2011年11月アーカイブ
【20111205追記】【20111209追記】【20111217追記】
毎年言ってる「もうこんな季節になったのね」のクリスマス・セール。
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日程:11/16~
感想:
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日程:11/~12/25
感想:阪急と全然違う広告。妖精トムテというキャラクターだそうだ。PC、スマートフォン用待ち受け画像がダウンロードできる。
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日程:11/~12/25
感想:例年どおりイギリスの切り絵作家ロバート・ライアンさんの作品。イベントページではロバートライアン作品の壁紙がダウンロードできるようになっている。

【2010年クリスマスの広告】
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日程:12/1~12/25
感想:去年は絵本作家とのコラボレーションで11/26からのスタートだったけど、今年はまったく別みたいね。このヴィジュアルイメージだけ見てもよくわからない。
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日程:11/11~12/25
感想:例年どおりのイメージ。


【2009年、2010年クリスマスの広告】
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日程:12/1~12/25
感想:去年のクリスマスはキティちゃんと宝塚歌劇団とのコラボだった。今年は手塚治虫。アトムデビュー60周年だそうだ。いかにも阪急って感じ。

【2010年クリスマスの広告】
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日程:11/18~12/25
感想:残念なことにディアモールは年々、ビジュアルイメージがショボくなっていく。今年はこれまた、あからさまですな。コピーはいいね。
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日程:11/18~12/25
感想:有名な作家なんだろうか? わからないけども、イベントページでは絵本が読める。去年に比べたらずっとお金がかかってそう。

【2010年クリスマスの広告】
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日程:12/1~12/25
感想:今年はクリスマス専用のドメインも取ってやる気なのね。しかしこのコピー、クリスマスの準備やプレゼント選びのチカラになれればと思ったらそれかい!という素敵なビジュアルイメージ。プレゼントを渡すために苦労しているサンタクロースが「あなた」で、それを引っ張り上げているもう1人のサンタクロースがHEP FIVE、両方サンタクロースってわけだ。ヒネリがあっていいな。
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日程:12/1~12/25
感想:ヴィジュアルイメージががこれまでの17番街より躍動的になった印象がある。
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日程:
感想:不動の French Kitty。

【2010年クリスマスの広告】
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日程:11/19~12/25
感想:一番下にマンガがあって、何となくほのぼのした感じなんだけど、あんまりわからない。><
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日程:~12/25
感想:そごうと西武の2つは現在では株式会社そごう・西武という同じ会社になっている。今年も一緒のキャンペーンページを運営している。いろんなギフトを用意しているものの、今年は「本」をイチオシしている。本とギフトを組み合わせて送ろうという提案をしている。これはこれで個性的で面白い。ヴィジュアルイメージも悪くないよね。ただ、写真に比べて本の画像はちょっとショボい。(^O^)
イベントページ:リンク スペシャルページ
日程:
感想:スペシャルムービーもある。ただ、いい話かどうか、私にゃようわからん。(^^;
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日程:
感想:「女性が彼氏・夫からもらいたいプレゼント人気アイテム」など、あからさまというかストレートな内容。クリスマス気分の盛り上げは完全に他に任せている姿勢は、去年の「マルイのお店のスタッフが選ぶ おすすめクリスマスプレゼント」でもそうだった。ヴィジュアルイメージは......、ハハ......。伊勢丹なんかは普段のバーゲンには何の力も入れないくせにクリスマスだけ異様に気合いを入れるのだけど、マルイはほんと、肩の力が抜けている。(^O^)
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日程:11/11~12/25
感想:オーソドックスね。
イベントページ:リンク リンク イルミネーション
日程:11/11~12/25(イルミネーション)
感想:「Xデー」は、まあよろしね。「イエスの日......」のコピーは、近年まれに見るヒドいコピーだと思う。
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日程:12/10~12/25
感想:買い物2000円ごとに1回、抽選できるというキャンペーン。
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日程:11/28~12/25
感想:夏と同じシリーズ。うーん。


【2011年夏バーゲンの広告】
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日程:
感想:ムーミンかあ。クリスマスはキャラクターに走る店が結構多いね。悪くないと思うけど。少なくともバーゲン広告の中で、この「こころをつなぐ、ハートフルな日」のように読点はあるけど句点のないコピーというのは、実は案外珍しい。(たいてい句読点を両方つける)
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日程:11/7~12/25
感想:楽しそうなヴィジュアルイメージで、いい感じだと思う。コピーがないのは残念。
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日程:11/17~12/25
感想:去年もそうだったけど、クリスマスはHoopとの連動はないっぽい。
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日程:
感想:一昨年の加賀美セイラ、去年の大石参月に続いて今年はなんと、佐藤かよ。
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日程:12/1~12/25
感想:いいねー。トップページのフラッシュもイカす。
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日程:~12/25
感想:いつもの路線。このコピー、どうなのかなあ。

【2010年クリスマスの広告】
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日程:11/18~12/25
感想:去年と同じく単なるプレゼントキャンペーンのページ。
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日程:
感想:相変わらずハガキソフトのクリスマスカードテンプレートのような汎用のイメージ。(^O^)
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日程:12/4~12/25
感想:今年は「アート」をテーマに多彩なイベントや展示をするとのこと。何か表現したいテーマがあって、その表現手法としてアートを使うのではなく、アートそのものがテーマなのだね。
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日程:
感想:去年までは「アヴァンティ・フィスミー」だったけれど、今年からは「アヴァンティ」となっている。京都に行くことがあまりないのでFISMYがなくなったのかAVANTIに統合されたのかはよく知らない。ただ、ウェブサイト的にはもともとアヴァンティの http://www.avanti-kyoto.com/ 、フィスミーの http://www.fismy.jp/ がそれぞれ別々にあったものが、途中から http://www.avanti-kyoto.com/ の更新がストップし、 http://www.fismy.jp/ に「アヴァンティ・フィスミー」として統合された。それが(おそらく)今年4月のアヴァンティのリニューアルの影響で、アヴァンティの名前がまた大きくなってきて、現在は新たに作られた http://kyoto-avanti.com/ に統一されている。(http://www.fismy.jp/ へのアクセスは http://kyoto-avanti.com/ に転送される)。「スウィート・クリスマス」というキャッチフレーズは「アヴァンティ・フィスミー」時代から変わらないが、スペルが「Christmas」から「Xmas」となりヴィジュアルデザインも変わった。変わったからよくなったとも限らないけどね。

【2010年クリスマスの広告】

【2009年クリスマスの広告】
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日程:
感想:去年まではMycalのドメインだったのが、イオンリテールの http://www.vivre-shop.jp/ ドメインとなって初めてのクリスマス。一昨年(2009年)の「5日前に、カレを口説いた。」というコピーを最後にMycal末期は(広告のヴィジュアルイメージは)予算縮減っぽい手の抜きようだったけど、どうやらイオンに移行して少しだけ盛り返したみたい。ちょっと残念なのは、このコピーは別にクリスマスには関係ないってことだ。ただウェブサイトそのものは前回かろうじてあった「ギフト診断」みたいな遊びもなくなって、単なるリングとペンダントの予約ページになっている。

【2009年クリスマスの広告】
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日程:11/19~12/25(クリスマスイルミネーション)
感想:クリスマスっぽい気もするし、そうでない気もする。
・ムービー(音が鳴るので注意)
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日程:
感想:いつも通りの構成。ムービーと、イベントページにはコラムがつく。ここはほんとにいつも真面目に作ってる。ヴィジュアルイメージも手を抜いてない。
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日程:~12/25
感想:そのとおり、って感じのコピーだよね。クリスマスは12月25日なんであって、11月からやってるクリスマスセールはぜ~~んぶ、「クリスマス」といいつつも実際はそれを待つ時間なんだ。それが楽しくないんなら、きっとクリスマスは(日本人にとっては)意味がないんだろう。
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日程:
感想:ヴィジュアルイメージのみで、何がどうというわけでもないような。
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日程:11/19~12/25
感想:どうやら去年まで使っていたイラストの契約は切れたのね。なら次を考えればいいんだけど、極端につまらなくなったなあ。
例によって全国のららぽーとの中でも甲子園だけが独自路線。これまでは全国よりクォリティが高かったからよかったけど、こうなるとほんとにつまらないねえ。

