ラーメン産業展2010

 去年(「ラ産」)に引き続き、ラーメン産業展。

  • 今年は別館で居酒屋展も開催されてた。去年までラーメンの方に出展していたが居酒屋展に移った企業もいくつかあり、前よりも居心地はよさそうだった。(^O^) 居酒屋展もなかなか面白かった。というか、ラーメンの方は目新しいものもなかったし(そりゃそうだわな)、あまり印象ない。
  • 味の素エバラ食品も今年は居酒屋展の方に移っていた(協和発酵は出展なし)ため、ラーメン部門での濃縮スープの今年の主役(^O^)は、創味。試食で配っていたラーメンは笑うくらい典型的でチープなフードコートラーメンだったけど、創味の凄さはそのバリエーションと手軽さだ。夜店の味は創味が作ってると言ってもいい。今年の夏、いろんな夜店でチェックしてみるといいよ。
  • 今年は麺屋棣鄂は出展しておらず。
  • 今年は例のコンサルも出展なし。
  • ホッコクは今年もどさん子より藤平を前面に出してフランチャイズ加盟店を募集していた。ラーメンの試食も提供しており、行列ができていたがかなり早い段階で品切れ。

  • 去年、試食に行列ができていたやしきたかじんの大阪心斎橋ラーメン(by 味の時計台)は、今年は会社ごと出展なし。
  • 日清製粉六厘舎開化楼と共同開発した「傾奇者(かぶきもの)」という粉を出品しており、ブースではこの粉で作った麺をつけ麺にして試食させていた。今年出してたブースの中で一番旨かった。実は去年もここの試食麺が一番旨かった。さすが日清製粉

  • 「傾奇者」は灰分0.47%、粗蛋白10.6%というかなりワイルドな2等粉だ(スペックからだけ想像すれば、味、香りが強く、ごつごつして歯切れはいいという感じか)。当日試食に出された麺は、
    原材料配合比(%)
    小麦粉「傾奇者」100
    全卵粉1
    食塩1
    かん粉(炭酸ナトリウム主体)1
    アルコール2
    29
    という配合だった。アルコールが入っているところを見ると製麺所仕様の配合か。あるいは熟成を見越して? 番手は#16角なので六厘舎で出しているものよりは随分細いし、茹で時間も短めではなかった。だから六厘舎の麺とは全然違うはずだが、これはこれで旨かった。
  • ちなみに日清製粉が去年出していたのは「スーパーファイン」という全粒粉入り小麦粉。製粉技術の差からか、他社の全粒粉入りとは全くクオリティが違っていた。(゚Д゚)
  • しかしこの粉(スーパーファイン)を採用したところはあまりないのか、この1年で食べた全粒粉入り麺でこの粉を使ったと思われる麺はなかった。もっと採用されてもいいのになあ。まあプロの判断というのは素人とは全然違うのだとは思うけど。でも高倉二条ろぉじみたいな麺が食べたいのなら、いっそ蕎麦を食えばいいのにと思うんだ。
  • 今年も鰹節のマルサヤはやってくれた。キャンペーンガールがみんなメイドさん。(^O^)

    去年は顔出しが不安だったからぼかしたけど、どうやらOKみたい

    帰り際にちょうど集合写真を撮ってたので、思わず撮ってしまった。今は反省している。
    他にも女の子にチャイナドレスを着せていたところもあったけども、マルサヤがダントツのクォリティだった。女の子の容姿の問題ではなく、接客のプロとして。
  • あ、別にチャイナドレスさんに変な扱いを受けたわけではないよ。(^^;
  • 当日、『外食レストラン』という業界新聞が無料で配布されていた。業界新聞にありがちな広告的な記事が多いけど、それでも飲食店のヒントになりそうな記事もあってなかなか楽しめた。ただ、かなりイタかったのがこういう↓記事。
    帰ってきた 飲食店のための血液型講座(13)A型上司のA型部下育成法

    いろいろややこしいだろうから、読めない解像度にしておいた
    「エービー海老尾」なる人物による、血液型コラムらしい。この回はA型の課長のA型らしい新人教育だそうで......。
    なんじゃこりゃ。(^^;;;
    ググってみると同連載のバックナンバーのこんな↓記述が引っかかった。
    帰ってきた飲食店のための血液型講座(1)A型客は"有名店""有名料理"に弱い
    外食 2009/05/04 日付 357 号 05 面外食レストラン/外食レストラン

     読者の皆さんは覚えているだろうか? 今から10年前、当紙に「飲食店のための血液型講座」という連載がなされていたことを。何を隠そう小生、エービー海老尾が執筆していた人気連載だった。早いもので、あれから10年が過ぎた。世は再び血液型の大ブーム。ということで、編集部からカムバックの声がかかった。「1年続ければ、かつての連載と合わせ総集編を新刊する」という、編集長の居酒屋談議を信じ、健筆をふるう次第となった。
     さて、カムバックの第1回目は、日本人の代表「A型」を取り上げる。日本人の・・・
    なるほど、一度連載が終了したにもかかわらずまた復活したのか......。
    まあね、経営はある種オカルトではあるけれど。......にしてもねえ。この連載だけで、私的にはこの新聞の信頼度ほとんどなくなったよ。(^^;
    この復活連載ももう1年が経過したわけで、さて、この調子の血液型話がまた書籍化されてしまうのか......。prz
  • 福島鰹という会社のマークがカッコいい。(^O^)

