2010年5月アーカイブ

 今回のは......場所とかシチュエーションとか全く記憶にないという、我ながら謎な3枚。(^^;

 まるで「はじめてのおつかい」みたいな、ほのぼのとした、私にしては珍しい写真だ。(^O^)

 よくもまあ、これだけコテコテなシチュエーションが目の前で展開されたものだと驚き至極。





突然食いたくなったものリスト:

  • 煮込みハンバーグ

本日のBGM:
Ram It Down /JUDAS PRIEST
どんだけ好きなんだ何回目だ?って話だけども、この曲が全然頭を離れてくれませんのや。




 菊池誠『科学と神秘のあいだ』を読んだ。

 さすが菊池さんという感じの、(オビどおり)ポップなタッチに仕上がっている。


菊池誠『科学と神秘のあいだ


著者による手書きポップ(^O^)

 全編にわたって楽しいのだが、特に印象に残ったのは第3部「僕たちは折り合いをつける」のあたり。

 菊池氏は「奇跡は必ず起きる」という。

...年末ジャンボ宝くじには1等が数十本ふくまれている。いま「買ったって当たりっこない」と書いたけど、そうはいっても何十本かは確実に当たるので、誰にも当たらないというわけじゃない。そりゃそうだ。誰にも当たらない宝くじなんか、誰も買いっこないもの。当たりは必ず出るんだから、当たりが出たって驚く必要はまったくない。それが一等だったとしたって、驚くことじゃない。だって、当たりは必ずあるんだから。
 でも、もし自分が買った宝くじが1等になったら、びっくりするよね。確かに必ず誰かには1等が当たるはずだけど、それが自分だったらびっくりするに決まってる。もしかしたら、びっくりしすぎて、何か理由を考えてしまうかもしれない。宝くじを買う前にたまたま神社にお参りでもしていたら、お参りのご利益だと思うだろうし、普段と違う帽子をかぶっていたらそのおかげだと思うかもしれない。
 もちろん、本当は理由なんかなくて、自分が1等の宝くじを手にしているのは、ただの偶然。誰かの手には必ず届くはずだった当たりがたまたま、本当にたまたま自分の手にあるだけなんだ。でも、頭でそれがわかっていたって、やっぱりびっくりして、何か理由を考えちゃうかもしれない。少なくとも、「奇跡だ」とは思うんじゃないかな。
 こうして、年末ジャンボ宝くじは毎年奇跡を作り出している。この奇跡はかならず起きる。そして、その一部はさまざまな個人的な信心だとかジンクスだとか、そんなものを生み出しているに違いない。

 そして、こう続ける。

 そこで、偶然と必然の問題をもう少し考えてみよう。コインを10枚投げて、10枚とも表になる確率はだいたい1000分の1くらい。これはかなりめずらしいできごとのように思えるけど、逆に言うと、1000回も投げれば、そのうち1度くらいは全部表になっても不思議じゃないともいえる。
 これが20枚のコインだと、全部表になる確率は100万分の1程度までさがっちゃうから、ひとりの人間がひたすらコインを投げ続けてもそうそう出そうにない。それでも、たとえば日本中の人が赤ちゃんからお年寄りまで全員一斉に投げれば、100人くらいは全部表でもおかしくないし、全部表になる人がひとりもいなかったとしたら、むしろ不思議だ。この場合、100人くらいは確実に「奇跡」を体験するわけ。
 30枚だと確率10億分の1だから、さすがに厳しそうだ。でも、全員が20回くらい投げれば、1度や2度は全部表が出るだろうから、絶対に無理というわけでもない。もちろん、それを目撃してしまった人にとってはとんでもない奇跡だよね。これが40枚ともなると、そういう意味でもまず無理になってしまうから、奇跡もそのあたりで打ち止め。

 あるいは、こういう話も出てくる。

 たとえば、「予知夢」について考えてみようか。大地震が起きる前の晩に地震の夢を見ていたら、それは「予知夢」と呼ぶべきものに違いない。そこで、僕はよく「関西で大地震が起きたとして、偶然その前の晩に地震の夢を見る人は何人くらいいるか、見積もってみよう」という問題を出す。みなさんも、ぜひ一度考えてみてください。
 ひとりの人間が一生の間に何回くらい地震の夢を見るかを考えれば、ある特定の日に地震の夢を見る確率がわかるから、あとはそれに人数をかければいい。関西全体で考えるとするなら、その数は数百万人だ。はっきりわからない数については、とにかくなにかもっともらしい数字を自分で考えていれてみる。
 すると、驚くほどたくさんの人が「地震を予知する夢」を見ることがわかるはずだ。本当はただの偶然で、これっぽっちも予知なんかじゃないのだけど、もしもそれが自分の身に起きたらびっくりするだろうし、奇跡と呼びたくなるに違いない。そう、それはやっぱり奇跡と呼ぶべきものなんだと思う。もちろん、自分がその当事者になる可能性はほとんどない。それでも、自分ではない誰かに奇跡は起きているはずなんだ。

 この話は私が実際に菊池氏のサイエンスカフェに参加した時にも話してくれた。

 これらの話で菊池氏は、「奇跡」は個人にとってはレアケースだが、しかし必ず誰かに起こっているのだということ、そして全体(の確率)は科学で扱い得るが、その中の個人的体験(=奇跡)は科学では扱い切れない問題である(「頭でそれがわかっていたって、やっぱりびっくりして、何か理由を考えちゃうかもしれない」)ということを、分かりやすく教えてくれている。そしてそれはちっともおかしいことではなく、「そういうもんなんだ」ということを。

 私はこの章を読んだ時、その少し前に読んだ別の本のことを思い出した、それは中谷宇吉郎の『科学の方法』。この本には、こんなことが書かれている。

 以上のような見方をすると、たとえは人生論などは、もちろん科学が取扱うべき問題ではない。また人間の自意識の問題などに、自然科学的な考え方を入れることも、あまり役には立ちそうもない、少くも場ちがいなものの考え方であると思われる。自意識のような問題は、これは個の問題である。大勢の人間の全体の考え方を調べるには、科学は役に立つ。たとえば経済学のようなものには、科学を取り入れ得る。しかし全体の傾向から漏れた1つの例については、それがきわめて稀れなことで、ほんの誤差の範囲内と見られる場合でも、その例自身については、それは誤差ではない。99.9%は完全に適用できる場合でも、その残りの0.1%に当った人に対しては、それは100%の誤差なのである。

 中谷氏は菊池氏が宝くじなどで挙げた「奇跡」を、災難という裏返した話で説明する。

 1つ例をあげれば、天災だとか、あるいはいろいろな事故(アクシデント)とかいう問題も、科学だけでは、片のつかない問題である。隕石に打たれて死んだ人は、まだ記録がないが、時々隕石が地面まで落ちてくることは確かである。それで今後隕石に打たれて死ぬ人はあり得るといっても、ちっともおかしくはない。隕石は流星であるが、今後いくら流星の研究が進んでも、隕石に打たれて死ぬことを、完全に阻止することはできない。ほんとうの不時の災害というものは、遭遇するまでは、それに遭った個人にとっては、再現されないことなのである。ところが現象自身は、自然現象であるから、科学の対象となるべきものである。
 
...実際にある事件にぶつかった場合、前にいった例をとれば、1万人中9999人は治ったが、1人だけ死んだ場合、誤差は非常に小さいが、その誤差にあたった人自身にとっては、科学は全然役に立たなかったわけである。

 これは菊池氏の挙げた例とは正反対に見えるような縁起の悪い「奇跡」であるが(^^;、言っていることは同じことだろう。

...すなわち多数の例について全般的に見る場合には、科学は非常に強力なものである。しかし全体の中の個の問題、あるいは予期されないことがただ一度起きたというような場合には、案外役に立たない。しかしそれは仕方がないのであって、科学というものは、本来そういう性質の学問なのである。

 それぞれの話は、それぞれ別々の示したいことを明確にするために語られている別の話ではあるのだけども、結局のところは同じことを言っているのだと思う。

 それは、個人的体験は科学の対象になり得ないということ。

【追記】ごめん、「個人的体験は科学の対象になり得ない」というのは確かに言い過ぎ......というより、言葉の使い方が乱暴だった。

「個人的な奇跡体験は科学の対象とはならない」

くらい。

 例えば「◆◆で▲▲が治った!」といった、今でも世間にあふれかえっている体験談。その個人にとっては完全なる「真実」ではあっても、それが他の人にとっては全く裏付けにはならない ── これは昔から今まで、あまりに多く行われている間違い ── ことを、この2人の科学者の話から読み取ることができる。

 個人的体験は科学の対象ではなく、科学は無力である。
  ── 個人的体験とは、「奇跡」の寄せ集めなのだ。

 ただしかし、半世紀を距てた2人の科学者が一般読者に向けて書く時に、同じような話を(かなりの分量を割いて)書かなくてはいけないというこの状況は、ひょっとしたら「進歩がなくて嘆かわしい」と捉えるべきではないのかもしれない。
 むしろ、人間の認識というのはもともとそういうものなのであって、いずれの時代でもそれを理性でカバーする努力が絶えることなく続けられてきたのだと受け取るべきなのではないか ── と、そう思うようになってきた。

