名言の最近のブログ記事

 例によって<今号の名言>集から引っ張り出してきた。

 清原のはなかった。彼らしい。(^O^)

☆ どこかと契約して、けがしないように、頑張りたいです。

── 野茂英雄。2004年シーズンオフ、ドジャース残留の可能性が消え日本球界復帰に水を見向けられたとき、あくまでメジャー指向を強調した上で。

☆ 残り試合けがしないよう頑張って欲しいです。

── 野茂英雄。イチローがメジャーリーグのシーズン最多安打記録を作ったことに対し、絶賛のコメントの中。

☆ たかだか100勝で満足するためにメジャーに来たわけじゃないですからね。

── 野茂英雄。

☆ スライダーを投げるときは野球をやめるとき。

── 野茂英雄。

☆  何百、何千の魚の群れが、一瞬にして同時に方向転換する光景、分かるかな?
 自分の体も、そのように使えるようになりたいと思う。

── 桑田真澄。Webサイト「LIFE IS ARB 18」より。

☆ 女の子と鏡の関係は永遠なんだ。そして、女は常に何かに変身したいという欲望を抱いている。これも永遠ね。鏡といえば、ジャン・コクトオの映画「オルフェ」が忘れられない。オルフェが鏡の中の世界へ入って行く場面が印象的だった。すべて逆モーションで展開するんだ。しかしね、男は鏡の向こうとか、中へ入っていこうとするが、女は違うね。あくまで鏡のこちら側だ。現実的なのさ。そのくせ、夢のような変身を望んでいたりする。

── 赤塚不二夫。自らの作品『秘密のアッコちゃん』について語ったインタビュー。
 

突然食いたくなったものリスト:

  • 氷金時

本日のBGM:
悲しいね /明日香



 <ま、ラーメンでも一杯。>に引き続き、これまた久しぶりに<今号の名言>集を更新しました。

 今回はそれほど多くないけれど。
 50個ほど。

 印をつけたのが追加した言葉だけど、見つけにくいと思う。

 まあいいじゃない。

 のんびり探してよ。

突然食いたくなったものリスト:

  • 冷やし鯛焼き

本日のBGM:
愛染橋 /山口百恵





てーへんだ!! 親分!!

 ささささサザンが、サザンが活動休止だよぉおおお。

サザンから重大発表。
http://www.sas-fan.net/sas2008/index.html

 といっても、最近はアルバムもチェックしてなくて、ライブにも行ったことがなくて、私の中ではすでに活動休止状態だったのだけれど......。

 でも、面と向かって「やりません」って言われると、ちょっと参るよ。

 いつか、是非また。よろしく。

 というわけで、今回はサザンオールスターズと桑田佳祐の名言を。

☆ ほんとの意味での裕福という観念が不明な分だけ、芸術に対する評価もいまいち盛り上がらないんだよ。

── 桑田佳祐。

☆ あのビートルズの膨大な遺言状は今まさに単なる死亡届に等しい。しかしS・ワンダーの遺言状は書いては消され書かれてはまた訂正される生命の証しであり、現代病のカルテである。そして彼は今後も遺産で食いつないでゆく気はさらさらないであろうがごとく、黒人演歌のロウロウとした世界を生で歌っているのだ。

── 桑田佳祐『ケースケランド』より。

☆ さめた目で見て、飾りたてた言葉を並べる。そんな歌だけが感じる歌じゃないだろう。

── 桑田佳祐。

☆ やっぱり歌謡曲のメッセージの方が強くなっちゃったからね。松山千春よりキョンキョンのメッセージの方がね。だってあれはメディアをともかくも1から10まで使いきってるでしよ。1人のタレントとかアーティストを売ろうと思ったら、これだけあふれるコマーシャルやテレビを使っていった方が逆にメッセージ出来てしまうという器用さと危険さの裏表だね。

── 桑田佳祐インタビュー集『ブルー・ノート・スケール』より。

☆ 日頃、盛んに日本語による抽象的な表現とあいまいさを好み、レコーディングなどの仕事の中では特に、的確な伝達をさけて通っているかのような私達のやり方が、見事なまでに通用しない事には驚きます。感覚を互いに伝達し合うのにも、やはりここでは根本的にYESかNOか、好きか嫌いかのどっちかなわけで、しだいにそれに慣れてくると、これほどまでに、あのYESとNOが意志疎通の上で便利で自然で、且つ刺激的な愛しい芸術用語であったのかと思えてきてたまりません。