【2010年クリスマスの広告】
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日程:11/11~12/25
感想:「レディーゼ」というのは造語で、「じぶんスタイルで自由に生きるオトナの女性たち」のことを言うそうですよ。なんだろうなあと思ったりもするけれど、こういう積極的な姿勢すらこの御時世には少数派なわけで、そりゃあなた頑張ってもらいたいところですよ。ヴィジュアルイメージがかなりオーソドックスなのは、「オトナの女性」というターゲットからして当然の選択でしょ。
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日程:
感想:商品をあしらって作ったクリスマスツリー。敢えて赤、緑を使わずに表現してる。楽しそうに見えるかどうかはよくわからない。
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日程:11/11~12/25
感想:2011/04/26オープンで、これが初めてのクリスマス。夏の「BANG! BANG! BARGAIN!」の広告は「バングバングって言うても、ええんちゃう。」だったから、これからずっと「ええんちゃう。」で攻めるのかもしれない。大阪というのがはっきりわかるし、ええんちゃうかな。(^O^) 「Q」という文字にあわせたリースのヴィジュアルイメージもなかなかいいよね。
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日程:11/7~12/25
感想:2009/10/20のオープンだから今年で2回目のクリスマスのはずだけど、これを見つけたのが今年なので、残念ながら去年のヴィジュアルイメージは収集していない。端っこの方に小さく添えられているマスコットキャラクター「ココエル」が微笑みを誘う。サンタクロースの恰好をしてるので、つまりこの「Happyが届きますように♪」というコピーは、「ココエル」(つまりココエ)が届ける幸せがあなたに届けばいいのに、と言ってるわけだ。悪くないよね。ただヴィジュアルイメージそのものは大して面白いものでもないかな。
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日程:
感想:きれいなイラストね。
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日程:
感想:通常のバーゲンの広告では何のやる気も見せない伊勢丹が、年に1度、本気を出すのがクリスマス。(去年と同じことを書いてみた) 例年どおり今年の去年と同路線の気合いの入ったクラウス・ハーパニエミ作品があなたを待っている。アンケートに答えるともれなくオリジナルスクリーンセーバーがもらえる(12/25まで)。


【上から2010年、2009年クリスマスの広告】
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日程:
感想:この肩車、やりたいよね。(^O^)
イベントページ:リンク CM
日程:
感想:クリスマスも細かく渡辺満里奈を使っている。「いっしょ」と「一緒」は揃えた方がよかったなあ。
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日程:
感想:
イベントページ:リンク
日程:
感想:ラゾーナのコピーはいつも秀逸。
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日程:11/30~12/25
感想:マルちゃんのマークに似ているといえば似てなくもない。(^O^)
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日程:~12/25
感想:今年はイルミネーションだけかな。
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日程:~12/25
感想:
そごうに同じ。
イベントページ:リンク
日程:
感想:去年も一昨年もフランス語のようだけどね。


【2009年クリスマスの広告】
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日程:
感想:マークシティはシンプルなのが好きだったんだけど、最近はあんまりシンプルじゃなくなってきたなあ。結構名のあるアーティストなのだろうか。ごめんね、そうことさっぱり知らなくて。
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日程:11/2~12/25
感想:ディズニーとのコラボとはこれまた豪華だなあ。
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日程:11/8~12/25
感想:「ARTELLIGENT CHRISTMAS IN ROPPONG HILLS」というフレーズは今年も同じ。☆で作ったクリスマスツリーよりも、なんかコピーにくっついてるカッコとかが気になる。(^O^) なんか80年代のニューアカっぽい本とかを連想した。
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日程:
感想:安定。しかし「BERRY MERRY CHRIST」に見えちゃうヴィジュアルイメージの配置は、あんまりよくないんじゃないかとも思ったり。そうでもないのかな。
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日程:
感想:去年の「サンタが大勢やってくる。サンタのサンタも大勢やってくる。」というコピーはワケがわからんかったが、今回はわかりやすいし結構いいよね。小売店が提供するのはクリスマスそのものじゃなくて、クリスマスを準備するというクリスマス。
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日程:
感想:2011年のALTAイメージモデルは岸本セシルちゃんだそうです。はい。ALTAの広告もブレないよね。
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日程:11/22~12/25
感想:このイラスト、豚だからいいけど、オッサンだったら変質者だな。(^O^)
イベントページ:リンク(音注意)
日程:
感想:これだけ派手だけど、コピーは「MERRY CHRISTMAS」だけか。(^O^) クリスマスには気合いを入れるLOFTらしく例年どおり作り込んだフラッシュで迫ってくる。
イベントページ:リンク
日程:11/11~12/25
感想:異例の「クリスマス」の文字なし。「星に願いを」は六本木ヒルズともかぶっているけれど、次に書かれているサブコピーでこの言葉に込めた意味が明かされている。「東北の方々、故郷の家族、頑張っている友人、支えてくれる恋人など離れていてもつながっている、みんなのしあわせを願うという意味を込めて」
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日程:11/28~12/25
感想:
イベントページ:リンク
日程:11/10~12/25
感想:かわいらしいね。サンタクロースなんだけど、サンタクロースの自分が好きなもの買いまくっちゃうってことね。しかし今年は「星に願いを」が多いなあ。
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日程:
感想:妙な豪華さだが......。
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日程:
感想:クリスマスとは関係ないのかもしれないが、足がキレイなのでこれはこれでいいか。(^O^)
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日程:12/1~12/25
感想:なんか、何て書いてるのか読めない。(^^;
他のものはどうか知らないけれど、日清のどん兵衛は東日本版と西日本版が存在して、それぞれ味が違う。というのは結構よく知られた話。
西日本版は昆布だしが強く、東日本版はカツオだしが強いという。
私は西日本に住んでいるのでこれまで食ったどん兵衛のほとんどが西日本版だ。東日本版も何度か食べたことはあるけれど、食べ比べをしたわけじゃないし記憶も薄い。
そりゃまあ普通はそうで、売ってる場所が違うのだからなかなか食べ比べる機会がない。
ところが最近、店で東日本版のどん兵衛を見つけた。

左が西日本版で、右が東日本版
東日本版のパッケージを見ると現在、日清食品は
「あなたはどっち派? 東のどん兵衛 vs 西のどん兵衛」
http://kodawari.donbei.jp/eastwest/
という食べ比べキャンペーンをやっている。

「あなたはどっち派? 東のどん兵衛 vs 西のどん兵衛」
このキャンペーンのために東日本版が西日本でも買えるようになったということのようだ。
このサイトではどん兵衛の東日本版と西日本版のうどんとそばについて各地の人気投票の結果をリアルタイムで発表している。
現在のところうどんは全国的に西日本版が、そばは東日本版が人気という傾向があるようだ(西日本では全般的にうどん、そばの両方とも西日本版が人気)。なかなか興味深い。
で、せっかくなので私も買って食べ比べてみた。
なかなか楽しかった。(^O^)
まずはパッケージを見てみる。

今回はフタの紙に書かれているが、普段見分けるのはここ。
ところが意外と言えば意外なんだけども、どちらも同じ静岡工場で製造されたものだった。

上が東日本版、下が西日本版
何となく西日本のは西日本の、東日本のは東日本の工場でそれぞれ作られてると思ってた。何となく。
原材料はどう違うのかな。

東日本版の原材料

西日本版の原材料
違うのはスープですな。あとなぜか内容量が東日本版の方が1g多い。(^O^)
【東日本版】※赤色がその地方版にしかない材料
食塩、醤油、糖類、かつおパウダー、魚介エキス、ねぎ、香辛料、昆布エキス、香味油、魚介調味油
【西日本版】
食塩、魚介エキス、醤油、魚粉、ねぎ、昆布エキス、糖類、香辛料、かつおパウダー、魚介調味油
なるほどねえ。
では、作ってみよう。

西日本が赤、東日本が青
なるほど、粉末スープの袋の色自体変えてあるんだな。知らなかった。これはわかりやすい。
粉末スープを丼に投入。

左が西日本、右が東日本
これもわかりやすい。東日本版の方がずいぶん色が濃い。醤油の色なんだろう。
お湯を注ぎ、5分待つのだぞ。
……。
できたー。\(^O^)/

左が西日本、右が東日本
おおお、全然違うっっ!
食ってみると、東日本版は醤油とカツオが利いてて、西日本版と比べると少しとがった感じがする。西日本版は甘味があって丸い味。私は西日本版の方が好きだな。
両方、七味唐辛子の袋は添付されていなかったが、どうも東日本版の方にはデフォルトで入ってるみたい。西日本版には入ってないように思う。
気のせいかもしれないが、きつねも西日本の方が甘い気がする。違ってたとしても微妙な差だけども。いずれにせよ両方うまいよ。(←スープの味で元々も味から濃い側、薄い側に振れてるかも)
ネギ、カマボコはきっと東西とも同じだと思う。
実はどん兵衛を食ったのはかなり久しぶりなのだが、感心したのは麺がかなりよくなってたこと。食感もよくなったし、太くてかなり長い。ストレートになったから長く感じるようになったのだろうか。なかなかうまい。
で、食べ終わった。ぷはぁ。