 丁度いいタイミング?で菊池誠さんが出演した朝日ニュースター『宮崎哲弥のトーキング・ヘッズ #8 「ニセ科学って何?」』の放送があるので御紹介。

 28日(金曜日)が本放送だったみたいだけど、再放送が来週沢山あるので見られるかもよ。

再放送
土曜 深夜0:00~0:55
日曜 午後1:00~1:55
月曜 午後5:00~5:55
月曜 深夜2:00~2:55
金曜 午後3:00~3:55

 だそうだ。つまり2010/06/04までは見られるチャンスがあると。

 御本人のツイートによると、こういうこと↓みたいなので、そういうことでひとつ。

あ、今日の朝日ニュースター「トーキング・ヘッズ」に出るみたいです。あらかじめいっておくと、ホメオパシーの話とか、突然思い出せなくなってしまって「あれ、どっちだっけ」みたいにあやふやに言っているところあり。それから、メカニズム論など、あとで言おうと思って忘れたものあり

でも、本のプレゼントもある

いずれにしても、「ごめんごめん」の箇所もいくつかあるはずなので、すみません > トーキング・ヘッズ
 

突然食いたくなったものリスト:

  • 麺野郎のインドマグロ鉄火巻

本日のBGM:
Secret Loser /Ozzy Osbourne
ほんとにオジーの声はいいよねえ。




 私の友人U氏は、示申だ。

 示申なんだよ。

 U氏が建てた家の和室の床の間は、こうなっている。


床の間@U氏宅

 大好きですよ。(^O^)

突然食いたくなったものリスト:

  • 助六

本日のBGM:
ヘーイ ごきげんはいかが /SADISTIC MIKA BAND
♪どんな悩み事だってさ いつか終わるものさ だけど......




 古いHDDからは懐かしい写真がたくさん出てくる。
 今回はラーメン屋編。

 単に古い写真は沢山あるのだけども、他の店は「ラーメン屋」としてフォルダにまとめていて、これはバックアップしている。しかしこれらは何故か「未整理」となっていて古いHDDの片隅に埋もれて忘れ去られていた。

 いずれも2001年前後の写真。

 開店2年目くらいの純情屋の写真が出てきた。

 昔は日除けのれんではなく、提灯だったんだよなあ。


昔の純情屋の店構え

 そして昔は、製麺を店の中でしていたのだ。
 この↓のれんの奧で。


製麺スペース

 これはちょっとレアな写真かもしれない。(^O^)
 そういやこののれんは今どこにあるんだろう。

 幻のらーめん市場の写真。


ラーメン市場


かなり大きい

 カッパクリエイトがやってた店舗らしく、半年くらいであっさりと撤退した後は、とくの屋(得得うどんの低価格店舗)やかっぱ厨房(キッチン)(量り売りのバイキング店舗)など、この場所はカッパクリエイトの新規事業の実験場みたいになった。今は自然食品を使った店になってるけど、経営がどうなってるのかは知らない。

 同時期に八尾にも同規模の店舗があり、そこは山頭火の関西1号店⇒かっぱ厨房(キッチン)になった記憶がある。

 こちらは幻、かつ伝説(^O^)の戸張ラーメン 泉北店。\(^O^)/


戸張ラーメン 泉北店

 なかなか素敵な味だった(^O^)けども、それでも結構長い間(5~6年)頑張ってた。
 現在は花屋さんになってる。

 六甲アイランドの本店は現在、息子さんが継いでラーメン真として存続している。

 現在竹麺亭があるこの場所はこれまでラーメン店ばかりが参入しては消えていった場所で、東麺房は3つか4つくらい前に入っていたフランチャイズの店舗。


東麺房

 この店には2回行った記憶がある。
 ラーメンそのものの味は大したことなかったけど、カクテキ(大根キムチ)が食べ放題で、これが非常にうまかった。
 ところが2年後くらいに行ったらカクテキの食べ放題がなくなっており、だったら行く意味がなくなって(^^;行かなくなったらいつの間にかなくなってた。
 東麺房は大阪には他にももう1店舗、羽曳野の外環状線沿いにあって、これは数年前まで営業していた。入ったことはないけど。

 2010年5月現在、大阪府内に東麺房の店舗はない。

 この場所に竹麺亭が定着してくれたのは嬉しい限りだ。

突然食いたくなったものリスト:

  • 富士宮焼そば

本日のBGM:
ロックンロールの真っ最中 /サンハウス




 またまた出てきた写真より。

 トンカツとか豚骨ラーメンとか、豚を使った料理の店には豚のキャラクターがいることが多い。

 例えば、こんなの。


ワンタンメン

なんかかわいいよねえこれ。
日本橋にあるとんかつ屋さん


中華料理屋さん

 しかしこれってやっぱりおかしいよねえ。
 いや、豚がコックの格好をするのかとか2足歩行をするのかってことじゃなくて。(^^;
 豚は食われちゃうわけでねえ。
 それをニコニコしてはいとうぞってのもなあ、と。
 そういう引っかかりはどうしても感じてしまう。

 とはいえまあ、そうなるだろうってことはわかる。

 その意味で、これ↓は(ある意味)リアルではあるが、なかなか衝撃だった。(^O^)

むっちゃこわい
二上山にある山小屋の看板

 食われる側の無念さが表れてるじゃないか。
 やっぱりこうでないと。(^O^)(^O^)

突然食いたくなったものリスト:

  • チキン南蛮弁当

本日のBGM:
結婚相談所 /小島麻由美




 昔のHDDを処分することにしたので、一応中身を確かめていたら、写真がいろいろ出てきた。

 また機会を見ていくつか出していこうかなと。

 まずは、「こんなクルマの後ろは走りたくない」。


 初心者マークと同じことではあるのだけども、こうやって書かれると非常に説得力があるというかなんというか。
 何があっても不思議じゃなさそうな気がする。

 しかしもっとイヤなのがこれ。


 あまりにお手軽に運びすぎる。(^^;

突然食いたくなったものリスト:

  • ノリ弁当

本日のBGM:
ゲゲゲの鬼太郎 /人間椅子
G・G・G /聖飢魔II




 以下の歌で「水金地火木土天海冥」の順番を覚えた人は、コメント欄かブクマに(コメントなくてもいいので)正直に名前を残しておくように。


ゴッドシグマED

 以下の歌を思い出して「太陽の昇る方向は『♪西から昇ったお日様が』の逆だから......」と思い出していた人は、コメント欄かブクマに(コメントなくてもいいので)正直に名前を残しておくように。


天才バカボンOP

突然食いたくなったものリスト:

  • 三国屋の焼そば

本日のBGM:
Riding On The Rocket /少年ナイフ
なんか、こんな↓MADがありました、と。少年ナイフはかわいくてロックでいいなあ。
♪地球のあなたと交信する Hallo Hallo!
♪地球が星になりましたよ Hallo Hallo!




 牛丼屋の牛皿って、牛皿のみで持ち帰りできるのね。

 並盛りなら安いし、家のご飯で牛丼にするとか酒のアテにもなって便利だなあ。

 シランカッタよ。

牛皿
(並)
カロリー牛丼
(並)
カロリー
吉野家280円250kcal380円667kcal
すき家180円202kcal280円645kcal
松屋250円278kcal320円767kcal
なか卯
350円 621kcal

 

突然食いたくなったものリスト:

  • 鰻丼

本日のBGM:
The Reflex /DURAN DURAN




 ノーコメント。


ナショナル・ラブコールトリプル
 

1985年度 グッドデザイン賞 受賞
http://www.g-mark.org/award/detail.html?id=11208&lang=ja

1986.8Nationalラジカセ ラブコール
http://blog.goo.ne.jp/day_knuckle/e/97d1ae2be915ca21d8ca30ddacbe9ac7

突然食いたくなったものリスト:

  • 吉四六の焼飯

本日のBGM:
We Rock /DIO




 本日(2010/05/18)、国民投票法が施行される。

 この3年間で憲法審査会は机上の組織のまま寝かされて全く動き出さなかった。

 本来、この3年間で議論され解決されるべきであった「3つの宿題」は全く手をつけられずに時間だけが浪費されたわけだ。

 「3つの宿題」とは、↓の3つ。

・18歳選挙権実現のための法整備
・公務員の政治的行為に係る法整備
・国民投票の対象拡大についての検討

 この全てが国民投票法の立法過程で民主党が要求したもの。
 しかし国民投票法が成立した次の国会(本来ならこの国会で憲法審査会が立ち上がるはずだった)は参議院で与野党が逆転するという「ねじれ現象」が起こり、民主党の発言力が大きくなった状況の中で、小沢一郎が選挙対策のために憲法問題は頬っかむりすることにしたわけだ。
 もちろんこれは、選挙協力をする社民党や党内への配慮。はっきり言えば、「護憲派」への配慮。

 「護憲派」が憲法を変えないために改正反対の国民運動をするのはもちろんかまわない。「改憲派」も然り。

 しかし憲法を変えたくないからといって憲法を改正する手段(国民投票法)を潰すことは、憲法を変えたい人の(憲法を変えるかどうか決める国民投票に投票する)権利を奪うものだ。「憲法を変えたくない人」はもちろん国民だが、「変えたい人」も同じ国民だぞ。
 憲法制定権は国民主権の根幹をなす国民固有の権利だ。一部の国民に他の国民の主権行使の機会を奪う権利などない。

