【オムライス文書】関連エントリの、足りなかった説明

 先日書いた「「モテる女子力を磨くための4つの心得」が胸に痛い><」というエントリにばらこさんからトラックバックをいただいた(「でもぉ、それってぇ、使えるしぃ><」)ので、お返事を書こうと思ったら……かなり凹むことになってしまった。prz

 どうも私の書こうと思ったことが書けてなかったようなのだ。
 つまり私の文章力がなかった。><

 なので今回はばらこさんがそのエントリの中でおそらく言いたかったことについては触れず、私の意図と違う解釈の部分を指摘するに止める。

 これは私がもっとしっかりまとめて書いていれば避けられたはずなので非常に恐縮なのだけども、もしもよろしければ、以下について確認した上で、もう一度TBなどしていただければありがたいです。>ばらこさん

 そもそも件のエントリは、

モテる女子力を磨くための4つの心得「オムライスを食べられない女をアピールせよ」等(以下、【オムライス文書】と呼ぶ)

 というネット記事に対して私が書いたもの。

 私が見る限り、ばらこさんの「まぢレス」はどうも私の文章と噛み合っていないように思える。
 その原因はおそらく2つの大前提が違っていることにあるようだ。

 1つは【オムライス文書】の「筆者」の人物像。もう1つは女性のテク(ばらこさんのいう「ライフハック」)についての認識。

 まず【オムライス文書】の筆者の人物像について。
 おそらくばらこさんは、この文章を男性筆者の手によるものだと(私 hietaro が考えていると)いう前提で書いているのではなかろうか。

 しかし、私がエントリ中に

裕木奈江バッシング(古ッ)からまったく変わっていない構図。
 
 で、そういうテクを平気で繰り出してしまえちゃう女性に、(記事筆者をはじめ多くの)女性たちの目は非常に厳しい。

 などと書いたように、私が【オムライス文書】の筆者として想定したのは「裕木奈江をバッシングしたような女性」像だった。

#本エントリにおいて「裕木奈江」はタレント裕木奈江さん本人ではなく、一時期社会的にも大きな現象にまでなった「裕木奈江バッシング」の中で消費された「裕木奈江像」のこととして使っています。これは裕木奈江さん本人とはまったく別なものです。

 この筆者は「ぷんぷくり~ん(怒)」的見え透いたテクを使う女性(「裕木奈江」像)も、それに引っかかる男性も蔑視している。
 これがそのまんま、「裕木奈江バッシング」の時の構図と同じだと書いたつもりだった。

 で、私が件のエントリで書いたのは、

「この文章はオッサンが締切間際にデッチ上げた無意味ネタではなく、女性による、同性から嫌われるような陳腐なテクにコロッと引っかかる男性への苛立ちと罵り込められた文章だ。極端にデフォルメした女性像を出して『こんなのに引っかかってるのと同じなんだよ。バーカ』と言っている。にもかかわらずそれ(この文章が自分に向けられたものであること)に気づいてない男が多くないか?」

 ということ。
 そして私は(筆者の)この苛立ちと怒りを男性がそのまんま受け入れるべきかどうかすら問題にはしていない。

 「裕木奈江」バッシングの時にもやはり一般男性とバッシングする女性との温度差は非常に大きく、女性からは「総スカン」状態だったにもかかわらず男性にとっては彼女たちが何をバッシングしているかを理解することすら難しかった。

 ばらこさんは、こう↓書く。

私の友人はライフハックとして、バカの振りをし、男を立て、どんな話にも感心してみせ、感じてても感じてなくても感じてる振りをすることをきっちり実践していることを公言している。

 恐らく「裕木奈江」をバッシングした側の女性たちも、そういうテク(ライフハック)は多かれ少なかれ皆使いこなしていたのだと思う。ただ、おそらく彼女らにとって、そういうテクと「裕木奈江」テクは違っていた。そしてそれはほんの一部の人の認識ではなく、かなり多くの女性にとってそうだった。だからこそ「裕木奈江バッシング」はあれだけ大きくなったのだ……と思うのだが、どうだろうか(その区別がないなら、バッシングは起こりようがない)。

 つまりそういうテク(ライフハック)にもどうやら種類がある、というのが「裕木奈江バッシング」から私が学んだことだ(ってほどのこともないか。男でもあることだしね。結構普通に)。

