つけ麺の名店30」
2003 7月11日 麺乃家 ひやあつ十八番 HA × ○(2005/07より自家製麺) 提供開始時期は未確認。  
2003 8月 じゃんまるらーめん(2002.11.01開店) つけ麺¥700       『噂のラーメン 関西版2004』(2003/09/30 2003/08現在)掲載  
2003 8月 らーめん わんや(2001年開店) つけ麺¥550       『噂のラーメン 関西版2004』(2003/09/30 2003/08現在)掲載  
2003 8月 芦屋らーめん庵(1987開店) つけ麺 『噂のラーメン 関西版2004』(2003/09/30 2003/08現在)掲載
開店年は『ぴあランキン'グルメ シリーズ2』より。
『伝説のラーメン』(2000/11/20発行 2000/09/01現在)にはまだつけ麺の記述なし。
2003 9/30号     龍旗信(龍旗信つけ麺(塩)¥800)、
麺乃家(ひやあつ18番¥700)、
芦屋らーめん庵(つけめん¥700)、
らーめん屋段七(太平つけ麺¥700)、
麺屋其の一(つけ麺¥800)、
玄麦らーめん亜門(せいろらーめん¥800)、
ラーメンみなとや(冷やしつけ麺¥500)、
大阪大勝軒(つけ麺¥700)、
魔法堂 道頓堀店(付け麺¥700)、
麺屋楼蘭(つけ麺¥700)、
麺飯(牛バラ煮込みのつけそば¥880)、
月光仮面(もりそば(夏季限定)¥600)、
らーめん わんや(つけ麺¥550)、
あじゅち屋(つけ麺¥650)、
じゃんまるらーめん(つけ麺¥700)、
辛来人(つけから麺[レギュラー]¥780)
『噂のラーメン 関西版2004』(2003/09/30 2003/08現在)
『噂のラーメン 関西版』はこの号が最初?
2003 10月16日 麺哲
2004 5月15日 しゃかりき 「京都においてつけ麪を廣めた最大の功勞者」  
2004 5月15日 弥七 つけ麺 ○(半熟煮玉子、チャーシュー、白髪葱)
2004 9月 しゃかりき 限定牛すじつけそば(大¥750、小¥650)
2004 12/14号     大阪大勝軒(ピチピチ麺大賞)、大天徳(弾力太麺賞)、秀一(シコシコ麺賞)、西宮大勝軒(もりそば賞。 なお、「大勝軒」の名で掲載) 『関西一週間』「第1回 カンイチラーメン大賞」(大賞:きんせい)
以後は最終回の第6回(09年)まで毎年つけめん部門が設定されている。
2005 しゃかりき つけ麺
2005 5月23日 麺屋ちぇり~亭 つけ麺¥750 『関西ウォーカー』2006/02/14(No.4)「真冬にうなるうまいラーメン300杯」掲載。  
2005 12月 虎一番(2001開店?) つけ麺¥850 『あまから手帖』2005.12「変革のラーメン」掲載
2005 12月 麺屋○竹(2002.11開店) つけそば¥900 『あまから手帖』2005.12「変革のラーメン」掲載
2005 12月 カドヤ食堂(2001.11.06開店) 特製つけそば¥750 『あまから手帖』2005.12「変革のラーメン」掲載
2005 12月号     きんせい(特製つけ麺¥750)、麺屋○竹(つけそば¥900)、麺乃家(ひやあつ十八番¥700)、弥七(つけ麺¥800)、虎一番(つけ麺¥850)、カドヤ食堂(特製つけそば¥750) 『あまから手帖』「変革のラーメン」
紹介25軒中、つけ麺がメニューに入っているのはこの6店。うち写真入りで紹介されているのはきんせいとカドヤ食堂の2店。
2006 2月1日 高倉二条
2006 2月14日号 麺哲、カドヤ食堂、しゃかりき、麺乃家、麺屋ちぇり~亭(2005/05/23開店)、西宮 大勝軒、大阪大勝軒、ほんまの老麺屋、純情屋   麺哲(醤油ばかつけめん¥1000)、
カドヤ食堂(特製つけそば¥750)、
しゃかりき(つけそば(味噌)¥750)、
麺乃家(黒豆つけめん¥800)、
麺屋ちぇり~亭(つけ麺¥750)、
西宮 大勝軒(もりそば¥650)、
大阪大勝軒(つけ麺¥750)、
ほんまの老麺屋(つけチャーシュー麺¥800)、
純情屋(担々つけ麺¥800)
『関西ウォーカー』2006/02/14(No.4)「真冬にうなるうまいラーメン300杯」。この号は通巻300号を記念した特大号。
つけ麺が紹介されている9店のうち麺哲、カドヤ食堂、しゃかりきの3店は複数のメニューが紹介されている中につけ麺も紹介されている。他の6店はつけ麺のみの紹介。
2006 9月1日 玉五郎
2007 3月20日 東池袋大勝軒(東京) この前後、全国にニュースが伝えられつけ麺の知名度は格段に上がった。
2009 12月9日号 『最新ラーメンの本 2010 関西版』(交通タイムス社/2009/12/09発行/2009/10/09現在)
石山勇人監修ラーメン本の関西版第1号。紹介101店舗中、つけ麺が紹介されている店は59店(うち写真入47店、文字のみ12店)。新店中心の編集とはいえつけ麺をラインナップに入れている店が約6割。「完全に定着した」といい得るだろう。「今、業界を席巻するのはつけ麺」との記述も。
『最新ラーメンの本 2010 関西版』(交通タイムス社/2009/12/09発行/2009/10/09現在)
石山勇人監修ラーメン本の関西版第1号。紹介101店舗中、つけ麺が紹介されている店は59店(うち写真入47店、文字のみ12店)。新店中心の編集とはいえつけ麺をラインナップに入れている店が約6割。「完全に定着した」といい得るだろう。「今、業界を席巻するのはつけ麺」との記述も。