── 桑田佳祐『ケースケランド』より。

☆ 人様なら誰もが持っているコンプレックスや苦悩というものを、音楽のノリ一発がこうまでに、ありのままの美しさとして演出するとしたら......人生は名場面だ。

── 桑田佳祐『ケースケランド』より。ジャームス・クリーブランドのライブアルバムについて。

☆ マイナー・コードの歌謡曲は一番ラテン系である日本人にとっては好色なパターンだから。ちょっとラテンめいたやつね。まあそういうのもたまにはやりたかった。それを追求し続けるつもりはなかったんだけど、何でも片手間にやるというのが我々世代の浅くて深い美の追求なんだよね。

── 桑田佳祐インタビュー集『ブルー・ノート・スケール』より。

☆ でも、もうこういう仕事はあまりしたくないですね。だって、たとえばヒューイ・ルイス&ザ・ニュースと仕事する場面で、「クワタよ、一緒に『いとしのエリー』と『勝手にシンドバッド』をやろうよ」なんて言われたら、俺はやっぱりイヤだもん。だったら新曲作って一緒にやりたいって言うよね。昔録った記念塚じゃ、俺はやっぱり面白くないですからね、どうしたってね。

── 桑田佳祐『ただの歌詩じゃねえか、こんなもん '84-'90』より。「こういう仕事」とは、1989年にレイ・チャールズがCMソングとして「いとしのエリー」をカヴァーしたこと。

☆ だいたい日本は重い音楽を変に評価しすぎなんだよ。もうそろそろ重さの裏返しの軽さも評価されていいんじゃないかな。

── 桑田佳祐。

☆ たまたま店頭にて、ジャケットが気に入ったからというミーハー的購入意欲だけで、なんらレコード屋さん側としても「これイイからよ!!」みたいな扱いも無く、すみっこのアフロ・コーナーに私だけを見すえるようにチマーッと置かれてあったのを、まるで万引きでもするかのように、ひっそりとスリリングに「下さいな」と、レジの綺麗なネエさんに差し出したわけです。

── 桑田佳祐『ケースケランド』より。

☆ ......そのパワーをそのまま持ち込んで作ったのが『NIPPON NO ROCK BAND』。全曲英語でやってみました。けれど少々残念なことに、雑誌などにはたたかれました。方法論だけまねていて、結局は日本人に聴かせるための音楽ではないか。桑田の音楽はしょせんご飯にみそ汁だ。日本人の枠を超えられるわけがない......と。たしかにそれは当たっているかもしれませんね。でも得られたものの大きさはやってみた者にしか分からないでしょ。トライしてみないことにはどうにもこうにもね。

── 桑田佳祐『ただの歌詩じゃねえか、こんなもん '84-'90』より。

☆ 私も含めて日本人の多くの人が認めてしまうのがとても苦手なポールの魅力を、ストレートにスムーズに感じ入ることができたら、いわゆるアフター・ザ・ビートルズの時代も、もっと大きく素晴らしく変わっていたことでしょうねェ。

── 桑田佳祐『ケースケランド』より。

☆ 一応有名になったバンドというのは、なかなか本当の意味の解散ができない運命にあるんだよね。なぜなら、この業界で生きていく限り、元 ── 元 ── のメンバーってことがついてまわるから。

── 関口和之。桑田佳祐『ケースケランド』より。

☆  もはや"ロック=不良"みたいな体育会っぽい発想が、まかり通るほど世の中全般可愛くもなんともねェとは思うが、例えば『グラミー賞』でエラ・フィッツジェラルドとM・T(マンハッタン・トランスファー)のアカペラ・スキャットを見た時、俺はどうしたらいいのか分からなくなってしまった。つまり見て聞く立場としての余裕が全部吸い取られちまったのである。これは感激だった。だから隣のやつ突っついて「良かったねェ」どころではない。思わずTVの前で踊った......それしか憶えていない。

 本当の意味でこういうことが早く我が日本のシーンの中で現実となることを願って、俺達アーティストはもうちっと頑張んべェと思う。まだまだジャパニーズ・オーディエンスには余裕があり過ぎる。「過激」というより、単に「感心」といったニュアンスに近い気がする。

