今年いっぱい(12/30まで)で店をたたむという話を聞いて、和歌山市駅近くにある自走式バスラーメン店、○栄に行った。
閉店の話を聞くまでこの店の存在自体を知らなかったんだけど(^^;、バスラーメン店自体は大昔の記憶の中に小さく残る、懐かしい思い出だ。その店はどこの店だったかなんてもちろん覚えてないけれど、数枚の画像でしか記憶に残っていないシーンはみんな冬だったような気がする。当時、バスで店をやってるなんて、それだけでミラクルに感じたものだ。
バスラーメンはまだいくつか残っているらしいが少なくなっているのは事実だろうし、もうすぐ閉店ならレア感だってあるし(^^;、もし時間ができたら行ってみようと思っていた。
で、逃避も兼ねて、うまい具合に時間ができましたよと。(^O^)
まあむしろ、どこでもいいからクルマでぶっ飛ばしたいという衝動がまずあって、目的地を作った方がやりやすいというだけの話だったりするのだけどね。
一般道のみで行ったら案外遠くて(^^;、1時間半弱かかった。
外気温は0℃(たまに凍結警告のために道沿いに設置されている温度計にて)。晴れなのでもちろんビート氏はフルオープンだっ!\(^O^)/
国道24号線に出て紀ノ川に沿って西に向かう。知らないうちに国道から外れて県道14号線になってたが、まあいいや。(^^;
さっきまで川の北側を走っていたのにいつの間にか南側に渡らされ、また川沿いの道を西へ西へ。......しかしこの道がとても気持ちいい! 適度なカーブ、信号少なし景色よし。(^O^) こういうクルマに乗っててたまらん瞬間だなぁ。
いやそれはいいとして、○栄ですよ。
南海和歌山市駅の真正面の道を駅から100mほど進むと赤い提灯が見えてきて......をををを、これだーーーッ! バスラーメンはやっぱりインパクトがあるなあ。



バスラーメン○栄@和歌山市
おーさぶさぶさぶと、バス独特の折りたたみドアを開けてタンタンタンと3段ほどの階段を上る。中はとても暖かい。これだけでたまらん。(^O^)
店内に入ると「そりゃバスだから」と納得の細長い空間が広がる。手前と奧とで半分に仕切られており、奥が厨房、手前が客席。もちろんバスのシートは撤去されている。2つ向こうのテーブルでは1組の先客がいい感じで盛り上がっている。近所でスナックでもやってそうな奥さんとその常連らしきおっちゃん2人。これまたなんともたまらんシチュエーションだわ。

店内@バスラーメン○栄
奥さんが出てきて注文を聞いてくれる。中華そば(¥650)にしようと思ったが、こういう店ではやっぱりラーメンライス(¥850)かなと。
普通は「中華そば」なのに、ライスがつくだけで「ラーメン」に名前が変わっちゃうアバウトさがたまらんね。\(^O^)/ そもそも店名が「バスラーメン○栄」だし。
そこそこ待って出てきたラーメン(^O^)が、これだ。

ラーメンライス(¥850)@○栄
具はメンマ、もやし、ネギ、チャーシュー、カマボコ。
麺は普通の太さのストレート。
スープは豚骨醤油の醤油メイン。いわゆるところの車庫前系。
たまらんなあ。(^O^)
いやもう、これはもうね、シチュエーション込みでたまらんのよ。
バスで食うこともそうだし、1時間半もオープンで走ってきた体の冷え具合もそうだし、腹の減り具合もそうだし。
そういうの全部ひっくるめて最高のご馳走がこの1杯。
こりゃほんまたまらん。
ふりかけ、たくあん2切れが付いてくるライスを片手に、ガッツガツと麺をかき込む。豚骨醤油の匂いの上からラードの香りが追いかけてきて、「ああ、ラーメンだよこれ。うひょひょひょ♪」と笑いが込み上げてくる。レンゲがないのでズズズーーーっと丼から直接スープを啜る。熱~~~い。(^O^)

単独では中華そば。(^O^)
麺近影
いや、シチュエーションを差し引いた「味」そのものもいいんだよ(そういう切り分け方をする意味があるかどうかは別として)。店主が「他の店はスープを継ぎ足すからクサイ。うちは残ったスープは全部捨てて毎日新しく作るからおいしい」というスープは、地元ラーメンらしい地に足が付いた落ち着いた味を出している。
派手さは一切ないけど。
どう表現したらいいのかなぁ。5年前にまさに同じ和歌山の「車庫前系」の店、まるやまで食べて感じたことと同じことを感じた。
つまり、「この味を求めて遠いところまで行くほどの味では全然ないけども、地元では愛されるべき味」というもの。近所にあって、生活の一部になるような味。非日常ではなく日常。ハレではなくケ。(^O^) そういう味のよさがわからんと、ラヲタとしてどうかは別として、人としてダメです。(^O^)
閉店までにもう1回は来てみたいなぁ。
できればまたビート氏オープンで。(^O^) そうやって行くことは、しょせんヨソモノに過ぎない私のような県外ラヲタが、地元の人たちや店に示せる礼儀のようなものですよ。(^O^)
逆浸透膜方式の水を使用していることをやたらアピールしている。
こういう店舗で逆浸透膜を使ってくれてると、とても安心できるね。
バスそのものはまだまだ走れる。
もう70歳なので運転中の事故を心配して「何もないうちに」辞めることにしたのだとか。
おっちゃんはとてもクルマ好きだそうで、据え置きにしての営業は「ない」と。(^O^)(^O^)
「あのクルマ、寒ないか? ホンダの古いやつやなぁ」
と話が始まった。クルマ好きなのですよ。
バスは南海バスの10年落ちを120万円で購入して800万円で改装したそうだ。現在のバスは3代目で、10年目だとか。
この10年で4万キロの走行。購入の時点でどのくらい走ってたかまでは聞いてない。
まだまだ自走可能。
「人を雇ったらダメだけど、夫婦でやるんだったらいいよ。そらサラリーマンよりずっと実入りはいい」
ということで、バスの買い手募集中とのこと。
冷暖房完備。クーラー3台、ボイラー設置済み。
どうかね? (^O^)
追記:
走行距離は約80万キロ。
南海バスの時代に約76万キロ、バスラーメンになって約4万キロ。
全長約12メートル。路線バスではなく観光バスをベースにしている。
売価は100万円くらいだそうだ。
いくつかから声がかかっているそうだから、急げ急げ。(^O^)
最終日の30日はオールナイトでやるとか。
顔くらい出せと。(^O^)
営業許可証を見るところ、どうやら正式名称は「バスラーメン」みたい。
・食べログ
ただ、営業時間は↑とは少し違うようだ。

19:00~26:00
突然食いたくなったものリスト:
- ウェンディーズのJr.BBQバーガー(販売終了。。・゚・(ノД`)・゚・。)
本日のBGM:
E.G.G. /Cymbals

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