PAPUAさんによる、2006年頃のつけ麺提供状況。
▼は閉店した店。

●▼「あじゅちゃ」@神戸市東灘区 ひや・あつ「つけ麺」
●▼「亜門」@大阪市中央区谷町六丁目 ひや・あつ「せいろらーめん」「鴨せいろらーめん」: ひや・ひや「冷やし鴨せいろ」
●らぁ麺屋「一之助」@豊中市千里中央 ひや・あつ「つけ麺」(3層麺): ひや・ひや「10番太平つけ麺ひや・ひや」
●▼「海老蔵」@京都府八幡市 ひや・あつ「平打ち坦々つけ麺」
●「カドヤ食堂」@大阪市鶴見区 ひや・ひや季節限定「冷し味噌つけ麺」
●麺屋「花星」@兵庫県尼崎市立花 ひや・ひや「胡麻だれつけ麺」
●▼「辛来人」からくり@京都市中京区 ひや・ひや「つけ辛麺」
●「きんせい」@大阪府高槻市 ひや・ひや「冷やしつけ麺」他
●▼「小坊主」@大阪市天王寺区 ひや・ひやつけ麺風冷麺: あつ・あつ石焼きラーメン
●上方屋「五郎ヱ門」@大阪市福島区JR福島駅 ひや・あつ「つけ麺」他
●「秀一」@大阪府吹田市 ひや・あつ「つけ麺」:「味噌つけ麺」:「しおつけ麺」
●▼「しるそば たか」@大阪市東淀川区 ひや・ひや「中華ざるそば」
●「純情屋」@大阪府大阪狭山市 ひや・あつ「つけ麺各種」
●「ずんどう屋」@兵庫県姫路市 ひや・あつ「つけ麺」(夏季のみ)
●▼麺屋「其の一」大阪市中央区 ひや・あつ「つけ麺」
●「大吾郎商店」大阪市北区 ひや・あつ「つけ麺」
●「大阪大勝軒」大阪市北区 ひや・あつ「つけ麺」: あつ・あつ「あつもり」
●「大勝軒」西宮店兵庫県西宮市 ひや・あつ「つけ麺」: あつ・あつ「あつもり」
●「大貫」本店兵庫県尼崎市 あつ・あつ「海老天そば」元祖つけ麺!?
●「玉五郎」大阪市北区 ひや・あつ「つけ麺」
●「二代目玉五郎」大阪市中央区 ひや・あつ「つけ麺」
●「段七」JR大阪店@大阪市北区 ひや・ひや「10番太平つけ麺ひや・ひや」他
●「段七」JR新大阪店@大阪市淀川区 ひや・ひや「10番太平つけ麺ひや・ひや」他
●「段七」JR三ノ宮店@兵庫県神戸市中央区 ひや・ひや「10番太平つけ麺ひや・ひや」他
●「ちりめん亭」西田邊店・他@大阪市阿倍野区 ひや・あつ「辛味つけ麺」: ひや・ひや「和風ざるら-めん」
●▼「つる麺」@大阪府東大阪市 ひや・あつ「つけ麺」
●「つるめん」@大阪市鶴見区 ひや・あつ「つけそば」
●「虎一番」@兵庫県尼崎市 ひや・あつ「つけ麺」
●「ペギィスゥ」@大阪市中央区高麗橋 ひや・あつ「カレーつけ麺」
●▼京都「百年屋」@京都市JR京都駅南・京都アバンティ ひや・あつ「つけ麺」(醤油・塩): ひや・ひや「10番太平つけ麺ひや・ひや」
●「ラーメン風土記」天王寺ミオ店@大阪市天王寺区 ひや・ひや「ごまだれつけ麺」
●▼「武里音」@大阪市心斎橋筋1-5-2 ひや・ひや「特製冷やしつけ麺」
●▼「ほんまの老麺屋」@大阪府茨木市 ひや・あつ「つけ麺」
●▼手打ちラーメン「満月」@兵庫県西宮市薬師町 ひや・ひや「ネギ肉ざるラーメン」
●「味濱家」神戸本山店 @神戸市東灘区 ひや・あつ「つけ麺」
●「麺哲」@大阪府豊中市 ひや・あつ「つけめん500」
●「麺乃家」@大阪市中央区 ひや・あつ「ひやあつ18番」:「味噌つけ麺16番」
●▼「麺飯」@大阪市中央区 ひや・あつ「つけ麺」
●▼尾道ラーメン「めんくい」@大阪市中央区 ひや・ひや「つけ麺」
●らーめん「弥七」@大阪市北区 ひや・あつ「つけ麺」
●尾道ラーメン「山長」@大阪府守口市 ひや・ひや「ひら麺」
●「幸運(ラッキー)軒」@大阪府堺市 ひや・あつ「つけ麺」
●「力雅」@大阪市都島区 ひや・ひや「風流ざるラーメン」
●「龍旗信」@大阪府堺市石津 ひや・あつ「塩つけ麺」
●「楼蘭」梅田店@大阪市北区 ひや・あつ「つけ麺」
●▼「楼蘭」心斎橋店@大阪市中央区 ひや・あつ「柚子塩つけ麺」
●「若水」@大阪市西区 ひや・ひや「ざるラーメン」



【メモ】

・大貫のエビ天タンメン(つけ麺)の提供開始時期?
⇒1957(昭和32)年。

・山長(96年~)のひら麺の提供開始時期?
⇒1996(平成8)か1997年の夏。

・麺乃家@上本町のつけ麺「ひやあつ十八番」の提供開始時期?

・五大力(2000年~)のつけ麺提供時期?

