ロッテのガムのCMで、こんなのが流れていた。

プラスX「6人の桃太郎編」





何故か、桃が割れて、次々出てくるのは、
桃太郎の格好をした、KAT-TUNの6人!
「今度のプラスエックスはピーチミント」
「だから僕たちは桃太郎のかっこうをしているわけです!」
今回は、桃太郎に扮するKAT-TUNの皆さんがひたすら「自分たちが桃太郎の姿をしているワケ」をアピールするというもの。
名演技を、お楽しみください。

 これ見ると、どうしても1ヶ月ほど前にかなり話題になったこの記事↓を思い出してしまうよねえ。そんなことない? 作る側はそんなこと考えなかったのかな?

Japan's 'monster' parents take centre stage
http://www.timesonline.co.uk/tol/news/world/asia/article4083278.ece

「白雪姫が25人」日本のモンスターペアレントを英タイムズ紙が紹介、欧米人の反応は...
http://labaq.com/archives/51035958.html

 この「白雪姫が25人」のニュースはそこそこ話題になったはずだけど、日本の独自の記事は見たことない。どうも、ほんとなのかな?という気になってしまう。

 いや、あっても不思議じゃないとは思うんだけどね。なんかその、「あっても不思議じゃない」と思ってる部分だけで信じてるのかも、と自分でも思ってて。

 このニュースが出て1ヶ月以上経つわけだけど、どこの小学校なのかも出てきてないし。これだけ話題になれば出てきても不思議じゃないでしょ?

 男の子はどうするんだって気もするし。

 そういう疑問を持った人はいるらしく、こういう↓質問をしている人もいるが、得られた回答は「あっても不思議じゃない」以上のものではない。

yahooでこういう新聞を読んだけど、本当にそんなことがありましたか?
http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1017172925

 どうも眉唾だなあ。

 いや、こういう風潮はこういう風潮でもちろん問題で、たいていの人はその部分について語ってるのだから問題はないのだろう......とも思うのだけども。

 でも、

【1】「何となく感じている」
(なんか、モンスターペアレンツとか、今、教育現場は無茶苦茶らしいよ)
     ↓
【2】「それを裏づける?ようなそこそこセンセーショナルな『事実』が登場」
(「白雪姫が25人」の学芸会が出現!)
     ↓
【3】「ほらやっぱり」

 っていう経路は、

【1】「何となく感じている」
(感謝の気持ちは大切だよね)
     ↓
【2】「それを裏づける?ようなそこそこセンセーショナルな『事実』が登場」
(水は『ありがとう』で綺麗な結晶を結びます)
     ↓
【3】「ほらやっぱり」

 と、あまり変わらないような気もするし。

 ......てことは、「【2】はホントなの?」という疑問を投げかけたら「じゃあお前は【1】を否定するのか!?」とか怒られるのかな? (^^;

 でもなんか、この話の場合は

「それっぽいし、きっと本当なんだろうし、もし本当じゃなかったとしても、『今の親はヒドイ』って結論に変わりはないんだから、いいじゃん」

 とふと考えた自分がいる。
 うーん。やっぱり、水伝もこういうことなのかな。

 しかしこのニュースで驚くべきなのは、「白雪姫が25人」を勝ち取った親よりも、そんな凄い物語を書き上げた脚本家の超絶能力ではないだろうか。

 凄い腕だよ。(^O^)

 と思ったら、こういうこと↓になってたのね。完全に出遅れまくりで恐縮だ。
 いや、このエントリ自身が結局、桃太郎CMから思い出して過去から引っ張り出してきた古ネタだからして。

【作品募集】「25人の白雪姫」というタイトルの創作を募集します。
http://q.hatena.ne.jp/1213941881

 なかなか楽しい。
 しかしさすがに「25人の白雪姫」の学芸会の脚本になりそうなものはないね。(^O^)

