2010年11月アーカイブ

※infoseekのiswebライトが2010/10/31にサービス廃止になったので、そこに置いてたネタをいくつかこちらにサルベージしときます。

パチモノDURACELL乾電池

YONGDA乾電池

 100円ショップで売っていたスケルトン計算機に入っていた(iMacのパチモンと呼ぶのも憚られる)。




もちろんかなり作りがチャチい

 最近はなんか、こういうの見ると、ホッとするね。(^^)

突然食いたくなったものリスト:

  • 鶏の唐揚げ

本日のBGM:
Get You On The Run /TREAT





 これも古い話で、2年前の記事ではあるんだけどね。ググってる途中で見つけたので。

「小汚いラーメン屋」は本当に美味しいのですか(Excite コネタ)
http://www.excite.co.jp/News/bit/00091203007711.html

 「コネタ」と銘打っているからには単なるスペース埋めの記事に過ぎないという意識が提供する側にあるのだと思うが、それにしてもあまりにひどくてワロタ。\(^O^)/

 ラーメンの話だから読んだけど、このくだらなさはラーメンがどうという話以前の問題だわ。

 大ざっぱな展開としては、「小汚いラーメン屋は美味しい」というのは大して当たっていないと。ならばとおいしいラーメン屋を見分けるコツを何人かに聞きました……というもの。

 「「小汚いラーメン屋」は本当に美味しいのですか」とか、「では、「小汚いラーメン屋は美味しい」というのは、やっぱり単なる思い込み?」なんて書いてるけど、そもそもその前提条件としての「小汚いラーメン屋は美味しい」って話はどこから来てるのよ? と思ってちゃんと読んでみると、

初めて行った土地でも、外れなく「美味しい店」を探し出せる人って、いる。
自分などは全く鼻がきかないので、「木造の小汚い店に、黒か紺のTシャツ&頭にタオルかバンダナを巻いた店員のラーメン屋さん」とか、つい雰囲気だけで「美味そう」と思ってしまうことがあるのだけど、こうしたラーメン屋さんにありがちな服装や店がまえって、そもそもなぜなんでしょう? ……

 と、ここしか記述はない。この記述で「本当?」と疑問が持てるほどの「小汚いラーメン屋は美味しい」というテーゼは確立されてる??

 この人、はっきりと「……とか、つい雰囲気だけで「美味そう」と思ってしまうことがある」と書いてる。しかも「初めて行った土地でも、外れなく「美味しい店」を探し出せる人」とは違って自分などは全く鼻がきかない」と言ってて、そういう自分が小汚いラーメン屋は美味しい」と勝手に思ってるってだけな話なわけだ。そう考えてるから全く鼻がきかないんだって普通は気づくと思うけども。

 で、この人は人気ラーメン屋に直接、内装や服装について聞いてみる。

…… 直接ラーメン屋さんに聞いてみた。

「やっぱり店の雰囲気は、木造っぽい感じで、あったかみを出してます。また、バンダナはみんな自分で好きでかぶってるだけですよ」(中央線沿線の人気店)
「服装や内装には、特に意味はありません」(中央線沿線の人気店)
「服は、単純に動きやすいことと、汗をかくからタオルを巻くだけですよ」(京王線の人気店)
あれ? 意外と意味がなかったりするのでしょうか……。
では、「小汚いラーメン屋は美味しい」というのは、やっぱり単なる思い込み?

 もし仮に「小汚いラーメン屋は美味しい」というテーゼがちゃんと確立されてるとしよう。世の中にはそういう通説がある、と。もしそうだとして、これ↑ってそのテーゼに疑念を持てるような質問/答えか?

 もしこれで「いやあ、この内装にも服装にちゃんと意味がありまして」って答えが返ってきたら、「やっぱり」となるわけ?
 でもさ、その時はきっとマズい店に同じ質問しても「意味がある」って返ってくるよ。
#だいたい、内装はともかく、この話だと服装にはちゃんと「意味」があったじゃないか。どうしてこれを意味がないと捉えるかもよくわからない。

 そもそも「小汚いラーメン屋は美味しい」というテーゼの真偽を確かめるためにラーメン屋に直接聞いてみたってところがダメ。

 どのラーメン屋だって(主観的には)ウマいラーメンを出してるって思ってるよ。
 ウマいウマくないという区別はあくまでも客側の視点に過ぎない。そんなもの(ウマい店とウマくない店の区別)を当のラーメン屋に聞いて何が得られるというのだ。

 で、今度は「料理関係の編集者・ライター・カメラマン」に聞く。これがまだ賢明なやり方だろうな。

「小汚い店というだけで、美味しそうだと思うのはNG。床が油でヌルヌルしてたり、食卓の上の調味料などをマメに交換していない店は期待できません。お店は古くとも、厨房はキレイじゃないと」(編集・女性)
「古くても掃除が行き届いていることは必須。キッチンがキレイな店は料理づくりの姿勢もしっかりしています」(編集・男性)
なるほど、「古い」と「汚い」は、あくまで別だという指摘だった。
 実際、彼らが語ったことは、経験則としてはそれなりに確率の高いことではあると思う。

 しかしこれらの見解に対する、

なるほど、「古い」と「汚い」は、あくまで別だという指摘だった

 というライター氏のコメントがこれまたステキで、「おい、それ区別してなかったのかよ」と思わず突っ込んでしまう。ちょっとした小さな記述だけど、もしこれを本当に区別していなかったのだとすれば、何というか、このライター氏の世界観というか人生観というか、生い立ちまで透けて見えるような気がする。
#改めてちゃんと区別すべきとの指摘があったからあえて載せただけだと思うけど。

 で、ちょっとここで立ち止まってみる。
 もしこのライター氏が「小汚い=古い」と考えていたとすれば、最初に出てきた「小汚いラーメン屋は美味しい」というテーゼは「古いラーメン屋は美味しい」という意味で使っていた可能性があって、とすればそれはそれなりに「通説」的な、問題提起としては随分マトモなものになる。
 ……と思いたいのだが、↑でラーメン屋に直接聞いた話のまとめ方からして、やっぱりその可能性はないようだ。残念。

 ただまあ、ここで話を聞いた「料理関係の編集者・ライター・カメラマン」のコメントはそれなりに当たっていると思うので、こういう基準で探してみてもいいだろうなと思う。あくまでも「それなりに」だけど。例えば、

駅前の繁盛店よりも、住宅街や交通の便の悪いところの有名店、行列ができている店は期待できます

 というのは大いに有り得る。ただ気をつけなくちゃいけないのは交通の便の悪いところは店の絶対数が少ないことが多く状況的に繁盛しているだけの可能性や、あるいはラーメン本などの企画的な問題から、紹介店の地域的な偏りを散らすために「この地方ならこの店くらいか」的に掲載され続け定番化するパターンも少なくなかったりするってこと。そういう地方でもそれなりに競争はあるはずだが、情報を収集するディレクターなり編集者なりアドバイザーなりだって「交通の便の悪い」地方にはなかなか足が向かない(情報量が少ない)のだから仕方ない。

 で、ライター氏はこの人たちに「素人が美味しいラーメン屋さんを見分けるコツ」を聞いている。この記事のメインはこれのはずだけど、前振りがあまりにバカで、せっかく話を聞かせてくれた「料理関係の編集者・ライター・カメラマン」さんたちがかわいそうだよ。(^O^)

 ……で、その「コツ」というのがこれ↓。

「厨房の奥の勝手口近辺に置いてあるトロ箱をチェックしましょう。食材の内容、納入先がわかります。チェーン店でなくとも、大手食品卸の名前が入っていれば、あまり期待できません。食材が画一化しているから。産地からの宅急便を使って直送されているようでしたら、食にこだわっているひとつのバロメーターになりますよ」(編集・男性)
「タクシーの運転手が食いに行く店が美味しいと思う人も多いけど、実はけっこう怪しい。『すぐ食える』『タクシーがとめられる』という理由だけという店も多いから。それより、食材の箱をチェックしましょう。また、出される水が水道水のところはダメ」(ライター・男性)

 さすがに「トロ箱」(って魚の輸送に使う木箱だけど、まあきっとここでは食材が入ってた箱くらいの意味で使ってるんだろう)を見て判断しろってのが、「素人」へのアドバイスになるかどうかは疑問ではある。(^O^)

 とはいえとりたてて反論する必要のあるような変な意見ではない。
 多分、「美味しいラーメン屋さんを見分けるコツ」というよりは「美味くなさそうなラーメン屋さんを見分けるコツ」という側面が強いとは思うけどね。
 なかなか興味深いことがわかったりするものなのよこれは。……あくまで、マニア的には。(^O^)

 「出される水が水道水のところはダメ」ってのはわかりやすいよね。
 その水をスープに使っているからダメとかそういう話ではなく、ひと手間かけたら(ポットにレモンスライス1枚入れるだけでもいい)それなりに悪くない物を出せるはずなのにそれをしないということはおそらく他も……というお話ね。

 記事の締めになってる最後の1行もアレなんだけど、それはまあいいや。

突然食いたくなったものリスト:

  • ボンカレー

本日のBGM:
Lost In The City /DOMAIN





 ネットで3年ほど前に話題になったネタらしいが、私は初めて知った。

 水中だとガラスがハサミで切れちゃうという面白い話。

cut glass with scissors !

 ここなんかで紹介されている。

水中ならガラスがはさみで切れる
http://d.hatena.ne.jp/lastline/20070417/1176794943

 へええええ。
 すげー。

 私にゃネタかどうか判断がつかないが、少しググッてみた感じではその後ネタだとわかったという話は見つからなかった。

 でももしそうだったら、ガラスのグラスを食う奴とかの存在もちょっとわかるような気もする。

 でだ。

 もしこれが本当なら、やっぱりここは紙切り芸の第一人者、林家正楽師匠の出番でしょうと。

 Wikipediaによるとどうやら紙切りという芸は外国にはあまりないらしい。(「海外では、紙切り芸は非常に珍しいパフォーマンスとして扱われ、ペーパー・カッティング・クラフトとも呼ばれる。このため現地での日本関連イベントに招聘されて公演をする機会が多い」紙切り - Wikipedia
 だからこのムービーを作った人も思いつかなかったんだろう。

 ここはひとつ、切り絵のある国のヒトとして是非ガラス切り絵道を創始し、芸術の域にまで高めでいただきたい。\(^O^)/

 結構マジで、大受けすると思う。
 特に海外ではかなり受けそうな気がするが、どうだろう。
 すんごいステンドグラスができたり。(^O^)

 そこまでメジャーな人じゃなくても、例えば「詞を書きます」とか「似顔絵描きます」的なストリートアーティストがやっても面白いと思う。その場合は持って帰り方が問題だけど……。

 なんか、いろいろできそうな気がするよ。

突然食いたくなったものリスト:

  • オムライス

本日のBGM:
Bohemian Rhapsody /QUEEN

ビデオは映画『Waynes World』の有名シーン。いいねー。途中のヘドバンのところがなんともよろし。昔、渋滞の時にビートでこれやったら結構ウケたよ。(^O^)




 「90年代のラーメン本3」に続いて、私が持ってる90年代のラーメン本を読んでいくシリーズの2回目。

 今回はこれ。

『ぴあランキン'グルメ シリーズ2』(ぴあ)
 

『ぴあランキン'グルメ シリーズ2』(ぴあ)

data
発行:1997/01(記述がないが、1~3月の間のはず)
情報:1997/01/15現在
掲載範囲:大阪・兵庫・京都・滋賀奈良和歌山
内訳:大阪70、兵庫39、京都21、滋奈和8
掲載店数:136……とあるが、どう数えても138

 表紙には「読者投票だけ! これが本当の人気店!」との文字。
 「日本初!! 読者採点グルメランキングマガジン シリーズ2」となっている。ラーメンだけではなく、この1冊に「(1)ラーメンベスト100位 (2)ベスト20位京都 (3)夜景のきれいなみせ店ベストテン」が収録されている。もちろん私がこのエントリで言及するのは(1)ラーメンベスト100位ね。

 前書きの「ランキン'グルメとは」の説明には、こうある。

この本は読者のみなさまから投票してただいた『読者採点シート』をもとに、今、本当に人気のあるお店、求められているお店をランキングして紹介する日本で初めての読者採点型グルメマガジンです。ランキングの基準は簡単明解、みなさまからの投票数のみです。ですから、一票でも多くの票を獲得したお店が上位にランキングされることになります。なお、得票数が同じ場合は、採点された星の数を合計して順位に反映させています。つまり、この本を見れば、マスコミや料理評論家が喧伝する「うまい店」ではなく、実際にお金を払った人がさまざまな意味で「いい」と思った店がたちどころにわかるようになっているのです。
赤文字も原文ママ。

 ここで念が押されているとおり、このランキングは「うまい店」ではなく、「実際にお金を払った人がさまざまな意味で「いい」と思った店」なのだ。ここは間違ってはいけない。とはいえどうしても間違ってしまうのだけれども。(^O^)

 とにかくこれはあくまでも人気投票。
 他のラーメン本とはコンセプトが全然違う。

 こういう本なので投票数を集めることに非常に熱心だ。
 巻末には「こんなにある『ランキン'グルメ』への投票方法!」という説明があるのだが、これが何とも時代を感じさせる。応募シートをハガキでとかFAXでとか書いている一番最後に「なんと、インターネットでも投票できるぞ!」とあり、「パソコンをお持ちのアナタ。インターネットを使ったことのあるアナタ…」と。97年初旬といえばまだWindows98も発売されておらず、高速ネット環境の普及の原動力になったYahoo! BBのサービスが開始される2001年にもまだまだ遠い。単に「パソコン」と読んだ時はそれはまだネットとは無関係のスタンドアロンパソコンを指していた。そういう意味で「インターネットを使ったことのあるアナタ」とは時代を感じさせるとても素敵なフレーズだ。

 で、そういう応募方法でかき集めたデータを集計したラーメンランキン'ですよ。
 「応募総数3284票! 候補528店の中から選ばれた」「ベスト100位&読者クチコミ36店」だそうな。こういうコンセプトの本だから投票数は生命線だと思うが、さて、応募総数3284票という数が多いか少ないか。

 これはなかなか難しい話だと思うよ。

 1位の天下一品総本店が174票、100位の上海が4票。なお1ケタ得票は60~64位が9票、65~72位が8票、73~76位が7票、77~81位が6票、82~92位が5票、93~100位が4票。
 うーん。
 これ、やっぱり少ないよねえ。そう言い切っていいと思うんだよ。
 つまり、人気投票であるにもかかわらずデータが少ない……これ、致命的だよねえ。(^O^)

 ちなみに同じシリーズで昔ちらりと見たことのある居酒屋ランキングでは村さ来が1位だった。……そういうことだ。

 とまあ、そういう前置きがありながら、1997/01時点でのベスト100はどんな店か。

順位店名
1天下一品 総本店
2神座 千日前店
3薩摩っ子ラーメン 空心町本店
4新福菜館
5麺蔵 加納町店
6夜鳴きや
7彩華ラーメン 上本町店
8第一旭 たかばし本店
9金龍ラーメン 道頓堀店
10芦屋ラーメン庵
11めん馬鹿一代
12ラーメン横綱 吉祥院店
13もっこす
14青葉らあめん
15三馬力
16四宮軒
17揚子江ラーメン
18龍虎
19二両半 都島店
20古潭 なんばCITY店
21天天有
22火無夷 天満店
23神戸ラーメン第一旭 三宮本店
24ますたに
25新進亭
26信濃路
27元町ラーメン
28一番星
29元祖安さん
30金ちゃん 本店
31九州ラーメン 福将軍
32タンポポ
33博多長浜ラーメン みよし
34らんたん
35味千
36味仙
37十六番
38双龍らーめん
39大阪の味ラーメン喜らく 新梅田シティ店
40力雅
41鳳ラーメン
42尾道ラーメン めんくい
43天竺園
44ラーメン屋敷 藤平
45天佑
46ちりめん亭 長居店
47こむらさき
48玄屋
49らいよはうす
50ラーメン日本一
51洞魔麗
52ラーメン芳珉
53皇蘭 JRなんば駅前店
54剛力ラーメン
55今日しかない
56喜多方ラーメン 蔵
57ほそかわ
58らーめん朱 梅田店
59ラーメン宝来
60ラーメン新心亭
61本家ラーメン2国本店
62白らーめん南蛮亭 二切店
63淡水軒
64ちりだラーメン
65アベノ日本一
66マキノ家
67鳳林
68大来軒 本店
69珍遊
70友屋
71九州ラーメン博多
72ラーメン日本 池田本店
73博多ラーメンげんこつ 豊中店
74紅鶴ラーメン 本店
75白龍
76ラーメンあかつき
77天龍
78ニンニクラーメン天洋 九条店
79拉州
80親爺
81かっさんラーメン
82くりやん
83じゅんちゃんらーめん 緑橋店
84まるしげ 中華そば店
85レノンののれん
86宮っ子ラーメン
87小洞天
88天宝
89マンサクラーメン
90一級らーめん
91屋台
92華楽園
93真琴 本店
94九州ラーメン 王
95都飯店
96浜ちゃん
97藤っ子ラーメン
98まるやま
99京都一休軒
100上海

 93~100位の店の得票数は4票だから、(もしやろうと思えば)ランキングに食い込むことはちょっとした組織票だけであっさり可能だろう。ネット未発達の時代のほほえましさとも言える……かな? いやいや、ネットが発達していようが何だろうが、サンプルサイズの小さいアンケートってのはどれも悲しいのだ(「本当の悪趣味を教えてやろうっっ!」みたいな)。
 ぴあという一流情報誌にしてこれなんだから、まあ関西のラーメン市場は当時からこうだったということね。他は知らないけど。

 このランキングについて編集部の総評は、

栄光の第1位は京都に総本店を置く“こってり”の「天下一品」、3位には“ニンニク”で有名な「薩摩っ子」と、関西圏で幅広く展開している超有名人気店がランクイン。そして「神座」が堂々その間に食い込み、長蛇の列はダテではない証明となった。総体的に、「新福菜館」「夜鳴きや」をはじめ京都のラーメン店への評価が非常に高く、“京都恐るべし”の印象が強い。

 という。確かにこの時代、関西のラーメン界は京都が頭ひとつ抜けて強かった。
 ランキングに入る店が大阪の方が多いのは単に大阪の人口(つまりは市場規模)ゆえだろう。

 一般投票によるランキングがどうしても知名度勝負になることは仕方ないのだろうなあ。1日1杯とか食べる人の票も、年間1杯しか食べない人の票も同じ1票なわけで。こういうランキングも1つの姿であることは間違いないのだけれど、かといってこれを誰が求めているのかというのが難しいよなあ。世の中にラーメンマニアとそうでない人がいるとして、マニアはさすがに求めてない。かといって圧倒的多数(と思われる)のマニアでない人たち(年間1杯しか食べない人みたいな)にとってこのランキングは有用なのかという話。おそらくだけども、そういう人はあまり情報を持ってないから、自分たちよりもラーメンを知っている人たちに人気がある店が知りたいんじゃないかなあ。とすればこのランキングはやっぱり参考にならないのではないかと。
 とにかく複雑だ。

 さてさて、こういう形式で掲載店を決めるタイプの雑誌だから、取材対象の店は編集部の意図とは関係なく決定される(はず)。通常のラーメン本であれば取材を断られれば何も語らなければいいだけのことなんだけど、ランキングとして結果が出てしまったからにはランクインしてるのに載ってない店があればそれなりの理由を書かなくちゃならない。

 というわけで、この特集の最後には取材拒否された店とその「理由」のリストが載っている。

順位店名理由
13もっこす 石屋川店お店の都合により辞退させていただきます
15三馬力投稿はとてもありがたいが、ランキングということについて、納得のいかないことも。今回は辞退させていただきます
24
(23位と表記)
ますたにお店の都合により辞退させていただきます
37
(35位と表記)
十六番投稿はとてもありがたいが、今回は辞退させていただきます
53
(51位と表記)
皇蘭 JRなんば駅前店閉店しました
65
(60位と表記)
アベノ日本一調査によると閉店している模様です
80
(77位と表記)
親爺お店の都合により辞退させていただきます
92
(82位と表記)
華楽園お店の都合により辞退させていただきます

 順位表記がいい加減なのは、前述通りサンプルサイズが小さいため同じ得票数の店がたくさんあるから。例えば華楽園は5票獲得していて、82~92位は全て5票なのだ。前書きによれば「得票数が同じ場合は、採点された星の数を合計して順位に反映させています」とあるけども、おそらく最初は同順位にしていたんじゃないかな。その時点でこの表を作ったんだろう。しかし最終的に取材拒否した店が軒並み同数得票店の中で一番順位が低くなってるのは興味深い。(^O^)