左が西日本、右が東日本
やっぱりダシの色はかなり違う。
で、関西人はなけなしのアイデンティティを振り絞ってこう言うわけだ。
「こんなダシが真っ黒のうどんなんか食えるか! 丼の底見えへんやないか。……ん? おい、あの店はマックやないで。マクドやっっ!!」
やっぱり西日本版の方が私にはうまいね。東日本版もうまいけど、並べて比べるとかなり圧倒的。
しかしこういうキャンペーンをやってしまうと、これから日清はやりにくくなると思うんだ。
そりゃもちろん、東日本で東日本版が、西日本で西日本版がそれぞれ大人気でしたという結論ならいいけども、場所によってはそうならずに「別地方版の方がうまいと考える人の方が多いです!」と日清が公認で発表することにもなるわけで(現に今の時点で関東地区のうどんはそういうことになっている)。
で、そういう結果が出たにもかかわらずキャンペーンが終わったらこれまで通りのものを売るというのはどうなのかと。
「これまでこの地域で売ってたのはあまり人気のなかった方ですけど、キャンペーンが終わりましたので引き続きそちらだけを売り続けます」ってことになると、それはちょっとひどいと私なら思うけどな。
ちなみに実際のところは、全国で両方を発売するのは11月のみの期間限定だそうだ。
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東西の「どん兵衛」を食べ比べ 11月から期間限定 日清食品は、東日本と西日本で味付けを変えて売っているカップめんに「食べ比べ」のマークを入れ、11月1日から期間限定で全国で両方を発売する。「どん兵衛」の「きつねうどん」と「天ぷらそば」で、東はかつおだしが利いた色の濃いつゆ、西は昆布だしが利いた色の薄いつゆが特徴。11月中のみの出荷。希望小売価格は税込み各179円。 |
ひどいと思うなあ。
『パタリロ!』33巻より。

「草」「ある日常」より
続編、「東西どん兵衛食べ比べ(天ぷらそば編)と全国統計」もあります。
突然食いたくなったものリスト:
- チキン南蛮
本日のBGM:
Judas Kiss /CATS IN BOOTS
これまで
『digital ひえたろう』及び【関西地ソース本舗】の連絡先として
editor-in-chief@hietaro.office.ne.jp
というアドレスを使っていましたが、これを提供していたCLUB BBQが11月末にサービスを停止するため、使えなくなります。そこでひえたろう(hietaro)への連絡先として新たなアドレスを作りました。
新アドレス:
digitalhietaro@gmail.com
恐らく12月からは旧アドレスには送れなくなるはずです。
新アドレスは現在すでに稼働していますので、私(ひえたろう)への連絡は新アドレスでお願いします。
既にあちこちに貼っている旧アドレスでの連絡先も順次新アドレスに変更していくつもりですが、まあなかなか間に合わないと思うので、その辺はどうぞよろしくお願いいたします。
(プライベートのアドレスは変わっていませんので、各位ご注意を)
ちょうど2年前のこと。
「『最新ラーメンの本 関西版』の話」というエントリを書いた。
東京を中心に活動しているラーメン研究家・石山勇人が監修する『最新ラーメンの本』という雑誌があり、その関西版Vol.1が刊行された時に書いたものだ。
ちなみに『最新ラーメンの本』の首都圏版は2007年9月に発売以降、年末と言わず発売されていて、2010年の年末までのわずか3年でVol.7を数える。それ以来首都圏版も発売されていなかったらしい(間に『最新つけめんの本』刊行)が、この年末は、[2012首都圏版シリーズ]として、なんと「東京・埼玉」「神奈川・多摩」「千葉」に分冊して発売された。
#分冊というのはどうなんだろうね。ちなみに去年それまでの「関西版」を「大阪」「京都&滋賀」「兵庫」と分けた『ラーメンWalker』は、今年はシレっとした顔で『ラーメンWalker 関西』に戻している。ちょっと欲どしすぎたんじゃないかと思う。……閑話休題。
対して『最新ラーメンの本』関西版は、Vol.1からちょうど2年経ったこの年末にVol.2が発売された。
とまあ、そういうことらしい。
で、『最新ラーメンの本 関西版 Vol.2』。
あのエントリで私はVol.1についてはかなり厳しい意見を書いた。ダメなところはダメだと言おうということで。
で、そういうことを書いたからには良くなってたら良くなってるということもちゃんと書かないとダメだよねということで、このエントリを書こうと。
……と思って念入りに読み出したら、どうにもまたダメなところが気になってしまった。(^^; やはりこれも書くべきなんだろうな。しかしあくまでもいいものを作ってほしいがためだということはわかっていただきたい。
- こういう表紙。

