PC雑誌を見て悲しくなった話

 地下鉄に乗ってると、向かいに座ってるサラリーマン(らしき人)が読んでた雑誌の表紙の文字が目に入って、ひっかかってしまった。

 それは『日経PC21』というパソコン雑誌。
 買ったことはない。

 表紙には、↓みたいなことが書かれている。(この文言はこの雑誌のサイトから引用した)

◆特集1
「HDD交換」&「メモリー増設」で体力増強!
史上最強のパソコン強化術


◆総論
効果満点! パワーアップで起動時間が半減
◆ノート編
HDD交換で容量6倍! あと5年は快適に使える
◆デスクトップ編
手強い「省スペース型」、設置場所の把握がカギ
◆ビスタ編
「メモリー1GB」は論外! 2GBへの増設は不可欠
◆ディスプレイ編
一度使うとクセになる? ワイド液晶の魅力

最初は元気だったパソコンも、3~4年たつと徐々に弱ってくる。ウィンドウズの起動で3分近くかかるようなら、もう限界だ。そこでお勧めしたいのがパワーアップ。メモリーとハードディスクを増強すれば、新品同然のパソコンとして生き返る。

 見て、呆れました。

 HDD交換したくらいで「あと5年は快適」ですか。
 買って3~4年のPCを対象にしてるわけだから、発売後8年のPCが「快適」に使えると断言ですか。

 Windows95が発売されてからWindowsXPが発売されるまで6年。8年といえばそれプラス2年ですよ。

 486PCのHDDとメモリだけ取り換えて、WindowsXPの時代まで使うと断言してるようなもんなんですよこれ。
 しかも昔に比べて今、今よりも将来の方がスペック向上のスピードは速いわけだから、おそらくギャップはもっと大きくなるはず。

 なんかね、もう、よー言うわと。_| ̄|○∠))

 だいたい、

「最初は元気だったパソコンも、3~4年たつと徐々に弱ってくる。ウィンドウズの起動で3分近くかかるようなら、もう限界だ。」

 というだけなら、単にWindowsの再インストールで解決じゃないか。

 もう、とにかく見てて悲しい。

 ちなみにこの雑誌のキャッチフレーズは

「ビジネスマンのパソコン誌、必ず使える必ずわかる」

なのだそうだ。ひたすら悲しい。

 ちゅうかまあ、こういう大風呂敷を大風呂敷だとわかった上で対応してるんだと思うんだけどね、読者は。オトナ向け雑誌なのだよ。

 ついでに。

 1995年06月発売の私のノートPC、「富士通 BIBLO FMV-475NL/S」と、そのちょうど8年後の2003年06月発売の「FMV-BIBLO RS18D/ST」(適当にWebでみつけてきた)を比べてみる。

BIBLO FMV-475NL/S FMV-BIBLO RS18D/ST
CPU Intel i486DX4-75MHz AthlonXP-M 1800+
Main Memory 8MB (on board / max 24MB) PC2100 DDR SDRAM 256MB
HDD 340MB 40GB

 さて、これ、HDDとメモリとを増強するだけで何とかなりますかそうですか。

 そういえば昔、同じようなことを書いた記憶がある。

2003/02/09の日記

 この日の7つめに書いたこと。

 あ、これは『日経WinPC』か。

 ったく、日経ってのは......。

突然食いたくなったものリスト:

  • ふんわり名人

本日のBGM:
エスケープ /稲垣潤一




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このページは、hietaroが2007年12月 4日 03:46に書いたブログ記事です。

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 人々は「甘ったれるんじゃない」と、言うかもしれない。
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小田嶋隆『パソコンゲーマーは眠らない』より。


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