・「楼蘭」のつけ麺の提供開始時期?
⇒「2002年6月05日の初訪時にはつけ麺はメニューに無く同9月11日の再訪時に食していますのでその間にメニューに載せられたものと考えます」。
⇒『週刊現代』2002/07/13「うまいつけ麺東西ベスト30」(PAPUAさん選定)には記述があるので、6月中には提供が始まっていたと思われる。

・「京都百年屋」(2002年9月22日開店)は開店最初からつけ麺はあった。『近代食堂』に掲載されていた(表紙)東京・大喜の「つけそば」をモチーフに作ったもの。敬意を表して実際に食べに行くと、「つけそば」より「もりそば」の方がうまかった。「もりそば」を参考にして作ったのが千里の一之助のつけ麺。

・神戸プラザホテルに90年代半ばまで「元祖中華つけ麺大王」があったという情報。このチェーン店の運命から考えて、80年代中盤までには出店していたということか。古い話でネット上では確認できそうにない。

・つるめんより早い時期に、鶴見橋商店街で「つけ麺」(見た目はざるラーメン)が盛り上がっていたという証言。中華食堂「つかさ」(既に閉店)の人気メニューで、「店内は勿論、持ち帰りで数人前のつけ麺を持ち帰る人が多数いて、開店40分後には大概売り切れでした」とのこと。「この店の人気に追随しようと周りの店も挙ってつけ麺を出して」いたと。現在もある「ぎょうざや」にはまだメニューにある(商品名は「ざるそば」)のではないかと。
「つかさ」は「今では週に3回なうえに、夏場しか営業してない模様」とのことだけど、食べログでは「閉店」と。

・大阪大勝軒の正式名は「東池袋大阪大勝軒」。まじすか。(上の年表を修正した)

・西宮大勝軒については紹介時期、媒体によって名前が違う。「大勝軒」「大勝軒西宮店」「西宮大勝軒」。どれが正式かという議論もあったそうだが、のれん分けであり支店ではないのだから「大勝軒西宮店」はおかしいというのが通説のようだ。おそらくこういう議論があるのはこの店の看板には「大勝軒」としか書かれていないからなのだろう。おそらく記者が聞いても「どれでもいいよ」みたいな反応だったんじゃないだろうか。これは店で直接聞いてみるのが正解だろうな。
⇒店で直接話を聞いた方の話。
「2001年に大勝軒がオープンした直後、神戸ウォーカーに掲載されることになって、ここの味を確かめに行った時に領収書をもらったら、領収書の店名には、ただ単に「大勝軒」としか書いてなかったんです。
で、…接客担当のおばちゃんに「この店の正確な名前は何ですか?」って聞いたら怪訝な顔で「大勝軒ですけど?」っと、あんた何を聞いてきてんの?馬鹿か?って言われてるみたいな顔してました。
で、私は「いあ、本店は東京ですよね?。だから本店と区別して別の言い方あるんかと思って・・・」と言うと、またまた馬鹿にしたような言い方で「大勝軒西宮店ですけど??」って言われました。
西宮店でいいんですか?って聞き返したら「そうですけど?なんか??」って目茶苦茶不審者に思われてるような雰囲気でした(^^;。
で、神戸ウォーカーや関西ウォーカーやらが「大勝軒西宮店」になってたのは、おばちゃんがそうハッキリ言うてたという流れから西宮店なんですよね(^^;。
ちなみに最近、ネットのラーメンウォーカーを見たら、「西宮 大勝軒」に書き換えられていました。」
やり取りが目に見えるようだ。(^O^) 店側の意識としては店名は「大勝軒」であり、あえて本店と区別するなら……まあどっちでもいいけど……くらいの感覚なのだろうか。とすればなんか、呼ぶ側が勝手に決めてもいいような。(^O^) もしそうならやっぱり「西宮大勝軒」になるだろうな。


・ラーメン屋がつけ麺をやるのか、「いい商材」だからつけ麺専門店をやるのかなど、視点はいろいろあるとのアドバイス。

・「あじゅち屋」「一之助」「ペギィスゥ(高麗橋)」「秀一」「海老蔵」「本黒門らーめん」のつけ麺提供開始時期?
⇒秀一は開店(2002年3月01日)から3ヶ月後(6月26日)のメニュー写真にはつけ麺の名前がある。これも主人に要確認。
⇒『週刊現代』2002/07/13「うまいつけ麺東西ベスト30」でつけ麺が紹介されている。

・「大天徳」は2003年9月初旬開店、つけ麺提供開始は2004年2月頃との情報。

・2004~2005頃には多くの店がつけ麺を扱うようになっていて、この頃以降は「どこが始めた」という話ではなく、どういうものを始めたか|出したかというのが話題になってくる感じ。つまりこの時期には黎明期を脱したということか。

・2001-2002年:黎明期
2003-2004年:「雨後の筍」期
2005-2006年:やっとまともになってきた時期
との意見も。

・「秀次郎」(2001年8月1日開店、2002年8月31日閉店)はラーメン店であり閉店までレギュラーでつけ麺を出したことはなかったが、関西のつけ麺普及のきっかけになった“麺重視”の潮流のきっかけを作った庄司忠臣氏が店長だった。

・『あまから手帖』2003.03は「ヘンコツラーメン」という特集。29軒中、つけ麺が紹介されているのは「満月」のみ(ざるラーメン)。
この号にはかもねぎさん(『兵庫のラーメン屋さん』主宰)、武内真司さん(『京都ラーメンマップ』主宰)、PAPUAさん(『PAPUAの関西ラーメンめぐり!』主宰)の3人の対談が掲載されている。ここでは「最近で流行り」としてWスープ、塩ラーメン、麺重視の流れが話題に。
この対談は「京都百年屋」で行われたが、PAPUAさんが頼んだ「つけ麺」に一同「興味津々の様子」とある。つまりこの時点でラーメンブログを主宰している人たちにとってすらつけ麺は新鮮なメニューだったということだろう。