 国民投票という「試合」に負けたくないがためにスタジアムの入口にバリケードを作るような真似をするんじゃない。
 そんなことしてる暇があったら試合のために練習しろ。

 もちろんその「練習」とは、「護憲派」にとっては国民投票で多数を取るための国民運動であり、そして衆参の少なくとも一方で1/3以上の議席を占めるための政治運動だ。

 国民投票法のルールは世界的に見ても常識的な、フェアなルールだ。一部の「護憲派」が喧伝するような不公平なものではない。もしも本当に「改憲」に有利なルールだと確信を持っているのなら、むしろ「改憲されてもすぐにひっくり返してやる」とか、「いっそこちらから9条の精神を強化するような改憲案を出そう」となればいい。

 私は「護憲派」の思想そのものに文句を言ってるわけじゃない。
 やり方が卑怯だと言っている。

 そしてそれとはまたレベルが違うけども、9条の話を避けて発議要件を緩和する憲法改正原案を提出しようという自民党も、やはり卑怯だと思う。

自民 憲法改正原案提出に異論 5月13日 16時4分

自民党の憲法改正推進本部が開かれ、今月の国民投票法の施行に合わせ、一部の項目に絞って憲法改正の原案を国会に提出したいとする石破政務調査会長の方針に対し、「すべての項目を整えた原案を提出すべきだ」といった異論が相次ぎました。

自民党の石破政務調査会長は、12日の記者会見で、憲法改正の手続きを定めた国民投票法が今月18日に施行されるのに合わせ、憲法改正の発議の要件を緩和することなどを盛り込んだ憲法改正の原案を国会に提出したいという考えを示しました。これについて、13日に開かれた党の憲法改正推進本部で、本部長の保利前政務調査会長は「自民党として長い歴史をもって憲法改正を検討してきたことを考えると、すべての項目についてきちんと整えた原案を提出するべきだ」と述べ、一部の項目に絞った原案の提出に反対する考えを示しました。ほかの出席者からも「憲法9条の問題からも逃げることなく、党の考え方を国民に示すべきだ」といった異論が相次ぎ、推進本部としてこうした考えを谷垣総裁に伝えることを確認しました。

関連エントリ:

・「9条護憲派はオトモダチごっこを早く卒業しないと」」

読むべき:

・『実録 憲法改正国民投票への道』(中山太郎)
・『Q&A解説・憲法改正国民投票法』(南部義典)

突然食いたくなったものリスト:

  • 蒸し穴子の握り

本日のBGM:
サイハテ /フルカワミキ




 昨晩、月と金星が近くに位置し、笑っているように(片目だけなのでウィンクしているように)見えた。18日は金星探査機「あかつき」の打ち上げ日だから、「歓迎ムードだなあ」などと呑気に見ていたのだ。

 思えば2008年の年末にもこういうことがあった。
 smiling moonと、話題にもなった。

 その時の写真は「月笑う ~樋口宗孝追悼~」に上げたのだけども、残念ながら同時期、LOUDNESS樋口宗孝の訃報に悲しい思いを重ねることになった。

 まさか今回も同じようなことを書くことになろうとは。

 今朝、ロニー・ジェイムス・ディオの訃報を知った。
 67歳だったという。思えば70~80年代のHM黄金期を支えた人たちはそんな歳になっているのだな。感慨深い。

 追悼の月。

 今回は手ブレを含めていくつか写真が撮れた。


比較的きれいに撮れた写真


お、おい......


いやいや、泣くなよ......


泣くなってば


泣くんじゃねぇ!


そう、笑うんだ

 笑ってロニーを送ろう。


飛行機が通り過ぎた。まるでRAINBOWだ。

 Rest In Peace, Ronnie!

突然食いたくなったものリスト:

  • 焼そば

本日のBGM:
Gates of Babylon /RAINBOW




 「異説」と書くと何となくアレな感覚も受けますな。「サーバー移設」が正しいです。

 ロリポップがサーバー移設のためのメンテナンスを行うそうです。

 というわけで、

2010年5月27日(木) 9時00分 ~ 5月27日(木) 18時00分

 の間、このブログ(「『digital ひえたろう』編集長の日記★雑記★備忘録」)にアクセスできなくなります。

 ご注意下さい。
 

 と、これを書いた後サイトを見ると、←の「ランダム名言」にエラーが出てうまく働いていない。

 調べてみると、php4⇒php5に変わってた。
 php5では include に絶対パスを指定できないそうだ。(正確には「デフォルトでは」指定できない)

 これは主にセキュリティ強化による(phpそのものの)変更とのこと。
 他のサーバー(さくらなど)だとこの設定を変更することができるようだが、ロリポップはできない。

 というわけでロリポップな私ははこれ↓で解決。

ロリポップサーバーでphp5バージョンアップ時のincludeエラー対処
http://www.seo-maniax.com/middle/php-include.php

 つまり、

<? include('http://taizo3.net/hietaro/**/photowindow.php'); ?>

 という部分を、

<?php
$ch = curl_init();
curl_setopt($ch, CURLOPT_URL, "http://taizo3.net/hietaro/**/photowindow.php");
curl_setopt($ch, CURLOPT_HEADER, 0);
curl_exec($ch);
curl_close($ch);
?>

 に置き換えればいいと。

突然食いたくなったものリスト:

  • テリヤキバーガー

本日のBGM:
ボディ・チェック /宮沢りえ




 某所にも書いたのだけれど。

 かねて体の不調を訴えていたビート氏が、とうとうエンジンブローを起こしましたよ。。+゚(ノД`)゚+。

 たいぞ氏、どくた氏と別れた後、帰宅途中に5000回転くらいから上が全然出なくなって、でも止まるでもなくのろのろと家までたどり着いた。

 既に17万km以上走っていることもあるだろうが、ここ数年はオイル上がりも激しく、ずっとオイルを足しながら走ってて、ごく最近は1回給油ごとにオイルを使い切る(っておかしいだろ既にそういう言い方(^O^))生活にまでなっていた。

 そりゃ壊れるわな。乱暴な使い方してごめん......。

 なるべく早くエンジン積み替えに乗り出したい所存。

 しかし一番の問題は、質のいいエンジンの調達だ。

 ヤフオクで安く調達したいけれど、聞くところによるとビートのエンジンは既に積み替え需要も多く、つまり不調により取り外された方のエンジンも市場にそれなりに出回っており、「ババ抜き」状態に突入しているのだとか。

 もちろんそれなりにお金をかければいいものが容易に手に入るようだけども、こちとら予算の制限が非常に厳しく、その中でなんとかババを引かんようにせんといかん。

 どないしたらええものか。

 そのへん歩いてたら、道端に走行距離8万キロくらいのビートのエンジン落ちてないかな......。

 とにかくビート氏の生還を祈っておいていただくとうれしい。


 エンジンとは関係ないけど、ビート氏の雨漏り対策で一番簡単な方法を1つ。

 テーブルクロス用の透明ビニールを50cm×180cmくらいに切って、両端がドアの上端に被るように置き、その上からハーフカバーをかける。これだけ。
 このシートの両端に飛ばないように重りをつけたらハーフカバーすら必要ないかもしれない。かさばらないし安いし、何か対策してる人も併用するのに問題はないでしょ。

 ただし走ってる最中には何の役にも立たぬ。(T-T)

 しばらくは自転車生活。

 このままでは健康になってしまうではないか。

 ......おっと長く話しすぎたようだ。

 それでは先を急ぐのでっ!!

突然食いたくなったものリスト:

  • 串カツ

本日のBGM:
風よ吹け /サンハウス




 カレーには醤油派ですが、それがどうかしましたかっっっ!?

 あとはカレーリッチだ。

突然食いたくなったものリスト:

  • たむらの煮玉子

本日のBGM:
Technopolis~Rydeen /YMO
YMOを「過去形」として聞いた人にはこの「Rydeen」のアレンジはカッコ悪く聞こえるかもしれない。しかしリアルタイムでYMOを体験し、その「散開」を感じた人にとって、この第三帝国的ステージセットでこの壇上から立て続けのメドレーとして流れたこの2曲は間違いなくこのライブのクライマックスだった(「Rydeen」のイントロが流れた瞬間の歓声を聞いてよ)。この高揚感の中での「Rydeen!」の叫びは、まさに「YMOという時代」の昂揚と、その終焉を告げる象徴として、本当に心に強く刻まれるものだったのだ。
↓下は映画『プロパガンダ』より。散開ライブとドラマをミックスしたもので、これもまたカッコよかったなあ。まさにYMO第三帝国の終焉。