『最新ラーメンの本 関西版 Vol.2』 - 掲載されている写真は前よりずっとよくなったように思う。
- 実物よりデカいんじゃないかと思わせる写真もあって、微笑ましい。(^O^)
- 前回のエントリで、監修の石山勇人氏という人物自体を大々的にフィーチャーするVol.1の姿勢について、「この本は「ラーメンを宣伝する本」ではなく「石山勇人を宣伝する本」」だと書いた。しかし今回は前回に比べればそういう色がずいぶん引っ込んだように思う。
Vol.1の「だ・である」調文体から「です・ます」調に変わっている。小見出しの「東京発の「二郎系」が関西を圧巻中!」というのは、まあ日本語としては「席巻中」の方が正しいんだろうな。(^^;
『最新ラーメンの本 関西版Vol.1』の巻頭総論
どの文字よりも「石山勇人」という文字が、どの写真よりも石山勇人の写真がデカい。
『最新ラーメンの本 関西版Vol.2』の巻頭総論 - また、「石山勇人を宣伝する本」だという話の延長として、前回は「例えば明らかな広告ページである「エースコック×石山勇人 「ベジポタ」カップ麺開発プロジェクト」というページが、この本では目次の中に堂々と登場する。広告扱いではなく記事扱いなのだ。好き放題。……」と書いたが、今回の「エースコック×石山勇人 鶏のちカレーラーメン」の広告はちゃんと広告扱いになっているし、広告とはっきりとわかるページレイアウトになっている。もちろん目次にも入れられてはいない。
- ただしこれについてはまだ微妙さを感じるところもある。Vol.2にはなぜか他の記事とは完全に孤立する形でコラムが掲載されている。「石山勇人の勝手に御麺!」というタイトルでカレーが採り上げられているのだが、これがかなり不自然。「……福島の『JET』や関大前の『諭吉』、南森町に支店を出した『麺乃家』などは、「カレーつけ麺」をメニューに掲げている。……今までならキワモノ扱いされたかもしれないカレーラーメンやカレーつけ麺だが、関西ラーメンの人気を牽引する実力店が挑戦しているとなると見過ごすわけにはいけない」(文末の「いけない」というのは原文ママ)とあるのだが、「関西ラーメンの人気を牽引する実力店」って。諭吉は石山氏がかなり気に入っているのか他のところでもよく話に出してくるのだけど、去年4月にオープンしたばかりでまだ知名度も低い新店をこういう文脈に使うのは変だ。麺乃家は確かに今は亡き『KANSAI一週間』のラーメン大賞を取ったほどの人気店ではあるが、ここは主人がもともとカレー屋だったこともありカレーは昔から手がけている。だからこれまたこの文脈にはそぐわないだろう。つまりそもそもこのコラムでなぜカレーを採り上げるのかという理由に、かなり「とってつけた」感が滲み出ているのだ。そしてコラムの締めの文章がこれだ。「東京ほど確立されたラーメンの土壌やしがらみがない分、関西のラーメンはより多様化が期待できるというのが私の持論。関西の文化として発展を遂げたカレーうどんをそのまま受け継ぎ、さらに発展した麺料理へと独自に昇華させていってもらいたい。そう願うのは、きっと私だけではないはずだ」。この抽象的な締め方を「とってつけた」といわずに何という。(^^; 普通に見ればこのコラムは実質的に「エースコック×石山勇人 鶏のちカレーラーメン」の導入的な扱いになっている。このコラムそのものにこの商品はまったく出てこないけど、この不自然さをそれ以外で説明できない。で、やっぱりこのコラムはちゃんと目次に記事扱いとして載ってるんだよねえ。だから、この部分は前に比べて良くなったと断言できるのかどうか、判断に迷う。
- いや実際のところ、東京で「プロ」のラーメン研究家として活動している石山氏が関西のラーメン事情を語るのに一番求められる、彼にしかできない、彼だからこそできることというのは、まさにこの、「東京ほど確立されたラーメンの土壌やしがらみがない分、関西のラーメンはより多様化が期待できるというのが私の持論」という部分をちゃんと語ることだと思うんだよね。東京にはどういう「確立されたラーメンの土壌やしがらみ」があるのか、それがあるとどういう制限があるのか、それがなければどういう自由と可能性があるのか。私の実感では、ラーメンの「多様化」の波はいつも東京から入ってくる。関西はそれとは違う展開もあるという程度で、こと「多様化」で関西が東京を凌駕しているようにはまったく見えない。少なくとも関西にいる私には。なので両方のラーメン事情を見た石山氏には、「いえ、両方見た立場からすればこうなんですよ」ということをわかりやすく解説してほしい。せっかくの関西についての「持論」なのに、関西版でそれを書かないでどうする(首都圏版に書いても需要はないでしょ(^O^))。大崎氏や石神氏と違い関西にちゃんとメディアを持っているのだから、石山氏にとってこれは非常に大きなアドバンテージだと思うんだ。ちゃんと活かしたらいいのに。
- Vol.1から店情報や地図をケータイで見ることができるようになっていたが、独自のシステムを使っていた。Vol.2ではぐるなびラーメンを利用している。
- 巻末の50音インデックスは前回同様、「ラーメン●●」や「麺屋▲▲」という店でも「ら」「め」に入れずにちゃんと「●●」「▲▲」で検索できるようにしている。これは非常に実用的で好感が持てる。またVol.1の「エリア別INDEX」がなくなり、代わりに「路線図インデックス」になった。鉄道路線図に店を落とし込んだもの。これはこれで便利。ただ「エリア別INDEX」をなくす必要はなかったんじゃないかとも思う。いっそこういう本は、インデックスを5種類くらい作ったらいいのに(終了時間別とか)。
- 細かいことをいえば、50音インデックスにはクーポンの有無以外にエリアも記載してくれたらもっと便利かな。
- 前回同様にPAPUA氏、としむね氏を迎えた座談会はかなり内容のあるものになったと思う。前回はどうも話が噛み合ってなかった。
- 前回は「関西ラーメン3賢人が選んだこの冬絶対食べたいラーメンランキング」という特集(ラーメン店別ランキングBest10の他、ジャンル別[塩・醤油・つけ麺・味噌・白湯]でそれぞれ3店、のべ25店を紹介)があり参考になったのだけど、Vol.2ではこれがなくなったのも残念。代わりに(?)3人がそれぞれ注目店を3店ずつ紹介している。
- 今回は本全体を通じて、関西のラーメン事情について「歴史」にはあまり触れずに「現状」に重点を置いているように思う。対談だけではなく本人の文章の中でも。これはよかったと思う。この人が語れるのはこちらのはずだし、こういう本はそういう役割のはずだ。前回は関西版の初号ということで、歴史にも触れざるを得なかったのだと考えておこう。
- 近年の新店の中でトップクラスの露出度・注目度であったはずの宮田麺児をことさらに持ち上げていないところは見識だと思う(他店と同列)。これはやはり東京の人だからだろうか。
- というか、取材そのものを石山氏がしているわけではないだろう。編集会社はVol.1では東京と奈良の2社だったが、今回は東京の会社1社になっている(前回の東京の会社とは違う)。ライターはどうなのかな。いずれにせよ見識は見識。
- 巻末の方に、「キムラ君と僕。~編集部員ヨシオカ(関東在住)のときめきメモリアル~」という1ページのコラムがある。書いているのは石山氏ではなく「ヨシオカ」なる人物。おそらくは奥付に記載されているスタッフの中で、発行人、監修者、広告、販売以外では唯一Vol.1とVol.2の両方に名前が載っている吉岡啓雄という人だろう。今回は「編集チーフ」とある。コラムについているプロフィールによると、埼玉県出身のヨシオカ氏は「今回、5回目の来阪となる」という。編集チーフであってもこのくらいの来阪回数か。うーむ……。
- 今回の掲載店のうち石山氏はどのくらい取材しているのかな。これは単なる疑問。この本の中で石山氏自身がやたら諭吉の話題を出しているところを見ると、もちろんこの店には行ったと思うのだが、あまりにこの店のことばかりを出して他の新店の話が出てこないのが逆に気になる。実際に取材した店は意外と少ないんじゃないかと勘ぐったり(本当のところはどうかわからない)。とはいえ彼はあくまでも「監修」という立場なので、全部の店に足を運んでいる必要はない。
- 個別の店の紹介文は全部読んだわけではないのでたくさんは書けないが、少し目を通した中で気になったことをいくつか。
- 前回、虎一番の記事の中の、
という部分について、2000年が「関西のラーメン事情に魚介文化がまったくなかった頃」だなんていうのは事実ではないし同じ本の中ですら時系列の辻褄が合っていないということを指摘したが、今回もその記述は残っている。中華料理に長年勤しんだ店主が、魚介系ラーメンのパイオニア・新宿『麺屋武蔵』の影響を受けて開業したのが2000年。関西のラーメン事情に魚介文化がまったくなかった頃だ。 - Vol.1とVol.2の両方に掲載されている店もたくさんあるが、これらの店は今回はほとんど取材をしていない。前回の写真、文章を流用するだけ。といってもこういうやり方は他の本・雑誌でも普通にやっていることだから、ことさらにこの本がどうというわけではない(むしろそれが、続けて出すことのアドバンテージでもあるのだろう)。よくわからないのが、どの本・雑誌も前回の文章をそのまんまコピペするのではなくほんのちょっとだけ変えることだ。事情はよくわからない。最初の文章を書いた人へのギャラの問題なのか、単に全く同じ文章を載せるのは気が引けるのか。いずれにせよ変えるのはほんの少し。例えばちょっと目についた麺屋楼蘭の記事はこうだ。
丼の中の豊かな調和はラーメンの域を超えた芸術品
数種類の味噌をブレンドし、魚介の香りがアクセントになっているWスープに合わせる。あっさりした中にも豊かなコクを持つのが「焦がし味噌ラー麺」だ。特筆すべきは、丼の中でのバランス。スープを飲むごとに、麺をすするごとに、違った味わいを見せる。計算され尽くしたこのハーモニーは、必食。(Vol.1)
これでもかなりアレンジしている方。もっとそのまんまのものもたくさんある。丼の中で調和する芸術的な佇まい
数種類の味噌をブレンドし、魚介の香りがアクセントになったWスープに合わせる。手間暇かけて手掛けた「焦がし味噌ラー麺」は、あっさりした中にも豊かなコクを持つのが特徴。さらに特筆すべきは、スープと麺のバランスのよさ。スープを飲むごとに、違った味わいを見せる。計算され尽くしたこのハーモニーをぜひ味わってほしい。(Vol.2) - というわけで、虎一番の記事も前回とほとんど同じように踏襲されているというわけ。
- 結局、この本に限らずこうやって一度取材した店のデータを使い回していくと、リライトする方も単純作業になってしまう。そして質が落ちていく。なんせその店の取材をしていない人が、誰かが書いた前の文章の言い回しを少し変えるという作業を繰り返すんだから。劣化はあっても新たに加えられる情報はない(あったらそれはそれで怖い)。そんな仕事にライターも力が入るわけがない。
- で、そういう仕事をしているとこういうことをやらかす。これは麺屋えぐちの記事。
血筋の良さに甘えない実直な味づくり
大阪の名店、醤油の『カドヤ食堂』、豚骨の『天神旗』という畑の異なる2軒に学び、満を持して開業を果たした話題のお店。淡海地鶏を濁らすことなく丁寧に炊いた清湯スープに、煮干の香りを沸き上がらせるパンチの効いた味作り。キレイに浮かぶ鶏油の甘味も加わり、ルーキーらしからぬ風格のある一杯を提供している。(Vol.1)
「パンチの効いた」を「パンチ力の効いた」にした理由を問うつもりはないが、何じゃその「味の異なる2軒」って。違う店なんだから味が異なるのは当たり前のことだ。元々の記事を書いた人は恐らくちゃんと、カドヤ食堂と天神旗がどういう店なのかわかった上で「畑の異なる2軒」と書いたのだ。しかしこれをリライトした人間はおそらくこの2軒のことを知らない。単に醤油ラーメンの店と豚骨ラーメンの店ねと思っただけだ。で、単に前の文章の言い回しを変えるだけという単純作業であるにもかかわらず、こんなすっトボけた文章を生み出してしまう。取材していないんだから必然的と言えば必然的な劣化。繰り返すがこのへんはどのラーメン本も抱える問題点だ。名店に学んだ店主が実直な味づくりを実践
醤油ラーメンの『カドヤ食堂』、豚骨ラーメンの『天神旗』という味の異なる2軒に学び、満を持して開業を果たした店主による話題の店。淡海地鶏を濁らすことなく丁寧に炊いた清湯スープに、煮干の香りを沸き上がらせるパンチ力の効いた味作りがポイントだ。キレイに浮かぶ鶏油の甘味も加わり、血筋のよさに決して負けない、風格のある一杯に仕上がっている。(Vol.2) - Vol.1の巻末には、同時期に発売された『最新ラーメンの本 首都圏版』に掲載された256軒の店の名前・住所・電話番号と1行コメントが収録されていたが、Vol.2でははなくなってしまった。これは残念。
- 前回に比べて特集の見せ方が垢抜けたと思う。編集者とデザイナーの腕かな。
- 凄いなあと思うのは、店データ。店名・メニュー・住所・連絡先・営業時間・定休日・席数、駐車場の有無といったデータはどの本にもある基本データとして、Vol.1に引き続いての開店月データ(これも貴重なデータ)の他に、Vol.2から「製麺所」と、メインに紹介するメニューの「麺重量」が入るようになったこと。もちろん製麺所を「非公開」にしている店もあるけど、公開してるところも多い。自家製麺も数年前に比べればびっくりするくらい多く、隔世の感だ。↑で掲載2回目の店は取材していないと書いたけど、少なくともこのデータに関しては取材しているということね。
- とはいえ非公開の店も多く、公開しているところをみると、妙に麺屋棣鄂と宝産業(釧路製麺)が多い。これと、この両社がこの本に広告を出しているのとは関係があるのかないのか……。貴重なデータなので問題ないけど。
- 「非公開」のところは少なくとも自家製麺ではないということではあるのだろう。
- オオタメンがんばれ。
- 住吉が自家製麺ってのには驚いた。ずっと栄大号だと思っていたので。麺の量が145gと意外に多いのも驚き。あれだけ太いと少なく感じるんだよなあ。……なんて見方ができるのはとてもいい。これはこの本だけの楽しみだ。
- 数年前、どれだけの人がどの製麺所の麺を使ってるかなんてのに興味があっただろう? これだけでも関西のラーメン文化の深化を感じるよ。
- しかしほんと、自家製麺の店が増えた。製麺機はそんなに安いものじゃない。にもかかわらずこれだけ自家製麺が増えたということは、製麺機会社がかなり儲かっているということ。関西はいい市場に成長したわけだ。大和製作所のDM頻度なんて凄いからねえ。
- これだけたくさんになるとヘッタクソもたくさんいるはず。(^O^) 製麺所よりもいい麺を作っている店がどれだけあるのかな。
- で、店データの話。スープの「あっさり ── こってり」度の指標というのはこの本だけではなくどの本も載せたがるね。これってほんとに要るのだろうか。この御時世、禁煙かどうかの情報の方がよっぽど需要があるように思うけど。汁なし麺にも「こってり4」とか書いてるし。(^O^)
- この雑誌にはエースコックが広告主としてついており、上記「エースコック×石山勇人 鶏のちカレーラーメン」は1ページ広告を出し、それの関連コラムまで本記事の中に押し込んでいる。これに対して意外にも(?)同じエースコックの「それゆけ!大阪ラーメン」については本記事でもまったく言及がなく、意外といえば意外だった(一応、半ページ分の広告が入っている)。え? うん、そう。あの「大阪ラーメン」のことね(「もうズブズブやん。(大阪ラーメン)。」参照)。話題的には関西ローカルで、しかもメディアも巻き込んでおり、さらにスポンサーであるエースコックの商品だということになればこれはまあ、「関西版」としては何かやりたくなるよね。しかしそれをやっていない。宮田麺児にしてもこの大阪ラーメンにしろ、「あえて」話題に出さない「見識」だと理解しておこう。単に「知らない」ということはさすがにないだろう。うん。
- あるいはこういうことかもしれない。この「それゆけ!大阪ラーメン」の半ページ広告にはパッケージ写真も間に合わず(シルエットに「?」となっている)発売日も確定していない(「2011年12月発売予定」とある)。この状態では大々的に押すことはできなかった、とか。(ヨシオカ氏のキムラ君云々のコラムの場所がとてもアヤシイ(^O^))
- ちなみに同時期発売の『ラーメンWalker 関西2012
』には「それゆけ!大阪ラーメン」の1/4ページの広告が入っている。入稿締切がこちらの方が遅かったようだ。こちらではパッケージ写真が登場し、発売日も「12/5発売」と確定している。
- どういう理由にせよ、とにかく結果的には『最新ラーメンの本 関西版 Vol.2
』が示す「関西の今のラーメン事情」は広告でも話題でもなく、ラーメン店が実際に出す丼の傾向なのだというシンプルな姿勢となっている。意図はどうあれ、これはいいことだと思う。
突然食いたくなったものリスト:
- インデアンカレー
本日のBGM:
素敵にジングルベル /伊藤さやか
前回串かつの話を書いた(「串かつ大量発注の怪」)のでついでに。
以前「積ん読解消運動(6)『とんかつの誕生』岡田 哲」というエントリで紹介した岡田哲『とんかつの誕生』に、こんな記述があった。