・「西宮大勝軒」は看板には「つけ麺」の文字だが、メニューは「特製もりそば」(¥600)。自家製麺(池袋大勝軒から小麦粉を取り寄せ)。『ラーメン四分の三×100杯』(2002/12/15)には「もりそばは東京の常識」との記述が。「また、「あつもり」と言う言葉もこれを機会に覚えておきたい。通常麺は冷たいが、温かい状態で出してくれるので、スープが冷めないのだ」とも。
「当時は東京のお店そのままのうどん級の太麺だったらしいが、来る客みんながその太さに戸惑うので現在のように細くなってしまったらしい。」

・『噂のラーメン 関西版2004』(2003/09/30)によると「辛来人」は広島風つけ麺の店。
広島風つけ麺の店としてはおそらく関西初の店。またつけ麺しかない(ラーメンも油そばもない)店としてもおそらく関西初。
⇒「新地(堂島)に「広島つけ麺」の店が「辛来人」より早く出来て?ましたが一年位でなくなりました」との証言をいただきました。

・『噂のラーメン 関西版2004』は各店舗、メインの写真に使われるメニューの他、店データのところに「MENU」として2メニュー(文字のみ)の計3メニューが紹介されている。紹介184店舗中、「MENU」も含めてつけ麺が入っているのは表に入れたとおり16店舗(下記)。うちメインとしてつけ麺が写真入りで紹介されているのは「大阪大勝軒」と「辛来人」の2店舗。

らーめん屋段七(2003.06.24開店)(太平つけ麺¥700)、
麺屋其の一(2003.06.09開店)(つけ麺¥800)、
玄麦らーめん亜門(2003.04.28開店)(せいろらーめん¥800)、
ラーメンみなとや(2003.04.16開店)(冷やしつけ麺¥500)、
大阪大勝軒(2003.04.16開店)(つけ麺¥700)、
魔法堂 道頓堀店(2003.04.05開店)(付け麺¥700)、
龍旗信(龍旗信つけ麺(塩)¥800)、
麺乃家(ひやあつ18番¥700)、
芦屋らーめん庵(つけめん¥700)、
麺屋楼蘭(2002.05開店)(つけ麺¥700)、
麺飯(牛バラ煮込みのつけそば¥880)、
月光仮面(もりそば(夏季限定)¥600)、
らーめん わんや(つけ麺¥550)、
あじゅち屋(つけ麺¥650)、
じゃんまるらーめん(つけ麺¥700)、
辛来人(つけから麺[レギュラー]¥780)

つけ麺が紹介されている16店舗中、2003年の4月~6月に開店した(この本発行時の)新店が6店舗ある。つけ麺が新しいトレンドとなってきていることを表しているようだ。

・もし「北京料理 王府」の「王府麺」をつけ麺とするなら、関西のつけ麺の歴史はずいぶん遡ることになりそうだ。本格中華の流れであり大勝軒からの系譜ではないけれど、その点以外ではこれをつけ麺に入れない理由はないようにも思うがどうだろう。
「王府」は「東京新橋からはじまり、長く大阪中ノ島のリーガロイヤルホテルでその味を世に知らしめた名店」(現在関西に唯一残るのれん分け店王府(枚方市楠葉)のサイトより)。かつて大阪には「ロイヤルホテル店」(このホテルが「ロイヤルホテル」から「リーガロイヤルホテル」に改称したのは1990年のこと)の他にも北浜に「ひらのまち店」があった。PAPUAさんのサイトにはリーガロイヤル店(ロイヤルホテル店)の開店は1973年とある。一方ひらのまち店は1979年開店(『ぴあランキン'グルメ シリーズ2』より)。
『ラーメンのおいしい店200軒』(1999/01/01)にはひらのまち店の紹介文に「創業して約35年、ずっと好評な王府麺は……」との記述がある。逆算すると1963年頃ということになるのでこれはひらのまち店ではなく、東京新橋の本家の創業年だろう。しかし「王府」といえば「王府麺」であり、創業以来の名物ということであればひらのまち店だけではなくロイヤルホテル店でも「王府麺」はずっと提供されているはず。PAPUAさんのサイトにも、ロイヤルホテル店の欄に「王府麺」の説明がある。
とすると、「北京料理 王府 ロイヤルホテル店」が開店した年、すなわち1973年が関西でつけ麺が供された初めての年ということになるか。
#なお……、現在では東京新橋の店もリーガロイヤル店もひらのまち店もなくなってしまっている(リーガロイヤル店は「天壇王府」となった後2006年に閉店、ひらのまち店は2000年夏頃閉店)が、かつてリーガロイヤル店があった中之島のリーガロイヤルホテル最上階に現在入っている「皇家龍鳳」がこの「王府麺」を復活させている(⇒王府麺¥1500(税サ込¥1733)[平日ランチ限定])。ただし麺が変わっており、取り分けスタイルではなく個々に配膳されるようになっているとのこと。
大阪にはその後、のれん分けの店が2店できたが、そのうち和泉市にあった店は2009年に閉店した。唯一残る枚方市の店では今でも「王府麺(王府特性3色そば)」(¥1200)が提供されている。(←「特性3色そば」は「特製」の誤字だよなあ、多分。(^^; )

・2000年代初旬の全国週刊誌2冊。どちらもラーメンではなく、つけ麺単体での特集。
『週刊現代』2002/07/13「うまいつけ麺東西ベスト30」
関西の選者はPAPUAさん。
関東は東京19店、神奈川1店、関西は大阪10店。
楼蘭(つけ麺¥700)
麺乃家(つけ麺¥700)「特注の太麺」
尾道ラーメンめんくい(つけ麺¥600)「尾道直送の平麺は名店「朱華園」と同じもの」
麺飯(牛バラ肉のつけそば¥880)
小坊主(特製冷麺¥780)夏季限定
ほんまの老麺屋(つけ麺¥680)
純情屋(つけ麺¥550、担々つけ麺¥800)
秀一らあめん(つけ麺¥600)
彩色ラーメンきんせい(冷やし麺¥700)「自家製細麺」
つる麺(つけめん¥550)