 なおこの本ではランキングに入った100店だけではなく、他の店も紹介されている。
 「得票数は少なかったものの、採点シートに5つ星がつけられていたり他店にない際立った特徴を持っていたりするお店や、読者の方の特に熱い思い入れがあふれるお店については「読者クチコミの店」としてテーマ別に紹介」するということだ。
 というわけで「ベスト100位&読者クチコミ36店」だと。
 ただ、実際に掲載されている「クチコミ」店はどう数えても38店なんですけど。(^^;
 これについてはどうも「後で2店ねじ込んだ」臭さが漂う。ランクインしている和歌山の2店が中途半端な形で最終ページに追いやられているところが何とも不自然だ。(^O^)

 紹介文の文字数は基本は10文字×11行=110文字で、レイアウトによって125文字くらいまである。1ページに2、3、4店のパターンがあるが、全て文字数は同じ。

 この本のようにさほど文字数が多くない記事だと、文章が改行されることはほとんどない。にもかかわらず文頭の字下げって必要なんだろうか。これはこの本だけじゃなく、結構多くの本で見られる。


見開き
結構詰め込んでるようにも見えるけど見開きでA3サイズになるので結構余裕がある

 いかにもぴあだなあと思ったのは、ショップデータの中に「CARD」欄があるところ。クレジットカードが使えるかどうかね。律儀にラーメンの回にも当てはめなくてよさそうなもんだ。一応見てみたら、掲載138軒中、カードが使用可能な店(もちろん当時)は2店。いずれも北京料理の王府 ひらのまち(大阪市)と大廣(奈良市)。要るかこの欄。(^^;

 京都の味千の写真キャプションに「味付きのゆで卵がご愛敬」とある。「何がどうご愛敬なの??」と同誌の写真を確認してみたら、なんと、今ではかなりポピュラーになった「半熟煮玉子」トッピングは皆無で、それどころか半熟玉子がまずトッピングにない。玉子をトッピングしている店のほとんどが固ゆで玉子をそのまま何の加工もせずに(切るだけで)トッピングしている。つまり当時は味をつけたゆで玉子そのものがかなり珍しいもので、ライター氏にはこれがかなり珍奇なものに思えたようだ。
 同誌掲載の店でゆで玉子を味付けしているのは心斎橋の味仙と下鴨の味千のみ(いずれも固ゆで卵)。偶然にも似た名前の店だけど、味仙は台湾ラーメン、味千は熊本ラーメンだから出しているラーメンの種類という共通性ではない。味仙は材料の多くを台湾から送ってもらってもらい「現地の味を再現」しているそうで、これを日本の「ラーメン」と別源流と考えるなら、この時点で今につながる味付けのゆで玉子を出していたのは(少なくともここに掲載されている関西の138軒中)たった1軒ということになる。
 そりゃ珍しがられて「ご愛敬」とも言われるわ。
 単に「味付きのゆで卵」としか呼ばれていないのも、このトッピングがまだ全然普及しておらず「味付け煮玉子」「味付けゆで玉子」みたいな呼称もなかったことを物語っている。
 しかしこのようにライター氏が「なんじゃこれ?」と奇妙に思った味つけゆで玉子トッピングは、「半熟煮玉子」に進化して2000年代に爆発的に普及するのであった!! (^O^) おそらく現在ではゆで玉子をトッピングとして出す店のうち半数以上が半熟で出しているはずだ。
 上記の「味付けのゆで玉子を出していたのは138軒中たった1軒」というのはこの本に掲載された写真で確認したもので、必ずしも各店のメインメニューではないとは思う。しかしとありあず数えたところによると掲載全138軒中、玉子をトッピングしているのは11軒。そのうち東京ラーメンだけが生玉子で他の10軒がゆで玉子。そのすべてが固ゆで玉子で、10軒のうち1軒がうずら玉子(大来軒の山賊ラーメン)で、残り9軒のうち7軒までが、味付けしていない普通の固ゆで玉子だった。

 これをきっかけに90年代の玉子トッピングに興味を持ったので、他の本についても玉子トッピングはどういうものだったのかを調べてみた。しかしこれ載せるとまたエントリが長くなるのでそれは次回以降に持ち越すことにしよう。

 ここからは個別記事への感想。

1位の天下一品 総本店はこの時点(1997/01)で「全国に130店以上」のチェーン展開だそうだ。圧倒的な知名度ですな。公式サイトによると、2010/11/19現在で220店舗になっている。

金龍ラーメン 道頓堀本店の「本支店」欄には相合橋店が書かれていない。前回紹介した『本当においしい店101』(1995/07)にもなかったし、この後できたんだなあ。そのあたりの前後関係がわかってないや。

ラーメン屋敷 藤平は『本当においしい店101』にはヤング藤平として登場した店。「純和風の一軒家を店舗にした、「ヤング藤平」に変わるお店がココ」とある。推薦者からの口コミが「お店は新しいけど味は本店と全く同じだ!」というのは推薦者も編集部もホメコトバだと認識しているようだが、さて……。(^^; 「本支店」の欄には中津の藤平本店しかなく、この後10年ちょっとで起きる膨張⇒破綻という目まぐるしい展開はまだ予想できなかったよなあ、誰にも。

神戸の麺蔵は、ここでも「すっかり定着したキムチラーメンの考案者がココ」とある。ふううむ。

らいよはうすの名前からは『本当においしい店101』ではあった「2号店」の文字が消えている。「中津のビルのガレージで屋台を開いて大人気になったあのお店が、すぐ近くに店舗を構えて4年」だと。なるほど、だからはじめは「2号店」と呼んでたのね。納得。この記事にも「食前酒」の文字がある。雑誌としてはこういう他の店とは違う点は積極的に紹介したいものだから、おそらくメディアに出るたびに紹介されているはず。だから実際に行ってありつけないとガッカリするね。(^^;

じゅんちゃんらーめん 緑橋店は行ったことがない。しかも残念ながらもうなくなっている。だから想像するしかないのだが、「ラーメン以外の中華メニューも豊富に揃ってます」とあり、『本当においしい店』でも「中華の一品料理を麺に載せた」となっているわけで、これはどちらかといえば「店名に『らーめん』とつけた中華料理屋さん」と考えるべきじゃないかなあ。だから「エビチリもフカヒレもある。ただモノじゃない!」という推薦者(一般投票企画だからして)の言葉は、それが中華料理屋だと考えたら何ら驚くことはないんだよねえ。

小洞天合成保存料など一切使わない手作りの餃子も人気」とある。店で手作りする餃子に保存料を入れる店の方が珍しいと思うんだが。自分のところで作って自分のところで消費するということは、どのくらいで在庫がなくなるかの予想が立つし保管環境も把握できてるわけで、そんなのに保存料を入れなくちゃいけないとしたら、どれだけ仕込みするのがイヤなんだよと。(^O^) しかも餃子は冷凍が効くわけで。だからそんなのをウリにしなくていいじゃないの。さらにわざわざ「合成」と限定しているのはどうしてなんだろう。

剛力ラーメンはいろんな創作メニューがある。中でも見た目にもインパクトのあるマヨネーズラーメンが、どうしても絵づらとして雑誌社の受けがいいので使われてしまう。で、これ目当てに行った人が「なんだ、見かけ倒しだなあ」とガッカリしてもう来なくなる……という悪循環があるような気がしている。正直、大したことないんだマヨネーズラーメン。(^O^) このメニューがこの店の知名度を上げたことは間違いないとは思うが、このメニューでこの店を評価されるのは気の毒だと思う。なんとも複雑な話だ。(^O^)

名前は書かないが、「料理の本を500冊ほど所持して研究したというこの味、1度試してみる価値あり」という店があった。この店はランキングには入っていない「読者クチコミ」枠の店で現在はすでに閉店している。ラーメンって難しいよね。

鳳ラーメンは「人気の豚骨スープのラーメンには防腐剤や添加物、化学調味料などを一切使っていない」と。バブルを過ぎて『美味しんぼ』も通過した日本は、ラーメンでさえこのあたりを「使っていない」ことがすでに売りになっていたってことね。

博多ラーメン げんこつ 豊中店この時点で支店は川西店、和歌山店、宝塚店の3店(計4店)みたい。第1号店の伊丹店は1993年オープンだから、まあそんなところかな。ここから広がっていく。ちなみに現在は21店舗あるみたい。

紅鶴ラーメン 本店は『本当においしい店101』で「現在、麺は特注しているが、今後は水にこだわって製麺の方にも力を入れていくそうだ」とあったとおり、自家製麺になっていた。

二両半 都島店を見ててふと気づいたけども、ここには「半ちゃん焼めし定食」があるんだねえ(今もある)。この名前、引っかかるよなあ。(^^; ⇒これね。まあリズムなんだろうけど。

こむらさき「抹茶ラーメン」とかある……。

ラーメンあかつきの店長は「彩華」で修行したのか。へえ。

京都一休軒の「アトピーの人でも安心して食べられる天然素材100%の「純豚骨ラーメン」」ってコピーはかなり危険な言い切りじゃない? 原因も特定されていない疾患だぞ。「天然素材100%」が何だというのだ。

天天有1玉120gとボリュームもあり」というところには時代かなあ。それとも今でもラーメン1玉90gみたいなところもあるかな。

東京ラーメンの定番トッピングである生玉子は当時では珍しかったようで、写真キャプションには「卵をプチッとつぶして混ぜたスープの味わいが……」とある。しかし「プチッ」ってあんた。どんな擬音なんだよ。(^^;

 麺についての記述はどうかな。

金龍ラーメン 道頓堀本店コシのある自家製の麺
芦屋らーめん庵麺はこだわりの自家製麺
大阪の味 ラーメン喜らく 新梅田シティ店麺は喉ごしのよい自家製ストレート細麺を使っていて、スープとの絡み具合もマル

ラーメン宝来シコシコとした食感がたまらない自家製麺は卵の入った中細麺
尾道ラーメン めんくい地元直送の独特のコシと歯ごたえのある麺
喜多方ラーメン蔵喜多方の自社工場直送の平打ち・ちぢれ麺

古潭 なんばCITY店麺は太めで、食べるのが遅い女性も、コシのあるまま最後までおいしくいただける」『本当においしい店101』の阿月本店と同じく、目的のはっきりした麺。

龍虎麺、チャーシュー、メンマなどの食材もすべて自家製で基本的に無添加」何だよこの場合の「無添加」ってのは??

一級らーめん麺は、スープにぴったりのものをと、社長自ら全国を廻って探し当てた喜多方産だ
九州ラーメン博多チャーシューほか、すべて自家製でがんばってます

上海添加物を一切使わない無農薬の小麦粉を打った細麺」『本当においしい店101』では国内産小麦粉を使っていると書いていたので、無農薬の内麦なんでしょうな。このあたりも『美味しんぼ』現象的なものを見るけど、実際はどんなもんか。

ちりめん亭 長居店(長居店はもうない。新大阪店はまだある。現在大阪府下には4店舗ある)「極細と平打ちの2種類のちぢれ麺でおなじみの店。機械打ちとはいえ、独自の多加水製法によって30時間も熟成させた完熟麺のため、非常にコシのあるシコシコした食感が味わえる」と、全記述の9割近くが麺の説明で費やされている。これは異例。しかし「機械打ちとはいえ」という記述や、他の店の紹介で出てくる「手打ち」という記述からして、このライターにおそらく一般的な製麺がどういうものなのかの知識はないと思われる。このあたりも2000年代にラーメン界が麺重視に変わってきた状況とのギャップが感じられる。ちなみにちりめん亭モスバーガー系のチェーン店

浜ちゃん長浜直送の極細麺
麺屋 神連48時間ねかして作っているという自家製麺
力雅スープや麺から、チャーシュー、キムチまで、すべて自家製というこだわり派」「コシが自慢の手打ち麺

鳳ラーメン自家製麺には卵の殻が入っていてカルシウムたっぷり」別にラーメンの麺でカルシウム補給しようと思ってる人もいないと思うけどねえ。……それにしてもどうして卵の殻を入れるんだろう? 雑菌のことを考えるとさすがに製麺に使った生卵の殻を入れてるわけじゃないと思うけど……。

かっさんラーメンコシのある玉子麺
九州ラーメン福将軍添加物が一切入っていない細麺
紅鶴ラーメン本店天然水で作る自家製麺は極細ながらもしっかりとしたコシがあり、歯ごたえも抜群です
マンサクラーメン横浜直送のちぢれ麺
ラーメン専科四季特注の玉子麺
ラーメン食堂とん太オリジナル生麺

レノンののれん麺は特殊な浄水器の水でゆでるので、麺そのものの味が引き立ってる」「引き立ってる」ってなんだよ(^^;と思うけど、しかし茹でに使う水にまで言及しているのはこの店しかない(既に閉店してる)。その意味ではなかなか珍しいけども、 しかし「特殊な浄水器の水」なんて表現で納得できるのか。(^O^)

翁介自家製麺」「1度来られたお客さんの好みや麺の堅さや味は忘れないように心がけています」という主人の言葉。「お客さんの好みや麺の堅さ」ってところはいかにも昔ながらっぽくてよい。ちなみにこの店は1948年創業の老舗。

楓林ラーメンオリジナルのレシピで作らせる麺はコシが強く、ツルッとした喉ごしがいい

寅さん麺は25軒もの中から生の状態で噛み比べて選んだもの」正直、あまり意味がわからん。できれば茹で上がりの状態で比べて欲しいなあ。客は生を食うわけじゃないんだから…ってまあ、客にはわからない微妙な違いがあるのかもしれないねえ。

らんたんかんすいや化学調味料を一切使わない粘りのある麺」かん水まで使わないとはなかなか凄い。

味千麺は熊本から取り寄せるなど、本場熊本仕込みのご主人のこだわりが味に生きている
天龍やや太めのむっちりした麺

藤っ子大釜で泳がすようにゆがく麺もグー!」グー!

麺の茹で方については神座 千日前店の「麺はやや堅めにゆでて、食べる間にベストの状態にと細かく気を配っています」という店員のコメントがあった。なるほど、神座のラーメンは白菜を鍋で茹でて熱々の状態で出てくるからそういう気遣いも有効かもしれないな。

大阪の味 ラーメン喜らくまで自家製麺をアピール。

 95年の『本当においしい店101』に続いて「自家製麺」をアピールする店は多いとは言わないがやはりある。しかし麺そのものをアピール点にしている店はこの時点(1997/01)でもまだごく少数だ。この時点でもまだラーメンは「スープ」であり、それにトッピングで店の個性を出す、というのがだいたいの定番紹介になっている。

 しかも自家製麺であっても、これが「こだわり」という文脈で語られることも少ないように思う。あるいはコストダウン的な印象が強かったのかもしれない。麺のこだわりはむしろ、「麺は、スープにぴったりなものをと、社長自ら全国を廻って探し当てた喜多方産」(一級らーめん)や、「長浜直送の極細麺」(浜ちゃん)のような記述になっている。

 前回に続いて、魚介系のスープについての記述。

剛力ラーメン鶏ガラやホタテ、かつお節、大根、レモンなど、常時数十種類の素材をコトコトと煮込こむ、奥の深いスープが自慢だ」(「煮込こむ」はきっと「煮込む」の誤植)
支那そば 大正豚骨と鶏ガラに、昆布や野菜を加え、3時間煮られる
東京ラーメン豚骨と鶏ガラを煮込んだベースに、昆布やしいたけを細かく刻んで炊いただしなどを加えた

 この他に『本当においしい店101』(1995)にはなく、この本で登場する特徴が2つある。
 それは「タクシー運転手信仰」と「女性に人気/1人でも入れる」。
 特に80年代くらいをピークに90年代までは食べ物に関して「タクシー運転手信仰」とも呼べる認識が世の中には存在した。タクシー運転手はおいしい店を知っているというお話。当時はそれなりに根拠があったはずだが、現在では雇用情勢の変化で業界そのものが変質したしうかうか路上駐車もできなくなったりで、こんなことはほとんど言われなくなった。

 この本ではほんの少し登場するだけだが、後に紹介する本ではこの信仰が爆発しているので(^O^)、一応、この本に出てくる記述も紹介しておこう。

第一旭たかばし本店には「何より店の前に列ぶタクシーの列がおいしさの証だ
支那そば 大正タクシーの運転手や近所の主婦などで連日大賑わいだ

 で、女性について。

 当時は牛丼屋と同じくラーメン屋は女性客があまり行かないということになっていたわけだが、ということは人口の半分を占める女性客は大いなる未開拓市場ってことで、古今、多くの店が女性客を取り込もうと工夫を重ねてきた。
 しかもこの本はぴあが作っているわけで、そのあたりの視点があって当然。

 ただ実際には女性客に関する記述はそんなに多くない。

 これもまた、次回以降に紹介する本で爆発する。(^O^)
 だいたいのパターンとしては「女性客が多い」とか書くことで「女性客も来ている(ので気軽に来てね)」と間接的にアピールするという感じ。

支那そば 大正ウチは女性の1人客も多いことが嬉しいですネ
新福菜館見た目よりあっさり味。女性の方にどんどん食べていただきたいですね
彩華ラーメン上本町店女性ひとりでもふらっと気軽に来ていただける店です
芦屋らーめん庵こってり風に見えますが、食べると意外にあっさり味。女性ファンも多いんですよ
大来軒本店あっさりした塩味の海賊ラーメンは、パスタより栄養満点、女性におすすめです
らいよはうす「これくらいなら女性でも十分食べられるサイズなので、ぜひお試しを
上海女性には野菜満載の『五目あんかけそば』も人気
古潭 なんばCITY店麺は太めで、食べるのが遅い女性も、コシのあるまま最後までおいしくいただける
ラーメンあかつき見た目よりあっさりしているので女性客にも好評だ

 ちなみに「女性1人の客が多い」みたいな店でも、店内写真に女性が写ってることはまずない。(^O^)

 あと、少し気になったのは「無添加」「合成保存料不使用」みたいな言葉があまりにいい加減に使われていること。
 「無添加」ってのは何を添加してないのか。「添加物」? じゃあ添加物って何? 例えば麺に卵を入れるのは添加物なのかどうか。かん水は添加物かそうでないのか。そのあたりの線引きが全くできてないようだし、もしそれができていたとしてもじゃあ添加物が入ってたらどうなのかまでの共通認識がないと「無添加」という言葉に意味はないよね。店が商品コピー的にいい加減なことを書くのは好ましくないものの仕方ない部分はあるとして、伝える側がそのまんま真に受けてどうするんだと思ったりもする。

 あと、重なるけど、

アトピーの人でも安心して食べられる天然素材100%の「純豚骨ラーメン」

 というのは非常に危ないコピーだと思う。
 アトピーは命にはかかわらないかもしれないけれど、やはりこういう↓話と同じ問題を感じた。

(有)池田養鶏場の美味もみじ卵 美味さくら卵のサイトすごいひどい
http://d.hatena.ne.jp/ohira-y/20101030

 このあたり、90年代はまだまだイノセントだったのかなあ。

突然食いたくなったものリスト:

  • 月餅

本日のBGM:
I Shot the Sheriff /Eric Clapton





※infoseekのiswebライトが2010/10/31にサービス廃止になったので、そこに置いてたネタをいくつかこちらにサルベージしときます。

21世紀に伝えたいおかず Best20

『NHKきょうの料理』1997.11.より

順位
品目
1
肉じゃが
2
すし
3
黒豆
4
梅干し
5
麻婆豆腐
6
カレー
7
煮物
8
汁物
9
ギョーザ
10
ハンバーグ
11
らっきょう漬け
12
たけのこご飯
13
チャーハン
14
コロッケ
15
パスタ
16
スープ
17
おせち料理
18
たまご焼き
19
エビのチリソース
20
きんぴらごぼう
 

突然食いたくなったものリスト:

  • やきとり(たれ)

本日のBGM:
Anarchy In The U.K. /THE SEX PISTOLS
Anarchy In The U.K. /MOTLEY CRUE
Anarchy In The U.K. /MEGADETH

MOTLEY CRUEよりはMEGADETHの方がクールだと思うな。




 今期『かわいい物理』の第3回「光」が2010/11/18に行われた。

09月16日(木)第1回 振り子とカオス (終了)
10月21日(木)第2回 波と音 (終了)
11月18日(木)第3回 光 (終了)
12月16日(木)第4回 クリスマス実験
2011年
01月20日(木)第5回 相対性理論
02月17日(木)第6回 量子力学