串かつ ── 世界に例がない料理
めめめ、メロン!?
ググってみると1店だけメロンを出している串かつ屋が見つかったが、そこは既に閉店している。
しかしこの記述を見る限り、そんな、ある1店舗だけが出している特殊な名物について語っているようには読めない。
メロンの串かつがそれなりにメジャーな素材だと言わんばかりだ。
私が知らないだけで結構メジャーなのか、あるいは昔メジャーだったのか。
どこかで食えないかな。
食ってみてー!
この場合、自分で作るという選択肢はナシだ。
……この本がいい加減なだけという結論も、まあそれなりに可能性が高いと思ってはいるんだけどね。
突然食いたくなったものリスト:
- メロンの串カツ
本日のBGM:
あり、か /中島みゆき
毎月「かわいい物理」が開催されている workroom*A は、本町にある。
隣には綿業会館という素敵な近代建築が建っている。
先日行くと、近くに串カツ屋が開店していた。
オープン記念セールの賑わいを横目で見ながら、もらったチラシ(の一部)。

串かつ盛り合わせ
よく見ると、何かヘンだよこれ。
「二度づけ」ならぬ「二度見」しちゃった。
普通、こういうのってたくさん頼むと1本あたりの値段が下がるからお得なんだよね。
うーむ……。
20本頼むと損じゃないか。(^^;;;
盛田昭夫が書いた『MADE IN JAPAN』という武勇伝に、ソニーがまだ小さかった頃、アメリカからの大口発注に対して発注量が上がるほど単価が上がる見積書を出したという話が書かれていたが……。そうですか。
見つけましたよ本町のソニー。
まあ、20本のセットは単価の高いネタがたくさん入っているのかもしれない。だとしたら単純に1本あたりの計算をしてもかわいそうね。
突然食いたくなったものリスト:
- はったい粉ねりねりしたやつ
本日のBGM:
Savage /HELLOWEEN
うろ覚えだが、昔読んだ中島らもの本に、大竹まこととの間で交わされたこんな会話が書かれていた。
大竹「いやぁ、この年になって免許取っちゃいましたよ」
中島「ふぐ調理師免許ですか?」
んなわけないだろーッ!みたいな感じ。
まあ普通、「免許」とだけ言ったらそれはふぐ調理師免許を意味しない。
ふぐ調理師免許はそんなにメジャーな免許ではないのだ。
有名な話なので多くの方が知っていると思うが、ふぐを調理するための資格は国家資格ではなく地方自治体ごとの資格で、しかもこの免許がない自治体もたくさんある。名称も「ふぐ調理師免許」とは限らず自治体によってさまざま。
Wikipedia - ふぐ調理師によると、全国でふぐの調理に資格を設けている都道府県は全部で24ある。その中でも、「都道府県によって免許や講習受講による「資格」取得の条件や難易度は異なり、講習において受講資格を定めていない自治体や、受講後の試験のない自治体もある」という。