『週刊ポスト』2003/08/15「激うま!つけ麺の名店30」
北海道1店、埼玉2店、東京11店、千葉1店、神奈川1店、長野1店、愛知1店、大阪5店、京都1店、兵庫1店、広島2店、香川1店、島根1店、福岡1店。
関西勢で掲載されたつけ麺は以下の7店。
麺乃家(ひやあつ十八番¥700、ひやあつ十六番¥700)、
玄麦らーめん亜門(せいろらーめん¥800、鴨せいろらーめん¥1000)
楼蘭(柚子塩つけ麺味玉入り¥850、醤油つけ麺¥700)
龍旗信(塩つけ麺¥800)
純情屋(つけ麺¥550、担々つけ麺¥800)
辛来人(つけから麺¥780)
大勝軒(特製盛りそば¥650)

・上記『週刊現代』(2002/07/13)「うまいつけ麺東西ベスト30」には以下のような記述がある。
「 4月に開店した「麺乃家」(大阪・中央区)もそんな一軒。甘みとコシを重視した玉子麺を使用している。鶏ガラと魚介系のダブルスープに干しエビなど数種の隠し味を加えたつけダレは、あっさり味。淡白になり過ぎないよう鶏の油を加えている。
「甘みと酸味をほどよく抑えた、関西らしい味わいがいいですね。上にのったスダチの香りも爽やかで、蒸し暑い日にも食欲をそそる『夏ラーメン』です」(沖山氏)
 大阪駅前第2ビル内に今年5月に開店したばかりの「楼蘭」も早くも人気店の仲間入り。名古屋コーチンの豚骨の動物系ダシ、昆布と煮干しの魚系ダシで作るダブルスープと太麺の味のバランスをみせる逸品だ。」

この記事が掲載されたのが2002/07/13号であることを考えれば、「楼蘭」(2002/05/01開店)「麺乃家」(2002/04/06開店)はほとんど開店当初からつけ麺を提供していたということだろう。ただし、6月5日に楼蘭を訪問した方の「つけ麺はメニューに無」かったという証言もあるので、楼蘭は6月中につけ麺が登場したということになるか。

これら大衆全国週刊誌でのつけ麺の特集記事を見ると、関東方面では既にこの頃(2002~2003年)は黎明期を脱し「雨後の筍」期に突入していることが伺える(だいたい、こういう特集を組もうとすること自体が)。一方関西ではまだまだタマ数が少なく、黎明期を脱しているとはとても言えない(実際、2002/07の『週刊現代』の記事では、その年の3、4、5月に開店した店がいきなり選ばれていたり)。関西で黎明期を脱し雨後の筍期に入るのは2003年の後半あたりから2004年にかけてくらいではないだろうか。

『週刊現代』(2002/07/13)「うまいつけ麺東西ベスト30」のタイトルの横には「夏はこれに限る」という文字があしらわれている。このあたりから推測されるように、この時期は東京の感覚からしてもまだつけ麺は冷やし中華の代替物という捉え方であったようだ。

・この感覚は関西でも同じで、『週刊現代』の1ヶ月後の『関西ウォーカー』(2002/8/20)「真夏のパワフルグルメ四天王が集結だ!!」にはウナギ、餃子、カレー、冷麺という「真夏のパワフルグルメ四天王」の中の冷麺の下に「つけ麺」「冷やしラーメン」「人気アジアン麺」が配置されている。冷やし中華がないところも興味深い。

・「まっち棒」(1995年池尻の本店が開店)のFCを運営する株式会社ヴィスプは2000年からつけ麺専門店「つけそば ぢゃぶ屋」のFC展開を始めた(つけ麺のみを扱う専門店/現存するのは1号店である世田谷区の上馬店のみ)。
本家のまっち棒も「つけそば」を提供している。同店の「姉妹店」というあじゅち屋がどうしてそんなに早くからつけ麺を提供していたのか不思議に思っていたのだけども、なるほど、そのへんが関係するのだろう(あじゅち屋での名前は「つけ麺」)。
この辺を詳しく見てみようと株式会社ヴィスプのウェブサイトを探したが、サイトはなくなっている。まっち棒の本店も途中で二郎系を出す店になったり休店、移転、改装再開を繰り返す迷走の末閉店したそうだ。
しかしそもそも「姉妹店」というのはどういう位置づけなんだろうか? メニュー構成も丼も、あじゅち屋はまっち棒そっくりだったものの、支店という位置づけではなかったはず(げんざいあじゅち屋は独自のFCを展開している)。

『噂のラーメン2005』(2004/10/30)
弥七2006.05.15 つけ麺\800
らーめん屋上方段七2004.03.30 太平つけ麺\700
麺屋高田屋(2002.10.01開店)(前年は記述なし) つけ麺\840
総大醤2004.01(前年は記述なし) つけ麺\750
味濱家(前年は記述なし) つけ麺デラックス\900
ペギィスゥ カレーつけ麺\750(写真)
麺飯 牛バラ煮込みのつけそば\880
月光仮面 もりそば(夏季限定)\600
らーめんおちゃらん屋 玄つけめん\750
麺乃家 ひやあつ18番\700
らーめん わんや つけ麺\550
カドヤ食堂 つけ麺\750(前年は記述なし)
彩色ラーメンきんせい(前年は掲載なし) 特製つけ麺\700
らあ麺屋一之助(前年は掲載なし) 極太10番太平つけ麺(ひやあつ)\800
じゃんまるらーめん つけ麺\700
あじゅち屋 つけ麺\650
芦屋らーめん庵 つけめん\700
麺屋花星 つけ麺\850
麺屋○竹(前年は掲載なし) つけそば(並)(夏季限定)\900
らーめん味蔵(前年は掲載なし) つけ麺\700
らあ麺創房ぱこぱこ日本一(前年は掲載なし) つけ麺\700
京の麺屋かんじん堂(前年は掲載なし) 特製つけめん\800
らーめん京都百年屋(前年は掲載なし) つけ麺\700
まりお流ラーメン(前年は掲載なし) つけ麺\800