 J-CASTにあった↓の記事中の、ジャーナリスト多賀幹子氏のコメントが「なるほど」だった。

モンスター親は日英米共通? タイムズ記事に共感コメント
http://www.j-cast.com/2008/06/10021573.html

白雪姫のエピソードの場合、アメリカなら『オーディションをきちんとやれ』というクレームになったのでは。最初からわが子をヒロインにしろという日本の親に、文化的な違いを感じたのでしょう

 この話は原題?では『Snow White and the Seven Dwarfs』(白雪姫と7人の小人)だったのね。

 『白雪姫』じゃなかったんだ。

 「Dwarf」は複数形でも「Dwarves」にならないのね。

突然食いたくなったものリスト:

  • ストロベリータルト

本日のBGM:
さようなら /SADISTIC MIKA BAND



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コメント(6)

先日、CXの「モンスターペアレント」というドラマで、まさにこういうネタを使っていました。最近注目している荒井修子という脚本家が書いているので視聴しようかと思ったんですが、やっぱり観ていて不愉快ですし、元々不愉快で当たり前な題材を捌く作劇の手際もあんまり良くないので、二話で脱落した番組なんですが(笑)。

ちなみに、何がイヤだったかと謂うと、モンペの問題を親と教師の大人同士の人間関係やコミュニケーションの問題に収斂させているのが、なんか違うんじゃないかということで、本来この問題で重要なのは子供を中心に据えた教育の問題だろうと思うので、これはコンセプトからしてダメだろうな、と。

管理人 :

>元々不愉快で当たり前な題材を捌く作劇の手際もあんまり良くないので、二話で脱落した番組なんですが(笑)。

私はこのドラマを見てないのですが、こういう「不愉快ネタ」はどうしても水戸黄門的というか、これの場合は「親が改心して一件落着」みたいなオチにしないことにはなかなか視聴者のモヤモヤは取れないだろうなあ、と推測します。(^O^)

>モンペ

これはなかなか秀逸な略称ですね。
「モンスター親」という中途半端な言い方よりよほどいいです。

>これはコンセプトからしてダメだろうな、と。

まあ、「今話題になってるからこのネタで1発やっとくか」的な軽いノリで企画されたのでしょうし、となると完全に脚本家は即興的なドラマ作成能力が問われるわけで、もしそういうことであれば、この方はこういう一発仕事は向いてないということでしょうねえ。

>hietaro さん

>>私はこのドラマを見てないのですが、こういう「不愉快ネタ」はどうしても水戸黄門的というか、これの場合は「親が改心して一件落着」みたいなオチにしないことにはなかなか視聴者のモヤモヤは取れないだろうなあ、と推測します。(^O^)

扱っているテーマと真っ向勝負をするのでなければ、通俗ドラマの作りとしてそれしかないと思うんですが、二話まで観た感じではそのどちらでもないんですね。オレも、戯画化されたモンペに敏腕女性弁護士が歯に衣着せぬ弁論術で立ち向かって改心させる、というようなベタベタな話だったらさほど不愉快でもなくて、「まあ、ドラマだからね」という話なんですが。

実際にはモンペの描写はやはりベタに戯画化されていて、ネットでも話題になったようなティピカルな事例を踏襲しているんですが、まずその不条理な主張で思い切り視聴者を不愉快にしておいて、そのストレスにどう手当するのかと思ったら、彼らの不条理な主張の裏には親たちが置かれた個人事情があるとか、こっぴどくやっつけるのではなく、それをわかってあげて忍耐強く対話すべきである、みたいな落とし所になっていて、そらぁ全然見当はずれの作劇だろう、と。

第二話なんて、父親の協力が得られず不安な気持ちで子供を育てている母親のつまんない無理筋の相談に、ただでさえ忙しい教師が真摯に応じてあげなかったから、不条理な主張がエスカレートしたんだ、という話になっていて、最終的には主人公が教師を説得して謝らせるというワケわからん落とし所になっていました。

最初に母親の不条理な主張をガツンと見せて煽った視聴者のストレスに、ドラマの作劇で応えていないばかりじゃなくて、真っ向勝負の問題提起としても間違ってませんかね、これ。教師って、大の大人の親御さんのカウンセラーまでやらなきゃならない職制なんでしょうか。