文系のための物理学講座「かわいい物理」

 今回は「光」。
 今回の講座の説明は上記のワークルームのサイトにもアップされてない(第2回のまま変わってない)ので、まあそのあたりは実際に動画を見ていただくしかない。

 私は「光速度不変の原則」というのを誤解していて、光の速度はどのような状況でも変わらないことだと思ってたんだけど、そうではなくてこれは光の速度は真空中では変わらないという意味だということを今回初めて知った。(^^;
 水などで光が屈折するのは媒質(?)による光速度の違いが原因なのだと。へえええ。(動画5/7)

 今回のお土産は偏光板3枚と錯視工作セット。

 偏光板は講座の最中に配られて、みんなで覗き込んだ。

 錯視工作セットはシンプルに折り紙と画用紙で、別に「作り方」はないけど、7/7の動画の後半を見ていただけると想像がつくはず。

 次回の「12月16日(木)第4回 クリスマス実験」はドライアイスを使うということなので、おそらく「平松式ペットボトル人工雪発生装置」で雪(というか霜というか)を作る実験をするんだと思う。
#↓は以前の「かわいい物理}でやった時のエントリ。

平松式人工雪発生実験
http://taizo3.net/hietaro2/2006/12/post_485.php

 あくまで予想でこれだとは断定できないけど、いずれにせよきっと楽しいので興味のある方は是非。

 前回は録画に失敗したため再生回数も少なくて残念だったが、今回はちゃんと撮れたのでたくさん見ていただけると嬉しい。

 実は私はYouTubeにアップできる動画の時間上限を10分だと思ってたんだけども、先の尖閣ビデオ流出事件の報道の中で15分であることを知るに至った。(^O^)

 というわけで今回は7本。3/7と4/7で重複が結構多くて恐縮。

 今回はWindows Movie Makerがやたらエラーと時間ズレを発生して苦労した。相変わらず慣れないなあ。

突然食いたくなったものリスト:

  • 久まんの肉ぶっかけ(温)

本日のBGM:
The Shortest Straw /METALLICA





 ちうわけで<今号の名言>集は

<今号の名言>集
http://taizo3.net/hietaro/meigen/

 に引っ越ししましたよ。

 今回は前回(「<今号の名言>集2010/11/21更新分1/2」)に続いて今回の更新分をご紹介する後半。

☆どうして超能力がそんなに誇らしいのかわからない。まず人間として何もできない人が“超”とは悪い冗談だわ。あなたたちは超能力しか使えないバケモノよ。

── 和田慎二『超少女明日香』より。

☆\n Do [to others] as you would be done by.(人からして貰いたいように人にもなせ)\n would は wish to の意で、by の次には others が省略されている。このことわざは新約聖書のマタイ伝とルカ伝の中に見えるキリストの教えの1節に由来するもので、「黄金律」(the golden rule)として有名である。……
これに対し、論語の中にある孔子の教えとして『己の欲せざる所は人に施す勿れ』がある。日英のものを比較してみると肯定と否定の相違にまず気がつく。西洋人は「人が喜ぶことをせよ」と教え、東洋人は「人のいやがることはするな」と教える。積極と消極の対立の例である。……この東西のことわざの表現の相違には思想的背景がある。英語のことわざは、Love thy neighbour.(汝の隣人を愛せよ)つまり他者を自己と同様の欲求を持つものと考えて愛せというキリスト教の人間観に基づいている。日本人には、他者を自己と全く同様に愛することはできない。日本では私生児を引き取って育てようという人が極めて少ないという事実もその表われである。つまり自分たちの実の子供(腹を痛めた子供)でない限り本当に愛することはできないのである。他者を自己と同じように愛することはできないから、他者に害を及ぼさない(人の嫌がることはしない)というのが我々の基準とする道徳律なのである。


☆ときどき、「落とされた」と言う学生がいるけれど、それは違います。落とされたんじゃなくて、自分で落ちたんです。

── 菊池誠『科学と神秘のあいだ』より。

☆土地の名づけの物語は、その土地がもともと神話のなかにあった世界であったかのように組みかえてしまう。

── 田中聡『妖怪と怨霊の日本史』より。

☆とにかく、見ちゃうのはしょうがないし、感じちゃうのはしょうがない。ただそういう経験をあとから客観的に考えなおせるかっていうのが大事なんだ。もちろん、考えなおして意味がわかる場合もあれば、結局はわからずじまいになっちゃう場合もあるのだろう。それはそれでしょうがないよね。わからないならわからないで、わからないという事実をとりあえず認めておくのが大人の態度だ。

── 菊池誠『科学と神秘のあいだ』より。

☆(1年以上にも及ぶ検察との闘いは)長くもあり、短くもありました。無実であることは自分がいちばん知っていましたが、早い段階で周囲の人が「信じている」と言ってくれたことは大きかった

── 村木厚子。『週刊朝日』「談」「インタビュー 村木厚子元局長 夫に送った「たいほ」の3字」より。

☆流れる濁流。おびえる市民。降り続ける豪雨。増えるワカメ。

── 宝珠山きのこ@mame。twitterより。

☆「なんか言いたいことあったんだけと忘れた」って言われた時のリアクションに困る

── おおった ゆか。twitterより。

☆汝自身を知れ。なにを、だれに売ろうとしているのかをまず認識する。焦点を絞ったビジネスをし、その中で一番になれば、店の価値が高まり、お客様もその商品をいつ、どのような折に買えばいいかを知るようになる。


☆ねぇ知ってる?草食系男子って、イケメンの男の子にしか使わないんだよ。それ以外はただの草なんだよ。

── Toshiaki Tanaka。twitterより。

☆寝たときより散らかっているのはどういうことだ。

── とり・みき。twitter。

☆バカな人間は同じことを繰り返しながら、毎回ちがった結果を期待する。

── キャサリン・ライアン・ハイド『ペイ・フォワード―「可能の王国」』より。

☆バグのない頭はない。

── N。

☆初めて買ったアルバムはサウンドトラックだからなんか人生負けてる。

── 羊毛。twitterより。

☆鼻唄はあらゆる音楽の基本だ。

── 菊池誠『科学と神秘のあいだ』より。

☆ビジネスは看板を掲げた瞬間、世間からの意見や厳しい目にもドアを開いたことになる。


☆人並みにおごれや?勝手な事をぬかすなでござる の巻

── ハットリマン。twitterより。

☆人にとって同意されることよりも話を聞いてもらったと感じることのほうが大事な場合は多い。

── エリカ・アンダーセン。ダニー・マイヤー『おもてなしの天才 ── ニューヨークの風雲児が実践する成功のレシピ』より。

☆人の手によって作られた森林は、基本的に人の手を入れて維持するべきなのである。

── 田中淳夫『割り箸はもったいない?』より。

☆人は自分に興味をもってくれる人に興味をもつものだ。


☆人はすばらしいことも、ひどいこともたくさん言う。だが自分は、人が言うほどすばらしくもなければ、人が言うほどひどいわけでもない。


☆ひとり客に対する店員の態度の違いは、「払う料金は半分なのにひとつのテーブルを占領している邪魔な客」と考えるか、「たくさんある店から選んでくれたありがたい客」と考えるかの違いである。


☆ひとりのお客様は、デートや商談などが目的ではなく、純粋にご自身のために気分のよい時間を過ごしたいと願って来店してくださるのだ。


☆ひとりのお客様もレストラン経営に重要な役割を担ってくださっている。よいもてなしを受けたら、まわりに勧めてまわって(もてなしのできない店は、もちろんこきおろして)くださるだろう。ひとりのお客様を心をこめておもてなしすることは当然であり、ビジネスとしても賢明である。


☆批判も含めて、取材対象を正当に評価できないメディアを持つ国民は不幸である。

── 上杉隆『週間上杉隆』「メディアの成長なくして、やはりW杯4強の夢は遠い」より。

☆ふつうの漫画の主人公は齢をとらないんですが、『三国志』では、齢をとらないのは赤兎馬ぐらい。

── 横山光輝。

☆フォローしてきた人のプロフ見たら『フォロー・リムーブお気軽に!』って書いたあったのでお気軽にフォローボタンとリムーブボタンを交互に連打してたらブロックされたんだけど、俺は彼に何か悪い事をしたんだろうか

── あきのりちゃんさん。twitterより。

☆米国の「ラリー・キングショー」「トゥナイトショー」といったトークショーは、今でも全部生です。でなければ、アドリブの良さが出ない。日本がやっているのがなぜつまらないかというと、タレントのアドリブで番組を作っているのに編集するからですよ。

── 大橋巨泉。

☆僕、テクノの人だし。


☆僕は映画は監督のものだけれど、テレビはホスト(司会者)のものだと思っています。

── 大橋巨泉。

☆僕はもちろん精神論者でもなく、「一生懸命やる」とかそういうことを言う人間ではないし……、そんなのあって当たり前だと思うし。

── 中田英寿。

☆ 「ホメオパシーの科学性」ってのは、「アンパンマンふりかけ」みたいなもんですな。

── 如是我聞。

☆前のめりに、食べる。

── super-parano。

☆ま、面白いことってお金にならないよね。


☆真面目な議論に「メタレベル」でなにか言って「偉くなった気になる」のは単にダメなだけです。「メタレベルでしかものが言えない」ってのは、ダメなんだよ。

── 菊池誠。ブログ「kikulog」より。

☆待たせることほど、お客様を怒らせることはない。


☆マングースもコントロールできないくせに、狼という大型肉食獣を野に放ってどうする。

── 宝珠山きのこ@mame。twitterより。

☆宗方コーチも、「素質などという言葉は今後二度と口にするな」と岡ひろみを叱っていた。緑川は体格に恵まれているからあのサーヴが打てるんじゃない、みんな長所を伸ばし短所をカバーするために毎日練習しているんだ。

── kshara。ブログ「The Return of Dr. Hara」より。

☆目に見えたとおりのことが起きているとは限らない。

── 菊池誠『科学と神秘のあいだ』より。

☆もちろん、世の中には万能のものなんか存在しない。だから、万能だって言われたら、つまり何の役にも立たないんですね、って言っちゃってもいいくらいだとは思う。

── 菊池誠『科学と神秘のあいだ』より。

☆もっぱらプラセボ効果をあてにする治療法はすべて、医療として不正だとも言える。

── サイモン・シン、エツァート・エルンスト『代替医療のトリック』より。

☆元モデム


☆やっぱり、その世界でものを言うんだったら現役であることが条件ですよ。

── 畑正憲。

☆やはりちゃんと出生した人しか、うまいものを食べていないと思う。安くてうまいものなんて、本人のひとりよがりなので、本当は、世の中に存在しない。

── 辻静雄『料理に「究極」なし』より。

☆ゆっくり映画を見たい人はいるが、ゆっくり待ちたい人はいない。

── 泉田豊彦『マーケティング名語録』より。

☆夢が失われていたって、実はそれほど悲しくはない。それは絶望じゃなくてむしろ希望なんだと思う。そして、絶望を希望に変えるのは想像力だ。

── 菊池誠『科学と神秘のあいだ』より。

☆夢は夢としてどんな夢を持ってもいいけれど、どの夢がかなわない夢なのかくらいは知っておいたほうがいい。

── 菊池誠『科学と神秘のあいだ』より。

☆ラーメンのおいしさの秘密は少量の油脂にある。

── 奥村彪生『日本めん食文化の一三〇〇年』より。

☆リアルっていうのが「現実」のことじゃなくて「現実味」のことだとするなら、それは人によって違って当然なんだ。

── 菊池誠『科学と神秘のあいだ』より。

☆リーダーシップはなにを成し遂げたかではなく、なにかを成し遂げたときに一緒に働いた人がどう感じたかで評価されるものだ。


☆リスクを承知で勝負するときは、かならず誠実で優秀な仲間に支えられているときだ。


☆レストランが本調子になるまでには時間がかかる。予定など立つものではない。各店それぞれの歩調で進むのだ。店としてのまとまりができ、すべてがスムーズに運ぶようになるまで、1年か、2年か、それ以上かかることもあるだろう。しかし、そうやって築いたまとまりは、すぐにわかる。ドアをくぐったとたん、店に流れるエネルギーを感じるはずだから。

── ルース・ライクル。ダニー・マイヤー『おもてなしの天才 ── ニューヨークの風雲児が実践する成功のレシピ』より。

☆レストランの印象をよくするために、高級地域の住所が必要だという考え方にはわたしは反対だ。しゃれた場所を手に入れられても、その多額の経費はお客様に食事代として負担させることになる。優れたレストランが高価なレストランと混同されるゆえんだ。


☆「わかるわかる」っていう字面だけを見ると、人は「わかる」よりも2倍くらいよくわかっていそうな気がするかもしれない(そんなわけないか)。でも本当は、このふたつのあいだには、ただ繰り返しただけじゃすまない、深くて暗い川がありそうだ。暗いかどうかはともかく、ふたつを隔てるものは結構深い。

── 菊池誠『科学と神秘のあいだ』より。

☆わたしは、わたしたちの商品(料理だけでなく、スタッフのもてなしや店舗デザインも含む)と相性がよさそうなお客様を常に心に留めている。オープン当初は膨大な量の意見が寄せられるものだが、なかでも信頼関係、敬意があるうえで、店への期待をこめて交わされる貴重な対話が大切だからだ。


☆私らの世代は、戦争があったり、世の中がガラリと変わったりで、実にいろいろなことを体験しました。しかし変わらんのは「うどんという食べもんは、100点満点やと窮屈でおいしいない」ということなんです。100点満点の腕を持ちながら、どこかを引くことで、90点か85点の味をお出しする。これやと「我」もでまへん。100点は誰でもつくれるけど、それを引く方がむずかしい。うどんみたいな大衆的なもんは最高の味やと毎日は食べられへんのです。

── 宇佐見辰一『きつねうどん口伝』より。

☆われら兄弟3名は、各々がみな至らない所のある人間だ。その欠点や不足をお互いに補い合ってこそ初めて真の手足であり一体の兄弟といえるのではないか。そちも神ではない。玄徳も凡夫である。凡夫のわしが、何を以て、そちに神の如き万全を求めようか。

── 吉川英治『三国志』より。

☆我々の最優先事項は母子の安全であり母親にとっての満足度ではありません。それは、我々が人の生死に関わることを生業とするプロだからです。

── 周産期Dr。ブログ「kikulog」より。
 

突然食いたくなったものリスト:

  • Italianoバニラ

本日のBGM:
スキップ・ビート /KUWATA BAND





 これまで何度かお知らせしているように、『digitalひえたろう』のコンテンツのほとんどを置いていたiswebのサービスを楽天がやめてしまった。もちろん<今号の名言>集もそうで、現在ではiswebにあったコンテンツにはアクセスできなくなっている。

 というわけで現在、<今号の名言>集は

<今号の名言>集
http://taizo3.net/hietaro/meigen/

 に引っ越ししている。

 で、前回更新からちょうど7ヶ月経った本日の更新は引っ越しして初めての更新ということになる。
 7ヶ月も開いたから120近くの数になった。

 前回(「<今号の名言>集2010/04/21更新分」)から新たに追加する「名言」をここで紹介することにしているので今回もそうするのだけども、ちょっと数が多いので2回に分けることにする。それでも1回で60近くあるわけだけども。
 まあ1エントリが長いのはうちではいつものことってことで。

☆相手のためを思ってなにかをすれば、それがホスピタリティになる。相手に対してただなにかをするだけでは、ホスピタリティとは言えない。「相手のために」か「相手に」か、その違いは大きい。


☆新しいものに関心のない人には、生活の便利さを実感できない。

── 泉田豊彦『マーケティング名語録』より。

☆あなたが何をしたって、あるいはあなたに何の罪もなくたって、生きていれば、多くのことが降りかかってくるわ。だけど、それらの出来事をどういう形で人生の一部に加えるかはあなたが決めること。

── サラ・パレツキー『サマータイム・ブルース』より。

☆あなたを甘やかすもの、愛撫するもの、美衣美食、贅沢な生活。すべてあなたの青春を弱める敵です。

── 吉川英治『三国志』より。

☆あのな、大事なことだぞ? いいか? 1人じゃどうにもならなくなったら、誰かに頼れ。 ── でないと実は、誰もお前にも頼れないんだ。

── 羽海野チカ『3月のライオン』より。

☆アポロは、月に行ったことを証明するための写真ではなく、月を調べるための写真を撮っています。

── gyouja5kaku。Yahoo!知恵袋より。

☆あまりにも情熱を持っている事柄については執筆を避けてください。


☆いいか! 男が命がけで使う言葉が3つある!! 憶えておけ!! 「とりあえず」「申し込み」「準備なしっ」

── N。

☆移送の車を待つため、座っていると、急に涙がこみ上げてきました。でも、泣きたくなかった。泣くと弱気になり、心が揺れますから。

── 村木厚子。『週刊朝日』「談」「インタビュー 村木厚子元局長 夫に送った「たいほ」の3字」より。

☆一にも、二にも、三にも「場」! 長年、耳にしてきたのは一にも、二にも、三にも「立地」だった。小売業の成功のカギは正しい立地を選んで店を構えることだという鉄則である。しかし、わたしの経験では、それよりもはるかに成功を左右するのが状況や雰囲気、つまり「場」なのだ。たとえば、ティファニーの水色の箱。あの箱は、中身を期待させる強力な「場」である。フタを開けると、予想した贈り物が入っているとはかぎらないが、それでもティファニーの箱に属するなにかを期待した気持ちは裏切らないはずだ。箱が中身の価値を上げる。逆に、中身が箱の意味を支え、さらに定義づける。それは立地ではない。「場」なのである。


☆一を読み、十を知り、百を語るべき。

── 呉智英。

☆一生懸命にやっていて顔が美しくならないなら、その仕事は向いてないってことなんじゃないの。

── 荒木経惟『いい顔してる人』より。

☆一銭を盗めば賊といわれるが、一国を奪れば、英雄と称せられる。

── 吉川英治『三国志』より。

☆今、輝くことができれば、過去も輝くことができるのだ。

── 早川義夫『たましいの場所』より。

☆今テレビでやってたヤツで「チリの落盤事故から救出された33人の勇者たちは今日にも全員退院し、人生の第二幕を開ける」勝手に第一幕を閉じるなよw

── koume。twitterより。

☆医療においては、治療の有効性を示すことが最優先とされる。基礎となるメカニズムの解明は、のちの研究にゆだねればよい。

── サイモン・シン、エツァート・エルンスト『代替医療のトリック』より。

☆いろはにほへとちりNULLオワタ\(^o^)/


☆永久に動く夢の装置は残念ながら決して実現しないし、何もないところからエネルギーを生み出す夢の装置も残念ながら決して実現しない。こういう夢はあらかじめ失われてしまっている。それは物理学が悪いからでもないし、物理学者が悪いからでもない。僕たちの住むこの世界はそういうふうにできているのであって、それ以上でもそれ以下でもないんだ。

── 菊池誠『科学と神秘のあいだ』より。

☆英語のことわざに相当する日本のことわざがあり、一見同じ意味のもののように見える場合でも、実際には両者に相当のズレがあることも多い。例えば、There is no accounting for tastes.(人の趣味は説明できない)に対しては、必ず『蓼食う虫も好き好き』を当てるが、この日本のことわざは、他人の悪趣味を評して使うことが多い。英語のことわざはただ「好き嫌いというものは人によってさまざまで説明もつかない」といった意味である。また、First come, first served.(最初に来た者が最初に食物を供される)に対しては、相当する日本のことわざとして必ず『早いが勝ち』や、『先んずれば人を制す』を挙げるが、この日本のことわざから連想されるものは、人を押しのけて電車にとびこみ、空席を取るようなすばしこさや図太さであるが、英語のことわざが教えるのは「先着順」ということであり、イギリス人が最も尊重するfair playの精神なのである。


☆エコとかロハスとか言っとけばなんか許されると思うくらいには世間なめてる。

── 羊毛。twitterより。

☆お客様の声に耳を澄まさないで過ごすと、つぎはメガホンを通じて大声で聞かされることになる場合がある。


☆お客様はトライアルとリピート、二段階のチャンスを下さる。わたしたちは、そのどちらでも勝利しなければならない。


☆臆病者は本当に死ぬ前に何度も死ぬ。

── イギリスの諺。奥津文夫『英語ことわざ散歩―イギリス人の知恵をさぐる』より。「Cowards die many times before their deaths.」出典はシェイクスピア『ジュリアス・シーザー』2幕2場。

☆男が苦しいときに使う言葉は3つある「それでも」という言葉と「それならば」という言葉!!ふろくとしてもう1つ「だがしかし」という言葉もある!!