※この時点でまだいわゆる「豚骨魚介」はない。

『噂のラーメン2006』(2005/10/20)
彩色ラーメンきんせい 特製つけ麺¥750
龍旗信 龍旗信つけ麺(塩)¥800
やーめん屋段七 海老塩つけ麺(限定)¥900
らーめん愛きょう屋(2005/07/14開店) つけめん(こってり¥780)
ラーメン志みづ(2005/04/01開店) つけ麺¥750
麺屋楼蘭 つけ麺(醤油)¥700
らーめん屋上方段七 太平つけめん¥700
大阪大勝軒 つけ麺¥750
総大醤 つけ麺¥800
洛二神 つけ¥900
麺点心酒家ペギィスゥ カレーつけ麺¥750
らーめん わんや つけ麺¥550
らーめん おちゃらん屋 玄つけめん¥780
利休 つけめん¥600
カドヤ食堂 特製つけそば¥750
らあ麺屋一之助 極太10番太平つけ麺(ひやあつ)¥800
ほんまの老麺屋 つけチャーシュー麺\800
純情屋 担々つけ麺¥800
紀州和歌山ラーメン あじゅち屋 つけ麺¥650
味濱家 つけ麺デラックス¥900
芦屋らーめん庵 つけ麺¥700
麺屋花星 つけ麺¥850
芦屋らーめん庵(伊丹) つけ麺¥[らーめん+100]
麺屋○竹 つけそば(並)(夏季限定)¥900
らーめん味蔵 つけ麺¥700
しゃかりき つけそば¥750
らーめん 京都百年屋 つけ麺¥700
らーめん道 つけそば¥650
らー麺創房ぱこぱこ日本一 つけ麺¥750
麺屋黒船 つけ麺¥750

※この時点でまだいわゆる「豚骨魚介」はない。

【参考】ラーメン店繁盛BOOK(旭屋出版MOOK)
旭屋出版が2001年から毎年出しているラーメン業界向けの本。今の最新は2010年10月に出た第10集。
高いし私は1冊も持ってないので、ネット上で表紙だけを集めてきて眺めてみた(前に近所の図書館に注文したら、その図書館にもないからと国会図書館から取り寄せてくれた(^^; )。
「関西」というローカル的な傾向はわからないものの、関東を中心としたラーメン業界の中でのつけ麺の位置がうかがえるかもしれない。
第1集(2001年)
表紙に「つけ麺」の文字なし
第2集(2002年)
全国で人気が高まる「つけ麺」研究
※2番目に大きい記事のようだ。
第3集(2003年)
表紙に「つけ麺」の文字なし
第4集(2004年)
人気の「つけ麺」研究
※2番目に大きい記事のようだ。
第5集(2005年)
人気店の最新ラーメン・最新つけ麺
※メイン記事
第6集(2006年)
表紙に「つけ麺」の文字なし
第7集(2007年)
進化する「つけ麺」大研究
※メイン記事
第8集(2008年)
評判店のラーメン・つけ麺の味づくり理論
全国のラーメン店に見る つけ麺の可能性
第9集(2009年)
つけ麺の「つけ汁」味づくり研究
第10集(2010年)

なお第1集(2001年)には「つけ麺」の文字がないかわりに「保存版」として「人気の冷し麺 冷し中華」という特集がある。2000年代にはこの「冷し麺 冷し中華」の位置は完全につけ麺に取って代わられるわけだから、少なくとも2001年のこの号の編集段階では関東で「つけ麺」がそこまでのパワーを持っていなかったのだとも推測できる。
それが第2集(2002年)になると一転して「全国で人気が高まる「つけ麺」研究」としてそれなりに大きな記事を上げている。やはり関東もこのあたりが最初のつけ麺の爆発期なのではないかと想像することもできる。第4集(2004年)にはつけ麺は当たり前に(とはいえまだ特別なメニューとして)登場し、第5集(2005年)になると「「つけ麺」」」のカギカッコが外れ、「人気店の最新ラーメン・最新つけ麺」と、ラーメンと同列の扱いでメイン記事を飾るようになった。

・現奈良・尼ヶ辻のまりお流らーめん(旧マリオ)は1991年に「釜揚げラーメン」を提供していたという情報をいただいている。
ただ、どうも計算してみるとよくわからなくなってきた。
まりお流ラーメンのサイトによると、次のような記述がある。

本名:福永博昭 鹿児島県生まれ 52才

30才で自分独自のオリジナルラーメンの創作に入り
35才で、第1号店「マリオ」を出店する
7年間営業したが流行りすぎて
店が手狭になり押熊店に移転大型店舗として営業始める
2002年夏、国道24号バイパス店に移転オープン

つまり第1号店「マリオ」⇒「マリオ(押熊店)」⇒「まりお流らーめん」という流れなのだろう。
この記述によると、第1号店「マリオ」は「7年間営業」、「まりお流らーめん」は2002年夏オープン。
この情報だけだと足りないが、現在52才だとすれば生まれは1959年、35才での第1号店「マリオ」の出店は1994年ということになってしまう。ただ、現在の年齢はサイトの更新遅れを考えれば誤差はあるかなと思う。
あるいは「マリオ(押熊店)」について、PAPUAさんのサイトに「1999年6月OPEN!?」と書かれている。もしそのまんま計算してみれば、1999-7=1992年が第1号店「マリオ」の開店年となる。ただこれも「?」とあるのでその誤差を加味しないといけないはず。
しかしいずれにせよ1991年に「釜揚げラーメン」を提供していたという話はもう少し掘り下げてみる必要がありそうだ。きっとご本人に聞けばわかるのだと思う。