この種の不安というのは、子供がどうのという問題じゃなくてその母親個人が一人の人間として寂しいとか追い詰められているという話ですよね。この母親の言う無理筋の相談に真摯に応じるというのは、子供の教育とはまったく無関係に、その母親個人の悩みや不安に向き合うということですから、これって、本来なら教師の識ったことではないですよね(笑)。

教師がこういうロジックで真摯に対応すべきなのは、教師という職業が本来相手取るべき対象であり、一人前の大人としての成熟がそもそも期待出来ない子供に対してのみであって、飽くまで教育の範疇の事柄でしょう。その親にまで大人同士の対話が通じないとなると、その対話を維持する努力を一方的に教師の側に求めるのって間違っていませんかね。

本題の(?)「25人の白雪姫」のエピソードも、親たちのクレームに振り回された温水洋一が、最終的に「全員赤ずきんちゃん」の形に脚本を纏めるという脇筋をそのまま描いただけで、ほぼ何の作劇的手当もなし。単なる「モンペの実情を象徴する呆れた小ネタ」として扱っているわけです。そういう興味本位でそのまんま投げっぱなしの描写と、親切に親御さんのカウンセラーまでしてやるべきだという本筋の話が何処で整合するんだかもサッパリわかりません。

こういう次第で、通俗的な娯楽ドラマとしても真摯な問題提起としてもダメダメなので早々に切らせて戴いたというわけです。

管理人 :

>黒猫亭 さん

>実際にはモンペの描写はやはりベタに戯画化されていて、ネットでも話題になったようなティピカルな事例を踏襲しているんですが、……それをわかってあげて忍耐強く対話すべきである、みたいな落とし所になっていて、そらぁ全然見当はずれの作劇だろう、と。

あらららら。結局、「今のHOTな話題だから」という制作動機だから、入れ込むエピソードはほとんど決まってて、そこからどうやって物語に落とし込んでいくところがあまりにお粗末だと。
どうもその、戯画化されたエピソードだけである程度面白がってもらえるという甘えた読みがありそうですね。(^O^)

>教師がこういうロジックで真摯に対応すべきなのは、教師という職業が本来相手取るべき対象であり、一人前の大人としての成熟がそもそも期待出来ない子供に対してのみであって、飽くまで教育の範疇の事柄でしょう。その親にまで大人同士の対話が通じないとなると、その対話を維持する努力を一方的に教師の側に求めるのって間違っていませんかね。

今は親も子供だってことの皮肉な表現なのかもしれないと思ったりもしますが、きっと現実はさらに「教師も子供」だったりして、リアルを求めるならそのあたりも描写してズブズブにしちゃえばいいのに、とか思ったり。

>単なる「モンペの実情を象徴する呆れた小ネタ」として扱っているわけです。そういう興味本位でそのまんま投げっぱなしの描写と、親切に親御さんのカウンセラーまでしてやるべきだという本筋の話が何処で整合するんだかもサッパリわかりません。

ああ、それが制作動機そのまんまなんですよね。きっと。
きっとその小ネタだけでいくらか数字が取れると思ってるんでしょう。
注目の脚本家のようですが、社会問題的なものは得意でないのかもしれませんね。

遅れて参加ですいませんです。そういう話題になっていようとは。

そのドラマは見ていないんですが、「敵対するのではなく、クレームの背後にあるものを見なきゃ解決しない」的な主張は、教師でもしている人もいるんですよ。ある程度の広がりのある認識なのではないかと思います。

ただ、教師がカウンセリングを担うみたいな方向に話が進むのではなく、「単に異常な人なのか、それとも、たとえば学校への根拠のない不信感や無知などがあるのか、はたまた本当に学校に落ち度があるのかを、ちゃんと見極めて対処しよう。基本は相互の信頼関係を築くこと。それができないと事態は変わらないし、保護者から児童生徒への不信感の伝播という悪影響だけが残る」というような話なんですけどね。
これはぼくも一理あると考えています。そういうケースは確かにあるだろうと思えるんです。