    ほんとは「鰹」という文字じゃなく、「福島」という文字を鰹の形にした方がよかったんだろうと思うけど。
  • つけ麺はもう完全に「定着」段階。製麺所のブースでは、10番とか12番とかの極太麺のサンプルが普通に配られている。 概して製麺所の方はつけ麺に真摯に向き合っていて、業務用つけ汁の会社はまだつけ麺と真っ向から向き合っていないような印象を受けた。「このタレを濃い目に溶けばつけ麺に、薄めに溶けばラーメンに」みたいな安直さ。
  • GABANも今年はなかったなあ。マコーミックはあった。
  • 今年は去年驚かせてくれたトルネード箸を初めとして、店に置く樹脂箸や塗り箸があまりなかった。そんな中、プラスチック割り箸は今年も出展していた。しかもこことは別に、試食にこのプラスチック割り箸を使っているブースが複数あって、露出はかなり多かった。ひょっとしたらこの産業展に合わせてまず出展社に営業をかけて採用してもらったのかもしれない。もし無料で提供していたとしてもかなりいい宣伝になったと思う。
    この割り箸を使うシステムは、まず店に新品の割り箸が1ケース1000膳送られてきて、その送られてきた箱に使用済みの箸を入れて送り返すというもの。会社は回収した箸を工場で(洗うのではなく)粉砕して再生品化するのだそうだ。
    「エコ」なんだそうだけど、さて、これがほんとにエコなのかどうか、私にゃよくわからないよ。
    1つ言えるのは、この割り箸はちょっとプラスチックっぽ過ぎるかな。最近店でもちょくちょく見るようになった洗い箸はもう少しプラスチックを感じさせない工夫があるんだけどなあ。
    ラーメンはやっぱり木の箸で食べた方がおいしく感じるのよ気分だけどさ。
  • 鳥居式らーめん塾のブースがあった。正確には鳥居式らーめん塾やってる大成食品のブース。そういえば泉佐野の某ラーメン店はここの卒業生だ(卒業証書が飾ってあった)。その店は元々関東の某フランチャイズチェーンの店だったのが最近、店を改装し自家製麺を始め屋号も独自のものに変えた。独立してまったく別の店になったというわけ。絶賛する味になったわけではないけども、フランチャイズ店の頃(お話にならない味だった)に比べれば格段の進歩を遂げたと思う。フランチャイズから独立するにあたってこの店主は鳥居式の門をくぐったようだ。鳥居式のカリキュラムを見る限り、ここではラーメン店経営に必要な最低限のことは教えてくれるはず。......ということは、この店が元々加入していたフランチャイズチェーンはその程度のことも店主に教えてくれていなかったということだ。酷いなあ。
  • 店舗デザインの会社の話はなかなか面白い。「ビフォー/アフター」的な楽しさがある。やってることはミニミニコンサルみたいな感じなんだけども、ガチのコンサルと違うのは「教えてやってる」感がないところ。コンサルみたいに「仕掛ける」とかつまらん言葉も使わないし。(^O^) 何というか、なんとか工夫しようという謙虚さが残ってるんだよなあ、こっちには。この違いはきっと、実際の「モノ」があるかどうかの違いなんだろう。店舗デザインは実際にハードがくっついてくるけども、コンサルはソフトしかないから、その分自分たちのアイデアに「付加価値」をつけないと商売にならない。その価値創造のテクニックが「仕掛ける」とか「○○の法則」とか「なぜ◆◇なのか? その答えは▲△にあった!」とかいうフレーズ。それが私には非常に鼻につくのだ。(^O^)
  • 今年もまた、炒飯まっしーん(「炒飯における科学の勝利(化学ではなく)」)が出ていた。あれはほんとに凄い発明品だ。ただ、店舗で導入するには厳しいと思う。(^O^) ⇒総販売元MIKのサイトにあるビデオ
  • 讃岐うどんは機械でもそこそこいい生地が打てると思ってるのだけども、試食したうどんはどれもイマイチだった。しかしそれ以上にダシが残念だった。
  • マルコメの味噌汁サーバー(みそ汁マシン)が面白かった。

    ホシザキ製。中身が見えるところがイイ(本来の目的は残量確認)