── 島本和彦『無謀キャプテン』より。

☆おはよう!森羅万象! 昨日まで世界になかったものを、今日、作りますよ!

── 明和電機。twitterより。


同じように、いつでもスイッチを入れれば灯りが付いてコンセントから電気が供給されるのも、蛇口をひねれば飲める水が出るのも、雨が降っても洪水にならないのも、道がぬかるまずにスタスタ歩いて帰れるのも、人が作って、それを維持している人がいるからなんだ。
安全も、表現や信教の自由も同じ。獲得してくれた人がいるから、私たちは安全で、情報の発信も受信も、どの神様に祈るかも、自分で選ぶことができる。だから、それを維持することに力を合わせないといけない。

── 開田あや。twitterより。

☆面白くないって言われても僕たちは勝っている。

── 松井大輔。

☆おもてなしはスポーツ選手の心構えでする。「攻撃」と「守備」どちらもこなし、勝利の秘策を探るのである。「攻撃」は、こうちからしかけて、お客様によい経験、よい思い出を作ること(誕生日に名前入りのデザートを出したり、常連のお客様にデザートワインをサービスしたりした)、「守備」は同じ失敗を繰り返さず、お客様が気分を害される原因を減らして、少しずつ確実に店をよくしていくことだ。


☆回転寿司にあっては、同じネタでも良いモノを出会い頭にチョイスする訳で、そこに一種の狩り的おもしろみがあるんだけども、乾いた鰯が誰にも相手されず目の前で三周くらい回ってきたらつい情をかけてしまう(?)私がいる。

── みつどん(T-3don)。twitterより。

☆確信というものは、知識のあるところよりも、知識の無いところから生まれることが多い。

── チャールズ・ダーウィン。

☆活気あるランチサービスは固定費に見合う収入をもたらしてくれる。



 かつて、人間の祖先が初めて音楽というものを知ったとき、数々の祭祀や狩猟の喜びに彼らはハード・ロックを用いたに違いない。石や木を叩き腹の底から声を絞り出し、騒然とした宴の中で彼らは踊り狂った。誰もがシャウトしその音に酔いしれ、疲れ果てて深い眠りに就いた。また、悲しみの時は声を殺し声を震わせて、感情移入の激しい歌を大地に捧げたのである。彼らは大地と共に生き、大地への祈りのために踊り、シャウトしたのだ。
 ハード・ロックの誕生は人々の魂の叫びであった。だから、喜怒哀楽の気持を感情表現の豊かなメロディに乗せ、そしてドラマに創り上げていったのである。

── 伊藤政則『へヴィ・メタルの逆襲』より。

☆記念撮影よく頼まれる系女子。

── 羊毛。twitterより。

☆希望は持たなくちゃならないけど、できないものはできないという身も蓋もない事実も受け入れるしかないんだ。希望は持つもので、事実は受け入れるものだから

── 菊池誠『科学と神秘のあいだ』より。

☆きれいなコードしてるだろ……動かないんだぜこれ。

── tyru。twitterより。

☆検察側も今回、私が署名を拒否した調書を裁判で証拠として請求しました。

── 村木厚子。『週刊朝日』「談」「インタビュー 村木厚子元局長 夫に送った「たいほ」の3字」より。

☆公共団体の財政削減にはリストラに不可欠の重要な要素が欠けている。リストラのトンネルが何時まで続き、トンネルを抜けた後に何があるのかが見えないことだ。


☆拘置所にいるときは、仕事もないし、家事をすることもなかったので、今、誰かのために何かできるというのはとても幸せなことなんだな、と感じています

── 村木厚子。『週刊朝日』「談」「インタビュー 村木厚子元局長 夫に送った「たいほ」の3字」より。

☆小銭感覚は、ハズレてもいいと思っている価格。

── 泉田豊彦『マーケティング名語録』より。

☆コミュニケーションの問題は、ミスコミュニケーションよりも、人の感情を無視したことで起きる。


☆猜疑心は、成りあがり者の持前である。

── 吉川英治『三国志』より。

☆「最近あたしの顔、ちょっと落ちたかしらん」と思ったら、男を替えりゃいいんだよ。

── 荒木経惟『いい顔してる人』より。

☆30年以上、世の中で一番好きな食べ物はうどんだと思い込んでいたんだけど実は肉まんなのかもしれない

── Ada。twitterより。

☆自然現象をただあるがままに見ただけでは、手のつけようがない。それでいろいろな方法によって、得られた多くの知識を整理していくのであるが、そのうち一番簡単なものが測定なのである。

── 中谷宇吉郎『科学の方法』より。

☆自治体の経営責任を問う時、自治体が今のような財政状況に陥ったのは、現経営陣だけの責任ではない、という指摘が聞かれることがある。こうした指摘が出ること自体、自治体の経営がいかに甘ったれた状態にあるかを物語っている。自治体でも民間企業でも経営破綻が過去の蓄積の結果であることは当たり前である。それでも破綻すれば責任を問われるのが経営者なのであって、破綻を過去のせいにする人は経営者になる資格がない。仮に、その代だけで経営破綻に追い込んだのであれば、問われるのは経営責任ではなく法的な措置である。


☆嫉妬心の深さは愛情の深さではない。単なる自己愛にすぎないんだよ。

── おおった ゆか。twitterより。

☆失敗に気づけない人材は、いないも同然である。


☆失敗への対処で、時間は決定的な要素になる。


☆自分のひとりぽっちに気をとられ、誰かのひとりぽっちに気づけないでいた。

── 羽海野チカ『3月のライオン』より。

☆従業員は自分たちのリーダーが寛大で、親しみやすく、意見を聞いてくれると思えたときに、最高の生産性を発揮する。


☆常連のお客様は店を好きなのであって、わたしの情熱に惹かれたわけではない。


☆「好き」と言えない人は、「おいしい!」って言うといいんじゃないかな

── 宝珠山きのこ@mame。twitterより。

☆崇神は、オオモノヌシの崇り問題が解決した後で、いまだ「王化に習はざる」遠方の人々を臣従させるため、四人の将軍を任命して、北陸道、東海道、山陽道、山陰道に派遣する。命令は「もし教えを受け入れない者があれば、兵をあげて伐て」である。この四道将軍の活躍によって、周辺の諸国は平定された。また、異国の人々も大勢、朝廷に帰順したという。こうして国が安定すると、崇神は、戸籍の作成や、租税徴収を命ずる。租税徴収と祭祀システムの構築とは不可分な関係にあった。租税はまず神への供物として納められるものだったからである。

── 田中聡『妖怪と怨霊の日本史』より。

☆成功への道は、うまく対処した失敗で踏み固められているものなんだ。

── スタンリー・マーカス。ダニー・マイヤー『おもてなしの天才 ── ニューヨークの風雲児が実践する成功のレシピ』より。

☆前庭を美しく手入れすることで、家の価値が下がることはない。さらには、1軒が手入れをはじめると、隣家もそれにならうものだ。


☆そうか、諸行無常、万物流転は天地の真理か。天地真理、ありがとう。

── 如是我聞。

☆大事なのは、「なにを知るか」ではなく「だれの話を聞くか」だ。


☆代替医療のセラピストなら、ジョージ・バーナード・ショーの戯曲『アナジャンスカ ── ボルシェヴィキの女帝』のなかの次のくだりに我が意を得たりと思うだろう。大公妃はこう述べる。「偉大な真理はすべて、はじめは神をも畏れぬ不遜な考えだったのです」。しかしこのセリフには、あまり嬉しくない次の但し書きをつけなければならない。「神をも畏れぬ不遜な考えのすべてが、偉大な真理になるわけではない」と。

── サイモン・シン、エツァート・エルンスト『代替医療のトリック』より。

☆「正しいことをきちんとしよう」という感覚は研修だけで身につくものではない。もっているか、持っていないかのどちらかだ。


☆立場が高くなるほど、生来の情緒面応力がより重要になる。


☆たぶん、「わかるわかる」は、本当の意味で内容を理解しているじゃなくて、もっとぼんやりした「共感」を表現しているのだろう。

── 菊池誠『科学と神秘のあいだ』より。

☆だれもが目に見えない看板を首からさげて人生を歩んでいる。その看板には『大事にされていると感じさせて』と書かれている。

── メアリー・ケイ。ダニー・マイヤー『おもてなしの天才 ── ニューヨークの風雲児が実践する成功のレシピ』より。

☆団結できて素晴らしかった。

── 大久保嘉人。

☆テーブルセッティングの方法を教えるのは簡単だが、テーブルセッティングに必要な気配りまで教えることは難しい。


☆「でも」が100個揃えば開くドアがあればいーが、はっきり言ってねーよそんなドア!!

── 羽海野チカ『3月のライオン』より。

☆でもまぁ、毎日復活するのが、私のやり方かもしれんなぁ、と思ったり。

── super-parano。

☆電車の窓に映し出される顔は、限りなく「素」に近い。鏡を覗き込む時と違って、自らの目線さえも意識していない。そんな「素」の顔をいきなり突きつけられると、自分が思っている「自分の顔」との落差にいまさらながら驚かされるのだ。


☆店名については悩んだ末に、父からアドバイスを受けた。父は「『ユニオン・スクエア・カフェ』はどうだ。サンフランシスコでは、ユニオン・スクエアと言えば一等地だから」と言った。しかし当時、ニューヨークのユニオン・スクエアは特別によい住所ではなかった。すると父がこう言った。
「おまえの店が、ニューヨークのユニオン・スクエアを一等地にするんだよ」


☆統計は、数字の持つ倫理上の意味については、全く無力です。

── 大村平『統計のはなし』より。
 

突然食いたくなったものリスト:

  • ルックチョコレート

本日のBGM:
黄色いお空でBOOM BOOM BOOM /黄色5

曲はいいけど、ビデオはつまらんっすね。




【エントリ名を変えました】
【追記あり】

 前も別のところで書いたけど、ソニー損保のCMでやたら流れているこの↓曲がキライ。

♪車はあくまでも快適に暮らす道具~♪
♪車に乗らないといけないわけではないぜYeah♪

 この、どこにいても10分以内に電車に乗れるような生活圏しか知らない人間が作ったとしか思えない歌詞。聞いててなんか腹立つんだよねえ。

 車がないとまともな生活が送れない地域が大半ってことを、まあたかが1つの歌が踏まえてないことに別に目くじら立てることはないんだけどさ。

#例えば雨が降って悲しいって歌詞の歌に、「百姓のことを考えろ」なんていうのはおかしいわけで。

 でも、どうもこういう歌詞を見るとどうしても、快適な暮らしがあたかも当然に存在するものとしてそこから(自分では全く意識せずに)それを否定する口を叩いている「自然派」の皆さんのことを思い起こしてしまうわけですよ。

 保存剤を、あたかも企業が毒を食わせるために入れているとでも思っている言いぐさ、周産期死亡率の驚異的な低率を実現してきた医療現場の努力を完全に無視した「自然なお産」志向、実際に脅威にさらされている地元のことなど考えず「熊を殺すな」「ドングリを送ろう」「オオカミを放て」と言い出す呑気な人たち……。

 自分がそう思うだから他人もそうだという決めつけ(と想像力のなさ)を、どうも感じてしまうのよ。

 とはいえまあ、はっきり理屈づけて説明できるわけではなく、ほぼ生理的な問題に近いんだとは思う。このソニー損保のCMの歌への私の嫌悪感は。

 なんか説教臭いのが腹立つのかなあ。

 朝日にこんなニュースがあったよ。

医師・助産師頼らず自宅出産 朝来の大森さん夫婦
http://mytown.asahi.com/areanews/hyogo/OSK201011160141.html

 本人たちはそれでいいかもしれないけど、これをまるで美談であるかのように報道する朝日新聞は何考えてるんだ。

 長男つくし君(6)を助産院で、次男すぎな君(3)を病院で産み、毎月の妊婦検診などで自分の思いとは違う出産になった経験から、「私がリラックスできたら赤ん坊にもストレスのないお産になる。体重を増やさないなど妊娠中の自己管理さえできれば家族だけで産める」と言い切る。

 言い切ったのが事実としても、こんなことそのまんま報道してどうするよ。

 ほんとに「体重を増やさないなど妊娠中の自己管理さえできれば家族だけで産める」って言い切れるか。

10万出産あたりの妊産婦死亡数
1940年頃 200人
1960年頃 100人
1975年 28.7人
1980年 20人
1985年 15.8人
1995年 7.2人
2000年 6人
2004年 4.4人
2007年 3.1人

周産期死亡率(出生1000あたり)
1975年 16.0人
1985年 8.0人
1995年 5.7人
2005年 3.3人
周産期死亡率 - Wikipediaより。

 ですよ。
 私たちの親の世代ですら、(回避するために努力しても)妊婦の死亡、周産期死亡は珍しいことではなかった。
 とはいえ例えば妊産婦死亡率が今の65倍だった1940年頃であっても10万出産あたり200人なんだからそれ以外の大多数は無事だったわけで、その人たちにとっては「大丈夫」だったわけだ。

 おそらく朝日記事の夫婦のやり方は1940年頃以上に危険だろうけども、それでも幸いにも「大丈夫」側にいることができた。本人にとってはこれが100%の経験だから、「体重を増やさないなど妊娠中の自己管理さえできれば家族だけで産める」くらい言い切れちゃう。それはある意味仕方ない。

 もう一度書くが、個人的経験をしちゃった人は仕方がない。しかしそれは決して一般化できない。朝日新聞はどうしてこの話を採り上げたのか。報道は「あったこと」をそのまんま垂れ流していいわけではないはず。ここにこそ「見識」が必要になるはずだ。読者が多ければ多いほど、それは不可欠になる。近年流行の「品格」なる言葉にしっかりとした意味があるのなら、これこそこういうときに適用されるべき言葉じゃないのか。

 こういう話は「よい子は真似しないでね」みたいなエクスキューズをつければ免罪されるという類の話じゃないぞ。

 朝日新聞は猛省すべき。

 私たちはこの「美談」を、せせら笑えるだけの見識を持たなくちゃならないのだと思う。

参考:個人的体験ではなぜだめか: 妊産婦死亡率の推移を例に(kikulog)
↑是非読んで。

 しかし実際ね、不可解なのよ。

 大森家の田畑は農薬や化学肥料を使わず、耕しもしない自然農法。煮炊き、風呂、暖房の燃料はまき、食事は玄米に菜食が中心だ。できるだけ自然の恵みをそのまま生かす生活だ。梨紗子さんは出産直前まで田畑や家の周りの草刈り、まき割りを無理のない範囲で普段通りこなした。「山で百姓をしていると、どんどん不自然なことはしたくなくなる。自然の力で暮らしてきたからこそ自宅出産をやり通す力が私にあった」と話す。

 と、記事にはある。

 「農薬や化学肥料を使わず、耕しもしない自然農法」だそうだが、そんなもん「自然」農法なのかな? 「農法」ってのは農業の方法ってことでしょ。つまり植えて収穫して食べると。狩りじゃないんだから、そうなる。
 農業ってのは人間が食うためにやることであって、そのために作る畑を耕さなかったなんていうのは人類の歴史の中でどれくらいの期間だったんだろう? こういう言い方をしては何だが、人類はそんなにヴァカだったんだろうか? なにがどう「自然」農法なんだろう? 不自然きわまりないと思うのだけれど。

「山で百姓をしていると、どんどん不自然なことはしたくなくなる」

 人間の営みを「不自然」と位置付けると、結局人間である自分をも否定しなくてはいけなくなるはず(いくら「自然」農法であれ、農業そのものが「不自然」になるはず)なんだけど、この種の人たちはそれをしない。

 「自然」を自分側に曲げて生きて行かざるを得ないのが人間の業であるはずなのに、自分だけはそことは無関係でいられると思うことがどれだけ傲慢なことか。

☆生活? そんなものは召使いにまかせておきたまえ。

── ヴェリエ・ド・リラダン。

 しかしどうやら世の中、これが傲慢だとは捉えられてないんだよねえ。
 その証拠がこの朝日新聞。

【追記】

 昔、「トレンディドラマ」というジャンルのドラマがあった。そこには個々人の「生活」の描写がごっそり抜け落ちていた(もちろん出演者がトレンディドラマを見るようなシーンは皆無)。つまり「トレンディドラマ」を見る人はその時点でトレンディじゃないっていう、大いなる逆説が含まれてて。(^O^)

 「自然」という言葉を使う時にもしその中に人間を含めないのだとして、それでも「自然派」たろうとするなら、死ぬかジャイナ教徒にでもなるしかない。
 ではどうすればいいかといえば、「人間」と「自然」という無意味な対立構造を取り下げるのが一番なんだけど、どうしてもそれはしたくないようだ。
 自分だけは「人間」という属性を離れ、超越した存在として「自然」側にいることができる(いる努力をしている)存在なのだと。これ、上では「貴族」と表現したけど、別に「宇宙人」でも「神」でもいいよ。

 宗教的な信念として個人内や閉鎖コミュニティで共有される分には問題ないかもしれないけれど、こんなもの外の人間が賞賛するようなもんじゃない。

 過去の私たちの祖先はこの厳しい自然の中で生きていくために、それこそ命を賭けて積み上げてきた努力とそこから残した知恵がある。
 こういうのを賞賛する朝日のような行為は、その人類の遺産の上に乗っかりながら、その上からその遺産に唾を吐きかけるってことだ。

 あー、どうしてこんなに腹が立つんだろう。(^^;
 誤解してもらいたくないのは、この家族そのものへの批判ではなく、問題はこれを明らかに好意的に紹介している朝日新聞の見識のなさにあるということ。

 件の記事は2010/11/17付だけども、すでに多くのエントリが上がっているようだ。
 ここでリンクを張らせていただこう。

朝日新聞が無介助分娩に市民権を与えていく(助産院は安全?)
能天気な自宅出産を賛美するな、朝日新聞!(うろうろドクター )
自然派分娩と飛び込み分娩(新小児科医のつぶやき)
何が言いたんだ(S.Y.’s Blog)
無介助分娩を好意的に紹介しないでください(とらねこ日誌)

【追記おわり】

突然食いたくなったものリスト:

  • チキン南蛮

本日のBGM:
Dr. Feelgood /MOTLEY CRUE





 「90年代のラーメン2」で少し紹介したラーメン本を1冊ずつ読んでいこうというエントリシリーズ(になるといいが)。

 大阪(関西)のラーメンは2000年代になって大きく花開いたと思う。
 今振り返ってみれば、90年代以前の大阪は、ことラーメンについては「暗黒時代」だったとすら思っている。

 とはいえリアルタイムでそんなことを考えていたわけではなく、その時代なりにウマいと思うラーメンはあったし、作る側も食べる側も伝える側も、その時代なりに誠実に行動していたのだと思う。

 そういう雰囲気(のほんの一部)を伝えているのがラーメンガイド本だと思う。
 まあ今のガイド本を見てもわかるとおり、ラーメンガイド本などというものはさほど信頼を置いていいものでもないし、その程度のものだという認識はあるけれど、それでもいくらかの時代の空気は伝えているはずだ。それに広告記事についても、当時まだビジネスモデル的に確立しておらず今ほど非道くはないように思えるし。

 あと、たくさん見ていけばその分信頼性も少しは上がるんじゃないだろうかとも思うんだ。
 というわけでこのシリーズでは一応、私が持っている90年代のラーメンガイド本全部についてやるつもり……ではある。

 今回は、これ。

『ぴあBOOK ~大阪・兵庫・京都・滋奈和~ 本当においしい店(1) ラーメン101店』(ぴあ)
 

『ぴあBOOK ~大阪・兵庫・京都・滋奈和~ 本当においしい店(1) ラーメン101店』(ぴあ)

data
発行:1995/07/10
情報:1995/04/30現在
掲載範囲:大阪・兵庫・京都・滋奈和
内訳:大阪59、兵庫11、京都25、滋奈和6
掲載店数:101

 世の中にはこれより古い本が存在するとは思うんだけど、今現在私が持っているラーメンガイド本の中では一番古いものなので、これからご紹介する。

 「前書き」に編著者にあたる「ぴあまんぷく研究会」についての説明がある。
 それによると、「小社ぴあのグルメ誌編集者をはじめ、グルメ記者や食べ歩きを趣味とする人たちで構成された、おいしいものには目がないという集団です」と。解ったような解らないような。(^^; とりあえず表紙には「編集協力:ぴあまんぷく図鑑 ぴあNIGHT ぴあMAP」とあり、情報誌専門会社ならではの情報濃度を謳っている。

