『ビューティーコロシアム』の謎

 ビデオに録ってた『ビューティーコロシアム』を見た。

 これは以前別のところでも書いた話だけど、ここにも上げておこう。

 『ビューティーコロシアム』は容姿に悩みを抱えている女性を、美容整形をメインに、エステ、メイク、ヘアメイク、ファッションまで含めて「変身」させてしまうという番組。美容整形メインというところが『ノックは無用!』の「魅惑の変身」とは違うところだね(←ローカル話(^O^))。
 もちろんそういう業界が提供している番組だ。つまり、番組全体がCMみたいなもんですね。制作費含めてテレビ局としてはおいしいんだろうなあ。

 もともとこういう番組の元ネタは海外にあって、『世界まる見え!テレビ特捜部』とかでもよく紹介されている。

 私はこの番組、結構好きなのだ。
 容姿の変化具合もそうだけども、最後に出てきた女の子の自信を持った表情をみるのはなかなか気持ちいい。彼女たちが得るのは単なる容姿の変化ではなく、生きていく自信なんだよな。

 まあ実際は「変身」には結構なお金がかかるわけで、普通の人はなかなか踏み切れない。その「うらやましさ」を視聴者に納得させるため/嫉妬を感じさせないために、その人の凄い不幸話とか、あるいはちょっと甘い考えをよってたかってツメるという儀式があるのはちょっと不快だけども。(最近はツメるのはあんまりやらなくなったね。そういえば私は『マネーの虎』とかも大嫌いだった。......あ、「マネーの虎」って、「マレーの虎」の文字りだったんだね。今気づいた。_| ̄|○)

 ただ、見かけはキレイにしてくれるけど、見かけに多くを割いて、マナー?とか歩き方とか見えにくいものまで手を出さないところが『マイ・フェア・レディ』とか『プリティ・ウーマン』とは違うところかな。まあCM番組だから仕方ないんだろうな。

 ところでこの番組を見てて気づいたことがある。

 元ネタの海外番組と日本のビューティーコロシアムは、内容としてほとんど変わらないんだけども、1つだけ、演出が大きく違うところがある。

 それはいろんな手を施して「変身」が完成した女性をどういうふうに見せるか、というところ。

 日本の場合は、カメラはまず本人の後ろ姿を見せ、次にその人を見て驚いている驚き屋タレントの顔を映しだす。
 そして一旦CMに行き、CM明けにはまたさっきの驚き屋タレントの顔を映して、その次にやっと「変身」後の姿を見せてくれる。
 間にCMを入れ、驚き屋を見せ、もったいぶってやっと「変身」姿にたどり着くのが日本のスタイル。

 それに比べ、元ネタ番組では「変身」した姿はあまりにあっさりと見せてくれる。
 もったいぶられるのは視聴者ではなく本人。
 「変身」した本人はお披露目のその瞬間まで自分の姿を見せてもらえないのだ。
 お披露目の段では、本人がソデから現れて、まず観客は彼女がどう変わっているかを確認する。この時点で本人はまだ自分の姿を知らない。そしてみんなが見守る中、鏡にかけられた幕が外され、自分の変身した姿とご対面する。
 見た本人は、驚き、涙を流し、体一杯に喜びを表現する......これが番組のクライマックスになっている。

 もちろんこの演出の違いはわざとのはず。
 日本でビューティーコロシアムを制作する時に、意図的にこの演出が変更されたってことだろう。

 一体、どうしてなんだろうか?

 ↑最初にこれを書いた時には、その理由を、日本人は誰かが無条件に喜んでる姿を見るのが好きじゃないから(嫉妬ね)じゃないかと書いたんだけど、あまり自信がなくなってきた。

 実際、どうなんでしょうね?

突然食いたくなったものリスト:

  • 純情屋の塩つけめん

本日のBGM:
あなただけを /MOPS



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