麺哲系の変則的ないくつか

「脂が乗ってますんで、醤油をたっぷりつけても大丈夫です」
といわれ、どっぷりつけて食う。
......。
うひゃひゃひゃひゃ。
旨いと笑けてくるね。
いやーこれは凄い。うまい。たまらん。
マグロの脂の乗り具合ももちろん素晴らしいが、特に冬~春頃だと、海苔が素晴らしい。
パクリといくとまず海苔の香りが口に広がる。噛むと海苔が「パツン」と千切れる感覚の後にシャリとネタが程よい弾力で歯を受ける。このシャリがこれまたうまい。何かね、昔の海苔ってこういう香りがしたよなあっていう心地よさがまずあって、その次に「メシうまっ」と思ってたらマグロの脂がどか~~んと出てきて、全部呑み込んだ後もマグロの脂と海苔の風味がかなり尾を引いて残る。この余韻が、楽しい。
これで500円かっ!?(ザワッ)
私は寿司は食べ慣れていないのであまり評価のボキャブラリーはもっていないのだが、ネタももちろんいいのだけども、海苔とシャリが旨い寿司ってのはいいなあ。
ちなみに鉄火巻のネタ(マグロ)はその時々によって変わるし、値段もそれによって変動するのでこの値段で同じようなのが食べられるかどうかは時の運だ。

店構え@大前田
前に行った時に撮れなかったので。(^O^)
4月下旬にオープンしたての大前田で出されている限定のまぜ麺が、限定 赤ワイン煮ぶっかけ。

限定 赤ワイン煮ぶっかけ@大前田
チーズがかかってる
かなり大ざっぱな言い方をすれば、「トマトソースのぶっかけ麺」ということになる。
これは正直、「反則」気味かなぁと思ったりもする。
「スパゲッティじゃんこれ」みたいな。
何度か書いたことがあるが、ラーメン屋さんがその麺を使って創作のメニューを作る場合、一番つまらないのが、何か別の麺の代替品として中華麺を使うというやり方だと思っている。
それはたいていの場合、中華麺を使うことで結果的にそのメニューがニセモノとなり、「だったら本物を食べた方が旨いよ」ということになるからだ。
夏麺について
http://taizo3.net/hietaro/2009/07/post-4.php
この赤ワイン煮ぶっかけもそれかも、とか思ったりしたわけだ。特に麺哲の麺の中にはスパゲッティっぽいイメージの麺も記憶にあるので。
「確かにいいけど、だったらデュラムセモリナの本物のスパゲッティの麺を使えばもっと旨いよ」
てなことになるのではないかと。
ところがねえ。
この中華麺はこの中華麺で、イケるのよ。
この弾力ある食感はスパゲッティでは代用できない、中華麺にしか出せない食感だわ。
この麺はつけ麺に使っているのと同じなのかな?
いずれにせよ他の麺野郎のつけ麺の麺でも麺哲のラーメンでもない麺で、大前田のオリジナルなんだろう。このキョーレツなぶっかけダレ(何て呼ぶのか知らない(^^; )に負けていない。
麺哲系の高加水麺はぶっかけ麺に合ってるのかもしれない。高加水だからぶっかけダレがずっと絡みついてても水分をなかなか吸わずに気持ちよく食べ続けられる。

「限定」ではあるが、たいていは大丈夫そう
このソース、ほんといろんなものが入ってる。トマト、人参、しめじ、シイタケ、温泉玉子、ネギ、鶏肉、牛肉、玉ネギ(?)、唐辛子......。
「赤ワイン煮」とあるからには、これを赤ワインで煮込んでるんだろう。よくわからないけど。(^O^)
これはいいよ。
↑みたいな「何かの代替品かどうか」みたいな理屈を有無を言わさず押し込める力がある。
かなりの量なのにガツガツと食べ進んでしまう。この量で最後まで飽きずに食べられるのはそれだけで大したものだ。腹減っていたこともあるけれど、このボリューム(麺300gでこの重厚ぶっかけダレがかかっている)でこの味わいってのは、いいね。うん。かなりジャンクでキッチュではあるけど、一本芯の通ったジャンクだ。
うむ。
決してメインにしちゃいけない味。(^O^) 「限定」としてメニューの端っこに書いてあるのは非常に賢明なやり方だと思う。
しかし一度は食べてみれ。
※麺は150~350gくらいまで選べる(値段は同じ)。ただ、グラム数以上のボリュームがあるので(具が凄いので)、普通につけ麺で食う量の50~100g少なめに頼むのがいいかもしれない。
茹でる前に手でキュっとやるくらいの、ほんのちょっとの縮れがあってもいいかもなあ。