    使い方は簡単で、カップにフリーズドライの具を入れて、サービスエリアのお茶のサーバーみたいな機械から味噌汁が出てくるというもの。営業の人は「お店の奧でこれを使ってても(お客さんに)わからない(くらいちゃんとした味噌汁ができます)ですよ」と言ってたけど、こんな楽しいものは表に出した方がいいと思うけどなあ。いろんな味の味噌汁が出る機械がずらっと並んでて、具も横にいろいろあって自分で好きに選べるような店があっても楽しいと思う。卵かけご飯がブームになったように、味噌汁メインで、あとはご飯と漬物だけ(^O^)しかないような店があったら、それなりに儲かりそうな気がする。ほとんどセルフでいけそうだし。
  • ミツカンが早くも「お客さまをひきつける今年のお鍋」を出してた。これから夏になろうというのに。(^O^) 「宴会鍋」「男鍋」「女子鍋」だって。「男鍋」と「女子鍋」の名前の不統一が気になる(^^;が、しかし私はその違和感をわざわざ口に出すような子供ではない。\(^O^)/ ブースで試食を配ってた女の子が、「女子鍋はコラーゲン入りで、お肌プルプルになります」みたいなことを言ってた。
    「食べさせてもらったの?」
    「私も食させてもらったんですけど、私はなんか、ダメみたいです......(苦笑)」
    というのがなかなかかわいらしかった。(^O^) ここで「コラーゲンの経口摂取は......」などと言い出すこともしない私は、やっぱり大人だね。\(^O^)/



    右手をどこにやっていいかわからなかったそうだ。(^O^)
  • とはいえミツカンもちゃんと考えていて、他にも夏に向けて「激辛炎上鍋」と「かき氷鍋」を用意していた。「激辛炎上鍋」はチゲ鍋ベースでだいたい想像がつくものだけど、「かき氷鍋」って......?
    ミツカンの地鶏ちゃんこ鍋スープ、すき焼き割り下をベースにして、トマトジュース、プチトマトを使って豆腐や牛しゃぶを入れて食べる。なるほど、それはそれで面白いかもしれない。
  • オーディオテクニカ製シャリ玉自動整列機。

    他にもいろいろあった。

  • ルーちゃんギョーザのフジフーヅが餃子を配ってた。フジフーヅの餃子は普通のスーパーで売ってる生餃子もチルド餃子もおいしい。しかし話を聞くとスーパーでは八洋食品に売り負けするそうだ。考えられん。フジフーヅ八洋食品みたいにパッケージをやたら変えればいいのに。(^O^)
  • 白鶴酒造のブースで、機械での熱燗と湯煎での熱燗を、同じ酒、同じ温度で飲み比べさせてもらった。湯煎の方が格段にやわらかかった。なんでだろうなあ。面白い。
  • 居酒屋展の方は食材の問屋が多く出店しており、ノリがラーメン産業展の方と少し違っていた(居酒屋展だけ3号館で、その他[ラーメン産業展・うどん・そば産業展・店舗環境改善展・省エネ・省CO2コスト削減対策展]は2号館)。居酒屋展の方は体育会系のノリ。
  • そういえば今年はのらやも出してなかったなあ。あのぬいぐるみはさすがに暑すぎたか。(^O^)
  • 大黒ソースも出展していた。こんなところでソースと出会おうとは。(^O^) こんなにたくさんの大黒ソースを見たのは初めてだ。

    左からたこ焼きソース、徳用とんかつソース、お好みソース、フルーツソース、焼きそばソース

    左から激辛スパイスソース、おりソース、ウスターソース
  • 今年も西山製麺は一番いい位置に大きなスペースを確保していた。とても頑張っている。これでもう少し麺がうまけりゃなあ。(^^; いやきっと味噌ラーメンの麺はうまいのだろうと思う。しかしつけ麺の麺はやっぱり守備範囲外という感じ。
  • いくつかの製麺業者、製粉業者に聞いたが、国内産小麦を使用する一番の理由は、やはり「国産」の安心イメージだそうだ。「食感」や「味」を一番に挙げたところはなかった。

突然食いたくなったものリスト:

  • 肉じゃが

本日のBGM:
Taste Revenge /SANCTUARY
来日というウワサを聞いたが、再結成したの?? 昔来た時は東京のみのショウケースだったから、もしウワサが本当なら今度は大阪にも来てもらいたいなあ。叫びたいよ、「Revenge!」って。(^O^)





トラックバック(0)

このブログ記事を参照しているブログ一覧: ラーメン産業展2010

このブログ記事に対するトラックバックURL: http://taizo3.net/cgi-bin/mt2/mt-tb.cgi/6172

トラックバックいただく場合は、本文に記事へのリンクを入れてください。

コメントする

2012年3月

        1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30 31

このブログ記事について

このページは、hietaroが2010年6月21日 16:06に書いたブログ記事です。

ひとつ前のブログ記事は「西成区役所前の掲示。」です。

次のブログ記事は「バニラはラン科バニラ属」です。

最近のコンテンツはインデックスページで見られます。過去に書かれたものはアーカイブのページで見られます。

暗黒の過去記事(ランダム)


過去記事をランダムに表示します

ランダム名言

撫子の なほその上に 紅さして

泉鏡花。『なんでも鑑定団』に鑑定に出された書より。


最近のトラックバック

はてなブクマ

人気記事ランキング

岡本太郎万歳

2008/12の「デジタル掛け軸」

太陽の塔@万博記念公園

本日の中吊り広告

Powered by Movable Type 4.22-ja
ブログパーツ