#ここから、女性が多かれ少なかれ皆使いこなしているテクを「標準テク」、「裕木奈江」的テクを「裕木テク」と呼ぶことにする。

 その違いは、

そういうキャラクターにするとほぼ絶対に同性に嫌われますが気にしないようにしましょう。

 という部分なのだろう(だからこの一文は【オムライス文書】の中で非常に重要)。「標準テク」と「裕木テク」の境界がどこにあるかは私にはよくわからないが、「裕木テク」とは「キュンキュンキュン!」であり「ぷんぷくり~ん(怒)」 であり「卵割ったらヒヨコが死んじゃうじゃないですかぁっ!」であり、それは「ほぼ絶対に同性に嫌われ」るのだと。
 おそらくは「同性と異性の前で態度が変わる」とか「男に媚びる」とか、そういうのがキーワードなのだと思う。

 (私やばらこさん自身の考えはどうであれ)少なくとも【オムライス文書】の筆者はこの2つのテクを区別しており、この文章ではただひたすらに「裕木テク」だけを話題にしている。

 しかしばらこさんはこの2種類のテクを分けて考えていない。
 ここが文章の解釈として、決定的に異なる部分だと思う。

 御友人の「バカの振りをし、男を立て、どんな話にも感心してみせ、感じてても感じてなくても感じてる振りをする」という「ライフハック」は、同性から嫌われる種類のものなのだろうか。

 私は【オムライス文書】は、もっと限定的な(「裕木奈江」的)「ライフハック」についてだけ書かれているものだと思うのだけれど(だからこそああいうデフォルメの仕方になる)、どうだろうか。

 また、筆者像については……、

 この記事全体から滲んでくるのは、「モテる女子力」テクを使いこなす女性への蔑みと、こんなつまらないテクにあっさりと引っかかってしまうマヌケな男への「バーカバーカ!」という叫びだ。

ええ、後半には異論がないんですけどね。『「モテる女子力」テクを使いこなす女性』がこの社会を生き延びるためにその武器を手に取らざるを得ない現状を見れば、蔑むべき対象はライフハックを編み出した女性ではなくて立てられてるのに気づかない男の方ではないか。

 この部分など、私は男性(筆者)が「標準テク」を使う女性を蔑んでいる、と書いたのではなく、女性(筆者)が「裕木テク」を使う女性を蔑んでいると書いている。(ばらこさんの「蔑むべき対象は……男の方ではないか」という文章は、男性(筆者)に対して書いているように読める)

 そして、

確かによくある図ですよ、でもわざとやってるんだよ、ほんとにバカなんじゃないよ、気づかないの?と私は言いたい。

 と、ばらこさんはやはり、「標準テク」を使う女性を蔑んでいる男性(筆者)に「言いたい」と書いているように読める。

 これらはすべて前提が違うことだと思うので、私は自分の文章力のなさを謝るしかない。ごめん。非常に恥ずかしい。

 あるいはばらこさんは、私が「標準テク」「裕木テク」の2つを分けて考えている、その根本的な部分について、「これらは同じものであって分ける必要がない」と考えているのかもしれない。
 もしもそうなら話は恐らく噛み合っている。その場合はそう言っていただければ話を進められる。
 ただその場合、「裕木奈江」がどうして同性からあれだけ叩かれたのか、私にはまったく理解できないのだけれど……。

突然食いたくなったものリスト:

  • うまいたこ焼き

本日のBGM:
Oh キャロライン /松尾清憲






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(まずひえたろうさんへ。私は自分が暇なもんだからコメント等で「噛み合うとこまでやりましょう」などと安直にお誘いしておりますが、勿論お忙しいことと思います... 続きを読む

コメント(1)

ばらこ :

丁寧なお返事ありがとうございます。私も再度エントリ上げてトラックバックでお返ししますが取り急ぎ、

>そういうテクを平気で繰り出してしまえちゃう女性に、(記事筆者をはじめ多くの)女性たちの目は非常に厳しい。

ここは勿論読んでおりますので、ひえたろうさんが筆者女性を前提にされていることは私の書いたものの前提になっております。ということで、ご指摘のような勘違いはしておりません。むしろ私のほうがえっ、なんで?というご指摘で、文章力のなさをお詫びしなくてはならないようです。

とりあえず、噛み合うとこまでもっていきたいですね。続きはエントリ書きます。

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このページは、hietaroが2011年4月29日 08:12に書いたブログ記事です。

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