・山長について、「ひら麺(冷)は創業からありましたよ」との情報を女将から聞いていただいた。
「ひら麺(冷)」は夏季限定なので、創業日の次の「夏」から販売しだしたとすれば創業した季節によって1996年夏なのか1997年夏なのかは変わってきそうだ。どちらなんだろうな。いずれにせよ少なくとも1997年の夏頃には出されていたということ。

『関西激うまラーメン』(2003/01発行 2002/08現在)
2冊出ているうちの1冊。つけ麺が紹介されているのは5店。そのうち写真入りでメインで紹介されているのは(西宮)大勝軒のみ。あとは文字のみ。値段が書いていないのはメニュー欄にすらなく、「つけ麺もある」という感じで文中で触れられているのみ。

麺屋楼蘭「関西では珍しいつけ麺もある。ラーメンと同じベースを使うつけ汁が美味。」
月光仮面「麺にホウレン草を混ぜこんだもりそばがあり、ゴマ風味のつけダレはクセになる味だ。」
龍旗信「冷たい麺を温かいスープにつけて食べる塩つけ麺がルーキーとして参入。」
紀州和歌山ラーメン あじゅち屋「つけ麺¥650」「冷水でしめた麺をあたたかいスープでいただく」
大勝軒「関西で絶品もりそばを味わえる唯一の店!
スープと麺がそれぞれ別々の、つけ麺スタイルでいただく特製もりそばが、この店の名物。歯応えのある太めの自家製麺は1人前350gという、かなりのボリュームなのだが、麺がスルスル口に入ってしまう美味しさだ。甘酸っぱい醤油味のスープも最後の一滴まで飲み干せる。かすかに甘みのある麺とスープの相性も最高で、何度でも食べたくなる逸品だ。」「特製もりそば¥600」「いただく前に、スープを全体的によく混ぜよう」「ワンポイントナビ 特製もりそばは1955(昭和30)年に東京の大勝軒のオーナーが考案した。」(写真ありメイン)

『関西激うまラーメン』(昭文社 2007/01発行 2006/7,8現在)
もう1冊。前回の発行から4年のブランクがある。つけ麺を紹介されている店は26店舗。もう十分に多いといえるだろう。

弥七 つけ麺¥800「ラーメン同様、クリーミーな特製つけダレがポイント」
彩色ラーメンきんせい 特製つけめん¥750「つけダレはあっさりとした味わいの塩味」
麺座ぎん 特製つけ麺¥900「ラーメンと同じ具。残ったスープはスープ割りOK」
純情屋 担々つけめん¥800(写真ありメイン)
大吾郎商店 ひやあつつけめん¥750 こってりつけめん¥850夜限定 カレーつけめん¥850夜限定(写真ありメイン)
ラーメン屋上方段七 ひやあつ¥700「モチモチ感のある太平麺を使用。麺は1玉or2玉から選択」
麺屋楼蘭「麺本来の味が楽しめるつけ麺もある。つけダレはラーメンと同じベースを使う」
ラーメンあらうま堂 つけ麺¥780「自慢の自家製麺の旨さがより際立つのがこのメニュー」
大阪大勝軒 つけ麺(あつ盛)¥750「モチモチとコシのある麺に、醤油豚骨のまろやかな風味」(写真ありメイン)
月光仮面「麺にホウレン草を混ぜこんだもりそばがあり、ゴマ風味のつけダレがたまらない。」
麺屋キッチン一歩 味付玉子つけめん¥830「麺の味を存分に楽しめる一品。つけダレはらーめんのスープより濃厚」(写真ありメイン)
本節らぁめんめん組上新庄店 正油つけ麺¥750「人気上昇中。麺は1.5玉、ダシは薄めて飲ませてくれる」(写真ありメイン)
綿麺 つけ麺¥800「モチモチとした平打ち麺がスープと好相性」
麺屋ちぇり~亭 つけ麺¥750「札幌の本場の麺と、関西人向けに仕上げたタレが相性抜群」「つけ麺のタレが残ったら和ダシの割スープにして飲んでみよう」(写真ありメイン)
ほんまの老麺屋 つけチャーシュー麺\800「スープは野菜や果物など14種の素材を煮込んでいる」(写真ありメイン)
黒豚らーめん志みづ つけ麺¥750「極太麺を使用。とんこつ+和風ダシのピリ辛スープ」
麺や高倉二条 全粒粉チャーシューつけめん¥980「麺好きにおすすめ!ボリュームもたっぷり」(写真あり準メイン)
京都千丸しゃかりき つけそば¥750「塩、醤油、味噌の3種の味わいから選べる」(写真あり準メイン)「最後はつけ汁をスープ割りして、二度楽しめるつけそば」
らー麺創房ぱこぱこ つけ麺¥800「つけダレは塩、味噌、醤油から選ぶことができる」(写真あり準メイン)
京都百年屋 つけ麺(ひやあつ)¥700「熱いタレにからめて食べると、麺の味とコシがダイレクトに伝わる」
紀州和歌山ラーメン あじゅち屋「つけ麺¥650」「冷水でしめた麺を温かいスープでいただく」
大勝軒「あの名店の絶品もりそばを味う!
スープと麺がそれぞれ別々の、つけ麺スタイルで食べる特製もりそばが、この店の名物。歯ごたえのある太めの自家製麺は1人前350gという、かなりのボリュームなのだが、麺がスルスル口に入ってしまうおいしさだ。甘酸っぱい醤油味のスープも最後の一滴まで飲み干せる。かすかに甘みのある麺とスープの相性も最高で、何度でも食べたくなる逸品だ。」「特製もりそば¥650」「食べる前に、スープを全体的によく混ぜよう。2玉(750円)もある」「ワンポイント 特製もりそばは1955(昭和30)年に東京の大勝軒のオーナーが考案した。」(写真ありメイン)
味濱家 つけ麺¥700「特製の醤油ダレに煎りゴマと酸味を少々加えている」
手打らーめん満月西宮店 ネギ肉ざるらーめん¥830「ネギ、チャーシュー、ゴマ、海苔をトッピング」
創作らーめん まりお流 鴨の煮込みネギ塩つけ麺¥1260「鴨だけでダシをとった澄んだスープが特徴のつけ麺」
やまと支那そば華山 「毎週土曜の昼には自家製つけ麺のみの店「春日」に変わる。