最近つぶやいたことから。

  • みそ汁にご飯を入れるのかご飯をみそ汁に入れるのかで味は変わるんでっせ。
  • 「ネットブック」を「ネックトップ」と空目した。そんな苦しいのはいやです。
  • 「行きたいのはMountain Mountain」と言ったらあっさりオヤジギャグとして処理された。
    聞くと、なんとドリカムを知らなかった! 名前は知ってたけど。
    ジェネレーションギャップ。
    果たしてこのフレーズは真の意味でのオヤジギャグへと昇華したのであった。
  • つけ麺は麺が主役ですよ。皆さんに聞いてみました。
    民主党「麺が第一。」
    自民党「麺を止めるな。」
    社民党「麺は変えない。」
    共産党「麺が主人公。」
    他の誰か考えて。
  • 全国のネトウヨたちよ、今こそ「ウチで基地を引き受ける!」という運動を起こせ! 防衛は他人事ではなく自分たちひとりひとりが自ら進んで担う覚悟があるという心構えを示せば、誰もあなた(たち)をただのネトウヨだと侮りはしない。
  • 東方より来たりしCtrl、Alt、Delの3賢者。
  • 春夏冬二升五合娘十四歳
    あるラーメン屋に掲げられていた文句。さて、何と読むかわかるかな?
    前半は見慣れてたので簡単だったけど、後半は初めて見たので分からなかった。
    正解は一番下↓。
  • コンビニのアダルト雑誌コーナーで使用済み下着が付録でついてる雑誌を3冊くらい見かけた。どれだけ大量生産されてるんだ。(^O^) ......こういう雑誌がデッドストックで倉庫に山積みされることになって、1年後に何も知らない人が開けてみる......なんてところは想像したくもないね。(^O^)
  • ↑当然、これらは国会図書館にも納本されてるわけだ。(^O^)
    国立国会図書館法
    第二十四条 国の諸機関により又は国の諸機関のため、次の各号のいずれかに該当する出版物(機密扱いのもの及び書式、ひな形その他簡易なものを除く。以下同じ。)が発行されたときは、当該機関は、公用又は外国政府出版物との交換その他の国際的交換の用に供するために、館長の定めるところにより、三十部以下の部数を直ちに国立国会図書館に納入しなければならない。
     一 図書
     二 小冊子
     三 逐次刊行物
     四 楽譜
     五 地図
     六 映画フィルム
     七 前各号に掲げるもののほか、印刷その他の方法により複製した文書又は図画
     八 蓄音機用レコード
     九 電子的方法、磁気的方法その他の人の知覚によつては認識することができない方法により文字、映像、音又はプログラムを記録した物
    (略)

    第二十五条 前二条に規定する者以外の者は、第二十四条第一項に規定する出版物を発行したときは、前二条の規定に該当する場合を除いて、文化財の蓄積及びその利用に資するため、発行の日から三十日以内に、最良版の完全なもの一部を国立国会図書館に納入しなければならない。但し、発行者がその出版物を国立国会図書館に寄贈若しくは遺贈したとき、又は館長が特別の事由があると認めたときは、この限りでない。
    (略)

    第二十五条の二 発行者が正当の理由がなくて前条第一項の規定による出版物の納入をしなかつたときは、その出版物の小売価額(小売価額のないときはこれに相当する金額)の五倍に相当する金額以下の過料に処する。
    2 発行者が法人であるときは、前項の過料は、その代表者に対し科する。
  • 国立国会図書館と言えば......。
    グルタミン酸ナトリウム - Wikipedia」にある
    「グルタミン酸ナトリウムはある程度の分量を超えると味覚の感受性が飽和状態になり、同じような味に感じる」
    の出典とされている『スタンダード口腔生理学』(学建書院 1994年)を借りようと近所の図書館で予約したのだが、図書館からの連絡によると、
    「この本は市内、近隣自治体の図書館にはなく、国会図書館にもないです。普通、他のところになければ当館での購入も検討するのですが、これは専門書のため需要が見込めず、無理です」
    だって。(^^; ......って、国会図書館にないって。
  • ↑どうもこれは教科書っぽい。
    とすればきっと、ここの記述にも出典があるはずだなあ。
    どこまで行けばいいのだろう。
  • 味の素が自前で図書館を持ってることを初めて知った。東京のが大きいけど、大阪にもある。中之島の「味の素グループ大阪ビル」。一度行ってみよう。
  • 「讃岐うどんと大阪うどんの根本的な違いは、捏ね方にあります。讃岐うどんの大捏ねに対して大阪うどんは小捏ねなんです」
    宇佐見辰一『きつねうどん口伝
  • 「手もみうどんのおいしさを支えるのは、玉の中の空気と生地のバランスです。空気を出し切らず上手に含ませる。こうすると十五分以内でゆがけて、しかもうどんがおいしくなりますが、空気を出しきるとゆがく時間がかかってうまくならへんのです。生地の空気が弾力性を決定し、ゆで時間を左右するんです」
    きつねうどん口伝』宇佐見辰一
  • 「小麦粉の種類によって、ゆがくと増える粉とそうでない粉とがあるんです。普通2枡の小麦粉をうどんに打ってゆがくと倍以上になるんです。ところがええ粉やと、またそれより50グラムは増えるんです」
    宇佐見辰一『きつねうどん口伝
  • 「仕事のリズムに合わせて息づかいを変化させても、呼吸を乱さないのがプロの仕事、プロの技術なんです。」『きつねうどん口伝』宇佐見辰一
  • 「ぼんさん(丁稚)は一番下が「○○どん」...「○○吉」までは住み込みで、「○○助(介)」になったら通いです...奉公にきた時は「○○どん」で、後輩ができたら「○○吉」になる...兵隊に行くか帰ってきたら「○○助」...お嫁さんをもらって別家や暖簾分けしたら「○○介」になるんです」
    きつねうどん口伝』宇佐見辰一
  • 「こうまでしてなんで材料を吟味するかと申しますと、ええもん使うたら余計な材料いりませんし、かえって経済的やからです。それが船場の商いというものなんです。」
    きつねうどん口伝』宇佐見辰一
  • 「手もみうどんはざるそばのように、それだけをつけ汁で食べてもそれほどおいしくありません。きつねうどんなど、かやくとおだしで味わってこそうまいんです」「ひとつの鉢に麺と具とおだしが入っているスタイルは、何でも手っとり早く食べなあかん商人の町大阪の伝統なんですわ」
    きつねうどん口伝』宇佐見辰一
  • 最近のデジカメは顔認識機能ってのがついてて、なかなかそれが高性能なんだよ。あれ凄い。ってことは、きっと自動で目線を入れたりボカシを入れたりするモードをつけることも可能だよなあ。ブログに上げるときにいちいち加工するの面倒だから作ってくれないかな。
  • ほら、あなたの後ろにこんなに......。
  • イトカワってメークインに似てるなあ。そっくりだ。「はやぶさはイトカワには行ってない! イトカワの写真だとして発表されたのは地球上のスタジオでメークインを撮影したものだ」という陰謀論が......。
  • メークインにつく虫を払うな。それは我々の知らぬ遙か小さな世界のはやぶさかもしれぬ
  • イトカワ? はやぶさ? って人は、これを見られたし。
  • そういえば、「(藁」は絶滅したと見てよろしいのですか?
  • 「正しい」ことってのはそれだけで力がある。だからその分、慎重に扱わないとすぐに暴力的になってしまう。
  • 「いきものがかり」を「いいがかり」に空目した。疲れてるんだな。
  • そうそう。気に入ってた服に飽きてきたら、ボタンを全取っ替えしてしまうというのもテですぜ。それだけで案外印象が変わるものです。
  • 天六の群青が夜営業を再開したとな。11:30~15:00 18:00~21:00(日水土祝休み)
    麺が良くなってるのならもう一度くらいは行きたい。
  • pen』という雑誌が面白い。久しぶりに毎号買いたくなる雑誌。
  • 私自身はね、差別する人間なんですよ。そりゃもういろいろ。その中には差別しちゃうけどそりゃダメだと抑えるものもあれば、そうでないものもある。しかしいずれにせよ、「差別の対象くらい自分で決める」と思う。誰かが決めた、社会的に固定された差別項目(?)なんぞ興味はないし、くだらない。
  • 「♪もしもオイラが偉くなったら 偉くない奴とはつきあいたくない たとえそいつが古い友達でも 偉くない奴とはつきあいたくない オイラが昔世話になった奴でも いくらいい奴でもつきあいたくない だけどそいつがアレを持ってたら 俺は差別しない Ohつ・き・あ・い・た・い」
    RCサクセション「つ・き・あ・い・た・い」
  • ドンキに行ってくる。DQNのすくつ、「買わず置き」名作劇場。駐車場には必ず山盛りになった吸い殻とマクドの紙袋が散乱している。
  • 最近、ゴムネームハンコ付きのボールペンが100円ショップでも売っていて嬉しいんだけど、ボールペンがすぐに出なくなる。するとそれは単なるボールペン型のハンコであって、かさばる分余計に不便。なんとかならんのかな。
  • iPadにはケータイみたいにバイブはついてるの?ついてるんなら紙相撲アプリで決まりだね。(←何が?(^O^))
  • ↑ついてないそうです。prz
  • 「つながり」という言葉を使えば個人情報の扱いのヌルさのいいわけになると思ってないか?
  • 「春夏冬二升五合娘十四歳」=「あきないますますはんじょうもうけあり」
 

突然食いたくなったものリスト:

  • 中身なしかるかん
  • ういろう

本日のBGM:
コンサートツアー /めんたんぴん




 宮田麺児は漫才コンビ「シャンプーハット」のてつじがプロデュースする店で4月にオープンした新しい店。

のれんは関西風で、「麺屋棣鄂 贈」
店構え@宮田麺児

 てつじはつけ麺が大好きで、自ら「つけ麺王子」を名のり、テレビでもつけ麺を多く紹介している。
 例えばこんな↓感じで。

(「つけ麺の伝道師てつじ 伝説の麺MTGを求めて」2008/10/18放送『モモコのOH!ソレ!みーよ』より)