── 桑田佳祐『ケースケランド』より。

☆ 河の流れを変えて 自分を飲み込まれ

── サザンオールスターズ「吉田拓郎の唄」の歌詞。

☆ 諸兄らはオンナが好きか? 好きだろう。それじゃ泣いたことはあるか? 諸兄らだって心が深く傷つけられたことはあんだろう。それで諸兄らにケンカ友達がいて、ゼニが欲しくなって、チョッピリしがらみなどに耐えてるようなフリでもすれば、こりゃどこにでも居るような奴というか、男ってのはどれも同じなんだなぁなんて思わないかい。

── 桑田佳祐『ケースケランド』より。

 もう1つ、かねがね皆さんに聞いてみたいなあと思っていたことがあって。
 まあどのファンサイトとかでもやってるベタな質問なんだけども、ここに来てくれる人の話が聞けたらいいなあ、と思って。

■サザンの、どの曲が好きですか?■

 すっぱりベタベタな質問だけど、できたらベスト10で教えてほしい。

・1~10位(それよりも少なくても可。オーバー不可。悩め)
・コメント(あれば嬉しいけど、なくてもOK)

 この2つ。コメント欄に入れてくれるとうれしい。長くなってもいいので。

 ちなみに私は


  1. EMANON
  2. 東京シャッフル
  3. Tarako
  4. 赤い炎の女
  5. MICO
  6. 女流詩人の哀歌
  7. 栞のテーマ
  8. メロディ
  9. 真夏の果実
  10. Long-haired Lady

 あたりっす。やっぱり10に絞るのはしんどいわ。(^O^)

 これまでに出たシングル/アルバムを表にしたので、それを参考にね。

 書いてくれたら嬉しいなあ。

 表は↓ココをクリック。

 ここでいう「ガキ」は年齢というよりは心の成熟度かな。
 次回は思案中。

 当サイト内の<今号の名言>集より。

☆ 理論武装できている時だけイキがるのは、子どもじみたみっともない行為です。

── 石原壮一郎『大人養成講座』より。

☆  ちなみに、うちの掲示板のキーワードは「子供じゃないんだから」です。
 たいていの問題は、このひとことさえ思い出せば解決するはずですので、それもよろしく。

── 菊池誠。

☆ 誰も、好きで大人になるわけではない。凡人は現実的になるほかに生きる術を持たない、と、それだけの話だ。私とて、自分に世の中を変えるような才能があったら、大人になんかならなかったと思う。

── 小田嶋隆。Webサイト「小田嶋隆の岩窟党宣言」より。「ASAHIパソコンNEWS」所収。

☆ 自意識のポジションで大人か子供かが分かれると思うの。例えば全然関係ない話をしているのに、全部自分に結びつける人っているでしょう。「私はそのカニを食べたことがある」とか、「私はそこへ行ったことがある」とか、全部自分に結びつけないと気が済まない人ね。客観的な事実を事実として認識できない時に、あ、この人子供だなと思うのね。

── 阿木燿子『まぁーるく生きて』より。

☆ なんでも粗末にしている世の中で、生命だけ大切にしろって言っても無理だよ。それにさ、生命まで粗末にするガキは生きてたってしょうがないよ。言っちゃ悪いよ、言っちゃ悪いけどさ、いいんだよ、死んじゃったって。

── 永六輔『無名人名語録』より。

☆ 男なんてガキなんだから。「おお親友」とかいって肩叩き合って喜んでるとこあんだから。

── テレビドラマより。斉藤由貴が主演していた相撲ドラマ。

☆ 女子供と田舎もんは巨人が好き。

── 上岡龍太郎。

☆ 要するに好き嫌いと信じる信じないは別問題なのだ。この区別がつかないなら子供と同じである。

── 菊池誠。

☆ 坊や! ウチは鮨屋だよ、鮨屋ってのは大人の店なんだ。だからジュースなんか置いてないんだよ。坊やのお父さんは客だけど、君は客じゃないんだ。

── 永六輔『一般人名語録』より。
 

突然食いたくなったものリスト:

  • サラダ巻

本日のBGM:
チャイニーズ・キッス /松本伊代



 次回は「オトナ/ガキ」でやると思います。

 当サイト内の<今号の名言>集より。

☆ 思想はそれ自体では支配に抗する力となりえない。人々の心をつかんだとき、思想ははじめて物質力に転換する。

── 呉智英。

☆ 思想の値段は勇気の量で決まる。

── ウィトゲンシュタイン。永井均『ウィトゲンシュタイン入門』より。

☆ 己の感情は己の感情である。己の思想も己の思想である。天下に一人のそれを理解してくれる人がなくたって、己はそれに安んじなくてはならない。それに安んじて恬然としていなくてはならない。

── 森鴎外。

☆ ベートーベンの「第五」冒頭のあの2小節の「音」をいかに響かせるかが、指揮者の技量と思想のすべてを問うように、『モナ・リザ』の画面をいかに眺め得るかという課題は、あらゆる美術評論家と画家にとって、その全哲学、全思想を問うものとなり得る。

── 西岡文彦『絵画の読み方』より。

☆ 「死より死におもむく際限のない人生」を思索し戦慄する前に、わたしどもには、端的にこの「今生」がわたしどもの問題であり、そして苦しみである。輪廻の思想によって、この「いまの生」の無限のかなたにまで延長せられた苦観は、わたしどもにとっては、いわば思索の贅沢でしかないのである。

── 増谷文雄『仏陀 -その生涯と思想-』より。

☆ 平和や正義などという思想は、しょせん、同じ利益をわかちあうもの同士の内輪の理屈でしかない。

── と学会『トンデモ本1999』より。

☆ 加齢臭は体臭だけじゃなく感性からも噴出する。

── 2ちゃんねるより。

☆ 現代は科学の時代で、物事を究明せずにはおかないという精神が主流です。それはそれで大事ですが、究明を急ぐあまり大切なものを壊しかねない。『あらわにしない』という感性も忘れないでいたいと思います。

── 河合隼雄。

☆ 物理学は理性でなく、感性。分析力でなく、直観的に考える。

── 発言者不明。雑誌『AERA』より。

☆  ヨーロッパ絵画に風景画というジャンルが誕生したのは、この時期であった。意外なことに、近世以前のヨーロッパ絵画では、風景というものは神話や聖書の一場面の背景に過ぎず、それ自体が独立して絵画の主題になることは、あまりなかったのである。
 じつは、人々の大半が、自分の生地を離れることなく暮らし、自らの領主の勢力内のみで移動している時代には、旅は「世界の外」へ出かけることを意味していた。自然の景観を、田園風景として観賞し得るような感受性は、その「世界の外」が、自らの生活圏に取り込まれてこそ成立するものなのである。

── 西岡文彦『デザインの読み方』より。
 

突然食いたくなったものリスト:

  • パイナップル

本日のBGM:
ジンギスカン /LENINGRAD COWBOYS



 poohさんのところの「「思想」、「感性」、水」というエントリを読んで、何かとても悲しくなった。

 ここで紹介されている文章を書いている人(ロッタさん)の気持ちはわからないでもないが、それ故に悲しい。

 ......。

 まあしかしそれはともかく、この人(に限らんだろうけど)の文章の中で、、「思想」だの「感性」だのといった言葉がかなりスポイルして使われているなあと思う。
 自分の感情の正当化(というか単に「いいじゃんよー、そう思ったんだから」てことなんだけども)として使うなら、もうちょっと言葉の意味を考えて使わないと、これじゃ単なるウンコ玉じゃないか。いや、それはそれで非常に強力なのですが。(^O^)

 というわけで、それを記念して(←何が?)「思想」「感性」で2回やります。「オトナ/ガキ」は次々回以降に持ち越し。

☆ どんな食べ物、どんな異性、どんな車、どんなファッションに欲望を抱くかはすべて他人によって決められている。感性も同様。マスコミの操作以前に、欲望や感性は他人との比較、模倣、競争の中で形成されるのだから。そして「自分」というものが確固としてあるというのもまた創られた考え方のパターン(フィクション、物語)にすぎない。