#今の『関西Walker』『KANSAI一週間』(もうない)と違って、当時の関西の花形情報誌は『ぴあ』『エルマガジン』だった。

 律儀な本で、全ての店に1ページを割いている。店によって2ページ取ったり半ページになったりすることがない。紹介文は14文字×21行=294文字内外で、1ページ1店だけあって現在のラーメン本に比べて多くの文字数が当てられている。


見開き

 大地図はなく、個別記事に最寄り駅からの地図が入る。データ蘭には住所、電話番号などの基本情報以外に、「ボリューム」「麺の太さ」「麺の堅さ」「スープの濃淡」「ラーメンメニューの種類数」が表で示されている。

 巻頭には「ぴあまんぷく研究会特別座談会 関西ラーメンマニア会談」という特集が組まれており、「ラーメンマニア」だという4人の対談が掲載されている。
 メンバーは古谷文乃(大阪パフォーマンスドール)、いのうえひでのり(演出家、劇団☆新感線主宰)、宮下健二(前ぴあ関西版編集長)、山村光春(フリーライター、構成作家)。
 こういう対談って正直さほど面白いと思わないんだけど、それはリアルタイムでの話で、15年という時を経た今読むとむしろこういう形式の方が当時の空気が伝わってくる気がする。

 話題がやはり古いというか、今であればとりたてて言挙げするほどのこともないようなことがあったり。例えば「行列のできる店ってけっこうありますけど……」みたいに始まる話題は、やっぱり行列のできる店がようやく出てきたこの時期だからこその話題だろうし、高菜やニンニク入れ放題の店がどうとか。

「“道頓堀ラーメン戦争”って最近よく言われてますが、道頓堀のあの3店(金龍ラーメン、神座、薩摩ッ子ラーメン)も、それぞれ行列になったりしますよね……」

 とか、ああああほんと時代だよねえ。
 この3店は今でも健在でそれぞれ順調に営業を続けているし、それに加えて今では他にも数多くのラーメン屋が開店し、「戦争」は激化しているが、それでも今、これを“道頓堀ラーメン戦争”と呼ぶ人はいない。
 あまりにメジャーになりすぎて、しかも観光地ということもあり、ラーメンマニア(^O^)が相手にするようなものではなくなってしまったのだ。
 このあたりがラーメンそのもの進化や市場の広がりの結果なんだろう。

 しかしこの「会談」がなかなか凄いのは、終わりのこんな会話。

いのうえ:昔、博多で、ある店のウワサが流れて、「どうもあの店のダシの中には猫の頭が入ってるらしい」って…。
古谷:ウワァー! いやあ!
いのうえ:でもその店のラーメンはその時すっごくうまくて。
古谷:いやあ、いやですよー。
いのうえ:で、ある日、どうも衛生局の取り調べが入ったらしくって。何ヶ月か営業停止になってね、その後味が落ちたっていう話がある(笑)。
古谷:イヤダー。うそでしょう。
一同:(爆笑)。
いのうえ:うまけりゃ猫の頭が入ってようといいじゃないか!っていうお話です。
古谷:でも猫ちゃんは……。
いのうえ:うまいラーメンにはいろんなモンが入ってるんです!

 こう言いっ放したまま、「会談」は終わっちゃう。(^^;;;;
 いのうえひでのりらしいっちゃらしいけど、さすがに今ならこんな話題は(実際に「会談」で出たとしても)カットだろうし、もし企画上載せたとしても何らかのフォローが入るよねえ。

 あとこの対談で、ある豚骨ラーメンの店への評価を「ちょっと味にムラはあるけど、本物に近い味を出してます」なんて言い方をしてるのも興味深い。これは時代……どころか今もまだそういうことをいう人が沢山いるみたいだけども、まずどこか(九州だとか北海道だとか)に「本物」があって、それにどれだけ近づけるかっていう勝負という認識が、かなりあったと思う。しかしこれって天井が決まったつまらない勝負だよねえ。最大限での賞賛でも「本場そのまま」あたりなわけで。

 なお、この時点(1995/04/30現在)で京橋の剛力ラーメンつけ麺(¥750)を出している(メニュー名も「つけ麺」)。これは知らなかった。つけ麺を看板に掲げてはいないものの、大阪でつけ麺を出した店の嚆矢かもしれない(少なくともこの本に掲載されている店でつけ麺を出しているのはここだけ)。どういうものを出していたのかはよくわからないけど。

 以下、個別記事への感想。

揚子江は「今では毎日400~500食も出る」って。凄いな。

らいよはうすは「2号店」となっている。他にも店があったのか……(この疑問は次に紹介する本で解決する)。全てのメニューに食前酒の白ワインがつくとあり、これは違う雑誌でも何度か読んだが、実際に行った時にはそんなの見たことない。もうやってないのか頼んだらくれるのかはわからないけど。出してくれるなら光龍益みたいにセルフで入れるようにしてくれたらわかりやすいのになあ。

ヤング藤平今や、大阪のラーメンもトンコツ味が主流。九州ラーメンとは一線を画す大阪のトンコツラーメンがあちこちで生まれている」とある。これがいわゆる「関西ライト豚骨」ってやつだねえ。ヤング藤平はしかしすぐにラーメン屋敷 藤平にリニューアルされる。

大来軒札幌ラーメンの店が急増した70年代初めに…」なるほど。

薩摩ッ子ラーメンは95年の時点で「大阪に29軒、奈良に1軒」の店舗とある。これも凄いねえ。この時代、大阪では“トンコツ、ニンニク”というのはラーメンの圧倒的なトレンドだったんだよなあ。
公式サイトがないらしいので現在何店舗あるのかわからないが、これより増えてはいないように思う。それに公式サイトがないということは、現在はそれほど積極的にフランチャイズ展開をする気もないということなのだろう。

昭和40年代、全国で最初に吹き荒れた「ご当地ラーメンブーム」は札幌ラーメン。90年代はまだその名残が残っていて、この時代に既に「老舗」となった北海道ラーメンの店がいくつか顔を出している。赤れんがもその1つ(今でもやってる)。この時代から今でも変わらず営業時間は11:00~14:00のランチタイムのみ。西山製麺の麺を使っていることを誇っている。味噌ラーメンの浪花天神ラーメンは94年11月オープンながら(既に閉店)、これも西山製麺の麺をアピール。

会津喜多方ラーメン蔵 三津寺通店には、「おいしいラーメンとして全国的に有名な喜多方ラーメンの店が新大阪に続きミナミにも登場」とある。ということはこれが大阪2店舗目ということなんだろう。札幌、九州と続いたご当地ラーメンブームは80年代後半に喜多方ラーメンという“第3の波”が起こったってわけ。「地ラーメンの真打ち、喜多方ラーメン ついにミナミに登場!」というキャッチフレーズには、目新しいラーメンへの期待がうかがえないでもない。一時期このは関西にもたくさん店舗があったように思うが(記憶では八尾や泉北、スーパーのフードコートなどで見かけた)、公式サイトを見る限り、現在、大阪では2店舗を残すのみのようだ。札幌、九州とは違い、喜多方ラーメンの個人店はこちらで見かけたことがない。見るのは坂内小法師大安食堂といったチェーンばかりだ。
ちなみにこの三津寺通店は現在心斎橋つけめん 一燈行となっている。

ニラの薬味を最初に考案したのはアベノ日本一 宗右衛門町店だそうだ。へええええ。「以前は阿倍野の都ホテルの前で屋台を出していたが、関空の開港に向けての区画整理でやむなく屋台をたたみ、ミナミに店舗を構えることになった」。現在はこの宗右衛門町店もたたみ、阿倍野の外れに店を出している。

神座 千日前店の写真を見ると、この頃はまだ汎用の丼を使っている(現在はカラフルに「神座」の文字がちりばめられたオリジナルの丼)。この丼が奈良の天理スタミナラーメン(通称天スタ)のものと全く同じで笑ってしまった。どっちが早いかといえば、天スタだろう。天スタでは今でも屋台店などではこの丼を使ってるようだ。


さて、どちらがどちらの丼でしょう?


正解:上が天理スタミナラーメン、下が神座(当時)

この時代に無茶苦茶パワーがあったのが、金龍ラーメン。今でも、一時の勢いはないが堅実に商売している。ちょうどこの頃は近くの神座薩摩ッ子ラーメンとともに「道頓堀ラーメン戦争」と呼ばれたという話は、この本の巻頭特集にも出てくる。


大きな地図で見る
A神座 I金龍 E薩摩ッ子

金龍はその中でも最も古く、創業は82年くらいだっただろうか(うろ覚え/神座は86年)。金龍の勢いを伝える話として、この本には凄いことが書いてある。「屋根に横たわる巨大な龍が目を引く道頓堀本店では、昼夜を問わず客足が絶えることなく、1日に5000杯を売り上げたこともあるほど」と。(゚Д゚) ごごごごせんばいッ!? ろろろろしあんるーれっと!? いくら24時間営業とはいえ、本店支店合わせてではなく、道頓堀本店1店舗だけでですよアナタ。
ほんまかいな。(^^;
当時はチャーシューメンもなくてメニューは1杯600円のラーメンのみ、しかも立ち食いなので回転はいいとしても、それでも単純に割り算しても10分で35人て計算っすよ。(^^;

今とほとんど変わらない当時の店構え。これで10分35人が1日中……?

凄すぎる。……まあこれの真偽はさておき、大阪に住んでて、ミナミで飲んで金龍でシメを食べたことが1度もない人なんていなかったんじゃないかというくらいの勢いがあったことは確かだ。だからトンコツでキムチ、ニラ唐辛子、ニンニクをトッピングし放題という金龍のスタイルは、良くも悪くも大阪人の「ラーメン」のイメージを定着させたんだよね。

自家製ラーメン 樹バン麺の値段は400円だ。15年経った現在は450円。この良心に泣きたくなるね。

彩華ラーメン 上六店は「天理「彩華」の直営店として大阪に登場、今やすっかりおなじみの店」と紹介されている。奈良の彩華ラーメンそのものは68年創業、上六店は92年にオープンしている。もともと屋台から始まった店で、大阪の人間はわざわざ天理までラーメンを食いに車を走らせるという行為そのものを楽しんでいた。ラーメンも大阪にはない白菜の入った(後に「天理系」とか呼ばれるスタイル)ものでそれも新鮮だった。そういう知名度があっての上六店のヒットだったんだろう。

ラーメン日本に本店があったとは知らなかった(新地/この時点で既に閉店している)。

鳳ラーメンは1983年創業の高槻での豚骨ラーメンの先駆け。それも「関西の味覚に合った」薄めの「関西ライト豚骨」。ここも自家製麺。ググッてみたら、結構ファンはついていたはずなのに去年閉店してしまったようだ。閉店前はかつてのファンを嘆かせる変わり方だったらしい(⇒食べログ)。

三宮の三馬力の評判は非常にいい(「兵庫」カテゴリの一番最初に紹介されている)のだが、残念ながらかなり早くに閉店してしまっている。私は食べたことがない。非常に残念だ。「ここでは「中華そば」と「ラーメン」をあくまで異質のものと考え、それぞれ別々のスープと太さの違う特注麺を使って別メニューにしている」という。その解釈を味わってみたかった。

麺蔵は「キムチラーメンを始めたのはここが最初だそうで」と書かれている。「だそうで」というところが編集側の疑念を表してるが(^^;、いやマジで、「ほんとなの?」とは思うよね。(^^;

神戸らーめん 第一旭 本店は現在の神戸本店。ちなみに元町にあるのが元町本店、三宮にあるのが三宮本店。……三田屋本店かよ。(^O^)

もっこす 石屋川店はいくつかあるもっこすの支店の中でも一番有名だけども、大倉山本店に比べても圧倒的にメディア露出が多い。どうしてなんだろうなあ。

芦屋らーめん庵ひと際長い行列のできる店としても有名だ」とあるのが時代を感じさせる。“2号線ラーメン戦争”と呼ばれたのもこの頃だっただろうか。

本家2国はこの時すでに西明石店、伊川谷店、須磨店、長田店、玉津店があったんだけど、この後ここがたどった道を思うとやっぱりなんか、切なくなるねえ。

阿月本店は、関西では珍しい“甘味処のラーメン”。おそらく現在京阿月と言っている店なのだと思う。残念ながらこの本に掲載されている店舗(大丸京都店の北側)は既にないようだが、ラーメンを食べさせる店舗はまだあるようだ。甘味処にラーメンというのは関東では珍しくないよね。どうしてなのかなあ。何か起源があるのだろうけど。紹介文にはこんな記述がある。「一時代前に全国的ブームとなった、あっさりスープと細めの麺が特徴の、いわゆる京ラーメン。その元祖が、実は京都の和菓子店、「阿月」だったと知る人はほとんどいないのではないだろうか」。確かに知らなかったが、それ以前に“京ラーメン”という存在も、ましてや全国的ブームになったという事実を、私は知らない。(^^; ……そうなの?

こむらさきは熊本ラーメンでも鹿児島ラーメンでも天下一品でもない。「オーナーのおじいさんがラーメン屋さん、お父さんがフランス料理のシェフだったことから、ここのラーメンはその2つを足した“フランス風ラーメン”とでもいった趣がある。スープはコンソメベースのあっさりタイプで、豆板醤がピリッと効いた超個性派」だと。ややこしい名前ではある。(^O^) 食べたことはないんだけど(今はもうない)、白菜、豚バラ肉が入ったルックス、コンソメ、豆板醤というデータからは神座の味が簡単に浮かんでしまうが、違ったのだろうか。

鳳林熱いものは熱く出すのが料理の基本」いい言葉だ。

第一旭たかばし本店には「全国にチェーン展開しているが、この「たかばし本店」の味だけは……」といった記述がある。正直、“第一旭”の名称やチェーン店のややこしさはワケわからん。「Wikipedia - 京都ラーメン」には以下のような記述があるが、これ読んだところでワケがわからんことは少しも解消されない。

……現在、直営店は、南インター店、亀岡店の2店のみで、本店、城陽寺田店は直営ブランドの独立採算店、それ以外はFC店である(その他、「第一旭」とは別に、「たかばし」というブランドも有しており、直営で別展開している)。そのため、本店、城陽寺田店は、厳密にはチェーン店には含まれない(よって、厳密に言えば、本店は旧本店になるのだが、「第一旭」では、1号店であるとの意味も含めて、そのまま本店の呼称を使っている。現在チェーン店の体制として、いわゆる本店機能を有しているのは、南インター店である)。FC店は質にかなりバラツキがある。また、過去の様々な経緯により、本店の許可を得ずに「第一旭」を名乗っている店も少なからず存在する(味や見た目はほぼ同じ系統である)。

なお上述の神戸らーめん 第一旭の公式サイトの会社沿革にはこうある。


昭和22年 京都高橋に旭食堂を初代創業
昭和29年 第一旭に商号変更
昭和42年 現社長が京都高橋にて伝授
昭和46年 第一旭 神戸本店設立
昭和50年 麺工場設立
昭和57年 第一旭 三宮本店設立
昭和59年 有限会社 アサヒフーズ設立
      FC開発事業を展開
      FC展開店名として「神戸ラーメン第一旭」を呼称
      神戸本店を「神戸ラーメン第一旭」神戸本店
      三宮本店を「神戸ラーメン第一旭」三宮本店
昭和60年 新工場完成
平成 8年 工場移転
平成11年 神戸本店を移店
平成12年 「神戸ラーメン第一旭」元町本店設立
平成15年 「神戸ラーメン第一旭」を第一旭に統一

横綱本店は、この時点で「今や支店数16店舗を誇る京都では大御所的存在の店…」とある。公式サイトによると現在は全国で30店舗。ほう、横綱のチェーンは全店直営なのか。この本には吉祥院にある店が「横綱本店」として紹介されているが、「Wikipedia - 京都ラーメン」によると、「現在は、特定の店舗を本店とは位置づけていない」そうな。
ところでこの本(1995)では「21年前の創業」と書かれている。しかし公式には創業は1972年、店舗営業開始が1977年なので計算はどうやっても合わない。(^O^) いずれにせよ店舗営業開始からこの本発行の1995年までの18年で16店舗に広がり、そこから15年間で14店舗増えて30店舗というのは、何とも堅実な増え方じゃないか。しかも直営店のみで。

 次に、麺についての記述をピックアップしてみた。
 2000年以前のラーメンは極度にスープ偏重だったという印象がある。とはいえ麺にこだわる店や「自家製麺」の店が皆無だったなんてことは思っていない。
 このあたり、実際はどうだったのか。

 というのも以前、「『最新ラーメンの本 関西版』の話」で書いた、

石:自家製麺を関西で注目させたのは『麺哲』あたり?
P:そうですね。
と:正確には『麺哲』の庄司さんが店長を勤めていた『秀次郎』です。
石:そうすると大阪に自家製麺の概念を持ち込んだのは、庄司さんなんですね。

 みたいな乱暴な記述が気になってて。何というか、確かに90年代まで大阪のラーメンは暗黒時代だったけど、かといって決して未開の地ではなかったんだよという気分。
 まあこれにはとしむね氏によるこんな↓フォローがちゃんと入っているし。

と:古くから自家製麺を扱うお店は色々あったんですけど、もっと麺に注目しろって言ったのは『秀次郎』だったんですよね。

 いずれにしても1990年代までの関西の麺事情というのは気になる。
 というわけで、麺についての記述を集めてみた。

くりやんコシのある歯ごたえ抜群のオリジナル麺

古潭麺はやや太め。ゆで上がりにサッと打ち水をしているから麺がしまり、スープも食べやすい温度に下がるというワケ」写真を見ると大鍋に平ザルで茹でている。いいねえ。今もそうなのかな。


古潭の麺あげ

らーめん朱 梅田店麺はやや堅めの極細麺で、もちろん注文に応じてヤワ、カタ、バリカタといかようにもOK
大阪の味ラーメン 喜らく喉ごしのいい特製の細めの麺
らいよはうす 2号店堅めの細麺
ヤング藤平麺は心もち細めのストレート麺。博多の麺とは歯ごたえも喉ごしも異なる

火無夷麺は、3つの生地を製麺機のロールに通しサンドイッチ状に重ねることによって、独特の歯ごたえを作り出したオリジナル」これはなかなか凝ってるねえ。他の本には麺に使う水も大神大社の御神水だという記述もあるし、この店の麺はかなり気合いが入っていたようだ。

赤れんが札幌の「西山製麺」から取り寄せている太めでコシの強いちぢれ麺の歯ごたえも抜群
浪花天神らーめんこだわっている麺は、この店のマネージャーがとことんほれ込んだ札幌の「西山製麺」直送の太麺を堅めにゆでて出している
味仙麺は特注の玉子麺

会津喜多方ラーメン蔵 三津寺通店会津の美しい水と、最高級の小麦粉、さらに地酒を加えて練りあげた麺は、平打ちのちぢれ麺」「最高級」(おそらくは灰分を基準としたグレードとして)の小麦粉を使ったところでおいしい中華麺ができるとも限らないとは思うけどなあ。

ちりだラーメン麺は店の奥にある製麺機で毎日作られるコシのあるストレート麺」これは当時としてはなかなか先進的だったと思うんだけど、記述はこれだけであっさりしたもの。
尾道ラーメン めんくい 心斎橋店麺は尾道から送られる特製平麺で、スープとうまくなじませるのがポイントだとか
神座 千日前店中華風の細麺は少し堅めにゆでられており食べる間にスープを含んでベストの状態となる」「中華の細麺」って何じゃろ?

金龍ラーメン 道頓堀本店麺は製麺が追いつかなくなりやめていた自家製麺を、全店舗で復活
小洞天麺はスープと調和する細めのストレート麺」現在は麺屋棣鄂の麺なのかな。
自家製ラーメン 樹生麺類の製造卸を営んでいる製麺所が2年前にオープンしたラーメン店。毎日店の奥で作られる麺は卵白がたっぷり入った、かなり歯ごたえのある細麺

龍虎麺は手作りで、温度や湿度を計算して、一番おいしく食べられる状態になるまで丸一昼夜寝かせたスグレモノ」「手作り」という表現(今なら自家製麺だよねきっと)、「スグレモノ」というフレーズ、時代だなあ。メインコピーが「温度や湿度にまで気づかう手作り麺はトンコツスープとの相性がバツグン」。自家製麺だろうが製麺所だろうが、製麺をやるのに温度や湿度に気を遣うのは当たり前のことなのにわざわざこう書けちゃうということは、ライターにも読者にもそんな知識はなかったということだろうか。

信濃路麺は特注のコシのある細麺

尾道ラーメン十六番きしめんを細くしたような独特の麺も、もちろん尾道から取り寄せたもの」そういえばこの時代は平麺がほとんどないんだよね。ほとんどが九州ラーメンの細ストレートか札幌のちぢれ麺か。だからまだ「平麺」という表現そのものがメジャーではなかったのかもしれない。

青葉らあめんコシのある細めの麺は歯ごたえたっぷり」「歯ごたえたっぷり」って何だよ??