 彼の「つけ麺は麺が主役」という主張は、同じつけ麺好きとしては大いに頷けるところでもあり、彼のことも別に悪しからず思ってはいた。

 そのてつじがとうとう自分のつけ麺の店をオープンさせたというわけだ(彼が店とどういう関わり方をしているのかはよく知らないけど、店名は彼の本名から取っているそうだ)。
 さすがに自家製麺ではないようだが、↑の番組にも出てくる製麺所・麺屋棣鄂(めんやていがく)の麺を使うということで、このコラボ(^O^)で最終的にどんな麺が出てくるのか、私は結構期待していたのだ。

 中には「しょせんはタレントさんだから......」という意見ももちろんあるのだけども、同じつけ麺好きとしては、それでもやり方によってはいいものは出せるんじゃないかという願望があったのも事実だ。プレイヤーでなくても監督はできる......かも、みたいな。

 てつじのこの店は、彼が出演するローカル情報番組やバラエティでも採り上げられ関西圏ではそれなりに話題になった。

カップル率高し。つけ麺を初めて食べる人も多いのではなかろうか
行列@宮田麺児

 さすが話題の店だ。開店からまだ半月(2010/04/16オープン)でもあるしね。
 しかも行列に列んでいる人の種類が普通のラーメン/つけ麺屋とは全然違う。
 群青の行列と比べてみればよい。(^O^)

 東京の人気店をテレビで見るとこれとは比べものにならないくらい恐ろしく長いのに驚くが、関西ではこのくらいの行列でも珍しい。

 待っている間にガラス越しに厨房内を覗くと......。


ガラスの奧に見える麺屋棣鄂のネーム入り麺箱

 麺箱がここに置かれているのもアピールの内でしょうな。

 行列が進んで券売機のところまで来たら食券を買う。


券売機

 選択肢は3種類の麺の並(全て180g/¥850)と大盛り(全て270g/¥1000)。あとは別麺(180g/¥350)とトッピング。つけ汁は1種類固定。

 「麺」重視のてつじらしいメニュー構成といえそう。
 でもちょっと高い。
 現在、標準的なつけ麺の麺の量はコンサルに指摘されるまでもなく、だいたい200~250gだ。180gだと、まず「少なっ」と思われる。さらに別麺が凄い。180gで¥350。麺は3種類あるので2人で来たときなどこれを1種類頼んで全種類制覇してみて!というのが売りらしい。それはそれで楽しいし、この値付け自体にはそういうこともあるかなとは思うが、それでも割高感を感じるなという方が無理。

 麺は3種類あった。
 てつじ考案というT2Gは説明によると「真っ白な麺に全粒粉がふんわり混ざっている、リングイネタイプのだ円形の切り口」「切番手は12番」でASW、プライムハードを使ってるのだそうだ。(リングイネって何じゃろ?
 麺屋棣鄂の作になるというJF100は国産小麦100%だそうだ。これの説明文はどうにも日本語になってないというか、ヘンだよ。

シルクの様な上質感をのどごしで感じるための麺。
真っ白な平打ち麺はちょっと太めの切番手は8番。
キメの細かさがのどで感じる、とにかく優しくて繊細。
国産小麦100%の特長「もちもちちゅるん!」としたのどごしをお楽しみください。
北海道産小麦5種を季節に合わせてブレンドした、江別製粉所の特上小麦粉で作った麺。
5種類の国産小麦をラーメン専用にブレンドした粉。
切り番手を太くしたのは繊細さの中に小麦の心強さを残したいから。

 国産小麦・5種類ってのを何回言えば気がすむのかと。(^^;
 「小麦の強さ」ってのもわけわからん。......と思ったら、サイトにあるこの部分は誤植のようだ。紙のパンフレットには「強さ」とある。そりゃそうだろうな。(^O^)

 もう1つのNB50は「外皮を20%だけ取り除いた内麦粉を50%ブレンド」したそうだ。16番。「さらにローストした麦芽を振り掛けて食べます」と。この麺は誰による考案かは書いてない。意図もよく解らない。

 この店も内麦使用を強調してるな(「国産小麦」と「内麦」という言葉が出てくるが、両方同じ意味ね)。ようわかんなあ。まるで内麦が高級品であるかのような印象を与える書き方だけど、これは意図的なものか......。

 まあしかし、麺にこだわってるらしいことはわかった。
 いいものを食べさせてくれそうな気がする。

 やっと順番が回ってきて食券を渡すと、そのまま2階に通された。
 なるほど、2階があったとは。

 しばらく待つと麺とつけ汁が運ばれてきた。


T2G(ネーミングはおそらく「てつじ」から)
全ての麺にメンマ、煮玉子、もやし、ネギが載せられている



JF100(おそらく「Japanese Flour 日本の小麦 100%」から)
幅は8番だけど、厚さはそれほどないので思いっきり平麺



NB50(おそらく「内麦50%」から)
かかってるのはすりゴマではなく、ローストした麦芽だそうな



つけ汁(ベジポタ)
トマトは最後に入れているだけなの、トマトスープではないそうな

 つけ汁は東京で流行の兆しを見せている(と石山勇人北島秀一が書いてた)「ベジポタ」だそうだ。関西にはなかった味。

 器はステンレス製?の真空二重構造になっててつけ汁が冷めにくいように工夫されている。
 さらにこの器は縦に細長くなっている。これもおそらく空気に触れる面積を小さくして冷めにくくするためだと思う。

#ただ、レンゲが標準で用意されていないのはちょっと意外だった。スープ割りの時に店員さんに頼んだら「レンゲ......ですか」とかなり戸惑いながら引っ込んでいき、かなり待ってやっと出してくれた。レンゲを頼まれて戸惑っていたのにもびっくりだし、それでいて時間がかかりはしたものの、レンゲが実はあった(^O^)ということにもびっくりだ。

 まあ器の話はいいよ。ベジポタの話も、別にいい。とりあえずはあまりおいしく感じられなかったけど、今のところはそういう問題ではないので。

 とにかく、麺が酷かった。

 3人で行ってそれぞれ1種類、つまりこの店の3種類全部を頼んだのだが、その全てがダメだった。

 普通に出してもらえたのなら、好みの問題として3種類の中で順位もつくだろうと思うが、全部ダメって。(^^;

 つまり、麺そのもののポテンシャル(麺屋棣鄂の仕事)以前というか以後というか、つまり(製麺所ではなく)店の問題だと思うんだ。
 結局、麺の扱い方が酷かったんだと思う。

 ↑の写真の通り、この日も宮田麺児は凄い行列だった。
 厨房は天手古舞いだったのだろうと思う。
 忙しい上に麺が3種類もあり、おそらくそれぞれ茹で時間が違う(はず)。
 太麺が売りだから、茹で時間そのものもかなりかかるはず。

 ......にもかかわらず、注文して5分ほどで全ての麺が同時に出てきた。

 ほんまかいな。

 まあしかし食券制でもあるし(ということは行列している人がどの麺を食べようとしているか、券売機から事前に厨房に通知されるようなシステムを導入している可能性も......ないだろうけど、あるかもしれない(^O^))、私たちが席に着く時間まで計算して茹で始められていたのかもしれないじゃないか。だから関について5分後に全部一緒に出てきた......とすれば、これは完璧なオペレーションなわけで。

 駄菓子菓子、そういう好意的な解釈はこの麺そのものによって打ち砕かれたのだった。

 おそらく......おそらくの話。これだけ太い麺は、大きな茹で釜の中で煮立った茹の中を泳がせながら茹でなきゃいけないのだと思う。麺をテボに入れてそれを湯に浸けて茹でるのなら、なるべく大きなテポにして麺が泳げるようにしたり、小さいテボしかなければこまめに箸でほぐしてやらないといけない。どういう原理なのかはわからないが、特に太麺は、泳がせて茹でないと粘土のような不快な歯ごたえになって非常にマズくなる(粘土は幼稚園以来食ったことないけど)。

#テボは湯切りしやすいし時間差で茹でることもできるので(大釜に麺を泳がせるやり方だと、一度麺を入れてしまうと、それが茹で上がるまで釜がふさがったままになる=新たに麺を投入できない。テボを使うと麺が個別に茹でられるので時間差での投入が可能になる)、多くの客をさばくには(店側には)都合がいいのだ。

 そして当然、茹でたらすぐに客に出す。

 このあたりがちゃんとできてなかったんじゃないかなあと思う。

 これだけ混雑してたらそういうことにもなっちゃうんだろう。
 オープン以来の行列で、厨房はかなり一杯一杯だったはず。

 「客をさばく」ことの方が「いい麺を出す」よりも一瞬でも上位に来ちゃうことは、こういう状況ならある意味仕方がないのだろう。

 となれば、この結果でこの店のことを決めつけちゃ気の毒という気もする。
 半年もすればこういう混雑も収まっているだろうから、その時に改めて本当にてつじが出そうと思っているものを食べさせていただこう。