── 出所不明。

☆ 歴史に残るような思想は、多分どれも、他になすすべがなかった人によって、苦しまぎれに、どうしようもなく作られてしまったもの、という一面をもつはずである。

── 永井均『ウィトゲンシュタイン入門』より。

☆ 思想とは、真理に対する王手である。

── オルテガ『大衆の反逆』より。

☆ 徹底の果てに出現する疑問から目をそむけることでリベラリズムが成立するなら、それは思想の頽廃である。

── 呉智英『知の収穫』より。

☆ 視点は、絵画においては、思想そのものなのである。

── 西岡文彦『絵画の読み方』より。

☆  70年安保が非常に象徴的だと思うのは、設計者は思想ではなく技術をPRするだけだったのと、設計者が前面に出てきて1つの社会運動をやった最後だったと。プロデューサー丹下健三というのはこれ以後消え、電通やゼネコンにとって代わるんです。
 設計者たちが理念というものをつなぎながら技術をと訴えたが、技術の時代になるとそれは設計者の手を越えた大きなモノになって離れてしまい、ゼネコン、広告代理店とかに移ってしまった。設計者が先頭に立ってリードしていく時代は終わってしまったというのが、70年代というのでなかったかと思います。

── 宮脇檀。『建築ジャーナル』対談「建築運動の可能性」より。

☆ 思想のない科学は脆弱だ。

── 菊池誠「フィジカル・グラフィティ」より。雑誌『SFマガジン』所収。

☆ 俺はそういう合理的な目的のために乗るのではない、効率一途の有りように背を向けて生きるのだ、そういう痩せ我慢的思想をこねあげて、4個の車輪をくっつけて、エンジンをブイブイ言わせれば、それがオープンカーという形になるじゃないか。

── 林望。雑誌『Goods Press』より。

☆  人々は1500円のお茶を高級だということにしている。
 それはそれでかまわない。
 が、1500円のお茶を好む人間の好みが高級なわけではない。
 彼はおそらく
「1500円のお茶をよしとする感性が上品ということだ」
 というふうに無批判に価格序列を受け入れているだけのつまらない男だ。

── 小田嶋隆。Web日記「偉愚庵亭日乗」より。
 

突然食いたくなったものリスト:

  • 牛乳プリン

本日のBGM:
Week End /YELLOW MAGIC ORCHESTRA



 次回は「オトナ/ガキ」で連載を予定。

 当サイト内の<今号の名言>集より。

☆ どっちでもいい、金持ちか貧乏でありさえしたら、今のどっちつかずの楽な暮らし向きではやることが不可能な多くのことが出来るのに。

── ドン・ヘロルド。

☆ 貧乏が恥でないことはわかっていますが、大した名誉でもありませんな。

── 「屋根の上のバイオリン弾き」より。

☆ ゴージャスへの中途半端な幻想、というかゴージャスの呪縛によってとんでもないことになってしまっているものは多い。結婚式などはその典型だろう。ゴージャスの対義語は、「貧乏臭い」である。「地味」ではない。このへんの意味をないがしろにしたせいで、「派手(でも本人はゴージャスのつもり)で貧乏臭い」という最悪の現実を招く結果となったりするのだ。

── ナンシー関『テレビ消灯時間』より。

☆ 貧乏ってのはするもんじゃねえ。たしなむもんです。

── 古今亭志ん生。

☆ ホリエモンとかの金持ちはお金を稼がない人を見るのが好きなんだよね。

── リリー・フランキー。Webサイト『テレビ・ラジオ・芸能1000ネタ大行進』より。

☆ 貧乏に味があるのは、それが思い出になった時だけだ。

── 小田嶋隆『パソコンゲーマーは眠らない』より。

☆  この医療費削減が、弱者にしわよせする形で行われないようにするためにも、「科学を使え、医学を使え」と言い続けるしかないのです。
 アメリカでは、代替医療を容認する方向に向かっています。金持ちは先端の医療が受けられるのですが、貧乏人は安く済む代替医療で我慢せよということを、あからさまにではなく進めているんです。はっきりこんなことを言うと反発が起きますけど、自分で選ぶ場合は問題無しですよね。
 もちろん、医療費削減の目的があります。
 テレビや雑誌に出てくる、健康食品・健康器具会社の宣伝する怪しげ療法を信じてしまう情報弱者は、「自分の選んだこの方法は効果がある」と信じ、自ら進んで裏付けのない療法を選ぶ(そして、実は選ばされていることに最後まで気づかない)ことが起こりえます。

── 天羽優子。『水商売ウォッチング』より。

☆ 貧乏は死んだようなもの ── だが、金があってもまだ、生きてるとはいえない。

── ユダヤの格言。

☆ 富める友の家には招かれた時に行き、貧しき友の家には招かれなくても行け。

── ポルトガルの諺。

☆ 賢い金持ちであることは、賢い貧乏人であることよりずっと難しい、と、誰かが言ってなかったか? オレか? ただのひがみか?