・やまと支那そば崋山(2003開店)が土曜日昼のみのつけ麺店「大和つけめん春日」を始めたのはいつからだろう? 開店当初からだったのかな?

・熊五郎グループがたくさんありすぎてまったく把握できませぬ。つけ麺にも早い段階から積極的に取り組んでいて、関西つけ麺史を語る上では欠かせない存在だと思うんだけど……。会社案内とかにそういうのって載ってるのかな。

・大貫本店のつけ麺について。
大貫本店は1912(大正元)年に創業、来年で100周年を迎える。店を開いたのは最初のラーメン店とされる東京・浅草の来々軒創業の2年後のこと。その来々軒亡き今、大貫本店は「現存最古のラーメン店」という。現在は4代目。創業以来、神戸・旧居留地で神戸で店を構えていたが、1952(昭和27)年、2代目の時に現在地(尼崎)に移転した。
大貫本店には2つのつけ麺メニュー(とその派生メニュー)がある。
サイタンメンと冷麺。
サイタンメンは「菜湯麺」と書く。先々代が1957(昭和32)年に開始したという。関西では馴染みが薄かった湯麺(タンメン/味付けに醤油を使わないスープ麺)に野菜をたくさん入れて「菜湯麺」だそうだ。これは2代目のオリジナル(名前も)であって、中国にはこんな料理はないとのこと。これは食べてみると味が薄くて食べ進むのが難しいくらい。そこでこの麺や具を熟成醤油と酢で作った自家製ポン酢につけて食べる。辛さを自分好みに調整しながら食べるという感じ。この食べ方は鍋物からの発想だそうだ。そう言われてみれば、つけ汁がポン酢であることも完成品のタンメンからさらにポン酢につけて食べることにも納得がいく。
一方、冷麺には「夏季限定つけ麺」との説明が書かれている。私自身は未食なので詳細はわからないが、写真を見る限り麺は冷やし中華の盛り付けがしてあり、それをつけ汁でいただくもののようだ。このメニューの提供開始時期はサイタンメンをさらに遡り、尼崎に移転してくる前(つまり1952[昭和27]年以前)からあったのだという。古い話で、いつから提供され始めたかは店でもわからないとのこと。今年も6月頃には提供が始まるらしいので、今年は是非食べてみたいと思う。

ところで。
正直、私は悩んでます。
これを「関西つけ麺史」でどう扱うべきなのかということを(上記年表には入れておいた)。
改めて考えて、この「関西つけ麺史」で言う「つけ麺」は、山岸氏以降のつけ麺(あるいは少しは別起源の広島つけ麺)にあるように思う。
しかし大貫本店のつけ麺はいずれもその系譜には属さないし、そもそもその形態も違う(冷麺の方は食べていないので何とも言えないけども)。
※山岸一雄氏が「中野大勝軒」のまかないとしてつけ麺の原型を発案したのは1955(昭和30)年頃と言われている。
この形状のメニューが「つけ麺」に入るならちいふ(京都)の中華そば(生玉子を溶いた小皿が添えられており、すき焼きのように麺を一度玉子につけて食べる)はどうして入らないのかという話にもなりそうだ。両者の違いは「つけ麺」を名乗っているかだけということにもなってしまいかねない。……あるいはそれは重要なのかな。「つけ麺」という意識を持っているかどうかというのは。
それが例えば王府の王府麺になると、やはり山岸もりそばの系譜ではないけれど、それでも形状的な類似点は多く、やはり「つけ麺」といえるように思う。
うーん。
このあたり、どういう分け方をすればいいのか、いけないのか。
御意見を下さい。m(_ _)m

『極める味の旅 京都ラーメン物語 決定版常連になりたい店80軒』(京都新聞出版センター 2002/12/16発行)
いちばん(中華ざる(つけ麺)¥550)文字のみ
京都百年屋(つけ麺 塩 名古屋コーチン煮たまごのせ ¥800)メイン写真
同(つけ麺(醤油)¥700)文字のみ

この本は京都の店のみ80軒集めている。
この年(2002年)にオープンした新店・京都百年屋のみ、つけ麺をメインに扱っている。
「つけ麺には、割りダシで名古屋コーチンのスープもいただける」


引き続き情報をお寄せ下さい!
関連ページ:関西のラヲタの皆さんにご協力のお願い(関西つけ麺史を作ろう!)

更新履歴:
ver.003 秀一らあめんのつけ麺、開店について追記。
ver.005 表の更新、王府麺の話など。
ver.006 表の更新、『週刊現代』『週刊ポスト』の記事など。
ver.007 『噂のラーメン2005』『噂のラーメン2006』と『ラーメン店繁盛BOOK』
ver.008 表を変更。いくつか追加情報。
ver.009 表の更新。マリオ、山長、『関西激うまラーメン』(昭文社)2冊などいくつか追加情報。
ver.010 すみません、念のため?コピーライト入れたり、あと少し本旨と関係のないところをゴニョゴニョと。
ver.011 大貫本店のつけ麺について。
ver.012 『京都ラーメン物語』

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Last update: 2011/07/29
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