 ......ただ、1つ、「懸念」はある。

 この問題は最初に書いた、「プレイヤーでなくても監督はできる」のか、という話に関わってくる。
 従業員みんながてつじであるわけではない、という当たり前の話。

 てつじがこの店にどう関わっているのであれ、彼が芸能人である以上、この店は彼の「副業」の域を超えるものではないだろう。となれば、この店に彼がかける時間は制限されざるを得ない。つまり、この店で1日の大半の時間を過ごしている従業員に対して、てつじの実質的な発言力もまた制限されるはずだ。一緒に現場で働いていないのだから、現場に対して「経営者」や「プロデューサー」という肩書きでは埋めきらないギャップがあるのは当然のことだ。

 で、実はその部分がつけ麺には非常に重要な部分なんだ。


確かにそうだが、君が手にしているその麺はまだ「半完成品」なんだぞ

 いやほんとに、つけ麺の命は麺だ。そして麺を一番美味しく提供するには麺そのものの質が高くないといけないのは当然として、しかしそれだけでは全く不十分なんだ。てつじが「絶対の信用」を置いているという麺屋棣鄂の麺が本当に彼の言うような高品質な麺であったとしても、それをちゃんと保存してなかったりちゃんと茹でてなかったりちゃんと締めてなかったりちゃんと湯切りしてなかったり......であれば、旨いつけ麺を提供するのはとうてい無理だ。

 とすれば、彼の言う「麺が命なんや」の「麺」って一体何?

 私はこれを、奇しくも同じ麺屋棣鄂の麺(MTG)で痛烈に理解した(「MTG巡りの顛末(長いよ)【訂正あり】」)。
 その時と全く同じことを感じるとは。

 調理現場の役割というのはまさに麺を最終的に処理する、非常に重要な役割だ。普通の店ならば店主が自分でやるだろうし、規模が大きいのであれば自分の情熱(という言葉が大袈裟であれば「その人が描く完成形」と言い換えてもいい)を理解して動いてくれる人を育成するだろう。これは「麺を選ぶ」であるとか「組み合わせを考える」みたいな部分とは程遠い、「ショカツ」の管轄なのだ。

 もしも「ショカツ」がてつじの情熱、いやそれ以前につけ麺がどういうものであるかを理解してなかった場合、どうなんだろう。開店当初の忙しさを乗り切って固まった現場のやり方に、「ホンチョー」のてつじが介入できるのか。恐らく無理なんじゃないか。

 とすればその部分は一番最初に念入りに両者がすり合わせをしておかなくてはならないことであって、私のいう「懸念」とは、本当にそれができていたのかという過去形の懸念だ。もちろんそれがちゃんとできていて、私が食べた麺は「たまたま」であったのならそれに越したことはない。半年後に行った時にはちゃんと評価できる麺を出してくれるだろう。

 そうであればいいと思う。

 てつじがこだわる「麺」とは何ぞ?

食べログ

 スタッフはあくまでもアルバイトで、他の店のように将来の独立開業を目指して修業をするというスタンスでもないわけで......。

つけ麺王子こと【てつじ】のつけ麺専門店がNEW OPEN!

関西一週間つけ麺コーナーで連載され、テレビでもつけ麺のスペシャリストとして紹介されている『つけ麺王子』こと浪速の芸人の【てつじ】のつけ麺専門店が東心斎橋に堂々OPEN☆オープニングスタッフを大募集!

タレントの来店も多数あり、この春注目度UP!! テレビや雑誌の取材も期待大です☆
新しいピカピカのお店で一緒に頑張ってくれる方大歓迎で~す!

4月16日OPENです☆

 ちゅう感じ。

 麺は金属のザルに盛りつけられ、それが丼に載せられて出てくる。水切りをよくするための工夫だろう。真空二重構造の器といい、ハードはほんといろいろ工夫してるんだ。

 ソフトなんだよなあ。


ザルを持ち上げてみた
 

 てつじ、期待してるんやで。

 一番イヤな解釈は、

「つけ麺で売ってるタレントさんの名前を利用して、いっちょ儲けてやろうという業者が出てきた」

 というもの。
 正直あり得る話だし、この値付けにはかなり疑問を感じる部分はある。

 ......ただまあ、そういう解釈は一番最後でいいんじゃないかと思ってるんだ。

突然食いたくなったものリスト:

  • チンジャオロースー&白飯

本日のBGM:
Agents of Steel /AGENT STEEL




 以前、つけ麺野郎という店を御紹介したことがある。

つけ麺野郎@川西市
http://taizo3.net/hietaro/2009/10/post-136.php

 奇遇なことに偶然にも、近くにある麺野郎をたまたま連想しちゃって戸惑っちゃったことがあった。

 ダメだよねえ、全然違う店なのに、連想しちゃうこっちが悪いのだ。
 深く反省せねば。


 と、全く関係のない雑談はさておき。
 気を取り直して今回はあるラーメンのフランチャイズチェーン(FC)を御紹介。

 このラーメンチェーン店はこの数年、関東、東海地方で日の出の勢いで店舗数を増やしている。まさにフランチャイズ・チェーン・オブ・ライジング・サンですよ。

 御紹介しよう。その名も、

哲麺
哲麺

 だーーーーっっ!!!
 はいはいそこそこ、静かにー!
 もちろん現代日本語の横読みは左から右に読むんですよ。「てつめん」ですよ。
 右から読んじゃうオッサンは放っていきますよー。

 この哲麺、1号店は2006年、東京都八王子市で開業した。

 このチェーン店を手懸けるのは、あの巨大お好み焼チェーン道とん堀

 何? 知らない? こっちはあの!とまで言って盛り上がってるのに何言ってんだよ。
 大阪に住んでて、全国で300店舗近く展開するこんなに大きいお好み焼チェーンを知らないの??

 ......って、無理もないわな。

 名前は道とん堀だけど、実はこの会社、大阪の会社ではないのだ。本社は東京都福生市にある。どうしてこんな名前をつけたのかって? 知らないよそんなこと。
 このチェーン店が本当に道頓堀に「大阪本店」を構えたのは3年前のこと。(記事1記事2

 現在、大阪府下に道とん堀は4店舗ある。そして大阪市内ということになると「大阪本店」1店舗しかない。(↑の「記事1」では「3年後[=2010年]には関西圏で150店舗まで増やす計画」とあるけど、大丈夫かな?)

 まあね。
 旨いんだったら確かにそれはそれでいいんだよ。......ただ、しかし、

 ややこしい名前をつけるよなあ

 やっちゃいかんのかといえばそんなことは確かにないからいいんだけどね。もちろん。単にややこしいというだけで。

 おっとっとっと。今回はお好み焼チェーンの話じゃないよ。

 哲麺の話ですよ。

 豚骨だそうですよ。
 こだわりの極細低加水麺は「こなおとし」から「やわらかめ」まで、2~90秒と茹で上がり時間が早くてスープになじみやすいんだそうですよ。

 メインメニューの醤油豚骨ラーメン塩豚骨ラーメンが500円、替玉50円という嬉しい価格設定。夏季限定でつけ麺もあるぞ!!

#替玉50円ってのはほんとに凄いなあ。この哲麺は麺を製麺業者から仕入れているそうだ。これから自家製麺に移行する予定だとはいえ、それにしても2006年の開店当初からずっと替玉は50円で変わってないんだから、ほんとに大丈夫なのか?と思う。

関西風ののれんですね
初代哲麺

 この店名の由来は、どうやら店主・中西哲之氏の名前かららしい。なーるほどなるほど、そりゃ哲麺になるよね。店長の名前なんだもん。開店当初から経営は道とん堀がやってたはずだけどね。
 しかしあなた、この店長がどんな人なのか知ろうとしてはいけないよ。名前をググッても、哲麺のFC募集のサイトか宣伝サイトしかヒットしないからね。あまり表に出ない、とてもシャイな人なのだ、きっと。

#この人の店の話は結構いい加減なのか、情報が錯綜している。最初の哲麺がオープンしたのは八王子市らしいが、この時期が2006/01とか2006/03とか情報はバラバラ。それに現在、初代哲麺は昭島市にあって、八王子市の店は二代目哲麺ということになっている。では最初の店が「二代目」を名乗ったのかと思えば、このサイトを見る限り、中西哲之氏は初代哲麺(昭島市)にいる。どないなっとんのかと。二代目以降は暖簾分けの店だというから、初代と二代目は資本的にもつながっていないはずで、「両方ともに顔を出している」ということもあり得ない。わけわからん。

 そんな哲麺だが、これがもの凄い勢いで増殖している。暖簾分けを始めた2008年からわずか2年の2010/04/08現在、早くも東京・神奈川・岐阜に17店舗に達した。さらに現在6件以上の物件待ちがあるというから、この勢いはまだまだ止まらない。
#どうしてこの3都県に集中してるかというと、おそらくフランチャイジーが個人ではなく法人だから。地元の会社がやってるんだろう。

 さすが道とん堀
 ラーメンをお好み焼きに次ぐ第2の柱にとの意気込みが感じられる。
 この勢いに乗って哲麺もそろそろ大阪にも進出だろうか。

 とすれば3年前に道とん堀大阪本店を道頓堀のド真ん中、千房わらいの間、鶴橋風月の斜め向かいというチャレンジングな立地に華々しく登場させたように、△代目哲麺(大阪本店)は蛍池あたりに出店することになるんじゃないかと、大胆に予想してみたっ。

 みんな、楽しみに待とうではないか。


隠し画像(見ちゃダメ!)