── 小田嶋隆。Webサイト「小田嶋隆の岩窟党宣言」より。「ASAHIパソコンNEWS」所収。


 

突然食いたくなったものリスト:

  • 大吾郎商店のこってりつけめん

本日のBGM:
ジンギスカン /LENINGRAD COWBOYS



 とはいえ貧乏視点なのは大した意味はないよ。いやほんと。

 当サイト内の<今号の名言>集より。

☆ 富は1つの才能であり、貧もまた同じく才能である。金持ちになった貧乏人はぜいたくに飾りたてた貧乏を作りあげることだろう。

── ジャン・コクトー『恐るべき子供たち』より。

☆  金持ちの話は不快なのでやめることにして「貧乏」と「貧困」の違いについてはっきりさせておくことにしよう。
 似たような言葉でも「ブルースブラザーズ」と「ブルックスブラザーズ」では全然違うように貧乏と貧困もかなりその性質を異にするものなのだ。
 私の考えによれば、貧困は単なる経済生活の一状態を示す述語だが、貧乏は文化的、生理的、精神的な背景までをも含む、より包括的な概念だ。それ故、貧困は遺伝しなくても貧乏は遺伝するのである。
 もっと分かりやすく言えば、貧困とは昼食にボンカレーを食べるような生活のことで、貧乏というのはボンカレーをうまいと思ってしまう感覚のことである。
 ついでに言えば、中流意識とは、ボンカレーを恥じて、ボンカレーゴールドを買おうとする意志のことだ。私はといえば、ボンカレーがうまいなんて思わないが、食い物に金を使うのは惰弱な人間のすることだと思っているので、よく食べる。これは「清貧」という。

── 小田嶋隆『我が心はICにあらず』より。

☆ 「派手」と「ゴージャス」を混同しちゃいかんのだ。派手と貧乏臭いは、割とカンタンに両立してしまうものなんだから。

── ナンシー関『テレビ消灯時間』より。

☆ 何か作られたものに一本化しようとする。そうじゃないものを排除しようとする。そういうのって、一言でいうと「貧乏」。

── 森博嗣『すべてがEになる』より。

☆ 収入が100なら支出を100にすればいい。収入が1なら支出を1にすればいい。バランスの問題である。働きがいいも悪いもない。お金持ちも貧乏もない。幸せも不幸せもない。

── 早川義夫。Webサイト『早川義夫公式サイト』より。

☆ 頭の中で、今、俺の銀行口座にいくら残っているかを考えた。そして殴るのをやめた。金持ち喧嘩せず、なんぞという諺は大嘘だと思った。喧嘩できないのは貧乏人の方だ。

── 景山民夫『トラブル・バスター』より。

☆ 金持ちってのは道楽をやろうが、真面目にますます金儲けに精出していようが、われわれ庶民にとっちゃそう気分のいいもんじゃあるまい。

── 島田荘司『斜め屋敷の犯罪』より。

☆ 金持ちは悪いヤツに決まってる。 とくに若い女どもにはそういう教育をしとかんとな。

── 高橋克彦『偶人館の殺人』より。


 

突然食いたくなったものリスト:

  • さば味噌の缶詰

本日のBGM:
泥棒 /THE STALIN



 次回は「貧乏」「金持ち」あたりで全2回ほどを予定。

 当サイト内の<今号の名言>集より。

☆ 天才は模倣の精神とは全く反対のものである。ニュートンのごとき偉大な頭脳も、彼が発見したすべてのことは学ばれうるもの、すなわち規則に従っての研究と思索の自然的な道において達せられうるものであって、勤勉な模倣によって獲得されうるものと種別的に異ならないものであるゆえに、天才と呼ばれえないのである。

── 三木清。

☆ 世の中には創造する天才があるように、探す天才もあり、書く天才があるように、読む天才もある。

── ヴァレリー。

☆ 私は特に「道で拾った物が実は宝であった」というのに、ものすごく憧れる。得したい、という意味ではなく、その「拾う」という事に、無自覚な天才を感じるからだ。ある意味では「目利き」という能力よりカッコいいと思う。「無自覚」がミソだ。