九州ラーメン 博多コシのある細麺
一級らーめん麺は玉子麺で特注のもの。コシが強く細い麺なので、スープによくなじんでおいしい
剛力ラーメン麺は東京の青梅で作られている天然水使用の玉子麺
マキノ家麺はコシがあり、喉ごしがいい特注品

ラーメン専科 力雅店の2階で作っている手打ち麺はタンパク質をたっぷり含むようにと、卵がふんだんに入っている。シコシコとコシがあって、スープにぴったり」とある。そしてこの時代としては極めて珍しいことに、製麺風景が写真で紹介されている。写真は麺が裁断されて出てくるところで、使っているのは普通の製麺機だと思う。しかしコピーには「手打ち麺」とある。この時代の雑誌は自家製麺を「手打ち」と表現することが多い。こういう写真があるということは目の前で製麺風景を見ているはずなのに、製麺所ものとどういう違いを考えて「手打ち」としているのだろうか。


かなり年季の入った製麺機

二両半麺は細めでコシが強く、スープの絡みもよい
彩華ラーメン 上六店麺はこのスープに合う自家製の細麺を使用
れんげラーメン麺は、濃い味になじむように細めの麺を使用

光洋軒今も当時の製法のままに製麺業者に作らせているという麺は、しっかりとしたコシのある太麺で、食べる人の好みによって好ききらいが極端に分かれそうな独特の食感を持っている。ちょうど沖縄そばをイメージすると近いかもしれない」当時は“高井田系”“布施系”なんて呼び方もなかったし、こんな太麺は他になかったから麺について表現するボキャブラリーもなかったってわけだ。今、この麺を沖縄そばに例えるような人はまずいないだろう。

長浜ラーメン 浜ちゃん博多直送のコシのある細麺

中国小吃 上海麺は国内産小麦粉を使った手作りもので、木箱に入れて冷蔵保管するといった気の使いよう」いやまあ、保管はそうでしょう。国内産小麦粉を使ってるそうだが、上海料理ならひょっとしたらかん水を使ってないかもしれないなあ。どうなんだろう。

博多ラーメン 一休麺は、福岡から仕入れている細めでコシのあるストレート麺。それを堅めにゆでて使っている
天下善麺は特製の玉子麺
中国料理 天馬卵たっぷりのしこしこ細麺
白ラーメン 南蛮亭 2号店麺はコシの強い細麺を特注。2年ほど前までは太い麺を使っていたが「好みの変化に合わせて細めになった」という」」
ラーメン日本特注の細い麺
鳳ラーメントンコツのとろりと白っぽいスープに自家製の細麺がなじみ…

紅鶴ラーメン(現在は閉店)は「現在、麺は特注しているが、今後は水にこだわって製麺の方にも力を入れていくそうだ」とある。(コストではなく)こだわりを実現するために自家製麺に移行するという志向は、この時代の関西にもちゃんとあったということ。

四川ラーメン 都特製の細麺は堅めでシコシコとした歯ざわり
中華のポパイ風味を引き立てるため一晩寝かせて使う特製手打ち麺
真琴 本店特注の中華風細麺」だから、「中華風細麺」って何じゃい?
長浜ラーメン ごん太博多直送の手打ち細麺
かっさんラーメンコシのある玉子麺
長浜ラーメン とん吉「ヤワで使える麺はままあるが、ハリガネならやはり本場もの」と、福岡から毎日取り寄せる

芦屋らーめん庵自家製手打ち麺の“ツルみ”を生かすことを第一に考え、試行を重ねた末にたどりついた味だという。麺は打ってから30分ほど寝かしたものを使う。“コシ”と“ツルみ”の両者がもっとも活きる頃合いだからとか」麺についての記述がかなり多い。しかし自家製麺を「手打ち麺」と表現するのはどんなもんだろう。また、「麺は打ってから30分ほど寝かしたものを使う」というのはよくわからない。次から次へと打ちながら営業しているわけでもないと思うし。あるいは30分ほど麺帯の状態で寝かせてから打った麺ということだろうか……?

天佑製麺業者に製麺用の歯をわざわざこの店専用に作らせており…」「麺は少し細め。製麺業者に製麺用の歯をわざわざこの店専用に作らせており、トンコツスープとうまく絡まるように工夫されている」今なら番手や形状を書くよね。あと「歯」も今なら「刃」と書くかなあ。

神戸らーめん 第一旭 本店自社工場で作る細麺
天津無添加の生麺

阿月本店場所柄、買い物がてらに立ち寄り、おしゃべりしながらのんびりと食す客が多いということから、麺には時間が経ってものびにくい工夫がされている」なるほど、これは目的がはっきりしていて特徴的だ。

らんたん仕上がりがほどよい堅さの麺は業者に特別に注文しているもの
味千コシのある麺は熊本より仕入れたもの
天下一品総本店自家製の麺
天宝麺はコシのある極細麺

玄屋麺は細めで和風」え?「和風」?? 和風の麺ってのは結局、何じゃい????? 何度か出てきた「中華風」という言葉といい、当時は和風の麺、中華風の麺というのが存在したのだろうか? あるいは無かん水だったりするのかなあ。かん水が入ってないのを「和風」と表現した、みたいなことはありそうではあるけれど(それが「和風」かどうかは別として、「中華麺ではない」という意味で)。でも現在の写真を見る限りかん水は入ってそうだしなあ……。

 麺については自家製麺が案外多くて驚いたが、それでもたいていの場合はスープや具(特にチャーシュー)に多くの紙幅が割かれている。自家製麺にさほどアドバンテージを与えておらず、北海道ラーメンなら西山製麺、九州ラーメンなら地元から直送される麺にプレミアム感を感じているというイメージがある。
 太さについても今なら雑誌でも普通に顔を出す「切刃」「番手」などという表現はもちろん出て来ず、「細麺」程度の表現にとどまっている。
 そんな中、好みに応じて麺のかたさが注文できるかどうかには比較的注意が払われている。この時代は関西でもラーメンの主流は九州のとんこつラーメンだったから、ラーメンといえば何でもかんでも「かため」の麺を注文するのが「通」といった認識があったようだ。
 麺そのものへの評価はせいぜい「特注」「特製」という程度。つまりこの言葉は「(製麺所に)手間をかけさせている」という記号で、これは「おいしさ」に直通しているという発想だ。
 そしてもう1つ、興味深いのは「卵麺」がヨイという認識。
 この2つを合わせて「製麺所に特注した極細の卵麺」あたりが最上級の賛辞になっているように読める。
 卵麺か。
 確かに使わないよりもコストはかかるように思うが……。卵を何のために使うのか、使えばどうなるかについての記述はないなあ。ただ1つ、ラーメン専科 力雅の記事だけは「タンパク質をたっぷり含むように」と書いているが、ではタンパク質がたくさん含まれればどう製麺に影響するのかは、やっぱりこの記述ではわからない。だいたい「卵麺」ってどういう卵を使った麺のことをいってるんだろう? これは純粋に、「用語」としてよく知らないんだ。全卵なのか卵黄、卵白どちらかなのか、粉なのか。このあたりの区別はされているんだろうか。どうもされていないような気がする。って、それは今もそうか。(^^; いずれにせよこの当時は一言「卵麺」といえば高級っぽく感じるでしょ、という以上の意味でに使われていた言葉ではないように思える。

 さてもう1つ、魚介系のスープについても記述を探してみた。

 これも前掲「『最新ラーメンの本 関西版』の話」にも紹介した、

中華料理に長年勤しんだ店主が、魚介系ラーメンのパイオニア・新宿『麺屋武蔵』の影響を受けて開業したのが2000年。関西のラーメン事情に魚介文化がまったくなかった頃だ。

 あたりの記述が気になっているので。もちろんこの記述は嘘っぱちではあるけれど、「実際どうなのよ?」というのをあぶり出してみたいので。

 というわけで、昆布、かつお節、煮干し……などの魚介系について言及されている部分を集めた。この本ではあまりなかった。

好房スープを一口すすると、なんとなく懐かしい味がするのは、スープのベースに、トンコツ、鶏ガラに加えて、かつお節を使っているからだ」あえて書くと言うことはさして多くはなかったということではあんだろうな。
会津喜多方ラーメン蔵 三津寺通店スープは鶏ガラとトンコツをベースに、煮干や野菜などもたっぷりと使い、天然の甘みが生きたあっさりとした上品な味を出している
自家製ラーメン 樹昆布、かつお節に、にんじん、たまねぎなどの野菜、チャーシューの煮汁、土ショウガ、鶏ガラなどからとっただしにしょうゆを加えたスープは、やや辛めの味付けのあっさりタイプ
中国料理 天馬鶏ガラ、トンコツ、中国ハムを5~6時間煮込んだだしで、昆布、野菜、香辛料としょうゆを煮詰めた味ベースをのばしたコクのあるスープ

 次は1997/01頃(^O^)発行、ぴあの『ランキン'グルメ』の予定。

突然食いたくなったものリスト:

  • 包み餃子

本日のBGM:
Tears By The Firelight /STORMWITCH





※infoseekのiswebライトが2010/10/31にサービス廃止になったので、そこに置いてたネタをいくつかこちらにサルベージしときます。

“美味しい”ぎょうざの焼き方
 
  1. フライパン、またはホットプレートを熱し、油を引きます。
  2. 十分温まったら、ぎょうざを並べます。
    ※ただし、このときは中火まで。ぎょうざには片栗粉がある程度ついてる方がいいと思う。
  3. ぎょうざの底がきつね色になったら、水、またはお湯をぎょうざが3分の1のどつかる程度に入れ、フタをします。
    ※つまり、強火でやっちゃうと「きつね色」どころか、黒く焦げてしまうのだ。ここで使うのは水ではなくお湯にしましょう。皮のグルテンがどうちゃらこうちゃらで、水だとちと都合が悪い。お湯を入れたら強火にしよう。
  4. お湯がなくなるまで、じっとまって下さい。(さわらないで下さい)
    「さわらないで」とあるけれど、教えてもらってるときの口頭での説明だと、フタを何度か開けて水の量を確認するのは大丈夫らしい。
  5. 底にぶつぶつと泡が立ってきたら、サラダ油、またはゴマ油をまわしかけて、もう一度フタをして下さい。
  6. 水気が完全になくなり、ぎょうざの底にきれいな焦げ色がついたら出来上がりです。
    ここで焦ってはいけない。フライ返しなどで無理矢理剥がそうとすると、これまでの苦労が水の泡。しばらく火を入れたらぱりっと剥がれる状態になるので、そこまで焦らず慌てず待つ。これがポイントだそうだ。

by ぎょうざの専門店 ぎょーざやさん
大阪府泉南郡熊取町大久保中3-4-7
0724-53-4444
食べログ


店が紹介している餃子の焼き方

 「餃子の焼き方」を調べてみた。

 今回は、素人ではなく「店が紹介している」餃子の焼き方にこだわってみた。
 焼き方を紹介している店は、宅配をやってるところが多いみたい。
(つまり、アフターフォローってわけか)

 この手のリンクでは、恐らく日本一だろうなと思ったりもするが、しかし集めてみて今更ながらわかったのは、「ほとんど同じやんけ」ちゅうこと。(^^;

 具とかにたくさんバリエーションがあるのに、焼き方にはほとんどバリエーションがない(ホワイト餃子系が少し違うだけかな)ってのは、それはそれでなかなか興味深い。

 最初に焼き目をつけるか、いきなり湯などの液体を入れてしまうかなど、細かい違いがあるくらい。

 タレのバリエーションもかなり少ない。

 恐らく最初の3つくらい見たら、他は見なくていいかもね。(^^;;;;;

 順不同。

【追記2010/10】リンク切れのチェックはしてません。かなり古いので結構リンク切れがあるはず。

ぎょうざの満洲
移動焼餃子 太郎
あずみの餃子店
餃子屋本舗
大木フーズ
宇都宮餃子 うつのみや 幸楽
宇都宮餃子園
餃子専門店みんみん(餃子の焼き方動画あり)
餃子倶楽部 上海家
手作り餃子販売 満福餃子
祇園餃子処 泉門天
東京餃子楼
宇都宮餃子館(楽天)
餃子専門の店 好餃子
めさきの飲茶工房(楽天)
大阪餃子倶楽部みんみん(楽天)
餃子の華興(楽天)
餃子専門店 正嗣(楽天)
餃子職人の店 青空餃子店(楽天)
破天荒のぎょうざ(楽天)
手作り餃子のお店 餃子屋
手造り餃子専門店 馬渡餃子
餃子の松山
つるや食品
日本一美味しい餃子の店 櫻館
餃子のテムジン
ホワイト餃子店
本格的餃子専門店 餃子喰人
ラーメン清龍
一口餃子専門店雲龍亭
餃子工房Ron
関西風ひとくちぎょうざ専門店 ちびすけ赤坂本店
こだわり焼餃子 点心爛漫
餃子パーティ専門店 e-餃子
手作り生餃子専門店 義源餃子
手造り餃子 横浜とんとん
餃子麺 甘屋
たかなべギョーザ
宇都宮餃子さつき
チャウチャウ餃子専門店
手づくり生餃子の専門店 上三川餃子
研ちゃん餃子本舗(楽天)
中国家庭料理 ニーハオ
味自慢・餃子の店 鉄なべ(ビデオあり)
らーめん大将
娘娘(にゃんにゃん)ぎょうざ
いちょう餃子
餃子の丸満
神戸来来
隆祥房
せんもん餃子寺岡商店
美食点心ぎょうざ館(楽天)
餃子の樋口屋(楽天)(Internet Archive)
やがちゃんギョーザ(楽天)
ぎょうざ専門店 太閤
遊来區
蜂屋食品
江戸清
いっぷくラーメン
ひとくち餃子 風天
ぎょうざ工房 風人
ぎょうざ家 心心
フーズアドベンチャー 夢銀河
中国料理 八仙閣
北国からの贈り物
手づくりシューマイ 山丁
手作り餃子本舗
宇都宮餃子さつき
おしょくじ処 大門
まてんろうの餃子
餃子酒房 治作
上海餃子の一隆
神戸餃子 てんてん
ラーメン宅配、業務用家庭用生麺のソフィー(ニューヨーク)
全笑餃子
新三
あさひ未来工房
秋月さんの台湾餃子
福美味物語り
神戸 大陸
ケンちゃん餃子
とり泉
餃子 純陀(チュンダ)(動画あり)
ハシモト物産
来らっせ
餃子三昧 上海楼
ら~めん吾作
 

 このへんを調べていて、突き当たった店。

ペペちゃん餃子(楽天)
http://www.rakuten.co.jp/pepechan/owner.html

 あのペペの店。(^O^)

 しかもなんと、御自ら手作りされておる!

 知らんかったよ……。

【追記2010/10】これ以下は少ないので追跡してみた。

 残念ながらリンクは切れている。これについては2006/02/03付でこんなブログを書いている人がいた。

キミはペペちゃん餃子を知っているか! ~目黒・「ペペちゃん餃子」に合掌~(B級グルメを愛してる!)
http://ameblo.jp/b-classgourmet/entry-10008689167.html

久しぶりに「ペペちゃん餃子」に行ってみようと思い、訪れてみたがなんと店は閉店していた…
やはりというかなんともがっかりというか…
(略)
そんなわけで、訪れてみたのだが、あたりは10年前同様、あいかわらず寂しい。
で、あるはずの場所に店がない。見逃そうにも他になにもないのだから見逃すはずもない。
通りを間違えたか、とも思ったがやはりない。
「さすがにこんなヘンピな場所では無理だったか…」とも思ったが、私の知る限りそこそこ常連もいたし、なかなかに賑わっていた。
では、ぺぺさんが本格的に役者復帰するのか、とも思ったが、そんな気配は微塵もない。
調べてみると2004年に閉店しており、その理由も楽天でネット販売を始めるので、もう店販しなくてもよいからとのことだった。
しかし、ネットでは月3万円くらいしか売れず、撤退させられたと聞く。
なんとももはや、さすがペペ、というべきか…

風の噂で三軒茶屋で再オープンするとの話を聞いた。
それがホントならうれしいのだが… (略)

 「Wikipedia - 保積ぺぺ」には

俳優業の傍ら、1996年に東京都目黒区に「ペペちゃん餃子」という餃子店を開業していたが、2005年より休業している。

 との記述。

岸辺のアルバム(残念さんの暮らしの手帖)
http://kandapan.jugem.cc/?month=200911

 では、

・保積ペペの店「ペペちゃん餃子」は目黒→横浜松坂屋を経て閉店した

 との記述。

 合掌。

【追記おわり】

いっぷくラーメン
http://www.ippuku-ramen.net/sample[1].html

 上のリンクにもあるが。

 ここは、

ご希望が御座いましたら当店のギョウザの仕込みが見学可能です。
メール、またはお電話にてお問い合わせ下さい。
尚、同業者の方はお断り致します。

 だって。
 すげぇ太っ腹。

 是非見学してみたいのだが、残念ながら熊本だ……。

【追記】
 リンクは切れている。

 しかしリンクが切れているだけでいっぷくラーメンは健在のようだ。⇒公式サイト

 餃子のページもある。

 そして「見学可能」の文字も。
【追記おわり】

突然食いたくなったものリスト:

  • マンゴープリン

本日のBGM:
Embryo Burning /DEAD END

このアルバムはいいなあ。『Shambara』ね。輸入盤で買った記憶がある。




 私は比較的マンガを読まない方だと思う。
 まずもって、週刊マンガ雑誌が苦手だ。

 小さい頃は『コロコロコミック』のような1話完結ものがたくさん入ったものなら読んでいたが、何週にもわたって話が続くようなものは、次の週を待つストレスに耐えられない。(^^;

 おそらく高校時代に友人から借りて読み出した夢枕獏「キマイラ・吼」シリーズ(これはマンガじゃないけど)がトラウマになってるんじゃないかと思う。次の巻が何年も出なかったりが普通なので、次の巻が出る頃にはストーリーをきれいさっぱり忘れている。1982年に最初のが出てから30年経とうというのに未だに完結していない。

 もう、こんなのイヤなんだよっっ!!

 というわけで必然的にコミックスでしかマンガは読まなくなり、それも完結したものか、あるいは1話読み切りスタイルのものばかりになる。
#当然、『ベルセルク』や『BASTARD!!』は読まない。読まないったら読まない。

 いや、それはいいのだけども。

 そんなわけでコミックスだと値段的にもそんなにたくさんの種類が読めるわけもなく、そのかわり繰り返し読むことになるので少数高濃度な愛着となっていく。

 そんな中でかなり好きなのが『マカロニほうれん荘』(鴨川つばめ/『週刊少年チャンピオン』1977年~1979年連載)。
 今読んでも楽しい。

 ギャグが面白かったこと、リズムがよかったこと、そしてもう1つ、このマンガはトビラ絵がとてもよかった。

 私は最近のマンガのことも知らないのだけども、私が知っている中では、トビラ絵といえば鳥山明か鴨川つばめなのだ。

 鴨川つばめはロックや軍事ものが好きで、そのあたりのパロディも多いのだと思うが、そのあたりは正直、全貌はつかめていない。(^^;;

#この作品はパロディの宝庫でして。こんなん↓とか。


THIN LIZZYのライブ

 だからネタ元があった場合、そのネタ元に「おおお」と思うべきなのかもしれないが、それはそれ、持ってきた鴨川つばめもえらいってことでね。(^^;

 で、鴨川つばめのトビラ絵で一番印象に残っていたのが、コミックスの第4巻に収録されている「センチメンタルサーカス!!」のもの。


『マカロニほうれん荘』
「センチメンタルサーカス!!」

 2000年代になってさして珍しくもなくなった「セーラー服と日本刀」のモチーフが、1978年という時代に、既にここまで完成されている。(これのネタ元があったら教えてください。m(_ _)m )

 このトビラ絵が「セーラー服と日本刀」の組み合わせの元祖なのかどうかはわからないが、1978年にこれを描いていたところに私は鴨川つばめの凄さを見る。

 と思ったら、ネット上にはこんな↓情報があった。

セーラー服と日本刀の組み合わせの元祖は?
http://soudan1.biglobe.ne.jp/qa5048416.html

セーラー服と日本刀の組み合わせの元祖は?
セーラー服と日本刀の組み合わせを初めてした作品は何なのでしょうか?
わかる方いませんか?