食べログ


 しかしこのニュースリリースはワロタ。

<スープのこだわり>
新鮮な豚骨と鶏ガラをじっくりと常圧で10時間以上炊きパイタンに仕上げています。
鶏がらスープを加え、まろやかさを追及。
濃縮豚骨ベースに、4種類の削り節を加え、仕上げに鶏油(チー油)を加え後味をすっきりさせました。
黒マー油でコクと香りを一層引き出した「哲麺」秘伝のスープです。
化学調味料無添加は一切不使用です。

 はいココ笑うところですよ。

化学調味料無添加一切不使用です」となっ!?


突然食いたくなったものリスト:
  • ハイカラうどん

本日のBGM:
36℃の記憶 /早瀬優香子

 最近はあまり新店に行くことがなかったのだけれど、GWにいくつか行ってみた。
 その中で系統の似ている(豚骨魚介)2店について。

 紋次郎@福島は2010/04/03、二代目みさわ@心斎橋は2010/03/19オープンという、両方とも非常に新しい店。

 まずはつけ麺 紋次郎@福島。

関東の店とのコラボだからかな? のれんも関東風
紋次郎@福島

 紋次郎玉五郎のセカンド・ブランドだそうだ。
 
 豚骨魚介・極太麺で「西の六厘舎、東のつけめんTETSU」とも並び称される東京の超人気店TETSUとのコラボのようで、言われてみれば店の内外に貼られている「つけ麺の食べ方」というイラストは、TETSUの京都拉麺小路店で見たイラストとよく似ている(同じではない)。


紋次郎のイラスト

TETSUのイラスト

 そして麺は六厘舎TETSUで採用されている(TETSUは現在は自家製麺だそうだ。京都店もそうだった)製麺所浅草開化楼からのもの。

 凄いねえ。このフォーメーション。

 ......つまりは東京では大成功し、最近ではいくつか関西にも登場してきた、「またお前か」の、いわば総元締めというところだろうか。
 なお紋次郎の近くにはみさわの本店もあり、こちらも六厘舎とよく似ているという評判を開店当初から聞いている(行ったことはない)。

 とはいえしかし、こういうスペック的なウリ文句は話半分に聞いておき過度な期待は持たないというのが、経験を重ねてきたラヲタの健全な姿である。(^O^)

 玉五郎の仕事はそれなりに認めているし食べに行くけれど、絶賛してこりゃ凄い!と思っているわけでもないし。

 それに、このあたりの「東京で大成功」のフォーメーションは、こういう↓お話がついて回っているのだし。

つけ麺維新でつけ麺バブル
http://taizo3.net/hietaro/2008/11/post_450.php

Let's 導入 つけ麺!(加筆アリ)
http://taizo3.net/hietaro/2009/08/lets.php

 さて紋次郎、いざ行ってみると、ちょっと陰になった路地にあるのでなかなか見つけられず少し迷った。
 もしもクルマで行ってパーキングから歩こうというのなら、地図サイトの一番詳細なやつをプリントアウトして持っていくことをオススメする。

 ランチタイムだったこともあるだろうが、前に5人ほどの行列ができていた。GW中であるにもかかわらずビジネスマン風の男性ばかり。

 ここでは食券を買ってから列ぶというシステムになっている。1人で行ってそれ気づかずにいたらどうするんだろう......ってまあ、そのくらいは融通きくだろうけど。
 並んでる間に店外に掲げられたメニューを見る。
 メニューのトップには何故かつけ麺ではなく辛つけ麺(¥850)が来ている。これが一番の売りなんだろうか? それぞれに¥250増しで「特製」があるが、これは「チャーシュー3枚分、味付け玉子、メンマが2倍」が別皿でついてくる。
 一番最後には「昼夜各限定10食」として煮干そばも載っていて、このあたりがかろうじて玉五郎の面影を感じるところだ。
 麺大盛り(+100g)が+¥100、麺特盛り(+200g)が+¥150という値段は普通か少し安い感じ。
 なお、この店外に掲げられているメニューの台に使われていたのが浅草開化楼のネーム入りの麺箱だった。もちろんここのを使っているというアピールなわけで、製麺所がブランド化してるわけですな。


店の前に置かれている

 辛つけ麺の位置付けがイマイチよくわからないが、私はつけ麺(200g/¥750)を選んだ。

 客の回転は意外と早く、10分くらい待って席に着くことができた。
 テーブルの上にはステンレスのざるに入れられた刻み玉ネギがフリーで置かれている。
 食券を出して待つ。


つけ麺(750)@紋次郎

 具はメンマ、ネギ、チャーシュー、味のりの上に削り粉を乗せる。麺の上にカイワレ大根。
 麺は極太やや縮れ麺。
 つけ汁は豚骨魚介。

 京都店とはいえTETSUでは一度食べており、それとさほど変わらないのだろうと高を括っていたのだが......。

 いやあ、これはいいね。

 まずこのつけ汁、大したもんだなあ。
 豚骨魚介で、確かに「またお前か」ではあるが、これまで食べたのに比べて完成度が全然違う。

 TETSU京都拉麺小路店のつけ汁よりも乳化が強くてとてもクリーミーで舌触りがいい。魚粉の香りも少し抑え気味になってるように思えた。このクリーミーな舌触りに少し甘めの味付けってのが、かなりいい感じ。油の旨味には弱いのよ私ゃ。


浅草開化楼謹製

 ワシワシとした独特なこの麺は、TETSU京都拉麺小路店で食べたのとは随分違った(前述の通り、TETSUは現在自家製麺だそうだ)。昔関東で食べた角ふじゼットンの麺とも違う。そこまでパキパキしてない。(^O^)
 麺単体で言えばいい麺とは思えないんだけども、しかしこのつけ汁とは抜群に合ってる。

 つまり、全体としてのバランスが素晴らしいんだよなあ。

 こりゃいいや。


麺上げ図

 TETSU京都拉麺小路店でもそれなりにうまいと思ったが、完成度はこちらの方が断然上だと思う。

 正直、驚きだった。
 だって、「コラボ」云々ってのは、さすがにそのオリジナル以上のものができるとは思わないもの、普通。

 これはいい。玉ネギもとてもよく合うよ。

 ......で、二代目みさわ

こちらは関西資本?らしく、関西風のれん
二代目みさわ@東心斎橋

 これの本店は福島区の、上述紋次郎の近くにある。

 私は行ったことがなかったのだが、雑誌やネット、クチコミなどで名前は聞いていて、こちらもバリバリの(^O^)豚骨魚介だと。この店について書いたブログ上ではいくつか六厘舎の名前が挙がっていたので、「インスパイア」系といえるのかもしれない。あるいは修業関係のつながりがあるのか。

 で、先日、宮田麺児に行ってみるとその50mくらい南にあった二代目みさわを見つけたのだ。どうやらいつの間にか2店舗目を出店していたらしい。
 宮田麺児の行列が凄くて同行者がくじけてしまい、ではとこちらに入ってみた。

 店内は広かったが、先客が1組しかおらずガラガラ。宮田麺児の盛況ぶりとのギャップにびっくりだ。この二代目みさわも3/19に開店したかなり新しい店だが、4/16に宮田麺児が開店した直後とあって、こういう状況になっているようだ。まあ開店の時期が重なったのが悪かった?のであって、数カ月経って落ち着けばこの客足の差は埋まる......のだろう、きっと。


堂々オープン

 いろんな情報から、漠然と紋次郎と同じような味を想像していた。

 ここも食券制で、店に入ると「まず食券を......」と声をかけられる。

 店内にはいろんなウンチクが書かれており、いろんな産地の名前が躍ってる。
 しかも黒七味だとか梅干の説明まで。
 あああああ。
 産地の名前が躍るのはダメ店フラグなのに。(^^;;;
 うーむ。

 つけ麺(200g/¥750)を頼んだ。


つけ麺(¥750)@二代目みさわ

 具はナルト、メンマ、チャーシュー、味のりの上に魚粉が盛られる。麺の器に刻み玉ネギ、カットスダチが添えられ、麺の上に水菜が載っている。
 麺は中太ストレート。
 つけ汁は豚骨&魚介のWスープ。

 予想に反して、結構多加水のツルツル麺が出てきた。事前に聞いていた六厘舎云々の評判から、勝手に紋次郎と同じような浅草開化楼系ワシワシ麺が出てくるものだと思っていたのだ。
 ウンチクを見ると「極太麺」らしいが、うーん、せいぜい中太麺とか太麺とかいう感覚かなあ。別に定義があるわけじゃないだろうけど。感覚としてね。
 あと、ウンチクには国内産小麦100%とあった。ウンチクにはいろんなものにこだわりをもっていいものを使用していることがこれでもかというくらいちりばめられているが、だったらその上でなぜわざわざ内麦を使うのかを書いてほしいところ。

 国産小麦粉ということであればほぼ中力粉ということになるだろうし、となれば強力粉100%の浅草開化楼ワシワシ麺にはなりようがない。
 だからこの麺と「内麦100%」というのはつながりがある。