しかし番組制作者は、その辺の話をつまみ食いだけしちゃったのかもしれませんね。ダメダメってことには変わりないですが。

ちなみに、ぼくの持論は「学校が対処するのが困難な場合は、保護者同士の問題にしちまってくれ。保護者の問題は保護者同士で解決する筋もある」です。ハードですけど。
教員の貴重な時間を、たった一人かそこらの、わけのわからん主張のために無為に長々と費やすのは、多くの児童生徒にとって迷惑なわけです。ってことはほかの保護者とだって利害関係が生じる。だから、PTAの役員なり学校評議員なりには事態の改善のために介入する権利・権限がある、という理屈です。今のところ、誰も支持してくれてないけど(爆)

それでも実際に、何度も何時間も教員に食い下がってたある保護者に、ほかの保護者も利害関係者という理屈を説明して「いい加減にせんと、オレがあんたに損害賠償請求訴訟を起こす」と申し渡したことがあります。幸い、その一度だけだし、実際に訴訟をするところまではいきませんでしたが、以後はちょっとその人の態度も改まりましたよ(本当に訴訟してたら、前例もないだろうし、勝てたんだかどうだか全然わかりませんけど・苦笑)。

管理人 :

>亀@渋研Xさん

>ただ、教師がカウンセリングを担うみたいな方向に話が進むのではなく、「単に異常な人なのか、それとも、たとえば学校への根拠のない不信感や無知などがあるのか、はたまた本当に学校に落ち度があるのかを、ちゃんと見極めて対処しよう。

なるほど、クレーム処理全般に言える話ですよね。

>基本は相互の信頼関係を築くこと。それができないと事態は変わらないし、保護者から児童生徒への不信感の伝播という悪影響だけが残る」というような話なんですけどね。
これはぼくも一理あると考えています。そういうケースは確かにあるだろうと思えるんです。

確かに。

これで思い出しました。知り合いが、息子の先生について、「あいつはあかん」という話をしていました。かなり悪口を言っており、もちろん呼び捨てでした。

私「それ、子供の前で言うてないやろうな?」

知「言うてる」

私「そんなことするなよ。親が先生のこと呼び捨てにして悪口言うてたら、子供もそんなもんやと思って先生ナメるのわかりきってるやろ」

知「だって腹立つもん。ヒドいんやで……」

私「それはわかったよ。ヒドいんやったら抗議したらいいし腹立てたらええがな。でもそれを子供の前で出すなよ。先生ってそんなもんやと思って見下すような子供に育てたいんか?」

知「それは……」

こんな感じ。(^^;

親から子供への不信感の伝播は非常にマズい(場合が多い)と思います。

>しかし番組制作者は、その辺の話をつまみ食いだけしちゃったのかもしれませんね。ダメダメってことには変わりないですが。

私も見てないんでアレなんですが(^^;、「べき」って話になっちゃあマズいと思います。

>教員の貴重な時間を、たった一人かそこらの、わけのわからん主張のために無為に長々と費やすのは、多くの児童生徒にとって迷惑なわけです。ってことはほかの保護者とだって利害関係が生じる。だから、PTAの役員なり学校評議員なりには事態の改善のために介入する権利・権限がある、という理屈です。今のところ、誰も支持してくれてないけど(爆)

それだけの勇気?とコストをかけてくれる人がいれば、ある意味ありがたいのだろうなと思います。

>それでも実際に、何度も何時間も教員に食い下がってたある保護者に、ほかの保護者も利害関係者という理屈を説明して「いい加減にせんと、オレがあんたに損害賠償請求訴訟を起こす」と申し渡したことがあります。

(^O^)(^O^)(^O^)

勝てたかどうかは別として、この場合、結局必要なのは「たしなめる人」がいるかどうかなんですよね、きっと。

この時代、そのあたりのことをすることすらかなりの気力と労力と勇気が要るようになっているのが問題の背景の1つなんだろうな、と勝手に想像。(^O^)

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このページは、hietaroが2008年7月17日 02:46に書いたブログ記事です。

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