ふぐ調理に資格や免許を定めている都道府県
(Wikipedia - ふぐ調理師より作成)
ふぐの調理に資格がない道県があるというのもなかなか凄いと思うが、ふぐを食べる習慣がないような地方ならわざわざふぐ料理専門の資格/免許がなくても当たり前だとも思う。
ならば都道府県別の消費量と資格/免許の有無を地図上で重ねてみればそれなりに説得力のある資料になるんじゃないか……と思った。
そこでネットで調べだした。しかしふぐの都道府県別の消費量のデータなどどこにも見つからない。
内閣府の消費動向調査の調査品目にでも入っていれば確実なのだけども、残念ながらそんなこともない。
世間的にはたまに、
「関西は日本のふぐ消費量の6割を消費」
「大阪は日本のふぐ消費量の6割を消費」
「関西は下関の水揚量の6割を消費」
「大阪は 〃 」
などといわれ、実際そういう話を何となく耳にしているのだけども、少なくともネット上ではその根拠となる資料は見つけられなかった。
どないなっとりますのか。
ネットでわからないなら仕方がない。
メールでいくつかのふぐ関連の団体に質問してみた。
しかしわからんと。
うーむ。
ひょっとして、ここならわかるかもしれない。
ググってる間に、こんなものを見つけたのだ。
ここにはさほど説明はないが、『関西図書館あんない』という本のプレビューページに、こんな説明がついていた。
| 岸和田のふぐ料理店「喜太八」のご主人であり、自ら設立した日本ふぐ研究会の会長を務める北濱氏が、約半世紀にわたり集めたふぐに関する貴重な資料を収蔵する私設博物館。100体を超える珍しい完全骨格標本から民芸品にいたるまで、約2500点の資料がところ狭しと展示されている。昭和40年から揃っているふぐ消費量のデータなど、さまざまな分野における調査・研究資料、論文、海外の文献なども多数所蔵云々。 |
おおお、「昭和40年から揃っているふぐ消費量のデータ」とな。
ということは都道府県別の消費量もあるかもしれない。
と思ってコンタクトを取り、予約して行ってみた。
これが、なかなか面白かった。
勝手に図書館のようなものをイメージしていて、そういう資料を黙々と読むという感じなのだろうと思っていたのだが、行ってみると全然違った。(^^;
館長の北濱喜一さんは博物館の向かいにあるふぐ料理店「喜太八」の3代目であり、自ら設立した日本ふぐ研究会の会長でもある。ふぐに関する著書多数。前述の各地のふぐ調理師の講習で使われるテキストの執筆もしているくらいの、世界的なふぐ研究の第一人者だという。興味深いのは「ふぐ料理北濱流宗家」という肩書きだが、これについては聞かず終いだった。残念。
博物館見学に予約が必要なのは、要は北濱館長との時間が合うかどうかということのようだ。
つまり博物館に行けば北濱館長が自ら説明をしてくれる。私もそうだった。店での仕込みもあるはずだから、趣味だけでやれるわけではない。この博物館には「ふぐ中毒をなくすため」という明確な設立趣旨があり、北濱館長はそのために、仕事の手を休めてでも来館者に説明をしている。
この時の北濱館長の話がとても面白かったので思い出しつつ御紹介しようと思う。
ただ、録音とかしちゃいけないといわれたし話をずっと聞いていてメモを取らなかったので、なかなか正確なことは思い出せないし漏れも多いと思う。その辺はよろしく。m(_ _)m
- 「喜太八」は大正2年から続くふぐ料理屋。初代は魚問屋をしていたが、捕れたふぐを近所の人に振る舞っていたら、それが商売になったのだという。
- 北濱館長は世界的フグ研究家かつふぐ料理店の主人。当年83歳。
- 北濱館長はこれまで10万尾以上のフグをさばいたという。確かにこれ以上研究に適した環境はない。学者でもこれだけのふぐを見ていないはず。これは何もふぐに限った話ではないだろうけども。
- 北濱館長は終戦後は○○船(失念)の船長をしていたそうだ。その時の仲間が今でもさまざまな場所で漁業に携わっており、変わったふぐが揚がれば「それ、岸和田に送れ」と、送ってくれるという。自分自身がさばくふぐだけではなく、全国からさまざまなふぐが送られてくる状況ができている。
- 学会での発表も多い。卵巣と精巣が両方ある「両性ふぐ」の存在を発表した時は嘘だと言われた。発生確率は0.3%。「両性ふぐ」かどうかは実際にさばいてみないとわからない。卵巣と精巣が両方あって、これは精巣(白子)でも毒があるものがある。一方、毒のない卵巣もあるという。つまり両性ふぐなら白子を客に出してはいけない。しかし発生確率が0.3%ということは、1000尾さばいて3尾、333尾さばいて1尾という計算なわけで、数多くのふぐをさばく機会のある料理人ならその存在に気づくかもしれないが、普通はそんなふぐの存在は思いもよらないことだった。知らなければたまたま「両性ふぐ」に出会ったとしても普通に白子は出してしまう。「両性ふぐ」が発表されその存在が知られるようになってからは、ふぐ中毒はかなり減ったのだという。
- ふぐ博物館を設立した目的が「ふぐ中毒をなくす」であるように、北濱さんは自分の店で肝を出すことはない。それは肝を出し続けていればいつかは必ず中るから。(ここを北濱館長は強調していた)
- 大分県は私(北濱館長)に「肝は出しませんから」と約束したのでふぐ調理師のテキストを書いたのに、「絶対に中らない」と言って出し続けている。「これは書いてや」とのことだった。でもこれだけじゃあまりよくわからない。(^^; また話を聞きに行こうと思う。
- もちろん大分県のこの姿勢に北濱館長は怒っている。北濱さんによると、絶対に中らないなんてことは絶対にありえないのだと。
- 1975(昭和50)年、八代目坂東三津五郎がトラフグの毒に中って亡くなったというのは、ある程度の年齢以上の人ならみんな知っているかなり有名な話。私は「歌舞伎役者がふぐで死んだ」ということくらいしか知らなかったけれど。
坂東三津五郎 (8代目) - Wikipediaを見ると、こんな記述がある。
この裁判に北濱館長は専門家として関わったそうだ。裁判の中で明らかにされた調理師の仕事は、それはそれは丁寧で、こんなこと真似できないと思わせるほど念入りな仕事だったそうだ。にもかかわらず三津五郎は中って死んだ(同席した人は死ななかった)。どれだけ丁寧な処理をしようと、やはり肝を出し続ければいつかは中るということ。フグ中毒
八代目三津五郎の急死は、以後「フグ中毒」といえば「三津五郎」の名が必ず例に挙げられるようになったほどの大事件だった。この一件は、危険を承知の上で毒性の高い肝を実に四人前も食らげた三津五郎がいけなかったのか、フグ調理師免許を持っているはずの板前の包丁捌きがいけなかったのかで、従前にはなかった大論争を引き起こしたことでも名高い。この事件でも、「もう一皿、もう一皿」と強請る三津五郎に、板前が渋々料理を出したことが問題となったように、当時はまだフグ中毒事件を起こした調理師に刑事裁判で有罪判決が下ることは稀だった。しかしこの一件では、「渋った」板前が「しくじった」ことに変わりはないとして業務上過失致死罪、及び京都府条例違反で、執行猶予付の禁固刑という有罪判決が出て「痛み分け」となり、世間を驚かせている。 - 実は卵巣の中でも毒があるところとないところ、たくさんあるところと少ないところがある。研究者はこれをみんなすりつぶして見るからそれがわからない。
- ふぐはもともとよく捕れる魚で、しかし公には食用が禁止されており、だから庶民の味として連綿と食べ続けられてきた。江戸時代には庶民のふぐ食の文化が花開いていたという。
- 下関(山口)がなぜ「本場」と呼ばれるようになったのか、という話がある。
明治になってもふぐ中毒で死ぬ人が後を絶たなかったため、明治政府は1882(明治15)年以来、ふぐ食を禁止していた。その時、ふぐ解禁のきっかけになったある有名なエピソードがある。下関とふく - Wikipadiaによると……、
だという。伊藤博文が春帆楼に泊まった時ちょうど時化で魚がなかったそうだ。出す料理がない。困り果てた店がおそるおそる、禁制のふぐならありますが……と出したら「こんなうまいものはない」と。このことがきっかけとなり、伊藤の計らいにより山口県下だけふぐ食が解禁された……という話。1882年(明治15年)には、ふぐ中毒の増加を受けて、「河豚食う者は拘置科料に処する」とした項目を含む違警罪即決令を発布。1888年に、伊藤博文が下関を訪問した際に、割烹料亭の春帆楼でふぐを食べ、その味に感嘆した伊藤は山口県知事に働きかけて、山口県下ではふぐ食が解禁された。 - しかしこれは「ウソ」と北濱館長は言う。その根拠とは……。まず伊藤博文はこの時よりずっと以前からふぐの味を知っていたはず。伊藤博文は明治元年に初代兵庫県知事を務めている。しかも妻は花柳界の人。ふぐを食べていないはずがない。だからふぐを食べて「こんなうまいものはない」となるのはおかしい。また春帆楼でふぐが出されたという話も疑わしい。当時、そんな店は自前で料理を作っていない。料理屋が作ったものを仕入れていた。だからこの話はあり得ないこと。これは「うまく伝説を作った」という話。
- 下関の水揚量の6割を大阪が消費しているという話は、北濱館長自身が言ったこと。
- 1965(昭和40)年、500tだったふぐの水揚げが李承晩ライン撤廃でふぐが捕れまくり、1971(昭和46)年には5104tにまで達した。捕れたはいいが、それをどう売っていいものか。それで大阪に泣きついてきた。大阪の商人は断らず言い値で買った。それでたくさんの消費法を考えた。
- 大阪の洗練された薄口文化が大阪のふぐの大消費につながっている。
- 私が求めていた都道府県別の消費量のデータは「絶対に」ありません、とのこと。というのも、普通、「ふぐ」と言えばそれはトラフグを指すのだけども、そうでないふぐも当然存在して、そかしそれが本当にそのまんまの名前で流通しているかと言えばアレで、実際、トラフグは実際のふぐ水揚げの半分しかないにも関わらず……云々。ギョーカイ的な色々なものがあるらしい。ややこしくてあまりよくわからなかった。(^^; その時はなるほどと思ったんだけどなあ。とにかく「そんなデータはない」ということだけわかった。
- というわけで、実は当初の目的はまったく(^O^)達成できなかったというわけ。でもそれよりも楽しい話をたくさん聞けたのでよかったよ。
- 「喜太八」では1万円、1万5千円、2万円のコースを出している。しかし最低でも1万5千円以上のを食べてほしいとのこと。「『これがふぐ料理や』という料理を食べさせます」。
突然食いたくなったものリスト:
- 牛カツ
本日のBGM:
魔界舞曲 /聖飢魔II
ある日twitterのタイムライン上で、棒寿司を食ったという話を見かけた。
おそらくサバだったのだと思うけど、肉厚の、銀に光る身が乗った見事な棒寿司の写真がついていた。