 で、これが内麦100%にしたからこういう麺になったのか、逆にこういう麺が欲しくて内麦100%にしたかが知りたいんだよなあ。

 チャーシューは注文してからバーナーで炙ってくれる。ただそれなのにさほど香ばしく感じなかったのは残念だ。
 メンマの味は普通だったが歯ごたえはよかった。つけ麺にこういう歯ごたえがあるとうれしい。
 麺の上に載せられている水菜も、歯ごたえと風味がつけ汁の脂っこさをリフレッシュして存在感があった。
 つけ汁は結構酸味が強く、乳化もそれほどでちょっと粗い印象を受ける。

 店内のウンチクには食べ方がいろいろ書いていて、最初の1/3はまず刻み玉ネギを入れて食えと。次の1/3は麺にスダチをかけて、残りの1/3は黒七味をかけて食えとある。

 たまにこういう店があるけど、どうなんだろうなあ。並で頼むと麺は200gなんだよね。そのへん全部やってるほどの麺の量はないと思うんだわ。
 やってみたけど。(^^;

 やっぱり豚骨魚介に玉ネギは合う。いや、豚骨魚介に限らず、動物系の脂には合うんだろうな。弥七の玉ネギも合ってるし。

 しかしスダチはあんまりだった。これはつけ汁が元々酸味が強いからだと思う。紋次郎のつけ汁になら合ったんじゃないかな。

 黒七味は、そこそこおいしかったように思うがほとんど麺が残ってなかったのであまりわからず。(^^;

 ......。

 この麺は(麺そのものは出来がいいと思うのだけども)このつけ汁には合わない思うよ。
 麺の出来のよさにつけ汁が追いついてないように思うし、そもそもそういう麺で豚骨魚介はどうなんだろう......。わからんけど。大阪大勝軒に通じるモヤモヤ感だ。
 このつけ麺で改めて紋次郎のバランスの良さを感じた。

 あと、このつけ麺には、麺元素に感じたのと同じような過剰感を感じる。

 つけ麺がウルサイのだ。
 情報も要素も。
 「これもいいよ。あ、これも。それもね」みたいな麺なんだな。

 もっとシンプルにやらないと、数時間後にはもう何食ったか覚えてないなんてことになりかねない。

 というわけで、紋次郎二代目みさわのつけ麺は、似て非なる、全く完成度の違うつけ麺だった。
 そしてパーツそれぞれの好みよりも全体のバランスこそが大切であること、そしてごちゃごちゃと「これとか、これとか、こういうのも」みたいな食べ方を客は求めていないってことを教えてくれた。ありがとう。二代目みさわ、君のことは忘れない。(T-T)/~~

食べログ

つけ麺 紋次郎
http://r.tabelog.com/osaka/A2701/A270108/27049461/
つけ麺 二代目みさわ
http://r.tabelog.com/osaka/A2702/A270201/27049142/

 いくつかのブログを見ていると、紋次郎の焼き石に対して、「みさわのパクリでしょ」って書いてたところがあったが、つけ麺に焼き石を始めた元祖はTETSUらしい。とだとすれば、むしろ紋次郎の方が直系筋ともいえるのかもしれない。


焼き石@紋次郎


焼き石@二代目みさわ

 ところでTETSUは現在、焼き石を鉄製のものに換えたという話をこれまたネットで見た。確かに紋次郎の焼き石は鉄製で、みさわは昔ながらの(^O^)石だった。

 焼き石をつけ汁に投入するとジョバジョバジョバ~!と水分が沸騰するのだが、鉄製焼き石は保温力はさほどないらしく、ある程度で沸騰が収まってしまう。それに対して石の保温力は凄くて、なかなか収まらない。

 石製の方がいいような気もするが、どちらがいいかと言えば鉄製の方が適当なところで収まってくれる分ありがたい。石製の方は熱くなりすぎて、焼き石を外に出さないとやってられない。(^O^)

 TETSUが鉄製焼き石に変えたのはそういうことなのかな。さすが元祖、考えてるね。

突然食いたくなったものリスト:

  • ざるそば

本日のBGM:
Conquistadores /RUNNING WILD

ああああああああああああこのクサさがたまらん。




 心斎橋のBIG STEPに「SPOLABO」という店がオープンしたのだけども、その広告がステキだった。


中吊り

 地下鉄で見た。けっこうインパクトがあった。


 スポーツ関連のショップであること、開店であることを盛り込んだ、いい広告だと思う。

突然食いたくなったものリスト:

  • お好み焼き

本日のBGM:
さようなら世界夫人よ /頭脳警察




 麺野郎にいた前田さんが開店した店。

 開店は2010/04/28日だから、ほんとに開店したばかりだ。

#閉店間際に行ったので店の外観写真は撮り忘れた。

 店内は居抜きではなく、調度は新しい。

 友人はここのウリである脚赤海老塩つけ麺(¥1200)、私は通常のつけ麺(小/200g/¥800)を頼んだ。また牛ハツトッピング(¥300)も。


つけ麺(小/200g/¥800)@大前田

 具はチャーシュー、ネギ、あと忘れた。
 麺は太めストレート。
 つけ汁は昆布、カツオ節、サバ(やったかな?)、牛肉でダシ取ってるんだって。牛脂も浮かせている。

 かなり塩が強いが、これはもちろんつけ麺だから。そのまんま飲もうとすると一条安雪かよっっ!てなくらいしょっぱいので注意。
 太め甘めの麺にはこれもまた大丈夫。

 たまり醤油を使ってるそうで、そのうま味も出て、私は好きな味ですよ。(^O^)
 牛肉で取ったスープも浮いている牛脂も全然臭みがなくてよかった。トッピングに入れた牛ハツも味は豪快で、デフォで入っているチャーシューはこれまたうまい。このあたり芸が細かいと思うのだけれども、チャーシューの切り方も、麺野郎のデフォルトのつけ麺に入っているチャーシューとは切り方もモノも変えている。ちゃんと「合う」んだよなあ、こっちにはこれが。考えてるなあと。

 麺は麺野郎のものを使用しているという。
 切り歯が斜めになってる(?)、例の断面菱形の麺。関西のつけ麺の麺として、完成形の1つではあると思う。

 この麺を食べるためのバリエーションが1つ増えたという考え方もできるわけだ。
 もしも麺野郎にこれがあれば、普通によく頼んだだろうなと思う。

 しかし凄いのは友人が頼んだ脚赤海老塩つけ麺だ。


脚赤海老塩つけ麺(¥1200)@大前田のつけ汁のつけ汁

 このつけ汁には一体何が入ってるの!?ちゅうくらい複雑な味がして、そしてうまい。これはすごいわ。しかもこの海老のインパクトね。

 このデカいのが3尾入っている。
 値段は¥1200と張ってしまうが、それを圧倒する迫力だと思う。

 しかもこれを出す演出が面白い。焼鳥屋のように、グリルが客の目の前にあり、そこで焼いてくれるのだ。(手前にあるのは私の牛ハツ)


海老が「シャチホコっっ!」と焼かれる

 この演出もまたいいじゃない。見ててどんなものが食えるのか、ワクワクする。

 こういうウリがあると人を誘うときも説明しやすいよね。これって実はとても大切。これが明確だと、味も店の輪郭もはっきりする。わかってるなあというか、プロの仕事だなという感じ。

 で、これを焼いてるのは前田さんの娘さん。17歳だそうだが、この店の店長だ(前田父は「店主」)。小娘と思ってバカにしてはいけない。仕込みも彼女がしっかりこなしているのだ。

 娘と2人で店を回していく姿もまたドラマであって、この店のかけがえのない味の1つだ。私は「丼の中の味」だけではなく、こういう「ドラマ」もまた、ラーメン(というか食い物)の重要な要素だと思っている。

 聞くところによるとダシに動物の骨は使用していないという。使用するのは魚介や牛の肉などだと。私の聞き間違いや勘違いなのかもしれないが、もしデフォのつけ麺を含めて全部がそうだとすると、これまた「なるほど」だ。
 そんな店は他に滅多にないので個性的な味にもなるし、何よりも17歳の女の子の筋力でも毎日こなせる(豚骨を折るのは重労働なのだ)。とすればこれは、調理指導にあたった"師匠"である麺野郎庄司氏の優しさとプロ仕事の賜でもあるのだろう(これ推測)。

 なおこの海老は、「大阪にいてここに行ったことがないというのは、ニューヨークにいて自由の女神を見たことがないのと同じ」とまで言われる(^O^)新世界の串カツ屋八重勝の海老を意識したという。いわれてこれまたなるほどだ。

 北摂地域の人はよろしいなあ。現在、関西圏で一番充実したラーメン・つけ麺地帯だと思う。


麺哲式おしながき

 スープ割10円なので注意。(^O^)

食べログ

突然食いたくなったものリスト:

  • 登龍軒の酢豚

本日のBGM:
ボ・ク・ラ パノラマ /ハルメンズ




 私にとって、蓮舫は謝蓮舫なのです。



 クラリオンガールになるずっと前。高校3年生の頃。

 この写真で、少しファンになったのよ。

突然食いたくなったものリスト:

  • 炒飯

本日のBGM:
The Endless Basis /TERRA ROSA




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