質問者が選んだベストアンサー
(略)
ところで、同じ作者の『超少女明日香』というシリーズがあります(第1作は『スケバン刑事』より前です)。こちらはもうほとんどいつもセーラー服で戦っています。
こちらの第2作『明日香ふたたび』(1976年)は、敵が忍者集団です。主人公明日香が、日本刀をとって、敵の頭領と斬り結ぶ場面があります。

一応ビジュアルとしては、私が確認できる「セーラー服の少女が日本刀で戦う」のいちばん古いものですが、質問者さんがお求めの「元祖」とまでは言えないかもしれません。

 1976年だから、『マカロニほうれん荘』「センチメンタルサーカス!!」より2年早い。

 どんなのかというと、こんな↓感じ。
 その場にあった日本刀をとっさにつかんで応戦するという感じ。



超少女明日香』(和田慎二)
「明日香ふたたび PART2」

 明日香がセーラー服で日本刀を使って戦うシーンはこれだけだが、確かにある。

 上記質問箱の回答者も「「元祖」とまでは言えないかもしれません」としてるように、これ以前にもあるかもしれない。

 ただ、「セーラー服と日本刀」のモチーフでの完成度は、やはりトビラ絵だけあって圧倒的に『マカロニほうれん荘』にあると思う。(もちろん和田慎二はそんなこと考えて書いていないのでこれは優劣の話じゃない)

 こういう部分含めて、『マカロニほうれん荘』はよかったなあ、というお話でした。(^O^)

 おまけ。ひろいもの。


灼眼のシャナ


ラスト・ブラッド


喰霊


お姉チャンバラTHE MOVIE


セーラー服刑事


新・セーラー服刑事


サムライエイジ


キリコ


つよきす


キル・ビル
……って、これブレザーざんすよ。(^^;;

 新しい作品は全然わかってないが、オリジナルセーラー服刑事だけが80年代で、それ以外はみんな2000年代かな。

 もひとつ、これは全く関係のないおまけ。
 ↑の画像を集めてる時に見つけた、あたらしいルービック・キューブ。

 なんかオブジェとしてもカッコイイ。(^O^)


RUBIK’S ミラーブロックス
 

突然食いたくなったものリスト:

  • 金ちゃんカップ焼きそば

本日のBGM:
Out in the Fields /Gary Moore & Phil Lynott





 全国1位ですよ。\(^O^)/


 

相関図ジェネレータ
 

突然食いたくなったものリスト:

  • せんべいとほうじ茶

本日のBGM:
ねえ /荻野目洋子

フェイントのつもりだが。(^O^)




※infoseekのiswebライトが2010/10/31にサービス廃止になったので、そこに置いてたネタをいくつかこちらにサルベージしときます。

日常に忍び寄る危険
放射性糸巻き
糸巻き
 

突然食いたくなったものリスト:

  • 宇治金時

本日のBGM:
太陽のイレブン /オルケスタ・デル・ソル

企業名ではなくフランチャイズ地域名を前面に出すというJリーグ創設以来のコンセプトが全く浸透していなかったこの応援ソング。(^O^) Panasonicガンバ!




※infoseekのiswebライトが2010/10/31にサービス廃止になったので、そこに置いてたネタをいくつかこちらにサルベージしときます。

なぞなぞ

※「テレビマガジン10月号ふろく なぞなぞ300ブック」より。
運転しているとき、目がつかれなくて、とてもよい車があるぞ。なんという車だろう? 目が楽だから、マセラティ・メラクSSだよ。
スーパーカーな時代。
「くいすぎ」「のみすぎ」という木からは、どんな板がとれるかな? 食いすぎ、飲みすぎると、はらいたになるだろう。つまり、はら板がとれる。
たぬきのたまごからうまれてくるのは、だれ? きみ、わかるかな。 たまごから「た」をぬくと、まご。つまり、おまごさんがうまれるんだ。
答え自体はすぐに出るものの、その内容は問題・解答ともにシュールすぎる。(^^;
さかな屋のおっさんがおこっているね。どんなふうにおこってるかな? さかな屋さんでは、ぶりをうっているから、ぶりぶりおこっているのさ。
どうして「さかな屋のおじさん」ではなく「おっさん」なのかはわかるかな?
赤ちゃんが、いちばんすきな動物っていうと、なんだろうな? 赤ちゃんは、「うまうま」っていうだろう。だから、うまだよ。
ピストルを、ぜったいにうたない動物がいるよ。どんな動物だろう? 「おらん、うたん。」といっていますから、オランウータンなので~す。
すぐに、ひっくりかえっちゃう虫がいます。なんという虫だとおもう? てんとう(ころぶこと)ばっかりしているから、てんとうむしさ。
きりんさんが、ぜったいにのまない飲みものは、なんだろうね? もち、キリンいがいだから、アサヒとサントリーとサッポロのビールだよ。
四ひきのさかなが、よっぱらって大さわぎ。ある家にあそびにいこうと電話したら、「よっぱらっているうちはくるな。」といわれた。さて、この四ひきのさかなは? 「酒、さめたらこい!」だから、さけ・さめ・たら・こいの4ひきですよ。
海にすむ動物で、さかさにもったほうがらくなものは、なあに? いるかなのですよ。だって、さかさにすれば「かるい」だもの。
人のもっているものをみると、つい、「くれる?」といいたくなっちゃう町は、どこかな? 「よこすか?」といってるんだから、横須賀なのよ。
ソ連のなぞなぞ:
手も足もつかわないで、門をあけるものは?
風ですよ。
モンゴルのなぞなぞ:
足がないのにはしり、つばさがないのにとびます。これ、なんだ?
雲なんですよ。
沢田研二さんが、ひげをそっているぞ。さて、どんな音がするのかな? ジュリーというから、ジュリジュリって音がするのさ。
ちゅうしゃ場で、ナンバー9のところは、いつもあいているよ。なぜ? だって、「車は9(きゅう)にとまれない。」っていうでしょ。
つくえがくさってしまったよ。そうしたら、なにかになったよ。なんだろう? 「つくえ」の「く」さるで、つえ。つまり、つえになったんだ。
かけたり、わったりできるけど、たしたり、ひいたりはできないおのって、なあんだ? たまごだよ。
とうちゃんと子どもが、いっしょに、なにかたべているよ。なにをたべているのかな? とうちゃんとたべるのは、ちゃんこなべさ。
まつ・たけ・うめの三人が、おふろにはいったが、ぬるい。そこで、二人がなにかいったよ。なんていった?

さて、そうしたら、わきすぎて、あつくなっちゃった。だれが、なんといったかな?
まつが、「わくまで、まつ!」、たけが「もっと、たけ!」といったのさ。わきすぎると、うめが、「うめろ!」といったよ。
立ちしょんをしていたら、おまわりさんにつかまったよ。さて、どんなばつをくらうだろう? だいじょうぶ、おしっこだから、しっこうゆうよだよ。
厳しい判決だ……。
からだの一部が、いくらきれても血がでないよ。いったい、どうなってるの? きれたのは、しびれだもの。血なんかでないよ。
「や」という字を、漢字でかけといわれたよ。どんな気もちがするとおもう? 「や」の漢字で、やなかんじ。つまり、いやな感じがするのさ。
とぶはずがないなめくじが、空をとんだら、みんな、なんというだろうな? 「とんだことだ!」というんじゃない?
色にも、赤や青や、いろいろあるけど、いったい色は、どこにあるのかな? いろはにほへと……というでしょ。つまり、「いろ」は、はの上なのよ。
問題の不自然さ加減、解答の強引さ、素晴らしい。
おふろの中にもちこめる本って、どんな本かな? シャボンだよ。
「ひきなさい。」といわれるのに、たたいてしまうものって、なあんだ? ピアノ。
上野動物園のカンカン・ランランのたべものは、なにかな? パンだ! なあんちゃって。
おしっこやおならがよくうつるテレビは、どこのメーカーかな? おしっこはシャー、おならはプーでしょ。つまり、シャープですよ。
 

突然食いたくなったものリスト:

  • 酢豚

本日のBGM:
TV War /ACCEPT





※infoseekのiswebライトが2010/10/31にサービス廃止になったので、そこに置いてたネタをいくつかこちらにサルベージしときます。

Ninomiyaの日本語能力

お断り


最近インターネット利用による、
不正サイトアクセス・不正ソフトのダウンロード
使用が多く見受けられます。
つきましては、体験コーナーPC全体に
パスワードという形で管理させてもらいます。
ご使用になられる場合には、
お手数おかけしますが、お近くの当店係員まで
お申し付け下さいませ。
なお、ADSL 体験コーナーという形で
設置しておりますので、誠に申し訳ございませんが、
一人の方による 2 0 分 以上のご利用は
固くお断り願います。

【追記】

 ニノミヤデンキは在阪の家電量販店。2005/01に会社更生法適用。

 以下、ニノミヤ - Wikipediaより。

概要
同じ日本橋地区に本社を置く上新電機と並び「日本橋の雄」とも言われていたが、日本橋での営業に固執するあまり郊外や他地区への事業展開は大きく後れをとり、店舗数は最盛期でも近畿各地と岡山県の20数店舗にとどまった。1990年代に入り、バブル経済崩壊後の消費不振や関東の大手家電量販店等の近畿への出店により売り上げは低迷、遅ればせながら郊外や他地区への出店攻勢をかけたものの、出店費用により経営が悪化。2005年1月に大口債権者であるモルガン信託銀行(現:JPモルガン信託銀行)が大阪地方裁判所に会社更生法を申請、負債総額は約280億円であった。

再建にあたっては郊外店を全て他社に譲渡する一方、米国の投資ファンド・ローンスターの支援を得て主力の日本橋地区(3店舗)に経営資源を集中。本店を改装してゆったりと商品を選べる環境を作ったが、売り上げは伸びず失敗に終わり、再出発から僅か1年弱で家電量販から撤退することとなった。ニノミヤの撤退は日本橋の凋落を一層印象づける結果となる。家電量販からの撤退後は日本橋本店1店舗のみを残し、ホビー商品販売店(HOBIX)と電子部品販売店を営業していたが、2007年5月16日にHOBIXが営業を終了した。その後、ニノミヤは「電子部品販売を2007年6月10日をもって営業終了する予定」と発表したが、実際には営業されず2007年5月16日が事実上の営業終了となり、2008年1月にニノミヤは法人解散となった。

【追記おわり】

突然食いたくなったものリスト:

  • 東京ラーメンのラーメン

本日のBGM:
通好みロック /遠藤賢司

画像は関係ないっす。




※infoseekのiswebライトが2010/10/31にサービス廃止になったので、そこに置いてたネタをいくつかこちらにサルベージしときます。

ココ山岡のセールストーク

「そういう気持ちやったら、やめといてください」

 昔、「ココ山岡」という宝石商があった。
 数年前に倒産したんだけど。
 ここの売りは、ダイヤモンドの「100%買い取り保証」というやつだった。

 読んで字の如く、買ったダイヤモンドを、買ってから確か5年だったか経てば買った値段での引き取りを保証してくれるという掟破りな凄いやつ。

 バブルが終わるまではほんとに買い取りを求める人はそんなに多くなかったので何とか回っていたが、バブル後は買い取り件数がやたら増え、これがココ山岡倒産の原因になった。

 例えばエステや英会話学校が倒産したりすると、「先払いチケット」を買わされた人が「被害者」として「カネ返せ~」って被害者の会を結成したりするんだけど、それに比べればココ山岡の客の被害(100%で買い取ってもらえないこと)は軽傷と言えるかもしれない。ダイヤそのものは手元に残るんだから。

 しかし問題はそう単純でもなく。
 なんとこの会社、鑑定書を自前で出していたとか。(通常はアメリカとかの、ちゃんとした鑑定機関に依頼して出してもらう)
 いかんよなあ。

 私はここのセールスにおつきあいしてかなり長い時間お話を聞いたことがある。
 それを御紹介。

 ココ山岡のやり方はいつも同じで、

店の前を歩いている男に店員の女性が声をかける 「アンケートに協力していただけますか?」
独身かどうか、大まかな年収(つまり、「仕事」を聞く)などさりげなくチェックしながら、宝石の写真を見せ、「彼女に贈るなら、どのデザインがいいですか?」などと尋ねる。 当然答えなど店員にはどうでもよくて、これはその人が「ターゲット」かどうかを確認する作業に過ぎない。
「ターゲット」である場合、色々話を弾ませながら、「ブライダル全般についてのアンケートにも答えていただけますか?」などと、今度は店の奥に通される。
※この「ブライダル全般のアンケート」は、「結婚費用はいくらくらいかかると思いますか?」とか、「新居にかけるおカネの平均はどのくらいだと思いますか?」とか。  それを書かせながら、「実は、○○○円もするんですよ」とか言って、「結婚にはカネがかかる」ということを刷り込んでいく。  そこには当然、「婚約指輪は……?」という項目もある。
そこで 「婚約指輪は、今関係なくても必ず必要になるもの。今のうちに買って少しずつおカネを払っていけば、とてもいい贈り物になる」 ※つまり、「いざ婚約という時になって買うということになったら、指輪にまわるカネは少なくなる。だから今のうちから少しずつ、という話。 「しかも「100%買い取り保証」だから、いざというときには換金できる」 「デ・ビアス社(注:世界の宝飾用ダイヤモンド流通のほとんどを牛耳っている会社)が、これから数年でダイヤモンド相場を下げるという計画を宝石商に通知してきている。つまり今買えば「投資」の意味合いも出る」 などというお話を聞かされる。
しかも「ブツ」を実際に見せながらだから、結構説得力アリ。(^^) この段階になると、完全に「買いなさい」状態。
しまいに店員は「……わかりました! 私はあなたがとても気に入りましたから……えー、ちょっと待って下さい」と奥に引っ込み、先ほどさりげなく出てきて挨拶をしてきた「店長」と相談をする。 もちろんその「相談」も、客から見えるところでやる(客に、「自分のためにこれだけやってくれている」というのを印象づけるため)。
店長がやってきて、「あの子、あなたのことがとても気に入ったので、自分が持っている値引きワク全部使ってでもいいから安く売ってあげてほしいって言ってるんです。(※このへんはやはり、客の自尊心をくすぐるというのも入ってるんだと思う。「自分だけが選ばれた」って感じ) これでいかがでしょう?」と電卓を叩く。 無茶苦茶安い。 (そりゃ鑑定書自前で作ってたらそういうこともできるわけで)
ご購入


 このやりとりの最中、頻繁に使われるのが、

「そういう気持ちやったら、やめといてください」

 という言葉。

 これは、客が出してくる「そいつを買わない理由」を潰すテクニック。

 つまり、いろんなシチュエーションを作って、客に「買わない理由」を考えさせる状況を作るわけ。
(上で言うと、「婚約指輪は、今関係なくても必ず必要になるもの」などという「買う理由」をガンガン出して、

「買うのが当然。で、何が問題?」

という雰囲気を作り上げる)
 客は精神的にそれに抗うために、「買わない理由」を探そうとする。
 というか、売る側はそれを探すように仕向けるわけ。
 この時点で既に相手の土俵に立たされている(買わない理由を探すというのは、その理由を潰されれば買う、ということ。そういう前提に立ってしまっている)のだけれど、本人は気づかない。

 で、「買わない理由」をいくつもひねり出す。

 しかしだいたいの「理由」への対処はマニュアル化されているはずで、例えば「支払いが大変」とか言われたら、「1日換算にしてたった○○円。これって××を1つガマンすればいいだけですよ」とか、それらの理由はあっさり潰されてしまう。

 で、そういう受け答えの中で、かなり広範囲に使えるのが、

「そういう気持ちやったら、やめといてください」

 という言葉。例えば「5年後に100%だと、投資としては……」とか言われたら、

そういう気持ちやったら、やめといてください。これは投資として考えてもらうような商品じゃありません。これはあくまで……」

 などと少し怒り気味に話す。気の弱い人間なら

「あ、いやいやそういうつもりじゃ……」

 と、せっかく出した「買わない理由」を引っ込めてしまう。

 かくして外堀を埋められつくし、彼はいつ使うかわからないエンゲージ・リングを5年ローンで購入してしまうのだ。


【追記】
 以下は「ココ山岡 - Wikipedia」の記述

概要

1967年設立。各地のショッピングビルの中でも人通りが多い場所に出店し、カウンター内の店員(主として女性)が「お客様~すみませ~ん」と通行人(主として男性)に呼びかけ、立ち止まった通行人に安物のダイヤモンドを、あたかも高級ダイヤモンドであるかのように説明し高額で販売していたとされる。また、モニター制度と称して普段から装着することで知名度を高めてもらおうと、特別価格での販売と称して販売していたこともあった。販売に活かすため、積極的にクイズ等の視聴者参加型テレビ番組の賞品を提供することで全国的知名度を高め、購買者に信頼感を与えた。特に、テレビ朝日の『100万円クイズハンター』や、フジテレビの『志村けんのだいじょうぶだぁ』における商品提供は大変有名だった。

販売にあたっては、購入の決断を促すために、一定期間後に販売価格で買い戻すという特約をつけていたが、そのような特約が成り立つためには価格相場が上がることが前提であるにもかかわらず、実際には販売当時の不況などの影響もあって下がり続けていた。ココ山岡の鑑定書は独自のものであり、世間相場の鑑定とは大きな開きがあった、特約は当初機能していたが、やがて売上よりも買い戻しが上回り債務超過に陥る。このため1997年1月9日に自己破産を申し立て、翌日に破産宣告が下り、全店閉鎖。消費者の手元には、価値の低いダイヤモンドしか残らず、加えて人によっては多額のローンも残るという事態を引き起こした。[1]

会社は、経営難であることを認識しながら、買い戻し特約付でダイヤモンド販売を行なっていたことが詐欺罪にあたるとして、捜索を受けた。

自己破産した直後に放送された日本テレビの『ザ・サンデー』で、司会の徳光和夫が「(山岡)会長を知っているので、顔を出して何らかの謝罪をして欲しい」と促した。

2000年に清算手続きが始まったが、2009年3月現在完了していない。


【追記おわり】

突然食いたくなったものリスト:

  • カレーライス

本日のBGM:
諦念プシガンガ /戸川純





※infoseekのiswebライトが2010/10/31にサービス廃止になったので、そこに置いてたネタをいくつかこちらにサルベージしときます。

マレーシア製インスタントラーメンの召し上がり方

お土産でもらったマレーシアのカップラーメン
「ラクサインスタントヌードル」

 ココナッツミルク(粉末)と、すんごい辛い唐辛子のペーストを混ぜて食べる。
 パッケージには、日本語を含め3カ国語くらいで説明が書かれている。


召し上がり方

 真ん中のコマがイヤすぎ。

突然食いたくなったものリスト:

  • 串カツ(豚、うずら玉子、紅ショウガ、玉ネギ、ほたて、レンコン)、どて焼き、ビール

本日のBGM:
花咲く乙女よ穴を掘れ /ムーンライダーズ





 既報の通り、楽天infoseekが2010/10/31付で無料Webスペース「iswebライト」のサービス提供を終了した。

 思えばinfoseekとはlycos以来の長いつきあいだった。こんな形で終わりを迎えようとはなあ。

 というわけで今まで維持してきたいくつかのコンテンツがネットの藻屑と消えてしまった。
 その中で比較的アクセスのあったものはどこかに移そうと思っているのだけども、とりあえず現在このブログを間借りしているたいぞーさんネット http://taizo3.net/ に置かせていただく。

 移行に伴って起きるリンク切れのチェックなどもほとんどしていない。
 少しはいじったがほぼ「そのまんま移動させただけ」という状態。ま、今のところ仕方ない。

 というわけで、新しいアドレスは以下の通りです。

 メインページもなくなったので、これらのページへの移動は←のリンクからお願いします。

<今号の名言>集
http://taizo3.net/hietaro/meigen/

ま、ラーメンでも一杯。
http://taizo3.net/hietaro/hietaro_4/

旅先メモ(イギリス)
http://taizo3.net/hietaro/hietaro_06/

'04/09以前の日記
http://taizo3.net/hietaro/hietaro_2/

Just BEAT it!
http://taizo3.net/hietaro/beat/

 なんかパスがいろいろ中途ハンパなのはこれまでのいろんな経緯による。(^^;

 「ま、ラーメンでも一杯。」や昔の日記などは恥ずかしくて仕方がないのだけども、これらは記録としては残しておく方がいいかなあという半苦渋の判断。(^^;

突然食いたくなったものリスト:

  • 鉄火巻

本日のBGM:
Aftershock /ANTHRAX





 昔話を1つ。

 関西には昔から絶大な人気を誇るラジオ番組がある。それがMBSの『ヤングタウン』(通称「ヤンタン」)。

 若手お笑いタレントやアイドルなどが曜日ごとに担当する、関西の人間は必ず1度は通る番組だ。「MBSヤングタウン - Wikipedia

 だから皆さんの周りに関西人がいれば、一度聞いてみたらいい。

「ヤンタン何曜日が好きやった?」と。

 まーびっくりするくらい食いつきがいいから。(^O^)

 ……っと、それはいいとして。

 その『ヤングタウン』の番組中、毎日流れる不思議な音楽があった。英語なのか日本語なのかも不明。……いや、日本語が聞き取れる部分もあったが。

 それがまるでCMのように毎回何の注釈もなく流れる。
 いや、「まるでCMのように」も何も、間違いなくCMなのだ。CMがあるべき場所で流れるんだから。

 しかし何言ってるかわからない。
 あまりにわからなさすぎて、気にかけることすらしなかった。(^O^)

 とりあえず皆さん、まずここから先を読み進まず、先入観なしでこれを聴いていただきたい。

 私はわからなかったが、あるいは他の人はあっさりわかるのかもしれないなあ。
 いやもちろんはじめの「いつでも、どこでも♪」とかはわかる。しかし曲が進むにつれて何のこっちゃと。┐(´~`)┌

 そしてある日(何曜日だったかは覚えてない)、あるハガキが番組内で読まれた。

 その謎のCMについて、「アレ何?」と尋ねるものだった。

 私などはその時初めてこのCMを「あーあー、そういえばそういう意味わからん何かがあったな」と意識したくらいだった。
 そして「ああ、わからんかったのは私だけじゃなかったんだ」と安心もした。(^O^)

 番組によると、このCMクライアントは丸川製菓だという。今となっては懐かしいマーブルガムやフィリックスガムの会社だ(今でも元気。名古屋の会社だった)。

#ただし当時から「フィリックス」ガムだったかは覚えてない。確か昔はちゃんとライセンス契約を結んでおらず、単なるのらくろ似のパチモノキャラクターだった。

 では今度はマルカワガムのCMと知りつつ、CMを聞いていただきたい。

 これで何となくわかるかな?