盛り@麺哲
500gまで1000円。100g増える毎に+100円。
写真は600g。
大勝軒の盛りそばではなく、そば屋の盛りそばのイメージの方が近い。
麺哲の盛りは以前、近鉄の物産展で食べたことがあるが、麺哲の店舗で食べたことはなかった。
麺野郎 by 麺哲@あべの近鉄
http://taizo3.net/hietaro/2009/06/_by.php
物産展では出張店舗ということもあり、また値段も800円だったわけで、店で出すよりもどうしてもクオリティは落ちてしまうという話だった。
特に肉が違うのだとか。
この麺は庄司氏が「あれは最高です」という自信の麺だ。
その言葉通り、ざるそばのように麺をつゆに浸して食べる麺の1つの完成形のように思える。写真からも分かる通り、この麺はとても細い。しかし歯ごたえはいい。とはいえ九州豚骨のような、茹で時間を少なくする(茹でが足りないようにする)ことで実現する固さではなく、ちゃんと茹でてもそうなるように作ってあるのだ。これはなかなか。(茹でが足りなくて固いのと、コシがあるというのは違うだろう)

ネギが違う。芸が細かい。
途中でつけ汁がなくなったら足してくれた。
近鉄で食べた時は「少し固い」と書いたが、それもそのはず、店で出すより20秒早く茹であげていたそうだ。より一般的な客層を意識して、計算してのことだという。
だから今回食べたこの麺こそが、本来想定されている固さ/柔らかさということだ。
抜群の麺だ。
つけ汁とのバランスも大したものですよ。
盛りは「ひやひや」で提供されるが、この麺を「ひやあつ」(つけ汁が温かい、つけ麺の標準的なフォーメーション)で食べるとこの麺はどうなるだろうと考えると、美味しく食べるのはこれまた難しくなりそうな気がする。
つまり、この麺は「ひやひや」で食べるべき麺なのだ。
で、チャーシュー。
近鉄の時に「「ラーメン」類のアイデンィティが中華麺と脂であるなら、このチャーシューこそがこのつけ麺を「ざるそばの代用品」という立場から解放している」と書いたけども、チャーシューは近鉄の時よりもいい肉を使っているそうだ。
確かにうまかった。
ただ、私はもうちょっと脂分があるものが欲しかったな。
このチャーシューも柔らかくて美味しい(見かけはちょっとパサついてみえるけど)のだけど、できればもう少し薄くて麺と一緒に口に入りやすい大きさのものがよかった。つまり肉の食感と脂の旨味が感じられるものがね。麺の食感がいいので、肉はそんなに強い食感でなくてもいい。
ま、このへんは好みの問題。
うまい麺だよ。
何せ600gをペロリだ。(^O^)
突然食いたくなったものリスト:
- ういろう
本日のBGM:
Fly,Fly Away /MAD MAX
なかなかいいバンドだったんだよね。Michael Vossはいいソングライターだ。
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写真でフラッシュバックで、
じゅるじゅるーー :p______............
ワインを使った方も、とてもウマそうに見えます。:p__......
ちょww
鉄火巻きの中身、中トロ!
飛び道具でっせこれは(笑)
しかし毎度の事ながら麺哲系のコスパの高さには驚かされますわ(^O^;
私が以前食べたクエの刺身もあり得ないくらい安かったし 汗
麺哲の盛り、また食いに行きたいですねぇ。
今度は600gと言わず、1kgでどうぞw
今日は繋がりましたよ。(笑)
ういうい。
不公平だ!
海苔の香りを思い出すと、涎が。。
>SP さん
いずれN氏と共に行こうぞ。
>でぃぐだぐ さん
しーーーーーーーーーーーーーーーーッ!
あのコスパはほんと凄いねえ。
仕入値より安い値段で出してることもあるんだもんなあ。
>Kai the Ripper さん
わかった、次は1kg行く。しかし君は1.5kgやぞ。決まったからな。
>かむろ さん
うひひひひひ。
>匿名
有明海万歳。