イメージ写真
そういえば私も以前、やたらと美味な棒寿司を食ったことがある。
魚が厚くて歯応えがあって、酸味が利いているのだけど甘い。香りもいい。
ヒカリモノを嫌がる人もいるけれど、あの棒寿司なら好きになるんじゃないかなあ。うまいやつは本当にうまいんだ。
ということを思いだして、思わずツイートした。
うまい棒寿司はむちゃくちゃうまいね。
するとフォロワーの方からリプライが。
@hietaro 中に寿司飯をつめるのですか?
中に詰める? お腹に詰めるのはなれ鮨とかじゃないのかな。
九州には棒寿司ってないのかもしれない。
中ではなく、寿司飯の上に乗せたものです。なれずしとかは苦手…。って、何そのアイコン?? ハロウィンバージョン??(^O^) QT @hitashi_mame: @hietaro 中に寿司飯をつめるのですか?
@hietaro 明太子味とかよさそうですね。キノコ食べなきゃいたずらするぞ!
さすが九州の人。明太子かー。
でもそれだと酢飯じゃなくておにぎりでもいいよね。
なーんて思ってたわけですよ。
そしてその数日後。
別の人からリプライが来た。
@hietaro うまい棒寿司ってどんなの?うまい棒砕いて軍艦巻きにしてるの?
ん? なにそれ?
……。
あ。
あれれれれ。
そういうことか。
う…。今気づいた。@hitashi_mame さんもこの話をしていたのね。全然気づいていなかった。(^^; 「うまい棒」寿司ではなく、うまい「棒寿司」でございます。 QT @Bernesebell: @hietaro うまい棒寿司ってどんなの?うまい棒砕いて軍艦巻きにしてるの?
@hietaro 「うまい棒」寿司ではなく、うまい「棒寿司」!日本語って面白い
わははははは。
それで「明太子味」か。
「中に寿司飯をつめるのですか?」か。
うむ。
日本語って難しいねえ。(^O^)
……という笑い話で普通は終わるのだけども。
よしそれではと、作ってみた。
うまい棒寿司を。

うまい棒寿司を作ろうと決意するの図
寿司飯に使ったのは堺の会社、タマノイ酢の粉末すし酢「すしのこ」。

タマノイ酢「すしのこ」
そして寿司飯を握り、オーディオテクニカ製のシャリ玉自動整列機で並べる。

並べるだけの機械。(^O^)
あ、ごめん、それはウソ。
もちろん手でやった。

寿司飯だけ先に握る回転寿司方式(^O^)
なんか小さいおにぎりみたいになったけど、まあそれは仕方がない。
近くの店で手に入ったうまい棒は次の4種類。

左から「めんたい味」「てりやきバーガー味」「コーンポタージュ味」「たこ焼味」
これを包丁で切って、寿司飯に載せると、こうなる。

左から「めんたい味寿司」「てりやきバーガー味寿司」「コーンポタージュ味寿司」「たこ焼味寿司」
わさびもつけた。

チューブの練りわさび
さてこれでいいんだけど……。

うまい棒殺戮の後
これだけ余った。
どうしようかね。
よし。
というわけで、もう少しやってみた。

うまい棒の軍艦巻
ちなみにこの皿は「形態波動エネルギー研究所所長の足立育朗氏の情報による形態入り食器です。食器に描かれた形態(図形)から受振発振される振動波は、水や食品に含まれる不調和な波動を自然の法則に適った調和のとれた方向へエネルギー変換し、食品が本来持つエネルギーを増幅」するというスゴいシロモノ。(^O^)(^O^)
うまい棒が本来持つエネルギーを増幅してやってほしい。(^O^)
……で、肝心の味だが。
案外、悪くなかった。

どうやって醤油をつけたらいいものか
いやまあ、やっぱり食感は普通の寿司とはずいぶん違うので違和感はあるのだけども、それは別に「マズい」というベクトルに行く違和感じゃない。
で、口の中でその食感もなくなって味が混じり合うと、これは結局、「うまい棒のパウダーと寿司飯の味」になるわけで、ではそれぞれ合うのかといえば……。まあ、だいたい合うようだ。(^O^)
ちょっとダメなのはてりやきバーガー味か。酸味と、これはショウガなのだろうか、ちょっと個性の強い味が結構あとを引く。それがイマイチ。恐れていたコーンポタージュ味の甘さは意外にもさほど気にならなかった。

てりやきバーガー味にはパッケージにもあとを引く味だと書いてあった
以前テレビで見たことだが、寿司飯というのはアミノ酸だとかなんたらの関係で、たいていのものは載せても「うまい」と感じるようにできているのだそうで、その意味では「すしめし、おそるべし!」という事実が改めて認識した。
ちなみに軍艦巻きの方は総じてダメだった。ちょっと調子に乗ってうまい棒のカケラをたくさん入れすぎたようだ。やはりものには限度というものがある。

軍艦巻を別アングルで
後味は総じてよくない。
なのでまあ、「食べたら食べたで普通に食べられるしマズいとは思わないけど、わざわざまた作って食べようとは思わないし、客に出そうとも思わない」という結論かな。
最初から容易に予想できたことではあるが。(^O^)
突然食いたくなったものリスト:
- 鯛の握り、炙り鰻の握り
本日のBGM:
Beethoven on Speed /The Great KAT
今読んでいる本の話。といってもまだ途中だし、「積ん読解消運動」に入れるほど話じゃなくて、そこに出てきた話についてちょっと寄り道で考えたことを。
今読んでいるのは『市民のための疫学入門』という本。

疫学の入門書として「名著」と複数の人に勧められた。
この本の中に「診断学」というものが紹介されている。
その中で出てきた話。
病気には「診断」がつきものだ。
医者が人を診断し、その人が病気であるかないかを判断する。
そしてそれとは別に、実際のところ本当に病気の人と病気でない人が存在する。
つまり「病気の人を病気だと診断する」、「病気の人を病気でないと診断する」「病気でない人を病気だと診断する」、「病気でない人を病気でないと診断する」の4種類の診断結果が生まれることになる。
このうち「誤診」は「病気の人を病気でないと診断する」「病気でない人を病気だと診断する」の2つ。中でも「病気の人を病気でないと診断する」を「見逃し」と呼んでいる。
残りの2つは正しい診断ということになる。「病気の人を病気だと診断する」、「病気でない人を病気でないと診断する」というもの。
「病気の人を病気だと診断する」割合のことを「敏感度」という。「病気でない人を病気でないと診断する」割合のことを「特異度」という。
実はこの「敏感度」と「特異度」は別々に存在するわけではなく、お互いにトレードオフの関係にある。「敏感度」を上げようと思えば「特異度」が下がり、「特異度」を上げようと思えば「敏感度」が下がる。
言い換えれば、病気をなるべく見逃さないようにしようとすれば病気でない人も病気と疑ってしまう可能性が高まる、と。「ここまでなら病気だとは疑わない」というハードルをどこに持って来るかという話。
これは必ずしもどちらを優先するべきというものではなく、目的によってこの閾値(カットオフ値というそうだ)は変えられる。例えば癌の早期発見などは「見逃さない」ことが優先になる(もちろんコストとの兼ね合いはある)。
……この話って、冤罪の話と似てると思った。
この場合は「真犯人を捕まえる」「真犯人を捕まえない」「無実の人を捕まえる」「無実の人を捕まえない」の4つ。
「真犯人を捕まえる」(真犯人を逃がさない)ことを優先するか「無実の人を捕まえない」(冤罪を少なくする)ことを優先するかという話。
真犯人を逃がさないことを優先して多少の証拠や手続きの不備に目を瞑れば冤罪は増えるし、冤罪をなくすために適正手続にこだわれば犯罪者を野放しにする恐れがある。
これも診断学の話に出てきたように、トレードオフの関係になる。どうしても。
「あんな悪いヤツは別件逮捕でも何でもして捕まえろ」なんて話は日常会話でもよく聞く話だ。これは「真犯人を逃がさない」を優先していることになる。
ではこのカットオフ値はやはり目的によって変えられるべきか。
ここがこの話と診断学との最大の違いなのだろうと思う。
この話の場合、優先すべきことは決まっている。
真犯人を捕まえることと冤罪の話で最優先されるべきは、現行の法精神からして常に「冤罪を少なくする」ことだという点。真犯人を逃がさないことはあくまでもその上で追い求められること。
だから現行の体制の中で「あんな悪いヤツは別件逮捕でも何でもして捕まえろ」というのは絶対に認めちゃいけない。誘惑はあるだろうけど。しかし誰か(あなたも)が「この、明らかに、間違いなく、絶対に犯人」と考える人を捕まえるのに適性手続を軽視することは、別のところで「無実の人を捕まえない」確率が下がることを意味する。それが自分でないなんていう保証はどこにもない。宝くじを「当たるかもしれない」と思って買うくらいの感覚があるのなら、「自分がいつか冤罪をかけられるかも」というくらいの危機感くらいは持っていい。
いやそう実感できなくても「それやっちゃうとえらいことにつながりかねない」という判断はできるはず。
診断学の場合はそのカットオフ値は目的によってかえるべきものだったが、この話の場合、それを変えるとすればそれは法体系内の話ではなく政治の話になる。
人は自分が当事者でないと、まるで自分がそれを裁く側にいるかのように、メタな視線から政治的な視点を持ってしまうものだ。そして「あんな悪いヤツは別件逮捕でも何でもして捕まえろ」と思ってしまう。思ってしまうのは仕方ないが、それを当然のこととして世論にしてしまうことは絶対に避けるべき。
「感じちゃうのが自然なので、それでいいじゃん」でいいのならすべての差別が肯定される。
「感じちゃうけどこれもダメだよな」という視点を、やはり持つべきだと思う。これがトレードオフ。そしてこれを考えるのが「理性」というやつだから。
突然食いたくなったものリスト:
- ジンジャーエール(ビン)
本日のBGM:
カルメン /斉藤晴彦
今年7月、来年の7月に桂三枝が文枝の名跡を継ぎ、六代桂文枝を名乗ることが発表された。
2009年の元旦に産経新聞が三枝⇒文枝、きん枝⇒小文枝のW襲名という大誤報をかっ飛ばして2年半後、その半分が現実になったというわけだ。(もちろん後からどうなろうと誤報は誤報だ)
・「桂三枝さん、師匠の名跡「桂文枝」襲名へ きん枝さんも「小文枝」に」(2009/01/01/産経新聞/ウェブ魚拓)
どうも魚拓がアクセスしづらかったので、Internet Archiveも。
・「桂三枝さん、師匠の名跡「桂文枝」襲名へ きん枝さんも「小文枝」に」(2009/01/01/産経新聞/Internet Archive)
・「産経新聞の大誤報! 桂三枝の「文枝」襲名は事実無根だった」(2009/01/07/日刊サイゾー)
・「“文枝ではイスからこけにくい・・”「六代 桂文枝」襲名会見 全文掲載」(2011/07/16/NHK「かぶん」ブログ)
私は三枝があまり好きではないけれど、そんなこととはもちろんまったく無関係に、もし誰かが「文枝」の名跡を継ぐのであれば、それは三枝しかいないとも思う。
大阪大空襲以来長く上方に絶えていた定席の寄席の復活を上方落語協会会長として達成した(天満天神繁昌亭)こともそうだし、吉本興業という会社をここまで大きくしたこともそうだ。文枝一門の総領弟子であり、桂文枝一門家系図を見ればわかるように、現在の一門の大半を三枝とその弟子が占めているという状況でもある。