── ナンシー関『何もそこまで』より。

☆ 僕は個性を全否定するんです。いきがって好きだけで作品をつくるなと。世の中には1つの個性だけでつくって許される才能というものがあるんだ。それは天才だけなんだって。どだい自分の世界観なんてたかがしれている。自分1人の個性だけでつくったような映画はその時代だけで終わる。ファーストガンダムから、僕はそういうことを教えられました。

── 富野由悠季。『THE BIG ISSUE』より。

☆ 天才というのは、一種の業(ごう)だね。池田君の苦悶する姿を見ていると、自分が天才に生まれなかったことを祝福したい気持ちにさえなる。

── 尾見半左右。池田敏雄を評した言葉。

☆ 天才と、天才を認めさせる能力とは全く別物だ。

── アゲイト。

☆ 常にナイスパスを狙っていたかもしれないが、やるべきは単純なプレー。天才ぶりを発揮するチャンスは何回かに1回だ。いつも天才であろうとすると、結果は無残なものになる。

── イビチャ・オシム

☆ 品行方正であり同時に天才であろうとすれば、精神に歪みを生まないはずはない。

── 山下純一「超天才マリリンの警告」より。『あぶない数学』所収。
 

突然食いたくなったものリスト:

  • ネーブルオレンジ

本日のBGM:
Enter Sandman /METALLICA
They Spy You /布袋寅泰

思いっきりバクってますね。(^^;

 次回は「天才」を予定。

 当サイト内の<今号の名言>集より。

☆ あなたには才能があるのです。しかし、その才能は、名もなく声もない多くの平凡な人々からあなた一人が、税金のようにわずかずつ徴収したものなのです。才能とは負債なのですよ。あなたは生き延びて、大衆にこれを返済しなくてはならないのです。

── 島田荘司『暗闇坂の人喰いの木』より。

☆ 才能が終わると形式が始まる。

── リーベルマン。

☆ 哲学者としての資質は驚く才能だ。

── ヨースタイン・ゴルデル『ソフィーの世界』より。

☆ 競争の激しい業界は(女性を)差別している余裕などないから、才能のある人は競争力のある会社に行くべきだ。

── カーリー・フィオリーナ。

☆ ひとことでいうならば、日本人のセックスライフがどこから見ても貧しそうなのはへたくそだからだ。そう確信する。だが、日本はいつのまにか、素人の男女がエッチしているくらいで一人前の口をきいたり、凡庸なセックスしかできないくせに発言権を主張する呪われた国になってしまった。さらには、厚顔にもセックスをしていないノン・セックスの人までもがセックスを語りたがる。みんながしている(してない)ジャンルこそ、才能が問われるという周知の原理が、ことこの分野に関しては生意気にもすーっかり忘れ去られているようだ。

── 木村重樹・西原 「悪趣味大国ニッポン小事典」より。『ユリイカ臨時増刊 総特集悪趣味大全』所収。

☆ たしかに......井の中の蛙大海を知らず、そういう言葉があります。たしかに蛙は大海を知らなかったかもしれない。だが、通用しなかったとはいってない!! 大海を知らなかった蛙の中にも、十分大海に通用したやつはいたはずだ。それがそんな言葉のトリックにひっかかってどれだけの才能がつぶされてきたことか ── 歴史の白いページをおれたちがきりひらいてきているのだ。先人の腰のぬけた言動にまどわされるなっ!!

── 島本和彦『逆境ナイン』より。

☆ 芸術家の才能はあらゆる美の領域に応用可能なものである。

── サルバドール・ダリ。

☆ 絶望するにも才能がいる。

── 小林秀雄『続々文芸評論』より。

☆ そう、試験というものは本来そういうものだ。誰でも解ける問題を出して、落ちこぼれを見つけるのではない。解けそうにない問題を出して、秀でた才能を発見する。

── 森博嗣『冷たい密室と博士たち』より。
 

突然食いたくなったものリスト:

  • バレンシアオレンジ

本日のBGM:
Satisfaction /DEVO
Day Tripper /YELLOW MAGIC ORCHESTRA



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