 私はこれでもわからない。(^^;

 実はその時、このCMで歌われている歌の歌詞を全部読み上げてくれた。

#ってことはみんな聞き取れてなかったってことだろうけど。(^O^)

 しかしさすがにはっきりとは覚えていない。このときのうろ覚えの記憶と現在聞いてみたのを合わせると、歌詞はこんな感じだろうか……。

♪♪♪
いつでも、どこでも、フラム噛むガム噛む(with you)
なんでも、かんでも、フレッシュガム噛む(with you)
噛む噛む噛む噛むnewガム噛む
噛む噛む噛む噛むnewガム噛む
マルカワガム噛むフレッシュガム噛む
ミントショック!

 だいたいのところは自信があるが、赤色の部分だけはまったく自信がない。これじゃ意味がわからんもの。(^O^)

#誰か正解教えて。

##「フラム」じゃなく「ふくらむ」に聞こえるという指摘をいただいた。わ! きっとそれですよ! フーセンガムだし。情報感謝。m(_ _)m

 それにしても、視聴者から質問があるまで商品名もクライアント名も認識されてなかった(かなり長い間流れていた)んだから、CMとしては何の役割も果たしてなかったってことで(^^;、情けない話だとも思うけど、逆にこのことがあったからこそ今でもこのCM(とマルカワの名前)を覚えているのだともいえる。あれだけ聞いてたのに、同じ番組で流れていた他のCMは覚えてないもの(あとは味の素のTERRAくらいか)。CMって難しい。

 しかしこのハガキが読まれてしばらくしてこのCMはなくなってしまった。
 残念というかやっぱりというか。(^O^)

突然食いたくなったものリスト:

  • マーブルガム「ぶどう」

本日のBGM:
22歳 /谷村新司
速達 /ばんばひろふみ





※infoseekのiswebライトが2010/10/31にサービス廃止になったので、そこに置いてたネタをいくつかこちらにサルベージしときます。

ジャスコで万引き

 反響がいくつかあったジャスコ替え歌についてネットで検索してみた。
 結構あるね。
 どうやらナイトスクープでもやったらしい。
 (98/06/12放送「必ず唄ってしまう替え歌」by 立原啓裕)
 なるほど。

 で、調べてわかったことをご報告。

 この替え歌は確かにかなりのバリエーションがあるようだが、プロトタイプというか、よく出てくる一致したタイプがこれ。

♪ジャスコで万引き ダイエーで食い逃げ ニチイで捕まり ブタ箱ヘ

 ジャスコ、ダイエー、ニチイと全国区のスーパー(ちゅうか、「ビッグストア」)で占められているところがいかにも全国共通っぽい。

 ちなみにオリジナルは、これ。

♪ジャスコで会いましょ 素敵な笑顔に ジャスコで会いましょ ジャスコでね

 さてここではこれから、

F0
F1
F2
F3
ジャスコで会いましょ 素敵な笑顔に ジャスコで会いましょ ジャスコでね

 と呼称しよう。

 もちろんというか不思議というか、どの歌もF0

ジャスコで万引き

で固定。
 バリエーションはF1以降に現れる。

 この歌い出しから当然の成り行きか、全ての替え歌が「犯罪」でつながっている。

 そしてそのバリエーションの大半は、「どこで」「何をやったか」(F1F2のそれぞれ)と、それを「どう落とし前をつけたか」(F3)の組み合わせによっている。


F1 「素敵な笑顔に」部

 F1に一番多く登場する場所が、プロトタイプどおり、ダイエー。
 ここにニチイやイズミヤが来たりすることもある。

 もちろんこれだけ全国に広がっている歌だからして、ローカル色に富んだバリエーションもある。

トキハ(大分の百貨店)
みよしの(謎)
グリンモール(ショッピングモールの名前らしい。全国にこの名前のショッピングモールは散在している)

 など。
 このへんは地元民以外の理解を拒否する、地元密着型の替え歌という感じね。「近所の店」ということで、小学生が自分の世界の範囲内で意志の疎通ができればいいのだ。(^^)
 他に少し汎用性があるものとしては、

ケンタッキー
ロッテリア
ドムドム

 などがあった。ハンバーガーショップだらけだ。
 更に汎用性があるものになると、

そば屋

 なんてのがある。こうなると単なる一般名詞じゃないか。(^^;
 しかしこれがうどん屋など他の店がほとんど出ずにそば屋に限定されているところはなかなか興味深いところではある。

 さて既に読者もお気づきの通り、このへんで共通しているのは食い物屋ばかりだということ。
 これが実はF1の後半、「何をやったか」につながる。

 F1前半の「どこで」が比較的多くのパターンを示したのに対し、後半「何をやったか」は、ほとんどの場合が

食い逃げ

に固定されている。
 他のバリエーションの豊富さに比べてこの部分の半固定性(?)というのは、意外といえば意外。
 他に、ほんの少しだけではあるが、

カツアゲ
置き引き

 というのがあった。
 「みみちい犯罪」(?)という点では共通しており、F0の「万引き」からの引き継ぎとして、F1が起承転結の「承」を担っていると考えれば、そう変わったバリエーションは取りにくいということか?


F2、F3 「ジャスコで会いましょ」「ジャスコでね」部

 起承転結の「転」と「結」。
 F2ではF1とは違い、「どこで」「何をやったか」共に、バリエーションが広がる。
 特に「何をやったか」では、大きく

捕まってしまう
更に罪を重ねる

の2パターンが出現する。

 まずは「捕まる」パターン。「転」という意味では、やはりこちらの方が「更に罪を重ねる」パターンよりは洗練された展開と言えるかもしれない。
 このパターンではたいていの場合、「○○で捕まり」というフレーズになっている。
 場所は

イズミヤ
ダイエー
コープ
三越
パルコ
大丸

など、有名店(コープは微妙なところだけれど)での逮捕劇が多い。

 他には

山陽百貨

 というのがあった。うーん、これはローカル店舗なのだろうか。
 あるいは

商店

 なんてバリバリの一般名詞で、こうなると替え歌を作る側も何が楽しかったのか私にはよくわからない。(^^; 他にも、

三宮

 なんかで捕まっちゃうパターンもある。神戸の三宮なんだろうなあ。
 こんな感じ。

♪ジャスコで万引き ダイエーで食い逃げ 三宮で捕まり 刑務所へ

 周辺の小学生にとっては「繁華街」という意味で、近所のジャスコやダイエーと「三宮」が同列だったのかもしれない。

 このパターンには少し変則的な形として、F2F2にわたって

ダイエーでとうとう 捕まった

 というパターンもあった。
 このパターンで面白かったのは

♪ジャスコで万引き そば屋で食い逃げ 明日は警察 首切り場

 というやつ。万引きと食い逃げで斬首とはなかなかシュール。

 このパターン(「捕まる」)でのF3は、

留置場
ブタ箱ヘ
警察へ
刑務所へ
牢屋行き
監獄へ
捕まった
さようなら

 と、バリエーションはあれどほとんど同じ。しかしこのくらいの犯罪で刑務所とは、小学生の倫理観も昔は大したものだったのだろうか(^^)。その意味でも「首切り場」はかなり凄いかも。


 次に、「更に罪を重ねる」パターン。

三輪車でひき逃げ
道路でひき逃げ
銀行で強盗
天満屋で強盗
三輪車で強盗
ニチイで置き引き
近所でカツアゲ

 など、このへんはかなりのバリエーションと言える。
 ちなみに天満屋とは岡山の百貨店なんだそうだ。
 「起」「承」を受けて、「捕まる」という「転」のパターンを取らなかったわけだから、これをもって「転」としようとすると、どうしても犯罪はエスカレートせざるを得ない。
 その意味では「ニチイで置き引き」「近所でカツアゲ」というのは少し面白みに欠ける。

ひき逃げ
強盗

 というのがエスカレートした挙げ句の犯罪だが、ここで三輪車が出てくるのが特徴的。
 三輪車が「ひき逃げ」「強盗」をパロディ化する小道具として使われている。(つまらんが)
 このへんのメンタリティは、調べれば面白いのだろうけれど、よくわからないな。

 もう1つこの「更に罪を重ねる」パターンで特徴的なのは、舞台の特定がかなり中途半端なところかな。

道路
銀行
近所

 はみんな固有名詞を避けている。何なんだろう。

 とはいえ、この「更に罪を重ねる」パターンは少数派で、それぞれのバリエーションはかなり個性的。「捕まる」パターンとは違って、F3もあまり固定していない。

近鉄電車で 高飛びだ
道路でひき逃げ 楽しいな
三輪車で轢き逃げ またやろう
三輪車で強盗 ○○ちゃん

 という感じ。
 最後の「○○ちゃん」というのは、誰かの名前を入れて歌うのだそうだ。

 あと強烈なのが、

♪ジャスコで万引き そば屋で食い逃げ 大丸で立ちウンコ うれしいな

 た、立ち……。うれしい……。鬱だ……。
 まあ小学生らしい心温まる下ネタだとも言える。

 その他、これまでの「いろんな店でやる犯罪」とは外れたパターンもある。
 以下の3つは、いずれもジャスコ内で全てを済ませてしまうパターン。

♪ジャスコで万引き 食堂で食い逃げ 本屋で立ち読み また明日

 「立ち読み」って犯罪ちゃうやん……。
 ここまで来ると、彼らにとって万引き、食い逃げが立ち読みと同じくらい罪の意識のない日常的な出来事になって云々。

♪ジャスコで万引き ロッテリアで食い逃げ 三輪車でひき逃げ ジャスコでね

 F1の「ロッテリアで食い逃げ」は、かなり語呂が悪いと思うのだがなぁ。

♪ジャスコで万引き 食堂で食い逃げ トイレでこき逃げ ジャスコでね

 こらこらこら、そこの読者、少なくとも関西では「しょんべんをこく」という表現があるのだ。変な想像しないようにね。あくまで作者は小学生だ。
 しかし「こき逃げ」……。

 以上3つは類型化されない、かなり特異なバリエーション。
 最後にもう1つだけ、シュールすぎてかなり感激した(^^;パターン。

♪ジャスコで万引き ニチイで人殺し ダイエーでつまみ食い しましょうね

 全ての類型化を拒否する、唯我独尊の境地。


参考資料1:替え歌バリエーション

ジャスコで会いましょ 素敵な笑顔に ジャスコで会いましょ ジャスコでね
ジャスコで万引き イズミで食い逃げ みんなであいましょ 留置場
ジャスコで万引き ダイエーで食い逃げ イズミヤで捕まり 豚箱へ
ジャスコで万引き ニチイで食い逃げ ダイエーで捕まり さようなら
ジャスコで万引き イズミヤで食い逃げ コープで捕まり 警察へ
ジャスコで万引き ダイエーで食い逃げ ニチイで捕まり 警察へ
ジャスコで万引き ダイエーで食い逃げ イズミヤで捕まり ブタ箱ヘ
ジャスコで万引き ダイエーで食い逃げ ニチイで捕まり ブタ箱ヘ
ジャスコで万引き ダイエーで食い逃げ イズミヤで捕まり 警察へ
ジャスコで万引き ダイエーで食い逃げ ニチイで置き引き 捕まった
ジャスコで万引き ダイエーでカツアゲ ニチイで捕まり 警察へ
ジャスコで万引き そば屋で食い逃げ イズミヤで捕まり 警察へ
ジャスコで万引き そば屋で食い逃げ ダイエーで捕まり 刑務所へ
ジャスコで万引き そば屋で食い逃げ 三輪車でひき逃げ 捕まった
ジャスコで万引き ダイエーで食い逃げ 三越で見つかって 刑務所へ
ジャスコで万引き トキハで食い逃げ パルコで捕まり 牢屋行き
ジャスコで万引き トキハで食い逃げ パルコで捕まり 刑務所へ
ジャスコで万引き そば屋で食い逃げ 近所でカツアゲ 警察へ
ジャスコで万引き そば屋で食い逃げ 銀行で強盗 捕まった
ジャスコで万引き ダイエーで食い逃げ 天満屋で強盗 捕まった
ジャスコで万引き ダイエーで置き引き ニチイで食い逃げ
ジャスコで万引き ダイエーで食い逃げ ニチイで置き引き 警察へ
ジャスコで万引き ダイエーで食い逃げ 商店で捕まり 牢屋入り
ジャスコで万引き みよしので食い逃げ ジャスコで会いましょう ジャスコでね
ジャスコで万引き ダイエーで食い逃げ 山陽百貨で捕まり 牢屋行き
ジャスコで万引き グリンモールで食い逃げ 山陽百貨で捕まり 刑務所行き
ジャスコで万引き ダイエーで食い逃げ 山陽百貨で捕まり ブタ箱へ
ジャスコで万引き ニチイで食い逃げ ダイエーで捕まり 刑務所へ
ジャスコで万引き ニチイで食い逃げ ダイエーで捕まり 監獄へ
ジャスコで万引き ダイエーで食い逃げ 三宮で捕まり 刑務所へ
ジャスコで万引き ニチイで食い逃げ ダイエーでとうとう 捕まった
ジャスコで万引き そば屋で食い逃げ 明日は警察 首切り場
ジャスコで万引き ケンタッキーで食い逃げ 近鉄電車で 高飛びだ
ジャスコで万引き ケンタッキーで食い逃げ 道路でひき逃げ 楽しいな
ジャスコで万引き そば屋で食い逃げ 三輪車で轢き逃げ またやろう
ジャスコで万引き ソバ屋で食い逃げ 三輪車で強盗 ○○ちゃん
ジャスコで万引き 食堂で食い逃げ 本屋で立ち読み また明日
ジャスコで万引き 食堂で食い逃げ トイレでこき逃げ ジャスコでね
ジャスコで万引き ロッテリアで食い逃げ 三輪車でひき逃げ ジャスコでね
ジャスコで万引き ニチイで人殺し ダイエーでつまみ食い しましょうね
ジャスコで万引き そば屋で食い逃げ 大丸で立ちウンコ うれしいな

参考資料2:参考URL

http://www.geocities.co.jp/Playtown-Knight/8342/kankou.html
http://www.geocities.co.jp/HeartLand-Momiji/8347/
http://okano.pro.tok2.com/works/j3.html
http://www.kyoto.zaq.ne.jp/deko/kaeuta.html
http://www.seeds-man.com/~aori/kaeuta.html
http://www.bekkoame.ne.jp/~kumode/hpage/tanuki/nihon1.HTM
http://www.ne.jp/asahi/iyaan/iyaan/today/cm.html
http://www.aeongroup.net/
http://popup.tok2.com/home/ponsyudego/kakusi/100faq.htm
http://home.att.ne.jp/iota/sfm/spc02.html
http://www.kyoto-u.com/lounge/hobby/html/200112/01073024.html
http://www.kyoto.zaq.ne.jp/bako2/03.html
http://www.amy.hi-ho.ne.jp/kidosan/column/0012.html
http://chrom.tutms.tut.ac.jp/~takuya/brain0201.html
http://www.google.co.jp/search?q=cache:9iMrd_plohkC:www4.matsumoto.ne.jp/user2/yucky/con200210.htm+%E3%82%B8%E3%83%A3%E3%82%B9%E3%82%B3%E3%81%A7%E4%B8%87%E5%BC%95%E3%81%8D&hl=ja&ie=UTF-8
http://www2s.biglobe.ne.jp/~rainbow/midori/sdy13.htm
http://www1.ocn.ne.jp/~genyan/kanngeki.htm
http://www2g.biglobe.ne.jp/~gomma/tayori.html
http://www2g.biglobe.ne.jp/~gomma/data99.html
http://homepage1.nifty.com/nambu/nikki/9806.html
http://natori.brandneweb.com/01a/217/hako_main.html
http://okano.hotspace.jp/old/j4.html
http://www.netplanning.co.jp/cgi-bin/bbs/bbs.cgi?geotech92=dum&read=21,20
http://www.google.co.jp/search?q=cache:tmgP8sCMNR0C:plaza.rakuten.co.jp/xjrmitu/diaryold/20020403/+%E3%82%B8%E3%83%A3%E3%82%B9%E3%82%B3%E3%81%A7%E4%B8%87%E5%BC%95%E3%81%8D&hl=ja&ie=UTF-8
http://manacco.com/okaruto/1999/okaruto9.html
http://syoreku.omosiro.com/diary111.htm
http://www.google.co.jp/search?q=cache:mqC2WZ4C0OEC:sports3.2ch.net/test/read.cgi/wres/1031398565/+%E3%82%B8%E3%83%A3%E3%82%B9%E3%82%B3%E3%81%A7%E4%B8%87%E5%BC%95%E3%81%8D&hl=ja&ie=UTF-8
http://purinhime.cool.ne.jp/2ch/2ch_himeji_13.htm
http://dosoon.hp.infoseek.co.jp/cgi-bin/ese/buti/kako/007/007569723.html
http://www.geocities.co.jp/HeartLand-Kaede/8800/song/sng_cm.html
http://nisekayo.hp.infoseek.co.jp/LOG/51.HTM

【追記】
infoseekに置いてた中で一番アクセスがあったのがこれだった。

参考URL先のチェックはしていない。この時点で既にGoogleキャッシュだったページもあるし、大半が消えているんじゃないかなと思う。

みなさんかなり興味があるみたいなので、できたら続編も作れたらいいなあと思っている。
というわけで、コメント欄に「私んところではこうでした」みたいなのを書き込んでいってもらえるとうれしい。
ある程度集まれば続編が書ける日も来るかもしれないので。
【追記おわり】

突然食いたくなったものリスト:

  • ぜんざい

本日のBGM:
Lord Of The Flies /LIZZY BORDEN

20年も前から、曲名がわからずずっと探していた曲がやっと見つかった。うろ覚えのサビの歌詞"never see eye to eye" "king of the king in sky" で何度か検索したことがあったが見つからなかった。結論から言えば記憶違いで、"King of the killing sky"だった。確かに"king of the king in sky"では文法的にもおかしかろうと思ってはいたのだ。(^^; で、その謎の曲はまさかのLIZZY BORDEN「Lord Of The Flies」。り、LIZZY BORDEN!? あー、それは死角だった。(^^;




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