桂文枝一門家系図
これでは大名跡を継ぐことへの圧力はどうしても三枝に行くだろうし、逆にそういう話があれば誰も反対のしようがないだろう。
要は本人の意思次第と。
この記事によれば三枝が「三枝」であった期間は45年。そこまで長く名乗り育てた名前を捨てることは愛着なり恐怖なり、いろんな思いがあったに違いない。
過去の選挙出馬騒動など漏れ伝わってくるところだと三枝は功名心が強い人物らしいが、それでもやはりそれだけでは「文枝」の名前を継ぐ決心にまではいかないだろう。それでも選んだ「文枝」への道。状況はすべて彼を文枝にする方向へと流れていた。六代桂文枝がこれからどんな噺家になるのか1から見ることができるのだから、これは僥倖と思って見守りたいと思う。
さてこれからは誰が「三枝」を継ぐのかといったことも、まあ近い将来ではないだろうけれど、三枝の弟子たちの間では念頭に置かれることになるんだろうな。
いや別に、こういう話をしたいのではなかった。
先代の文枝のこと。
文枝といえば、私の印象は「素人名人会」の審査員をしていたことが一番強い。「素人」名人会ではあったのだけど、素人相手だろうと厳しい(つまりは真剣な)審査をしていたような気がする。
小さい頃に見たその印象が強いのか、どうも苦手だ。
もっと言うと、どうも私は文枝が怖い。(^^;;;
先日、YouTubeで文枝の「たちぎれ線香」を見たら、その晩、文枝が夢に出てきた。なぜか私が新弟子として文枝に入門する。文枝はとても厳しくてかなりいじめられる……というそれだけの困った夢。(^^;
イヤな夢を見たと飛び起きちゃったよ。
で、まあこれも縁なんだろうと、その夢を見た日に見た「たちぎれ線香」の印象的だったシーンをここに貼り付けておこうと思う。
これと米朝の「たちぎれ線香」を比べて、米朝のわかりやすさ、文枝の粋を感じていた。(YouTubeには米朝の「たちぎれ線香」がなかったので吉朝のものを貼り付けた。このシーンは米朝と同じに語っている)
ちなみに「たちぎれ線香」というのはこういう噺。⇒たちぎれ - Wikipedia
突然、素行を理由に100日間の蔵住まいを余儀なくされた大店の若旦那がようやく100日間後に蔵を出た。番頭から、恋仲である小糸(置屋の女将の娘)からずっと手紙が届いていたが80日目に途切れたと聞かされる。天満の天神さんに参詣すると告げて置屋に向かう若旦那。玄関先で応対した女中が女将に彼の来訪を告げるシーン。
「女将さん、若旦那が来てはります」
「何を言うねんな。若旦那がお越しになるはずがないやないか」
と、文枝は噺す。
これが米朝(吉朝)の噺し方はこう。
「え? 私に『若旦那』だけではわからんやないかいな。……何やて? あのお方が来はるわけがないやないかいな」
確かにそうなのだ。置屋という仕事柄、「若旦那」という言葉だけですぐに誰のことなのかわかるわけがない。まして来るはずがないと思っている相手ならなおのこと。
このへんのリアリティを、米朝は絶対に欠かさない。米朝の噺は親切すぎて怖いくらいだ。
文枝にはおそらく、そういうリアリティよりも重視するものがある。
米朝の噺は(文枝に比べれば)理が勝ったもので、文枝はもっと「粋」な噺こそが身上だったのだろう。
だから私のような素人には米朝の噺の方がわかりやすい。
玄人にどう映っているかは知らないけれど。
昔の印象、そして長じてから聞いた噺も合わせて、どうにも文枝の噺が取っつきにくいのはこのあたりにあるんだろうなあ。
おまけ:
私は文枝だけではなく文枝一門が苦手で(それぞれ別の理由で)、米朝一門、松鶴一門のような親しみが感じられない。あやめくらいか。小枝は落語を聞いたことがない。(^O^)
しかし玄人の見方はもちろんずいぶん違うわけで(当たり前)、談志は三枝、文珍を高く評価している。
なるほどなあ。
おまけ2:
「たちぎれ線香」というネタは枝雀が追い求めたネタだった。
その話をこのブログは素敵な文章で書いていた。
・「「たちぎれ線香」 桂米朝」(古典芸能・覚え書き)
突然食いたくなったものリスト:
- とんかつ定食
本日のBGM:
Intuition /TNT
スーパーにあった販促ポップ。

秋はおすしを楽しむ機会がいっぱい!
秋の「おすしを楽しむ機会」とは、「すしの日」と「七五三」と「秋の節分」だそうだ。
※「すしの日」は11月1日。いくつかのサイトを見てみた。
|
すしの日 全国すし商環境衛生同業組合連合会が1961(昭和36)年に制定。 新米の季節であり、ネタになる海や山の幸が美味しい時期であることから。 |
しかし別のサイトではずいぶん説明が違う。
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寿司の日の始まりは、1961年(昭和36年)11月に全国寿司商環衛連の第4回全国寿司商環衛連・熊本大会に、遡ります。 (略) なぜ、11月1日なのかというと、歌舞伎の狂言の『義経千本桜』に登場する、寿司屋の弥助がすし屋の先祖とされているからです。 登場人物の鮓屋の弥助、つまり平維盛は 歴史上の人物です。 その、平維盛が寿司屋の弥助に改名した日が11月1日である為、この日を(すしの日)と意味づけているそうです。 |
なんでこんなに違うかな。
で、当の全国すし商環境衛生同業組合連合会(全国すし連)に行ってみてもすしの日の話については、「主な事業」のところで、
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5.<全国すしの日>事業の展開 『11月1日』を<全国すしの日>と昭和36年に制定、以後全国すし連本部の指導により、毎年この日を中心として各県に新規需要の開拓と顧客サービスのPR活動を実施し、年毎に大きな成果を上げております。 |
と書かれているくらいで、サイト内に説明はない。
なんかようわからんね。(^^;;;
まあいいや。閑話休題。
秋の「おすしを楽しむ機会」に、「すしの日」と「七五三」があるのはまあいいよ。
でもさあ。
「秋の節分」って。
そもそも「恵方巻」なんて習慣は関西のかなりローカルなイベントだったそうで(起源は必ずしも明らかでないそうだ)、1980年代くらいからの関係業界の販促活動で広がったものだ。
「恵方巻 - Wikipedia」によると、
| 恵方巻の認知度は、ミツカンの調査によると、全国平均は2002年(平成14年)時点で53%だったが、2006年(平成18年)には92.5%となった。 |
というわけで、販促活動の甲斐あって、節分に恵方巻を食べるって話はかなりの市場を生み出すことができたと。よかったじゃないの。
で。
今度は「秋の節分」ですか。
何というかなあ。
わかるけど、でもちょっとそれは欲どしすぎやしませんかい?
しかもなんか、写真は手巻き寿司だし。(^^;
突然食いたくなったものリスト:
- 鳥美のかしみん焼&せせり
本日のBGM:
限りない欲望 /井上陽水
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